January 12, Cape Cod
以前にも何度かあったことですが、またもや長らくウェブページを更新せずに放っておいたお詫びをしなければなりません。この間幾つかのセッションに参加しました。(Willie Otieriの「Jazz Gunn」プロジェクト、Gina Fnat-Saezの何曲か、そしてMurali Coryellのとてもクールなライブなど・・・彼はLarry Coryellの息子なんですが、僕にとって以前に仕事をしたミュージシャンの息子さんとも仕事するっていうのは、初めてでした。)それからTony Levin Bandのツアー準備も進めています。今回は3月下旬から始まって、メンバーは去年のツアーと同じ(Larry Fast、Jerry Marotta、Jesse Gress)ですが、新しいCD「Pieces of the Sun」からの曲を演奏します。現在のところ公演予定地は、Philladelphia、Washington、New York、Boston、Springfield、Montreal、Toronto、Cleveland、Detroit、Chicago、Denver、Santa Fe、Los Angeles、San Francisco、Sacramento、Eugene、Portland、Seattle、Vancouverとなっています。(これ以外に日本と南米でも。)もちろんこのサイトで総てのスケジュールをお知らせしていきますし、ツアー情報専用のサイトを作っちゃうかもしれません。
もう一つの世界・・・ここ、Cape Codへ来て家族といろんな話をしてる中に、父から昔していたラジオやテレビの仕事の話を聞きました。(訳注:Cape CodはBostonの南東から、大西洋に向かって鈎のように突き出た岬で、別荘地・保養地として知られています。)僕も小さい頃に父がWHDHラジオで技師をしていたのを覚えています。今ではBostonのテレビの5チャンネルになっている局です。元のオーナーは新聞社のHerald Travellerだったのですが、連邦通信委員会によって新聞社がTV局のオーナーであることは、あまりに影響力が強すぎると判断されて、売却させられています。(巨大マスコミ企業が何十もの関連メディアを独占し、お抱えの代議士を利用して有利な法律を通過させるような現在では、まるで信じられない話でしょう?)それはともかく、時々ふと思い出されて語られる昔話の一つなんですが・・・父の話ではこのWHDHラジオは、元々地元Bostonの一人の漁師さんが始めたそうなんです!それで毎朝5時に、この局はBostonの魚市場での総ての魚の販売価格を流してたそうです。おかげでまだ沖で漁をしている人々も、船に乗ったままで相場を知ることが出来たとか。その後、この局が規模を拡大し(僕が子供の頃行ったことのあるBostonのダウンタウンのスタジオなどを買収して)父も技師の仕事で雇われることになりました。ある日彼がリモート・レコーディング(局外録音)の仕事に出たときのこと・・・つまり局のライトバンに乗って、当時はまだテープレコーダーが一般的でなかったので、ワイヤーレコーダー(鋼線録音機)にインタビューを録って来るということなんですが・・・局へ帰る途中(録音機の巻き戻し機能が、再生と同じ速さでしか出来なかったので、帰りの車内ではずっと録音機のワイヤーを巻き戻し続けて、局に着いたらすぐに放送できるように準備しなきゃならなかったそうです)、局に彼の父親から電話があったとの連絡を受けたそうです。これを聞いた父は、母の陣痛が始まった連絡だと知っていたので、局の一台限りの車を貸してもらって病院へ向かったところ、途中で、まだ病院に着く前の祖父の車に合流、そうして僕の出生に立ち会うことが出来たんだそうです!
January 16, Woodstock
今週はAnaheimのNAMMショー(訳注:毎年行われている全米最大規模の音楽産業トレードイベント)に出かけるので、仕事はオフです。
毎年この時期に僕がやることと言えば、西部へ出かけていって、機材を見てまわり、星の数ほどある楽器のブースの中から数カ所を写真に撮って、ロサンゼルスに住んでいる友人のRick Marottaの家に泊まって、彼が作るまことに美味しいスパゲッティをご馳走になって、その写真を撮ってこのページに載せる、ということです。
Rickは毎年同じことをやってるなぁと言うんです。…よし、じゃあ今年はNAMMの写真をもっと増やして、Rickのスパゲッティのは減らすことにしょう。でも、今年はトレードショーに行くのは一日だけなので、いつもよりもっと面白いものを気を付けて探すことにしょう。
January 20, Anaheim
さて、今回はほんの2日だけとはいえ(いつもなら5日以上はいるんです)、NAMMショーへ出かけるのは楽しくて、へとへとになって、それから…、全部を見て回るには短すぎます。
というわけで、今回のNAMMショー2002の写真とコメントを載せたページを作りました。
僕が見た中で、一番興味を惹かれたのは(とても全部は見て回れませんが)、Ernie Ball/Music Manのブースで、従業員が全員合衆国大統領の扮装をしていることや、ギネスビールの空き瓶に空気を吹き込んで音を出すパイプオルガン、それから、見ていて欲しくなってしまうような、いくつかの機材などです!
今週はこのあと、L.A.のスタジオで仕事がありますから、来るツァーのリハーサルのために家に帰るまでの間に、そこからも少し写真を更新したいと思っています。
Feb. 3, Woodstock
昨夜は、僕の娘のMaggieがミュージカルのキャバレーに主役で出演したのを見て、エキサイティングな時間を過ごしました。彼女の成長を見守ってきた中で、こんな才能があるだなんて気づかずにいたようです。彼女が父親のようにロードにでかけるようになるまで、どれくらいかかるんでしょう。
それから、もうひとつエキサイティングなことがあります。僕の新しいCD、 "Pieces of the Sun" がもうすぐ、2月12日に発売になります。
今回は、このCDはPapabearのサイトでは最初の一月はお売りできないんです(ビジネス上の理由です。興味のある方のために、後ろの方で説明してあります)が、もう既にAmazon.comには載っていますし、合衆国では12日にレコード屋さんに入荷していることでしょう(と、望みます)。その他の地域でもすぐ後から発売されます。
このCDは昨年一緒にツァーをしたプレイヤーをフィーチャーしています。ドラムスにJerry Marotta、シンセにLarry Fast、ギターはJesse Gress(そして、一曲は、ゲストとしてCalifornia Guitar Trioが参加しています)。僕たちは、このCDの曲を持って、またすぐにツァーに出て演奏するつもりです。(ツァーの日程は決定したものから下に書いてあります)
今回のリリースにあたり、僕の作曲は前よりもプログレっぽいものになっていますし、各プレイヤーをフィーチャーし、それに、クラブを回ったときに感じたバンドのバイブレーションを大事にして作りました。それから、Larryと僕がずいぶん昔に一緒に演奏した、Peter Gabrielの曲(タイトルは、"Dog One")を入れました。この曲は、Peterはどのアルバムにも入れてないんですが、今回、再録音することを認めてくれました。でも、今回ボーカルはバンドの中だけで受け持っていますけど。それからLarry Fastには、僕が好きな彼のアルバム、Synergy の中の曲、"Phobos" を入れさせて貰うようお願いし、最新バージョンで録音しました。それから何曲か僕の手の混んだ作品と、すごく変わった"Tequila,"が入って、総計67分間(訳注:日本版はボーナストラックが入って72分間強あります)の大作、"Pieces of the Sun."がお届けできることになりました。
そうそう、最初の一月はここでお売りできないというビジネスの話。それで、これまでレコード・ビジネスについて勉強してきて、とくに前回のリリース(これもNarada Recordからでした)から、こういうことを学びました:
殆どの売り上げは"調査"されていて、一週間の売り上げはレコード会社と販売店に記録されています。どこの地域でも、売り上げが伸びれば、そこの地域にもっとCDが供給されます(つまり、もっと売れるようになるということを意味します)。Papabearレコードは調査できませんし、どこか売れている場所にセールストータルをお知らせすることもできません。それで、今回は、最初の一月は買いたい方はお店で買っていただきたいんです。そうすれば、更に供給されるようになるわけなんです。ヒュ〜!僕は音楽作りを考えている方が、セールスを考えるよりずっと楽しいですよ、全く!
Feb. 9, Montreal
ここ2、3日は、Montrealへ車で北上して、アルジェリア人の歌手、Lynda Thalieさんのレコーディングに来ています。来週の火曜が僕のアルバムのリリースの日なので、最近二つ三つインタビューを受けました。そのうち一つは作曲とレコーディングに焦点を当てて、webで公開されています。Experiece Music Projectのサイトをご覧下さい。
下に書いてある公演地のリストがどんどん膨れ上がっているのがお分かりかと思いますが、今度のツァーは目一杯です。バンドにとってはヴァンでの長いドライブ(!)のようなものですが、このツァーではできるだけ沢山の場所で公演したいと思っているんです。(可能なら長距離用にツァーバスを用意したいと思っています。そしたらば、このページを更新する時間もたっぷりとれていいと思ってるんです!)
ところで今回のツァーメンバーは、前回と同様(アルバムに参加しているのも同じ)Larry Fast、Jesse Gress、そして、Jerry Marottaです。
With Robbie Dupree
March 16 - Mt Fuji, Japan - Fuji Ballroom at Fujikyu Highland Hotel
Tony Levin Band Tour
March 27 - Philadelphia - North Star Bar - 215 922-5900
March 28 - West Springfield, VA - Jaxx - 703 569-5940
March 29 - New York, NY - Bottom Line
March 30 - Rochester, NY - Milestones
March 31 - Montreal PQ - The Cabaret
April 2 - Toronto, ONT - Lee's Palace
April 3 - Cleveland, OH - Beachland Ballroom
April 4 - Ferndale, MI (Detroit) - The Magic Bag - 248 544-1991
April 5 - Chicago, IL - Martyrs
April 6 - Milwaukee, WI - Shank Hall - 414 276-7288
April 7 - St Louis, MO - Blueberry Hill - 314 727-0880
April 9 - Denver, CO - Bluebird
April 11- Phoenix, AZ - Rhythm Room
April 12 - San Juan Capistrano, CA - Coach House
April 13 - Los Angeles, CA - Key Club
April 14 - San Fran,CA - Great American Music Hall - 415 885-0750
April 16 - Santa Cruz, CA - The Rio Theatre
April 17 - Sacramento, CA - The Boardwalk
April 18 - Portland, OR - Alladin Theatre - 503 234-9694
April 19 - Seattle, WA - Century Ballroom - 206 324-7263
April 20 - Vancouver, BC - Richards on Richards
April 25 - W.Springfield, MA - Springfield Arts Festival
April 26 - Boston, MA - House of Blues
May 3 - Buffalo, NY - Tralfamadore Café
(more as they are confirmed)
Feb. 12, Tacoma, WA
今日は、新しいアルバム、Pieces of the Sun の発売日です。
リンクはこのアルバムの新しいページに張ってあって、説明や沢山のサンプルが入っています。今週中には更にこのページをリファインしようと思っています。
ご想像通り、この音楽を携えてステージに立って、お客さんにお聞かせできることはすごくエキサイティングなことです!山盛りのツァーの計画を立てていますので(それに、相当の距離の移動も含まれています)実のところ、この発売日のことまで気が回らなかったんです。ここTacomaでJerry Marottaと小さいパーティをすることになるでしょう!(僕たちはここで数日レコーディングをしてるんです)
Feb. 13, Tacoma, WA
ワオ、Amazonの売り上げランクで、僕の新しいCDは49位を記録しました(いつもは僕のリリースは1000位以上なんです)。こんなに早くから僕の音楽を支持してくださった方たちに感謝します。
世界中にこんなにも沢山の音楽が溢れている今日にあって、通常のメディアやラジオで聞く機会もないような新しいリリースにお金や労力を払おうという意思を持った人たちがいることは、
本当に貴重なことだと思います。その労力に見合う価値のある音楽であることを願っています。
(もうひとつ良いこととして、Amazonは、編集者のレビューを載せて、僕に送ってきてくれました。新しいCDのページのためにすごく欲しかったものなんです。
" リリースへの批評" の欄がまったく空っぽだったんですから!)
Feb. 18, Woodstock, NY
今週から、"Pieces of the Sun"の合衆国ツァーに向けて、リハーサルを始めました。(少し早すぎるかもしれませんが、3月はバンドの面々はそれぞれ、Jerryはロサンゼルス、Larryはヨーロッパ、僕は日本と離れていますので、ツァー最初のショーに向けて、今やり直しておかなくちゃならないんです)
新しいCDに入っている曲をライブバージョンで演奏するというのは素敵な挑戦だと思います。一曲では、Jerryと僕はアクスティックギターでJesseと演奏することになるでしょう(California Guitar Trioの演奏を再現するためです)それに、Tequilaでは、ドラマーのJerryがサックスソロを演奏する間、ツァーの売店とモニター担当のDoug Stringerが飛び込んできて、ドラムを叩くことになります。
それから、他の曲では、僕はチェロからベース、そしてスティックへと素早く楽器を取り替えなくちゃなりません。それとも、同時に2本か3本の楽器を身につける方法を編み出さなくちゃならないかどっちかです。楽しいでしょ!(リハの写真は勿論載せますからね!)
Feb 21, Woodstock
ツァーに向けてのリハーサルを今日から始めました。まったく新しい機材に慣れるのがすごく大変。耳の中に入れるタイプのモニターやら、借りてきたギターやら、Jerryはラジオ・サキソフォンを試してみています。それに、歌詞を覚えなくちゃなりません..."Dog One... Dog Two... Dog...." 次の言葉は何でしたっけ??
また明日も続きますから、写真も載せますね(でもそれは、僕のベースまわりが全部うまくいった後でね!)
|
 ギターの海
|  スタジオにて |
Feb 23, Woodstock
リハはさらに続き、Dog Oneと、熱狂的なThe Fifth ManのMPEGをご覧下さい。
一つ確かなことは、もっとリハーサルが必要だってこと!
Feb 28, Woodstock
リハーサルは終了しました(とは言うものの、最初のショーにはまだ準備万端とは言い難いんですが!)。新しいCDに関してのインタビューを受けることや、ツァーの詳細の詰め、それに、今度のバンドのツァーに関してのウェブサイトの仕上げをすることに気持ちを切り替えています。
でも、ツァーが始まる前に、僕はRobbie Dupreeと一緒に日本へ行きます。この旅は、二つの点でいつもとは大きく違うものになりそうなんです:
まず最初に、たった一回のショーで演奏するためにはるばる日本まで行って帰ってくるなんて、誰もやったことはないでしょう。でも、今回はそうなりそうなんです。気が遠くなるほど長いフライトをして、演奏するのはたった2時間なんです。
別の観点から言うと:ショーは富士山の麓のリゾート地であるんですが、ここには世界で一番高い(あるいは長い)ジェットコースターがあるんだそうです!ジェットコースターは特別僕の趣味という訳ではないですが、このページのために、その頂点で写真を撮りたいという誘惑には勝てそうにありません。それで、約束したいと思います(そこへ行って、それがどんなに怖そうか見る前に)。僕はジェットコースターに乗って、何枚か写真を撮ってここに載せます。それでこそこのページは正真正銘、"road diary".になろうってもんです。
追記:Tom Gagliardiの
Gagliarchivesは僕も好きなフィラデルフィアのラジオ番組なんですが、今週土曜、3月2日の午後10時(合衆国東部時間)(訳注:日本時間では、3日午後0時)に僕のインタビューが流れます。
March 1, Woodstock
ツァーについての新着情報:Woodstockでのショーが決定して、ワクワクしています。4月27日に、地元では最高の場所のひとつ、Bearsvill Theaterでやります。もうひとつ、スペシャルなイベント。4月7日にSt. Louisにある"Blueberry Hill"では、
California Guitar Trioも入場料はそのままで公演をすることになりました。(きっとこの夜は、お互いに飛び入り出演することになるだろうね!)
March 10, Woodstock
これから二日間日本へ出かけて、向こうからまた楽しい更新をしたいと思っています。
でも、それよりもっと大きなニュースがあります。今夜僕たちはついにTony Levin Bandのサイトを立ち上げました。
今のところはまだツァーが始まっていないので、ほんの少ししか中身はありませんが、覗いてみると楽しいですよ。キュートなページになっています。
ツァーに出たらば、このサイトは頻繁に更新し、お客さんやバンドの写真や、ショーからのオーディオクリップ、それにツァーのニュース、セットリストも載せますし、更に、ゲストブックやなんかも用意してあります。
March 12, Los Angeles
東京への道中、ちょっとロサンゼルスに泊まっています(でも、滞在中殆どオンラインでいます!)。新しいバンドのウェブサイトは反響が大きくて、ゲストブックには沢山のコメントをいただいています。全部にお答えできないんじゃないかと思うくらいです。バンドのメンバーにも助けてもらおうと思っているところです。(でもいくら彼らでも二つのダイアリーの維持の方までは助けてくれないだろうけど!)
さしあたり目下の目標は、と言えば、富士山にあるという世界で一番高いとか早いとか、まぁそんな風に言われているジェットコースターに乗って、写真を撮るという誓いを果たすことです。(向こうへ行ったら必ず見つけます)
Peter Gabrielが新しいアルバムを今年中に出すという噂を聞きました(こういう噂は初めてじゃないんですが)。彼のベースを担当しているからには、公表される前に僕の耳に入ってくるんじゃないかと思われるかもしれませんが、そんなことないんです。何人かの友人からウェブにそう書いてあったと聞いたんです。このことについては何かはっきりしたことを聞いた時点でここにちゃんとお知らせします。
昨年冬のツァーの後、California Guitar TrioとPat Mastelottoと僕は、Austinにあるスタジオでレコーディングを行い、特別素晴らしいアルバムになるだろうという手応えがありました。これが、ミキシングが進んで、更に素晴らしい仕上がりになっているようです。(Bill MunyonとPatによる優秀な制作とエンジニアリングによるものです。彼らはPapaBear Recordから出ているBPM&Mを作った人たちでもあります)
きっとこのアルバムが発売される時には興奮を呼ぶだろうと思います。DGMから、多分この夏の最中か終わり頃には出ることになるでしょう。そしてもちろん、PatがCrimsonのツァーから帰り、僕もツァーから家に帰ってきて、グループとして一緒にツァーに出られるように努力したいと思っています、また曲作りでエキサイティングな夏になることでしょう。
次の更新は日本から(インターネットへのアクセスの神様が僕に微笑んでくれますように)
March 20, Santa Monica, CA.
二つのジェットコースターの物語 (そして、二日間の聖パトリック・デー!)
日本への旅の後、合衆国に帰ってきています。この更新が遅れたのは、他に山ほどの仕事があったからなんです。Robbie Dupreeのショーは、富士山のリゾート地でありました。このリゾートの主なアトラクションは、以前にも書いていたように、巨大なジェットコースターです。これは、僕たちが泊まって演奏もしたホテルがある大きなアミューズメントパークにあります。それで、僕のホテルの部屋からの眺めは、大観覧車とジェットコースターのうちの一つなんです。楽しいことに、朝それが動きだしたのが分かったのは、ベッドの中から絶叫が聞こえたからだったんです!
日本で演奏したあと、レコーディングの仕事でLos Angelesへ飛んで帰りました。僕が着いたとき、ちょっと時差ボケ気味だったんですが、僕のホテルは海の上にあって、窓から何が見えたと思います?Santa Monica埠頭にある大観覧車とジェットコースターだったんです!
(写真は下にあります)
ところで、僕の富士山で(巨大な)ジェットコースターに乗るという誓いですが...果たせませんでした。本当に乗りたかったんです...でも、並んでる列がすごくすごく長かったんです。本当に。いや、本当にあの巨大な最初の10階分を墜ちるところが恐かったわけじゃなくて、実際のところ列が長かったせいなんですってば。ほんと。
最初の日は僕らは全員あのジェットコースター(すごく高いんです、実際)を眺め、二日目にここへ戻ってきて乗ってやろうと決めたんです、でも、週末のあの列は相当なもので、サウンドチェックの前には時間がなかった....。サウンドチェックの後(僕が泳ぎに行ってる間に)二人ばかり走って乗りに行ったようです -- Robert Frazza(エンジニアで、来月からのツァーでは僕と一緒になるので、この名前はもっとおなじみになるだろうと思います)と、ギタリストのJeff Pevar...彼らは話ばっかりじゃなくて、実際に決行したんです!
でも、彼らが行ったなんて知らなかったんです、もし知ってたらきっと一緒に行ってました...本当だってば!
日本でも聖パトリック・デーを祝うのだろうか、と思っている人がいるでしょうが、日本でも実際祝っていました。ドンチャン騒ぎには加わらず、静かな山のリゾートの朝を過ごしていました。それから他のミュージシャンと一緒に、午後5時発のフライトのため成田空港へ向かいました。でも、夜の間に日付変更線を越えたので、僕たちがLAX空港に着いたのは、同じ日の午前9時 ---二度めの日曜で、二度目のSt. Patrickデーでした!
バンドのウェブサイト(今度のツァーとバンド仲間についてのサイトです)は進化してます。
Larry Fastはいくつか面白いものを彼のところのページに追加しました。(そうそう、それについての説明を書くのを忘れてましたが、メインページのミュージシャンの顔のところをクリックするとそれぞれのページにリンクするようになっています)それから、更に新しく、アーティストのDenis Rodierがすごくユーモラスなマンガを沢山書いてくれました。(最初のページも一見の価値があります)
質問と回答を載せた "ゲストブック" も楽しいですよ。
ツァーについて山ほどの細かいことをやりくりしているところです。毎日のようにインタビューも受けていますし...Tシャツはショーの最初の数日には間に合いそうにはありません...スティック用のディストーションユニットを偶然手に入れました...ロード中には、楽器屋さんの何ヶ所かでクリニックをやることになると思います...
続きはまたすぐに!
March 26, Milan, NY
左のコラムにトニーレビンバンド・ウェブサイトへのリンクを作りました。ここでは、ツァーのスケジュールや写真、バスページなんかをダウンロードできるように更新を続けます。
今日はリハーサルで(そう、N.Y.のMilanで!)、ツァーの道具の取り回しやらそれがちゃんと動くかどうか、とか、P.A.のシミュレーションなんかを狂ったようにやっていました。(リハーサルをやれる場所はここしかなかったんですが、なんとキャンプの中のジムなんです!子供たちが出入りして僕たちが演奏している間、バスケなんかやってたんです。でも、他のいろんな問題に比べれば、そんなことは全然大したことじゃありませんでした。)
さて、すべてうまく動くようだし、練習も充分で、アレンジが身近に感じられるようになったようです。(とはいうものの、ペダルとかスティックのスタンドの位置やらケーブルのとりまわし等々を間違えたりしてました)
それで、明日はいよいよバスとご対面(エスプレッソマシンを積み込みます)して、Philadelphiaへ出発です。すばらしく愉快なツァーになるように願っています。
それから、ツァーの間、ウェブサイトの訪問者の方たちと出会えることを願ってます。
先週はSanta Monicaで、友人のVonda Shepardとレコーディングをしていました。
僕は彼女の以前のアルバムの中の一曲で演奏しているんですが、さらにいい曲に仕上げることができて嬉しく思います。今回はJerry Marottaもこの曲に参加しています。この春には、彼女とヨーロッパツァーに出ることになっています(僕のツァーが休みにはいってからです)。これまで訪れたことのない街で演奏できるのはきっと楽しいでしょうね。
ニュース:Peter Gabrielは、この9月にアルバムを出して、11月、12月と合衆国ツァーをすると聞きました。イェイ!詳しいことが分かったらまたお知らせします。
このページのアクセスは900,000を越え、百万ヒットまであと少しです。タイプする指が疲れるわけだ!
March 31, Montreal
さて、先週は沢山のことがありました(そしていつも通り、その真っ最中にはここにそのことを書いている暇もありませんでした!)
まず今日の分から始めましょう。
バンドのバスは、昨夜はショーが終わった後、午前1時半にRochesterを離れました。しばらくおしゃべりした後、それぞれの寝床にもぐり込んで睡眠を取りました。ところが午前4時にはカナダの税関に着いてしまって、不運にも、全員バスから出て入国審査室に入るように要請されました。寒い待合室の椅子で居眠りしながら待ってまって、待たされました。
ようやく僕らは、順次一人づつ調べると言われて、バスで待つことができるようになりました。バスに戻って(僕はあんまり疲れてたので上着も靴も脱がずに、いつでも戻れるようそのまま横になりました)3時間後、午前7時に、僕たちのうちたった二人に話しを聞いたあと、通過が許可されました。僕自身は、その間のことは午前10時にMontreal近くに着くまでおぼろげにしか意識がなくて、服もしっかり着たままだったんです。これがバスの暮らしってものです!
さて、次に昨日の話をしましょう。
New Yorkでの二回のショーとその後のバスへの機材の積み込みをすませ、(Villageを出たのは午前3時!)夜から朝までずっとバスに揺られて、ロチェスターに着いたのは朝の10時でした。ホテルの部屋(たった4時間だけの予約)でつかの間の睡眠をむさぼりましが…。でも、昔なじみの場所をうろつくチャンスは捨てませんでした。僕はRochesterの会場のすぐそばのカレッジに通ってました。一番気にかかっていた学校の隣のカフェは、まだそこにありました。名前は変わっていましたし("The Coffee Shop" から "Jave Joe's" へ)、コーヒーも、昔はただの白いカップに、焼けるように
熱い、いかにもダイナーという安物のコーヒーを出していた店が、やたらと高級っぽくなっちゃっていましたけれど。でも、ここは僕がRochesterにいた4年間の間、長い時間を過ごした場所です。それで思わずまた出かけてしまったのです。ここで何人かの友人に会い、思い出話をしました。
ショーの前後には、親しい友人とも会いました。こういう、長くご無沙汰している友人と会えるところが、ツァーのすごくいいところだと思います。
でもただ一つの欠点は、ショーの後ではなるべくCDにサインをするようにしているし、人混みの中ではどんなに古くて親しい友人だとしても、なかなかゆっくりと話ができないってことでしょうか。
何年も前なら、Rochesterで演奏するたびにバンド全員が僕と連れだってとびきりのクラム・ソースを味わわせてくれるDick Zicari に行っていたんです。ああしかし、今の僕たちはすぐバスに乗ってカナダに向かわなくてはならないのでした!
April 3, Cleveland
MontrealとTorontoでの素晴らしい公演を後にカナダ東部周遊を終えました。
もし会場に行けなかったなら、ぜひ僕のバンドとツアーの新ページをチェックするのをお忘れなく。そして、バスのページ で楽しい写真と日記、それからブラウザーによってはメンバーの頭がぴょんぴょん跳ねるのをご覧下さい!
昨夜、TorontoのLee's Palaceでは親友のシンガー、Larry Gowanがアンコール曲「Salsbruy Hill」に参加してくれました。僕らもお客さん達も大喜びでした。彼は普段Styxxと一緒にツアーに出ているのですが、幸運にも今回は地元にいて、ショーに顔を出してくれたのでした。
さてこれからまたショー続きの忙しい一週間になります。Cleveland、Detroit、Chicago、MilwaukeeそしてSt. Louisと連夜の公演が続き、その後Denverからの西部地域へ向けて長いバス旅が待っています。この続きはまたすぐに・・・それからtonylevinband siteのほうも更新していきますので注意していてください。
April 8、Kansas州のどこかで
St. LouisからDenverまで延々とバスで移動中・・・ダイアリーの更新にもってこいの時間ですが、実はそれ以外には殆どすることがありません!Cleveland、Detroit、Chicago、Milwaukee、St. Louisと、エキサイティングなショーが続きました・・・段々声がかすれてきているのは、たぶん睡眠時間が短いのと、ショーの後でお客さんと喋りすぎるのと、Elephant Talkを「歌う」せいでしょう。(叫ぶ、というほうが近いかもしれませんが。)そんなわけでバスの中ではじっと黙っています。(といっても電話インタビューを2回ほどやりました・・・Kansasに入っての携帯電話の受信の危ういこと!)そしてtonylevinband.com内のページを総て更新したりしています。
昨夜はCalifornia Guitar Trioとの合同公演でした。彼らに会えて嬉しかったし、一緒にやったジャム(「Peter Gunn」をやりました)はとても感じのいい出来・・・どこか高速回線にアクセスできるところに着いたら、バンドのサイトでこの演奏をダウンロードできるようにしますね。 その前のMilwaukeeでは、今まで僕が出逢った中で、一番多くのレコードコレクションをサイン用に持参した、すてきな紳士がいました。レコードですよ!あのビニールの!百枚から二百枚はあったと思います。
MilwaukeeのステージではFunk Fingersを持って上がるのを忘れてしまって・・・Jerryのやつを借りたんですが(彼がFunk Fingersを付けてギターを弾く曲が一曲あるのです)それが僕には巨大すぎました。彼にあげたのは旧式の、調節できないタイプのやつだったんです・・・自業自得ですね!結局、一本は諦めて、もう一本だけでやれるところまでやりました。刺激的な夜になりましたよ。
ショーの後でお客さん達から訊かれる最大の質問は、Peter Gabrielのツアーは近いのか、そして僕がそれに参加するのか、ということです。この件はすでにサイトで触れていますが、もちろんみんながみんなサイトを見てくれている訳じゃありませんよね。そこで繰り返しになりますが、どうやらPeterは11月・12月に米国と、そしてたぶんカナダもツアーをするようです。僕が聞いているのはそれだけで、実際に契約が出来ているかどうかは判りません・・・が、このツアーの前に新しいアルバムが発表されるだろうとは当然予想されるでしょう。これについてはPeterのサイトで必ず何か情報があるか、無ければこのあと詳しく発表されるはずです。僕がそのツアーに参加するかどうかですが・・・もちろん参加します。僕のバンドの予定がどうなるかは未定ですが、一旦活動を停止して参加するつもりです。(そしてPeterのツアーの後、バンドのツアーに戻ります。特にPeterのツアーが短い場合は必ず。)
では続きはまたすぐに。それからバンドのサイトでも新しいダイアリーや写真が沢山見られますよ。(左側にリンクがあります。)
April 9, Denver
ニュース:以下の新しいショーの日程が追加されたそうです。
April 30 、NJ州 Asbury ParkのStone Pony
May 1st, Baltimoreの Fletcher's
May 2nd, PittsburghのRosebud
May 4, NY州Schenedtadyの The Van Dyke
(詳しくは、下のツァー日程の欄とバンドサイトでお知らせします)
April 11, Phoenix
ヒュ〜...DenverからPhoenixまで長いバス移動でした。
でも昨晩はゆっくり休息できました。
今朝6時半には、地元のテレビ局の早朝の番組で演奏するという楽しいことをやったんです。手持ちの曲のうちで一番短い曲が7分もあるのに、どうやれば2分半に収めることができるでしょう?でもまぁ、何とかやってみました!
April 12, Los Angeles
ツァーの間、バンドはどんな暮らしをしているか知りたくありませんか?この二日間の記録をご覧下さい:
April 11, Phoenix
6:30am ロビー集合
7:00 テレビ番組の"Good Morning Arizona" に機材搬入
8:00 サウンドチェック
8:30 テレビで演奏 (二分半)
9:00 機材搬出
9:30 ホテルに戻る
11:00 電話インタビュー
11:30 電話インタビュー
1:00pm 電話インタビュー
2:00pm チェックアウト
4:00 クラブ "Rhythm Room" に機材搬入
4:30 サウンドチェック
7:00 客入れ開始
8:00 公演 (2セット)
10:30 公演後、CDにサイン
11:30 機材搬出
1:00am Los Angelesに向けてバス出発
April 12, Los Angeles
8:30am ホテル到着
11:30am San Juan Capistranoに向けて出発
1:00pm "Coach House"に機材搬入
1:30 サウンドチェック
6:00 Irvine でのクリニックに向けてドライブ
7:00 レコード屋さんでベースクリニック
9:00 クリニック終了、サイン会の後公演に向けて出発
10:00 Coach Houseで公演
12:00am 公演後サイン会
1:00 機材搬出
3:00am Los Angelesのホテルに戻る
そう、
時々は結構くたびれるんですが、これがロード生活のほんの一部分です。
これがどれほどやりがいのあることか、また、どうやってエネルギーの補充をしているか知りたいですか?僕は全公演のお客さんの写真を撮って、バンドのサイトに載せています。これをご覧になれば、どんなに素晴らしいことか分かりますよ!
April 19, Seattle
ツァー中は、なかなかこのダイアリーを更新している暇がありません。でも、一回目の大陸横断ツァーも、そろそろ終わりに近づきつつあります。
今夜、Seattleで演奏し、それから明日Vancouverのショーが終わったら、バンドは飛行機で東部まで戻り、二、三日かかってバスが戻ってくるまでの間は休憩になります。(”休憩”といってもこれはツァーと比較してのお話で、僕は月曜日にインタビューが4つ控えています)
(お知らせ:他のサイトまで訪れていらっしゃらない方は、ツァーに関して、公演の中から沢山のサウンドファイルをダウンロードできますから是非どうぞ。今もちょうどワイルドな"Sleepless"をアップしたところです)
さて、先週のツァーの活動をお知らせしましょう。常に変わらないのは、ショーはすごく楽しくて、お客さんたちは熱意に溢れそうだということ。 このことは、バンドの友人たちとこの音楽を携えてツァーを続ける上で、歓びを与えてくれるんです。
San Juan Capistrano(この名前が好きです)でのことに話を戻すと、古いロッククラブのCoach Houseで演奏しました。壁に貼られた、ここで演奏した人たちの写真は、あなたがロックの歴史の小さな一部分に足を踏み入れていることを実感させてくれるでしょう。
いつもより少し多いお客さんの数でしたが、大勢の人たちを眺めて本当に嬉しく思いました。それに、彼等の音楽の鑑賞力は期待通りで、特に古い曲で大受けに受けてました(SleeplessとBack in New York Cityで)
L.A.のKey Clubはうって変わった会場で、すごく新しく、Sunset通りに面しています。(僕の写真入りの特大看板がすてき!)ここで演奏する際の問題は、午後10時からディスコに変わっちゃうことなんです!それで、いつもより短めのショーにしなくちゃならなくて、DJが始める前にステージを急いで撤収しなくちゃなりません。さらにおかしなことに、階下にある僕たちの楽屋は別のクラブでやっているパーティの人たちに侵略されていたんです。彼らはそこを喫煙室にしてたんです!汗にまみれてステージから降りて、衣装を脱ぎながらそこが楽屋だって彼らに納得させようと頑張ったんですが、出ていってもらえません。ようやく彼らをぞろぞろと外に出したときには、サインに出かける時間まで2分の間しか煙で一杯の空気を吸ったりリラックスしたりしている時間がありませんでした!その後(僕たちの機材がクラブの裏に山積みに放り出してあるのを見つけました)バスに機材を積み込んでSan Franciscoへ向かいました。
The Great American Music Hall、ここは僕の好きな会場の一つで、実際、ここでは素晴らしいギグになりました。素晴らしいお客さんの中に、ほんの2,3人の友人が混ざっていました(機材搬出を手伝わせてしまいました!)
さて、ツァーで初めての丸一日のオフ!僕たち全員が待ち遠しかった日です。バスでApple Computer社へ行き、そこにいる友人を訪ねて、音楽関係の人たちとネットワークで交流し、素敵なカフェテリアで食事をしました。(そう、そこでは良いコンピューターを作っているだけじゃなくて、エスプレッソバーまで持ってるんです!)
Santa Cruzでは、Rioという古くて美しい劇場を押さえてありました。まったくめったにない楽しみでした。お客さんたちとバンドはこういうクラシックな落ち着いたセッティングでの演奏の素晴らしさを分け合いました。会場のスタッフもすばらしかった。
Sacramentoでは、郊外にあるメタルクラブで演奏しました。やはり素敵な人たちでしたが、このクラブへ通常出演するのとはちょっと僕たちは違うミュージシャンのように見えました。でも、午後からは空が暗くなり、雨模様になり、どうやら僕たちはツァーの暗い部分に入ってしまったようです…。
ドライバーのMikeの家族が重い病気になったのだそうで、Chicagoへ帰るために代わりのドライバーを電話で捜さなくてはならなくなったのです。僕らは皆、彼の痛みに共感を覚えました。ロードで出かけているようなときにこういう状況に陥ると、すぐに家に帰ることができないという困難を感じるものなのです。
SacramentoからPortlandへ夜通しでドライブし、2時間ばかりモーテルですごし、新しいドライバーのWayneに会いました。Mikeに悲しいお別れを言い、(一週間後に東部のツァーにでかけるまでには、また彼に帰ってきてもらいたいと願っています)機材を搬入しに出かけました。
まったくの偶然で、Portlandの会場の外で、古い友人のベーシスト、Glen Moore(Oregonの)と出くわしました。看板に僕の名前を見つけたんだそうです。ちょっとの時間一緒に過ごし、サウンドチェックの時には彼のエレクトリックアップライトを僕に見せるために持ってきてくれました。
さて、僕たちはちょうどSeattleに着いたところです。この街には沢山の友人がいます(コーヒーもこれまた悪くないんだ!)し、ここにはCrimsonのTrey Gunnが住んでいますから、飛び入り出演してもらいたいものです!
April 24, Woodstock
ワォ、Vancouverのショーとお客さんは最高でした。
これから東海岸を回るツァーまでの間、2、3日のお休みです。
お願い:Seattleのショーで、Trey Gunnがアンコールに特別参加してくれて、ジャムセッションからElephant Talkへなだれこみました。このとき僕らが録ったテープの質がことのほか悪かったので、どなたか公演を録音した方がいましたら、コピーを送って下さいませんか。
tlevband@aol.comまで連絡してください。(ほら、お客さんに録音を許可するってことには、利点だってあるんですよ!)
April 28, Woodstock (again)
今週は、ぐるりと大陸を一周してきてMassachusetts/NYエリアでの公演です。最初に演奏したのは、Springfield マサチューセッツ・アート・ フェスティバルでした。
ここは何とショッピングセンターの入り口広場での公演!
僕たちにとっては新しい体験(そして、そう、ちょっと映画のSpinal Tapのシーンを思い出すね)でしたが、楽しくて、そして、僕たちの公演に足を運んでくれるような音楽ファンに混ざって、"普通のひとたち"がいるのはまた違った光景でした。(そう、この公演は無料なだけじゃなくて、やってきた人にはすばらしいロシア風オードブルがビュッフェで振る舞われたんです!)
それからCambridgeへ移動、元祖House of Blues(この場所は、本当に家そのもので、住むには素敵ですが、公演にはすごく小さいんです!でも、どこよりも良い食事にありつけるので、ここで公演するのが楽しみなんです)で公演しました。
(以前のダイアリーにそこのブレッドプディングの写真を乗せたので、今回はパス)
そこではお決まりのように、すごく沢山のお客さんがもう一杯で、素敵で、ホットで、スモーキーなロックショーになりました。Bonny Raittと彼女のバンドが、僕たちがステージに上がる直前に客席に現れたんです。彼らに見られてすごく嬉しかった!
WoodstockはBearsville Theaterでのショーは、本当に大成功でした。このすごく好きな会場にお客さんが大入りで、もちろん、沢山の友人たちや家族も来てくれていました。
(ウワー、地元の新聞の一面に僕の写真が…決まり悪いや!)
この公演の録音をライブ盤の二枚組CDのベースに選びました。このツァーの中ではいいタイミングでした。僕たちは新曲の演奏をする上で、ちょうど頂点に到達したところですから。
このCDのリリースに関しては、まだ時期ははっきりしませんが、10月頃には出したいと思っています。二枚組にした理由は、ライブで演奏した全曲を収録したかったのと(夜ごとに演奏は変化するんですが)、エクストラトラックに、いくつかジャムセッションとツァーでのハプニング的なスペシャルソングを入れたかったということがあります。
(そういえば思い出した。まだSeattleでTrey Gunnが参加したジャムセッションの録音を待っています。誰か送って!)
May 6, Los Angeles
さてさてさて...最初の "Pieces of the Sun" ツァーは、Schenectadyでの二回公演が売り切れという心弾む終わり方を迎え、バンドの面々にとっては大きく深呼吸をして、次のプロジェクトに向けて息を整える時になっています。
ここの更新がお留守になっててごめんなさい。今週はヴァンで移動していましたし、ツァーに絡む色々なことで忙しくてwebを書いている時間が見つからなかったんです(殊に運転しているとなればなおのこと!)。
最終日はタッチ&ゴー状態。何故かというと、朝 Buffalo で起きたとき、Jerryがひどい背中の痛みに襲われたんです(腎臓の問題じゃないかと思いました)。それで、そこにある病院の救急に行きました。一時間ほどで少し良くなったものの、まだ痛みは続いていたので、とりあえず Schenectady までの長いドライブをして、そこでまた病院で診て貰うことに決めました。結局彼は良くなって、公演をすることが出来ました。
Woodstockから家族がこの春の最後のパフォーマンスを見にきてくれて、くたくたになった幸せな仲間たちが、よろよろとWoodstockに辿り着いたのは、その夜の2時半でした。
最後の公演の前の、その週の公演はすごく楽しいものでした。BaltimoreとPittsburghでは、初めての会場で公演をし、Pittsburghでは、お客さんたちに、娘のMaggieはこの土地のCarnegie Mellon大学の演劇科を選ぶべきかどうかの世論調査をやりました!(彼らの答えは、イエス!でした)Buffaloは、僕たちの好きな場所です。Tralfというクラブは、ミュージシャンのためにデザインされたようなところで、ステージはすごく広くて、音響は素晴らしく、お客さんはとてもヒップでミュージシャンも沢山いました。素晴らしいところです。
さて、今僕はLos Angelesでリハーサルがあって、来週ヨーロッパに発つ前に、先週からのツァーの写真を整理したいと思っています。
続きはまたすぐに。
May 12, Los Angeles
古い友人のBob Ezrin(プロデューサー。Alice Cooper、Peter Gabrielのファースト、Pink Floydで一緒に仕事をしました)と偶然会ったんですが、彼は1976年のPeter Gabrielのファーストのセッション当時の古い写真を掘り出してきました。とてもおもしろい写真ですが、特に皆の若くてほっそりしていること。それに、すっかり忘れてたんですが、打ち上げパーティーのときにPeterが僕に乾杯してくれて、チューバをプレゼントしてくれたのでした。("Excuse Me"で僕が演奏したもので、後にはツァーでも使いました)
今週は2、3日家にいて、僕のツァーの詳細の詰めをやらなくちゃならないんですが、その後はヨーロッパへ発って(Jerry Marottaと)、Vonda Shepardの公演で回ります。オーストリアのSalzburgから始まって、これまでに行ったことのない都市へも行くことになります。
このサイトにはこれから旅行ガイドが載ることになりますから、当てにしててね(ただし、インターネットにアクセスできたらね!今手持ちの全部のACコンバーターを詰め込んでるところ!)
May 16, New York
ヨーロッパはお好き?
今日はAustriaのSalzbergへ発つ日で、これからの数週間は僕たちが訪れる各都市の香りを皆さんにお届けしたいと思っています(下記リスト参照)。ツァーのときは大抵町を歩くような自由な時間はないんです(あるいは少し下町を覗くくらい)が、このツァーではオフの日が沢山ありますから、カフェやカテドラルや、面白いものを何でも探して見たいと思っています。
May 18, Salzburg, Austria
ホテルの名前はSacherといって、これはここオーストリアの有名なケーキ(sacher torte)と同じです。それにちなんで、Sacher Cafeに行ってエスプレッソとtorteで僕の到着を祝うことにしました。ここは大変に美しい町です。調和のとれた大聖堂や時計台が旧市街のいたるところにあり、それらすべてを巨大な寺院が丘の上から見下ろす形です。大きなSalzach川が旧市街にぴったり沿って流れていて、歩行者用の橋は人や自転車でいっぱいでした。ご承知のようにここはモーツァルトの出生地ですが、彼の生家へ行ってみるつもりはありません・・・どうやら僕には有名な場所を観光するより、ただ散歩したりカフェに入ってみたりする方が楽しめるようなんです。それから今回僕は新しい通貨であるユーロを初めて見ました。これのお陰で僕らの多国間ツアーも随分助かるはずです。お札自体はぱっとしないデザインだと思いました。フランスや英国、その他の国の魅力的な紙幣にはぜんぜんかなわないのです。ユーロのデザインは「有名あずまやシリーズ」がテーマになってるようです。(きっとそれ以外にも意味があるのでしょうが・・・調べてみないと分かりません。)ま、いずれにせよ今夜はフリーです。川辺では音楽が鳴り響いています・・・残念ながらモーツァルトではなく、ロックとディスコですが!ではまたすぐに。
May 20, Vienna, Austria
僕は映画自体も音楽も含めて「第三の男」の大ファンなんです。でも今の季節のViennaには、冬に見られたようなあの「ノアール調」の景色はありません。長く明るい昼間、そして沢山の観光客のせいで、雨続きで静かな時とは別の印象を与えます。でも特別な町であることには変わりありません。まずMorzart Cafe(モーツァルト自身がピアノを弾いた場所の一つかもしれません)でエスプレッソを一杯やってから、いろんな大聖堂や記念碑、宮殿や博物館なんかを見て回りました。ある新しい音楽博物館では、面白いインタラクティブ展示がありました。誰でも「仮想ウィーンフィル(大画面ビデオに上映される)」を指揮することが出来るというものです。オーケストラのテンポは、実際にこちらの振るコード付きの指揮棒に合わせるようになっていて、正しいテンポから思い切り離れた速さで振ってみるとなかなか面白かったんですが、最終的には楽団員が楽器を置いて、こちらを(カメラを)睨みつけ、そして帰っていくという結果になりました。昔、僕がオーケストラにいた頃を想い出します。
May 22, New York
ウップス!今ヨーロッパツァーに出ているって言いましたっけ?
事情が変わって家に帰っています。
ミュージシャンだったら先刻ご承知の通り、ツァーとレコーディングの世界は驚きで一杯で、将来を予言することは危険なことです。
このwebページでは例外的に、何とかこれからの予定と場所を掲載したいと思っていますが、まぁこれが僕がくぐり抜けてきたことのほんの一例というわけです。
バンドの7月のブッキングが宙に浮いています。南米を回りたいと思っているんですが。
それまではプロジェクトの遅れを取り戻したり、サイクリングのシーズンを始めようと思ってるんです!
June 16, Woodstock
長い間ほったらかしでした。僕がweb サイトを無視するときは、本当に無視しちゃうんです!実際、TlbandのTシャツは何週間もPapaBearレコードから売る準備ができていたんですが、今の今まで写真を撮ってカタログに載せていなかったんです。
この一ヶ月間は家にいて、遅れているプロジェクトを進行させようと頑張っています。
この写真が僕のオフィスの今の混沌をうまくお見せできたらいいなと思います。80年代と90年代のKing Crimsonの写真が何百枚も床に散らばっています(床は何かを並べ替えるためにあるんです)。この写真と日記からなる、僕がCrimsonとすごした年月を書いた本は、もし、編集と写真の選択の仕事をこのまま続けることができるとしたら、今年の終わりには準備が整うかもしれません。
イーゼルの上にはアートワークが進行中で、別のCrimsonの写真やカラーの写真が撮影されて、白黒印刷の本に使用できるか
どうか検討中です。
さらに、ドラフティングテーブルの上には、僕が撮ったBill Brufordの写真の中のお気に入りの一枚のプリントが何枚もあり、油絵の具のチューブも何本も彩色のためにおいてあります。(前に使ってから何年も経っているので、沢山堅くなってしまっていますから、プライヤーやらナイフやらの道具が絵の具をほじくり出すために一緒においてあるんです)。彩色したBrufordのプリントは年末までに製品化できたらと思っています。
机の上には、日ごとに混沌の度合いを深める、Tony Levin Bandのライブレコーディングの記録があります。ミキシングの前に、このテープでやらなくちゃいけない仕事が山ほどあります。どの曲と紹介を使うか、という。20曲録音され、僕はそれら全部を入れるつもりになっています。プラス、もし可能なら、ツァーのビデオショットもいくつか入れられたらとも。
これは11月にリリースを考えています。そう、年末までにやるべき仕事があまりに沢山ありますし、特に、Peter Gabrielとのリハーサルとツァーも控えています。でも、これが僕のプロジェクトのいつものやり方だし、この中のいくつかは実際に時間内に出来上がるんです!
新しくリリースされた参加作品:
David Bowieの"Heathen"─Slip Awayという一曲にだけフレットレスで参加しています。僕が一緒に仕事をしたいと願っていたロックのヒーローと演奏するのは凄い歓びでした。
Donna Lewisは、新しいCD"Be Still"をリリースしたばかりです。ここでも僕は一曲だけ参加しています。他の曲は全部キーボードとボーカルだけなんです。このアルバムは素晴らしい出来です。すごく落ち着きがあって、曲が素晴らしく、彼女の声がとても良く生かされています。彼女のサイト、donnalewis.comから買うことができます。
Artie Traumの新しいリリース、"South of Lafayette"は彼のボーカルとギタープレイをフィーチャーしています。殆どの曲に、Jerry Marottaと一緒に参加しています。彼は鋭く胸を刺すような雰囲気で表現しています。これも彼のサイト、artietraum.comから入手できます。
Warren Zevonの"My Ride's Here" ─ 5月にリリースされ、僕は一曲だけHit Somebodyという曲で参加してるんですが、これは変てこな曲で、乱闘するために雇われたホッケープレイヤーを描いてるんです!
それからもちろん、さまよえるPeter Gabrielの新しいアルバムについて。これはまだ準備が終わっていません。でも、9月に出るという噂を聞いています。もしそうなら、11月にはツァーに出られるでしょう。
July 7, Opatija, Croatia
ベースプレイヤーのコミュニティーは、多くの音楽ファンと同様に、先週飛び込んできた二人の本当に偉大なベースプレイヤーの死のニュースを悲しみました。
John Entwhistle と Ray Brownです。
二人ともに、他のベースプレイヤーに多大な影響を与えてきた人たちですし、本当に惜しい人たちでした。
ベースプレイヤーの世界的椅子取りゲームは、今週僕にクロアチア行きを命じました。
ベーシストを失ったザ・フーは、始まったばかりの合衆国ツァーのためのベースにPino Paladinoを抜擢したんです。でも、彼はクロアチアの偉大な歌手、Gibonniのリハーサルの真っ最中でした。そこで、僕が最後のリハーサルのために彼の穴を埋めて、土曜日の大きな野外公演に出演するように頼まれたというわけなんです。
そこにはPeter GabrielバンドのドラマーのManu Katcheもいて、以前に僕も一緒に仕事をしたことがある歌手のGeoffrey Oryemaも参加しているという実にインターナショナルなショーなんです。
そこは素敵なところで、素晴らしい人たちにも出会え、家へ帰る支度をしながらもう少し留まれたら、と思いました。歌手のGibonniのショーはファンタスティックでした。演奏中には凄い雷鳴が轟く中でも、彼も、聴衆もひるむことはありませんでした(彼は申し訳程度にステージにかかっているキャンバスの屋根を出ていって、聴衆と一緒にずぶぬれになっていましたし、予定のショーが終わったあとも、古い名曲を演奏して、残っているお客さんを楽しませていました)。
本当にスペシャルなイベントでした。
この旅で面白かったこと:
ニューヨークからフランクフルトまで夜通しのフライトのあと、ザグレブまで乗り継ぎでした。二回目のフライトのあとはくたくたになってしまいました。
でも、驚いたことに、空港にはテレビクルーが僕にインタビューをしに来ていたんです!
初めてクロアチアに来てどう感じたか、また、Opatija(僕が数時間後に行って、リハーサルをする街)を見てどう思うかを筋が通るように話す努力をしたように見えるかどうかを考えたら震えがきました。
まぁ翌日ぼくがどんな風に見えていたかは僕の写真が載っている新聞を見て思い知らされることになるんですが、空港に着いたときには実際すごく疲れて見えてたようです。
土曜日の朝、僕たちがリハーサルをしている海岸沿いの街以外のクロアチアの場所を見学できないかどうか尋ねました。Manuと地元のミュージシャンたちとでHumというとても古い街へドライブしました。ここは世界で一番小さな市だと称しています。(通常27人の人口が17人に減ったんだそうです)
居酒屋での素敵なランチで、アスパラガスとトリュフのオムレツをつまんでいたとき、僕が合衆国はボストンの出だと聞いた町の人が、今丁度レッドソックスがクリーブランドに負けたところだと教えてくれました。どうやら彼は賭けをしていたようなんです。
世界は本当に狭くなりつつあると確信しましたよ!
July 28, Woodstock
さぁて、前の更新から長い時間が経ってしまいました。
良いニュースがあります:また元の通りの更新頻度に戻れると思います、というのは、Peter Gabrielとのツァーに出ることになったからです。
公式のツァーは11月からですが、ここ一週間以内にリハーサルが始まります。
ツァーまでに、ウォーミングアップのショーが、ヨーロッパとアメリカで何回か開かれることになっています。確実な情報が入ったらここでもお知らせします。
Peterの新らしいCD、 UP の試聴版も受け取りました。素晴らしい出来映えです。
また驚くことに、あなたの期待通りのものでもありません(Peterが何をやるか予想しようとしている人たちにとってはね!)
このCDの発売は9月の予定ですが、プレスには配られはじめていますから、すぐにでもレビューや解説を目にすることができるでしょう。
バンドには誰が参加するのか、リハーサルはどんな風に進められるのか、最初のギグはどこで開かれる予定か...等々も、ここ数週間のうちにこのページで紹介します。
このウェブサイトも100万ヒットを越えました。まったく大したマイルストーンです。
これは、いかに多くのビジターが訪れたかということだけでなく、いかに長い間ここを続けているかということでもあるかと思います!
新しく凄いフォーマットやらコンテンツやらをイベントのために準備しようと思ってはいるのですが、あぁ!それは200万ヒットまで待って貰わないといけないかもしれません!
でも、何年も続けてきた日記や世界のあちこちから訪ねてきてくれたビジターのことを考えるたび、ツァーやレコーディングの裏側を覗き見るためにここをチェックし続けてくれている人たちや、僕の音楽をサポートしてくれて、PapaBearレコードを続けることができるようにして下さっている人たちに、大きな感謝を抱いています。そして、このウェブサイトが演奏者と観客との間にある垣根を取り払ってくれてきたということにも感謝しているんです。
August 1, Woodstock
最後の試み:
このことについては以前にもお知らせしたんですが、もう一度トライしてみます。
この4月のTony Levin Bandのシアトルでの公演で、Trey Gunnが飛び入り出演して、素晴らしいインプロビゼーションからElephant Talkへなだれ込むという演奏をしたんです。
そのときたまたま僕たちのDATがうまく動かなかったんですが、今、ライブCDのミックスを始めていて、この曲がボーナストラックにするには本当にうってつけだと感じているんです(Elephant Talkの通常のバージョンも入れるつもりです)。それで、どなたかこの演奏を録音した方がいらっしゃって、テープを分けて下さるつもりがあれば、どうか僕たちに連絡して下さい。(levinband@aol.comへ)
驚くことに、これほど沢山の公演が海賊録音されていて、ぼくたちも録音しようとしており、お客さんたちには録音していいですよと伝えてあり、それでもどうやら一つも録音が残っていなかったようです。音楽のリアルタイムでの演奏がどれほど特別なことかということを思い知らされる例のようですね。
August 12, England
何日か遅れで、ついにPeter Gabrielのツァー・リハーサルが始まりました。
僕たちがリハーサルをしている、英国の田舎町にある古風な家からインターネットに繋がるのは結構大変なんです。(この家には6羽の孔雀がいて、庭で写真を撮るにはうってつけなんです)
それで、僕のアップデートも相当遅れてしまいました。
僕がここへ発つ直前に、合衆国ではPeterのCDから最初のシングルがラジオで流れていました。"The Barry Williams Show"という曲です。ここではライブショーがどんな風になるかという話はありますが、10月にならないとプロダクション・リハは始まりませんから、最終的にステージがどうなるかは予言しようとは思いません。ともかくすごくエキサイティングで普通じゃないステージセットで、お客さんはきっとすごく気に入るだろうと思います。まず僕たちはここ英国でリハーサルをすることになっています。それからイタリアに移動して、もうしばらくリハーサルをやり、少なくともミラノ、パリ、それからニューヨークのクラブでショーをやります。
続きはまたすぐに。
August 26, Italy
僕たちは、今イタリアでリハーサルをしていますが、ここからネットワークに繋いで更新するのは本当に難しい状態です。
僕は今これを、ウェブマスターのDanを通じて送りましたが、それも、僕が滞在している家からバイク(借り物のスクーター)で15分ほど走ったところにあるインターネットカフェの唯一壊れていないコンピューターから送っているんです。
コンピューターに関しては全くいいことなしですが、エスプレッソは素晴らしいので、気にしてないんです。
ツァーに関しては、新しいニュースはありません。ほんとに。ただリハーサルを続けるだけです。
来週ちょっとMunichのフェスティバルにスポット出演しますが、また戻ってきてショーのためのリハーサルを更に続けます。もし、ツァーについて詳しいことがはっきりしたら、ここでお知らせします(そして、オンラインになれるもっと良い方法が見つかればね!)
August 27, Italy
さて、またもやインターネットカフェからの更新です。
僕たち(Peter Gabrielとそのバンド)は来週の土曜日にMunichで開かれるフェスティバルに出演します。多分Konigplatzであるんだろうと思ってるんですが、詳しいことはまだ聞いていません。
それから、9月16日と18日に、Milanoのクラブでショーをやります。Alcatrazという会場です。
それから、Parisでは9月21日に、Teater de Mutualite(スペルはきっと間違えてるかもしれません。文字で読んだんじゃないので)であります。
続きはまたすぐに、それに、僕のコンピューターでオンラインできて、孔雀以外の最新画像も送れればと願ってます!
August 29, Italy
ツァーに関する情報がまた漏れ聞こえてきました。
今週の土曜日に、MunichのMunchner Konigplatzで開かれるショーは、Virginレコードの20周年記念のもので、他に誰が出演するのかは僕は知らないんですが、ここでPeterの新曲を何曲か演奏します。
今回のツァーのバンドメンバーは:
以前のバンドメンバーからは、僕とギタリストのDavid Rhodesがいます。
新しいメンバーは、ギターとフルートのRichard Evans、ニューヨークのキーボード奏者であるRachel Z、更に、これまでのPeterのレコーディングにも参加しているドラマーのGed Lynch。彼は去年の夏のSeattle Womadショーでも演奏していました。
それから、Melanie Gabrielがバックボーカルとして参加しています。彼女は既に、音楽的にも個人的にもグループにとって大変近しい存在です。ロードに出るのが本当に楽しみです。
明日は土曜日のショーの準備のためにオフ。これが終わるとまた戻ってきて更にリハーサルです!(11月のツァーで演奏する予定の、まだ半分の曲しか練習していないんです)
Munichのショーはきっと素晴らしいものになるでしょう。それに、このリハーサルが終わってから行われるクラブでのショーはきっとすごいものになるだろうと思います。
Sept 1, Munich
万歳、最初のショーが無事終わり、ツァーは進行しはじめました。
昨夜のMunichでのショーは最高でした。Peterは新しいCDから、Darkness, Growing Up, The Barry Williams Show,それに、More Than This.を演奏し、更に以前のアルバムから、Red Rain, Mercy Street, Solisbury Hill,
Digging in the Dirt, Family Snapshot, それと、ドイツ版のHere Comes The Floodをやりました。
Brian Ferryも出演していましたので、彼のセットを撮りました。何日か後に、また例によって別ページを仕立てて、ツァーの写真を掲載したいと思います。
9月21日のパリ公演は、La Mutualiteというクラブで開かれます。
僕は、これからの公演の予定リストを見つけたんですが、バンドの旅行計画を見たわけじゃなくて(まだ全然知らされてないんですから)Peter Gabrielのファンクラブのサイトで知ったんです。曰く:
" UPツァーは計画が固まりつつあります。北米からスタートし、2002年11月15日から12月15日の期間で、以下の都市を回る計画です:
Atlanta, Montreal, Cleveland, Quebec, Columbus, Toronto, Washington DC, Detroit, Denver, Milwaukee, Oakland, Minneapolis
, San Diego, E. Rutherford, Los Angeles, Philadelphia, Phoenix, New York, Las Vegas, Boston"
(この公演の順番は、サイトに書いてあった通りなんだけど、実際この通り回るんじゃないことを願うよ!)
さて、僕たちはまたイタリアへリハーサルをしに戻ります。ミュンヘンでは10曲か11曲やっただけですが、それでもまだまだ学ぶべきことが沢山ありました。
それじゃ、また。
Sept 3, Italy
ここへ、Gabrielツァーの新しい情報を探しにきて、ちょっとしか見つけられなかった方へ、ごめんなさい。(僕のwebへの接続はざっとしたものですから)遂に、Peter Gabrielツァーについての写真と雑記と、カスタムカーソル(!)が載った新しいページを作りました。
このページはまだ作りかけのものですが、それでも見る価値は大いにあります。
これからこのページには沢山の写真や記事を載せていくつもりです。
b>Sept 5, Italy
Peterのツァーに関しては、相変わらずせっせとwebページを制作中です。(もちろん、リハーサルの毎日だから、webをいじくるのは深夜になっちゃいます)。
ツァーのクルーとバンドの殆どの写真が撮れたので、フォトショップであごひげを伸ばしたPeterをのっけておきましたが、こういうことには全く使える代物ですね。
それはさておき、バンドは、Peterの新しいCDから全部の素晴らしい曲を覚えつつあります。更に、以前の曲についても何曲かやっています。ミラノで開かれる次のショーはきっと、すごくオモシロイと思います!
Sept 7, Italy
Peter Gabrielがついさっきギグのブッキングを決めましたが・・・なんとそれが今日なんです!
Sardiniaの北にある、Arzechenaという町で開かれるフェスティバルです。(地理に詳しくない人のために場所を言うなら、イタリアの西にある大きな島です)
そこで僕達のほかのグループが参加しているかどうかは分からないんですが、(これは確か食品フェスティバルなんですよ!)きっと楽しいものになりそう。
それに、食べ物はすばらしいでしょうしね。
写真は明日アップします。それから、もしあなたがSardiniaの北あたりにいらっしゃるんだったら、是非いらしてください。ショーは大体9時から始まります。
Sept 8, Sardinia
なんてこった。ここで開かれてるのはフードフェスティバルなんかじゃ全然ありませんでした。これは、Arzechenaの守護聖人のお祭りだったんです!
ここに着くまで全然知りませんでしたが、町の広場でそこに集まっている人たちのためにサウンドチェックを始めていたら、広場の近くからブラスバンドの音が聞こえてきました・・・聴衆たちが振り返って見ると、小さなトラクターが等身大の聖者像を引いて入ってくるところでした。
僕達はサウンドチェックの作業をもちろん止めて、僕はすぐ写真を撮りました。右にあるのがその写真。後ろの方にいる背の高い人はGarielのファンじゃなくて、聖者です!
ショーは素晴らしかったです。イタリアの聴衆はPeterを本当に好きなんだと思いました。僕達は古い曲と新しい曲を混ぜて演奏しましたが(セットリストの写真を探しておきます)聴衆たちがもっともっとと望むので、一晩中でも演奏していられそうな感じでした。
二度目の更新;PG ツァーページは写真とダイアリーを追加して、2ページになりました。ざっと計算すると、この調子でいくと、12月のアメリカツァーの終わりには大体40ページくらいになっちゃいそう!
とはいえ、一旦毎晩ショーになって忙しくなると、写真をアップする暇はずっと少なくなるでしょうけど(アゴヒゲを伸ばすいたずらの時間もね!)
Sept. 11, Italy
写真を何枚かPGツァーページに追加しました。
僕たちは、これからいくつかテレビ番組に出演することになりそうです。
詳しいことはまだ分からないので申し訳無いのですが、予定としては:
英国では、Top of the Pops IIという番組で、今週遅くに録画して、来週放送される予定。
多分次の土曜にはCNNのLarry King ライブショーに出演し、それからNew Yorkに入り、Conan O'Brianショー、Todayショー、それから更にDavid Lettermanショーにも出演の予定です。
確実なことは、うーーん、出来たらスタジオに入って演奏するちょっと前にはお知らせします!
それから勿論放送される前に、ここにお知らせします。
なお、11月から12月の合衆国ツァーは日程が決まりつつありますので、開催都市と日程がはっきりしたらここに掲載します。
Sept. 13, Bath, England
プロモーション・ショーをやるために、また英国に戻ってきました。
昨夜はロンドンで、Top of the Popsに出演(後の放映の為の録画、放送日は分かりません)。今日は、RealWorld スタジオでジャーナリスト向けの小さなショーをやり、他でもプロモーションに使えるように録画もしました。すぐに、最初の本当のショーがミラノのクラブで開かれます!
飛行機に乗っている時間は、PG ツァーページの更新と強化に割くようにしています。今回は飛び回るミュージシャンの頭抜きのページを作りました(これ、ページのコードをチェックしていると、僕の頭をおかしくさせちゃうんですよ)
もうすぐ米国のテレビ出演の日程がわかります。例えば、Today show、Conan O'Brianショー、他の番組など。
Sept. 16, Milan
昨夜は、 Gabielツァーの本当のショーを、ここミラノの大きなクラブ、Alcatrazでやりました。
素晴らしい出来でした、もちろん。それに、このページに載せるために沢山写真も撮りました。でも、今朝は遅く起きたので、今は右の二枚の写真で我慢してもらいましょう。
続きはまたすぐにね。
Sept. 19, Paris
新しい写真をまとめて、ページを更新するのにちょっと時間がかかっちゃいましたが、ツァーページには盛りだくさんの写真を載せました。
ミラノのショーのショット、金魚鉢の中のGed、3人のハゲ頭、前座のSpaccanapoli、Tony Levin ワインのjereboam(訳注:jereboam=英語の辞書に出ていません)...孔雀の雛...これら全てから、ツァーの始まりです!
僕たちは今パリにいて(僕にとってはHTMLを書く日です)土曜の夜のショーに備えています。それが終わったらニューヨークへ発って、いくつかTVショーに出演します。
10月からは”プロダクション・リハーサル”が始まります。これは、大きなショーで行うもので、音響や照明のリハーサルをするんです。ショーのステージングについては、すごいことをやるんだという噂をいくつか聞いていますが、それが実際にどういうものになるかについてはまだちょっと時期尚早。でも、11月・12月の北米ツァーはすごく素晴らしいものになることでしょう。
Sept. 21, Paris
ここパリにある大きめのクラブ、La Mutualiteでのショーは素晴らしいものでした。
Peterがステージに登場するときに、たまたま彼のビデオモニターをひっくり返してしまって、ぎこちない滑り出しでしたが、ショー自体はうまくいきました。
実際、これまでのどのショーより上出来だったと思います。
特にびっくりしたのは、新曲の"Animal Magic" がすごく大受けで、お客さんたちはショーの終わりの頃までずっと歌っていました。
今夜はここには二枚だけ写真を送っておきます(Peterの"Barry Williams
Show"の一節が書かれた横幕が写っています)が、明日はフライトの時刻が早い上、沢山荷造りしなくちゃいけないので、ツァーページの写真の更新は来週の月曜までお預けです。
来週の水曜には、PeterはCarston Dairy showで演奏し、金曜にはToday showとConan O'Brian showに出演します。
僕がこれまでに参加したアルバムを二枚、これまで紹介していませんでした:Jack Russelの"Forever Yours"は、クールなロックアルバムです。
そして、大変異質な傾向のものですが、古い友人のTom McFaulはこれまで長い間ジングルの制作の仕事を続けてきたんですが、今度彼はミサ曲を書いたんです!
ここには、まだ芸術的な要請に強く関心を持ち続けている人達がいる、卓越した世界だと思います。彼は録音を終え、彼のサイトでサンプルが聞けますし、購入することもできるようになっています。
Sept. 24, New York
今週のPeter Gabrielバンド:水曜夜はCarson Daily show(NBC)。Today ShowとConan O'Brian showには金曜日に出演。
今日は、プレス対象のショーを、ここニューヨークで行いました。2,3曲だけ演奏し、Peterは質問を受けていました。
このツァーの名前は"Growing Up"と名づけられたようですが、このツァーの間にちょっとでも成長できるでしょうか!
僕は確実なツァー日程を調べ続けています(バンドにいるんだから、すぐ分かるとお思いでしょう)が、今のところ以下のようになっているようです。北米ツァーに関しては、チケットは次の土曜日に発売されるようです(多分ClearChannelから)。でも、Peterのサイトには、Full Moonというファンクラブがありますが、ここには25日の水曜日と書いてあります。つまり明日です。すぐクラブに入って(無料です)みてください。このサイトではコンサートの情報は詳しくは得られませんでしたが、明日にはもっと分かるでしょう。
Sept. 24, New York
追加更新:やれやれ、今日のCarson Dailyショーの録画の放映は後日ということで、僕が思っていた今日ではありませんでした。
金曜日には、Today ShowとConan O'Brian Showの両方に出ます。
Sept. 27, New York
ほんの短いお知らせを。今日西海岸に放送される前に、今朝Today Showに出演した写真を載せておきます。(スタジオの外で、雨が降る中、人々が眺めていました)
ショーはクールで、そこの人たちも素敵なひとたちでした。
午前5時にサウンドチェックだなんて、こんなことは繰り返したくないもんです。
今日は後で、NBCのConan O'Brianショーに出演します。
続きはまたすぐに。
Sept. 29, New York
ニューヨークでのTV出演の一週間が終わったので、ツァーページに写真を追加しました。でも、バウンシングバンド無しのページまでは手がまわりませんでした。今夜飛行機の中ででも作るつもりです。僕たちはまた英国へプロダクション・リハーサルのために戻ります。
そこには、フルステージと照明、完全な音響設備が組んであり、大きなショーの技術面でのリハーサルが始まります。ミュージシャン達は照明と音響を調整するために、パートごとに演奏をします(更に、スペシャル・エフェクトが僕たちを包み込むことになります!)僕はまだステージングがどんな風になるかは良く知らないですし、良く理解したとしても、それについてここで多くは書かないことにします(ライブに来られるお客さんにネタバレになるのは本意じゃないですし)でも、これからの週のこのページをご覧になれば、いくばくかのヒントは得られると思います。
Oct. 1, England
この数日間更新なしでごめんなさい。インターネットに繋がらなかったんです。
僕たちは今Growing Up ツァーのプロダクション・リハーサルをやっているんですが、これは、僕が今まで参加してきた中でも、すごくエキサイティングなステージングです。
Robert LePageが、再びPeter とコラボレートしていて(Secret Worldツァー以来です)ステージ装置とアイディアはファンタスティックです。セットについて表現するのは難しいんですが、チケットを手に入れた方は、きっと記憶に残る経験をすること請け合い。
親密さとスペクタクルの組み合わせは、まさにあなたがPeter Gabrielのショーにのみ期待できるものでしょう。
今までのところ、リハーサルはすごく激しいものになってきていて、バンドとPeterはステージが身体に合ってきつつあります。
これまで僕たちがやってきたウォーミングアップのショーに較べて、ずっとサウンド的にぴったり息が合ってきていますし、それに、これまでのツァーのものよりずっとステレオ感が得られる新しい音響システムになるそうで、音響もステージもすべて新しい高みに照準を合わせたものになっていて、すごく興奮させられます。
Music Manの新しいベースを手に入れたので、僕から吐き出される低音は相当なものになります!(CDにある何曲かのクラブっぽい作品は、すごく太いベースが必要なんです)
それから、NSエレクトリックアップライトもアルバムでは多用しているんですが、新しく、スタンドの代わりにショルダーストラップがつけられるようになりました。これでGabrielのショーのようにステージ上で動き回ることが多い場合は快適になります。(これまではアップライトベースと一緒に走り回ったことはないんだよ!)
それから、Peterの以前のツァーにくらべて、今回は一番バンドのボーカルが沢山あります。
さて、また何かあったらお知らせしますね。
Oct. 7, England
リハーサルが続いています。リハの写真はそんなにはお見せできるものは無いんですが、数枚だけツァーページに追加しました。
Gabrielツァーの日程は変更があり、間違いを書いてしまうことになると困りますので、Pollstarから日程を引用することにします(もし沢山のポップアップ広告が気にならなければ、pollstar.comをチェックしてみてください)もし更にショーの日程が追加されるようならここに書きます。
Oct. 7, England
まだまだリハーサルは続き、まだまだ写真を追加しました!
ツァー以外の話題では、Tony Levin BandのライブCDが仕上がり、すごく良い出来です。
現在製品は出来つつあり、PapaBear Recordから11月6日に発送開始となる予定です。
これに関するページもサンプルをつけて作るつもりですが、それまでにまだまだやることが満載。
タイトルは(僕のことだから、びっくりもしないでしょうが)Double Espressoです。
Oct 10, England
短信:The Blind Boys of AlabamaがPeterのツァーの前座をつとめることになりそうです。
彼らの歌声は、UPでも何曲かで聞くことができますし、彼らのライブも凄いって聞いています。
何曲かで参加してくれたらいいと思ってます。
Oct 11, England
Larry Fast(Peter Gabrielの初期のアルバムとツァーでのSynergyキーボーディスト。Tony Levin Bandに関してのお知らせではありません)
が、彼のアーカイブを掘り返して昔のツァーやレコーディングの写真を沢山見つけました。
彼は自身のサイトに新しくページを設けてそこに掲載しました。(その中の一枚が右の写真で、Phil Aaberg, Jimmy Maelen, Peter, 髪の毛がまだある僕!, Allan Schwartzbergが写っています)
Oct. 15, England
雨が降り、とても寒い中で、先週は音響、照明、ステージでの移動、小道具、無線機器、そして、小さな軍隊による侵略のシミュレーションとも言えるほどの複雑な動きなどのリハーサルをやっていました。
全体にしっくり来つつあり、以前にお話したように、ステージは注目に値するものになりそうです。バンドにとっては、これまで何週間もリハーサルをしているにもかかわらず、新しい照明とステージ演出には畏敬の念を覚えずにはいられません。
来週、Peterとバンドは英国でJools Hollandのテレビショーの録画をし、すぐ放映になります。(2001年にもPeterと同じショーで演奏しました。写真とビデオクリップがサイトのどこか、多分上のsite stuffのところからリンクされていたと思います。ここにはツァーからの恐ろしい量の写真やらビデオやらオーディオクリップが収められています。)
Joolsのショーのあと、ラジオ出演するためParisへ向かいます。それから、多分ツァー
に出発するまでの間、短い休暇になります。
Pollstarで、ツァーの最初に公演が二つ追加になっているのを見つけました。11月の3、4日に、Mexico City (Auditorio Nacional)です。この公演は大きなステージと演出ぬきになると思います。それから、Pollstarからではないのですが、Seattleの友人からGabrielの公演の広告が11月17日開催ということで始まっていると聞きました。正式なアナウンスももうすぐあるんだろうと思います。Vancouverでの公演にひきつづきあればいいなと思っています。
(追加:Peterのサイトで今チェックしたところ、11月30日にQuebec City、Seattle
が11月17日、そして、そう、Vancouverで11月18日に公演が追加されていました。更に、そのサイトで僕よりも上手に案内を見つけられたら、今からこれらの公演のチケットを購入も可能です。)(ヒント:UP Full Moonページから"tours"を選択して、必要があればjoin upしてください。join upは無料です。それから、ツァー日程がページの下にあり、新しい日程は上にあります。チケット購入の案内へもここから行けます)
ヒュ〜、僕が公演に行くのにここを通らずに済んでよかった!
Oct. 20, England
Gabrielツァーに向けてのプロダクションリハーサルは、遂に終わりました。
そう、本当の終わりではないんだけど、とりあえず終了!
最後の日、半公開公演をやりました。主に軍関係者を対象として(陸軍基地でリハーサルしていたんです)でしたが、何人かの友人も来てくれていました。
公演は、移動ステージの部分、せり上がりのドアの開閉、ステージ下のクルーの走り、それからミスターGabrielの移動装置を使ったステージでの高速の動きまで、全部素晴らしく、誰も怪我がなかったという点で、通し稽古は成功だったと思いました!
この家での週末は、僕たちはすごく静かに過ごしました。
英国人のクルーで車を持っている人たちは家に帰り、残ったのは僕達遠くから来た少数だけ。
今日、ここでの最後の雨の日曜、家にはもう殆ど食べ物が残っていませんでした。
幸運にも、家のオーナーのNickが少しスパゲッティを置いてあったので、Michele(我らがベース専門家でありPalermoからの優秀なコックでもある)がアーリオ・オーリオを作ってくれました!Perfetto!(訳注:イタリア語で、「完璧!」)
写真を撮らなくては。
今日これを書いている間に、ここで僕が過ごした典型的な一日を書かなくては、と思い立ちました。きっと興味がおありでしょう。
一日の始まりはほとんど同じ、9時頃目が覚め、部屋の中でグルグル朝のお猿歩きをします。
これは僕の新しい(まぁ言わば)フィットネスと公演の練習方法で、Peterがそう見えて欲しいと思う歩き方なんです・・・お猿みたいな。
僕はこれまで彼がステージでそれをしているのを真似ようとしていましたが、まだまだできていません。それで、練習しているというわけですが、これは、エクササイズだと思えるに十分なほど僕にとってはキツイです!
外の庭から部屋の中をグルグルお猿歩きしているのを誰にも覗かれないことだけを願います。英国の平均的な庭師が理解できるとは思いませんからね。
キッチンでコーヒーを飲んで(ここからクルーが先にリハーサルに出かけるのを眺めるのが常です)高速でネットにつながるRealWorldスタジオに向かいます。天気が良い日には重ね着をして、Dave T(ツァーマネージャー)からTriumph Bonnevile(訳注:伝統ある英国製のバイクです)を借ります。これは素晴らしいバイクです。"重ね着"と書きましたが、仮に寒くないとしても、帰り道の夜遅くは冷え込みます。(ある雨の日、鍵を持った人もオーナーのニックも皆パブに行ってしまって家に入れないということがあって以来、沢山重ね着をすることにしてるんです)
僕が最初にBath(訳注:RealWorld Studioがある町)へ、Herald Tribune紙(合衆国で今何が起こっているのかを知るため。しばしば望むわけではないですけれど!)とおいしいエスプレッソをを目当てに数日間行きました。
(Cafe Neroはここで一番のコーヒーでした。Micheleでさえ味を認めていました!)
もしリハーサルへバイクで出かける前に1、2時間ほど時間ができたら、ネットに繋がっていました(陸軍の衛兵は毎日僕たちのパスポートを検閲することを強く求めました。せめて銃を仕舞ってくれたらいいのに!)。
それから僕が見たものについては話せないんですが、僕たちは公演の詳細についてしばらくの間ディスカッションしたり、曲を通しでうまく演奏できるようにしたり、それから、もしPeterがインタビューで忙しい時は、トレーラーでコンピューターをいじったりしていました!
リハーサルの日々を通して一貫していたことは、ステージが組み立ててあるあるところは大きな格納庫なんですが、ここがすごく寒いんです。
僕の写真に写っているバンドメンバーは皆ステージでは冬服か、合成繊維で包まれているか、何個かあるヒーターの前で協議しています。僕は、縄跳びの縄を買って、体を暖かく保つようにしました!(ヘイ、本当はもっとお猿歩きをするべきなんだよね!)
沢山リハーサルをやり・・・沢山ティーブレークをし、これまでのリハーサルでは最高のケータリングサービスの夕食を食べました。それから、時々は午後8時から10時の間にリハーサルが終了し、バンドの家に帰ることになりました(僕たちを除く制作と照明のクルーは夜遅くまで残っていました)。
このリハーサルの日々は、それほどとてもキツいことはありませんでしたし、もしウェブページに夜遅くまでかかっていなければ、またリハーサルのために翌朝早く起きたことでしょう!
でも、これからLondonでのテレビ番組の収録をしてから、Parisでのテレビとラジオ番組の収録に向かう時です。その後は、Mexico Cityでの3日間の公演をやり、・・・Chicagoでの最初の大きなステージ公演の前にもう少しリハーサルをやります!
続きはまたすぐに。それから、TLバンドのライブCDもすぐにリリースされます。
Oct. 23, Paris
昨夜、Londonで収録したJools Holland TVショーは素晴らしかったです。
この番組は、沢山のバンドをフィーチャーして、多くの曲を演奏させるものなんです。
僕にとって一番嬉しかったことは、Richie Havensが英国のGroove Armadaというグループに参加して出ていたのを見られたことです。彼とは本当に大昔、一緒に演奏したものですが、彼の演奏にはいつもインスパイアされるものがありました。
番組は、金曜の夜にオンエアされます。
バンドのキーボーディストのRachelが写真を撮ってくれたのを見つけました。右の写真が彼女が撮ってくれた、雨の中でBonnevilleを始動させようとしている僕です!
全てのTriumphユーザーと同様、何度もキックしないとかからないスターターのせいで、1,2週間経つと右足が強くなっているのが分かります!!
Oct. 28, New York
Gabriel ツァー:

先週木曜のParisであったラジオ番組の収録は、本当に特別なものでした。
Peterの曲を沢山演奏する機会があり、録音はとても素敵な劇場で、素晴らしいお客さんを入れてコンサート形式で行われました。(それに、驚くべきことに、ゲストとしてYoussou N'Dourを迎えました)
この放送がいつ行われるか確かじゃぁありませんが、ここでお知らせするために、確認は続けたいと思っています。
右の写真はボーカルの楽屋の様子とParisのお客さんたちです。
Oct. 28, New York
パーフェクトなプログレッシブ・クリスマスプレゼントの用意が出来ました:
"Double Espresso"--僕のバンドのツァーでの、二枚組ライブCDが今日工場から届くことになっています。Papa Bearレコードからのとてもスペシャルなリリースです。
これまでのツァーについてご存知無い方にバンドの説明をしますと、Larry Fastがシンセサイザー、Jesse Gressがギター、Jerry Marottaがドラム、そして僕の編成です。
この春のツァーで最高に盛り上がっているときに録音を行い、僕らのライブでのすべての要素を詰めこんだ二枚組みになっています。
それで、僕の作曲になるものの他には、King CrimsonのElephant TalkとSleeplessのT.L.バンド版、それからおまけにTequilaとCalifornia Guitar Trioが応援のために参加してくれたPeter Gunnも収録!
このアルバム、Double Espressoのページを作りました。サンプルや詳しい内容、それからPapabearでの予約の受け付けへリンクが張ってあります。
リリースは来週、11月5日です。予約された方には当日発送します。
Nov. 6, Mexico City
GROWING UP ツァー情報
3夜にわたる公演はファンスティックでした。
ツァーのアリーナ公演で使われる大がかりなステージ効果は持ち込めませんでしたが、音楽については息がぴったり合っていて、Peterのボーカルも素晴らしく、メキシコのお客さんたちはいつものように情熱的でエキサイティングでした。ここメキシコでまた公演できたのは大きな喜びでした(僕にとっては、ここで最後に演奏したのは90年代にCrimsonでのものでした)
さて、11月12日のChicago公演の前に、これからカナダ(ヒュ〜、沢山の土地をまたにかけたものです)でほんの2,3日のリハーサルです。
新CDリリース
"Double Espresso" は昨日正式にリリースされました。
ここメキシコでも、これについてのテレビインタビューを受けましたが、反響にはすこしびっくしするくらいでした。
(そのときの写真はP.G.ツァーページに載せました)
CDはお店に入荷していますし、Papabearでも売っています。ご注文後すぐに発送します。
その他のことなど
公演やリリースに関するメーリングリストを作って欲しいというリクエストをよく受けます。以下の理由から、そうするつもりはありません;
僕自身、あんまり沢山のメールを受信したくありませんし、また誰かが本当に望んでいないようなメールを受け取る原因を作りたくもありません。それで、もし僕がゲストブックを持っていて公演についてのお知らせを送ったとしても、何人かの受け手は興味がないでしょう。
そういった人たちを悩ませない唯一の方法は、なんにもしないことでしょう!
身の回りに起きた出来事が、一日をすごく楽しくさせることがあります。それが誰も気に求めないことだとしても。一週間のあいだに二つの面白い掘り出し物がありました。
ひとつは、シカゴで書店を探していて、僕はお気に入りの作家、Michael Dibdenの新作を見つけました。これは大きな出来事で、なぜなら彼の探偵物の主人公 (Aurilio Zen!!) は前作で殺されたかのように思われていたからです(!)それで、このシリーズの新作が出るのかどうか、僕にははっきりしなかったからなんです。(このシリーズは全部、異なったイタリアの都市が舞台で、美しい観光地とイタリア警察の暗黒面をうまく垣間見せてくれるんです)
さて、Zenは戻ってきました。僕はワクワクしています。
もうひとつ、僕は格闘技ファンです。それで、土曜日に行われるArturo Gatti 対 Mickey Wardの試合が行われるんです。
彼らは別にチャンピオンじゃないんですが、何年もの間に大きい試合を見せてくれたので、大喜びしているんです。最後の試合もずいぶん以前のことでしたし、
ボクシングというスポーツにはめったに公正は期待できないですが、彼らは本当に素晴らしいものを見せてくれます。ファンは土曜の夜にはHBOに釘付けになることでしょう。
これは"今だから話せる!"という範疇に入る話題ですが、これは、長い間このページに書きたかったことなんです。
2001年の半ばのある日、Peter Gabrielが電話をかけてきて、Atlantaまで来て、彼に一日つき合わないかと訊ねられたんです。彼はそこで猿と働いていたんです!
僕はそのことは知っていて、ちょっと覗いてみたいとは思っていました。でも、彼が僕にベースを持ってこいと言ったのにはびっくりしました!
Peterは彼らと一緒に曲を作っているように見えました。猿というのはボノボといって、とりわけ賢い種で、すばらしいコミュニケーション能力を持っています。
それで、最初はPanbanisha(メス)と、それから後でオスのKanziと一日を愉快に過ごしました。(そう、彼らは自分のウェブサイトも持っていて、実際有名なんです)
それはさておき、その猿たちはキーボードを弾いていて(!)まぁ上手というわけじゃないけれども、全く初心者という訳でもありませんでした。特にPanbanishaは。
僕はもちろん写真を撮ったんですが、ちょっとした思慮が働いて、手元にしまっておいたんです(公開するとして、どんな言葉で猿に許諾してもらうかわからなかったですし)
このサイトの僕のダイアリーにその時書いたのも曖昧な表現になっていて、PeterにはAtlantaで何人かのキーボード奏者と演奏してたと書いておくよって言ってたんです!
さて、Peterはそのプロジェクトでインスパイアされて曲を作り、それについてのドキュメンタリーでも僕らがそこにいたことが分かることでしょうから、それについて、もう書いても良いだろうと判断しました(それからPanbanishaが演奏している小さい写真を載せました)。
そこにいて、本当に驚いたことはというと、彼らが徐々に言葉を理解し、実際にコミュニケーションを取れるようになることを見ることでした。
彼らが本当に音楽を奏でることができるかどうかは分かりませんが、写真を見てお分かりのように、Panbanishaはなにがしかの感受性を持っているように見えます(実はこれ、僕らミュージシャン全員が持っているとは言い切れないんですよね!)
Nov.10, Quebec City
GROWING UP ツァー情報
ここQuebecでのリハーサルは終わりました(通し稽古も半公開で行い、とてもうまくいきました)
少し詳しいことや写真をツァーページに載せました。
さて、火曜日から始まるChicago公演へ出発です!!
Nov.11, Chicago
GROWING UP ツァー情報
さて、いよいよ明日です。
ぼくたちはハゲシク・・・いやハゲじゃなくてね、これまでどんなバンドもやったことのないところへ行きます!!
今日はBlind Boys of Alabamaとリハーサルをちょっとやって、それからツァーの音響装置を試聴したんですが、巨大なUnited Centerでもとてもクリアに聞こえました。
明日の夜は、お客さんたちにとっても僕達にとっても、フルの公演がとても楽しめるものになるだろうと思います。
Nov.12, Chicago
ショーは最高、Blind Boysはロックしていたし、お客さんたちはすごく驚いていたし、コンサートの後には沢山の友人たちと会えたし。シカゴのお客さんの写真は右にありますが、今夜はこれが全部。少し眠らなくちゃ!
OK、写真を少しツァーページに追加しました。
(Nov. 13)
今夜はショーの狭間のオフ日、で、バンドメンバーのほとんどはBlue Man Goupのショーを見にいきました。ファンタスティックでした。伴奏のバンドはドラムス、エレクトリック・チター、それにスティックも入っていて、ショーの見た目とおなじくらいオルタナティブな感じでした。いい夜になりました。
GROWING UP ツァーについて :
Nov. 14, Chicago
United Centerの二回目の公演は、最初のものより良い出来でした。
11月20日のが悪かったというわけじゃなくて、こういう沢山の演出効果があったり、変わったステージ設定(丸ステージで、僕達は大体内側を向いています)
がある場合は大体、ミュージシャンは凄いステージ効果を見ているよりも、お客さんに対してどう見せていくかということに慣れないといけません。これからもっと良くなっていけたら、と思います。(沢山の方が、PeterのSecret World ツァーはこれまでで最高の公演のひとつだと思っていらっしゃるだろうと思いますが、僕の確かな記憶では、ヨーロッパでの最初の2,3週間はすごく荒い出来で、皆さんが覚えていらっしゃるのは何ヶ月も後の洗練されてきた頃のものだと思います。)
二回目の公演では、Tanzania 出身のRealWorldのアーティスト、Hukwe and Charles Zawoseが前座に加わり、Blind Boys of Alabamaと同様に演奏し、Peterの曲にも飛び入り参加しました。それで、この公演は全くあれこれ良いとこ取りの晩になって、皆さんにもとても楽しい出来になりました。
イギリス人のバンドのメンバーたちに、このUnited Centerという会場がバスケットボールでMichael Jordanのシカゴ・ブルズが長い間君臨していた重要なところなんだと説明しようとしています。ここは本当に、まだ素晴らしいオーラが漂っているように見えます。多分、バスケットをやるとしたら。
Nov. 15 - Minneapolis
この公演では、音楽的には良かったものの、技術的問題がありました。
ヘイ!すごく沢山の技術的問題だったんだよ。P.A.がイカれてステージに僕らを残したまままったく音が出なくなってしまったんです。こういうのは僕は重大な技術的問題と呼んでるんです!!
でも、Peterはこの危機を、お客さんに話しをしたり、アコースティック演奏をGedのドラムが加わって始めたりして切り抜けました(写真参照)
Nov 15, Minneapolis
ニューニュース
Gabrielツァーのピアニスト、Rachel Zが、11月20日にニューヨークでインストアをやることになりました。僕にもベースを弾いてくれないかと頼まれたので、歌と演奏をやるという形になるだろうと思います。僕の新しいCDもフィーチャーしたいと思っています。演奏するのは、彼女の新しいCD,Moon at the Windowの曲です。これはJoni Mitchellの曲をジャズトリオで演奏しているものなんです。
インストアは、11月20日12時半から、J&R Music、23 Park Rowにあります。(ここはAnn通りをダウンタウン寄りに行ったところだと思います)
Nov. 18,Philadelphiaへの列車の中で
昨夜のNew Jerseyのショーは最高でした。このページで書いている時間がありませんので、ツァーページに少し写真を載せておきます。
僕達は今、ツァーのグルーヴに乗りつつあり、列車、飛行機、ヴァン・・・その狭間でショーをやる感じなんですが、それがまたやりがいがあるものなんです!
フィラデルフィアでのショー後の更新:
フィラデルフィアということで期待した通りの、ワイルドなお客さんたち!
最初の夜は、僕達は上下さかさまの要素を公演に採り入れました(!)
でも、今はもう寝なくちゃならないので、今はお客さんたちの写真だけ。
明日にでもツァーページに追加しておきます。
GROWING UP TOUR 更新:
クリーブランドの公演は上出来で、クルーにとってはステージ設定と音響設備の設営の時間がすごく少なかったんです。でも、ほとんど眠らずに素晴らしい仕事をしてくれました!
あすのマジソン・スクエア・ガーデン公演には、もちろん、すごく興奮しています。沢山の友人や家族が来ることでしょう。公演が終わったら、僕はステージ効果の写真を載せ始めるつもりでいます。これまで沢山撮りました。多くは英国でのリハーサルのものです。公演に来られるお客さんをスポイルしたくなかったんですが、もう公演が始まっているし(報道やウェブでいくらか公開されていることですし)そろそろ公演に来られない方のためにお見せしても良い頃だと思います。週末には載せられると思います。
Nov 20, New York
オフの日をRachel Zのトリオとインストアで演奏して祝いました。二人のロックプレーヤー(ドラムのBobby Raeと僕)がジャズを演奏したんですが、彼女は勇敢な女性です!僕たちはMontrealでもインストアをする予定です。
New York Nov. 22
僕はなんて忙しい男なんだ!昨夜のマジソン・スクエア・ガーデン公演の写真を載せただけじゃなくて、高速回線でご覧の方向けに大きな写真のページも作り、英国でのプロダクション・リハーサルのページまで作っちゃいました。全部、ツァーページから行くことが出来ます。
Washington DC Nov. 24
今夜のワシントンでのMCI Center公演は本当に素晴らしいショーになりました。
ツァーページに写真があります。それから沢山のページのインデックスを作ってありますが、1ページ目を除いてバンドの頭が踊るページはやめます(もうこっちの頭がヘンになりそうだもの!)
Boston, Nov.26
今夜の公演に向けて出発しなくちゃならないので、ダイアリーを書く時間がありません。でも、ツァーページには沢山Bostonでの写真を載せました。
それから、もしあなたが高速回線で繋がっていらっしゃるんだったら、お客さんたちの大きな写真が用意してあります。
Uncasville, CT, Nov. 26
カジノで公演を行うということは、Peterのツァーではなかったことですが、今夜演奏した場所はMohegan Sun Casinoというところでした。とても素敵なアリーナでの(他のアリーナよりちょっと小さめだと思いますが、確かじゃありません)上出来のショーになりました。
兄のPeteが来てくれて、ハゲバンド&1の写真を撮りました。
今は撮った写真を載せている時間がありませんが、すぐにまたツァーページに追加したいと思っています。
これから一日のオフで、そのあとモントリオールで二回の公演があります。ここはPeterにとっていつもエキサイティングな聴衆たちと会えるところなんです。
Nov.28 - Montreal
明日:
この金曜日に、モントリオールでRachel Zは彼女のジャズトリオ(僕はベースを演奏)とインストア出演をします。今回は、モントリオールのHMVで、1020 Rue Ste. Catherine Ouestにある店です。お近くにいらっしゃる方はいらしてください。僕達はCDにサインをした後、おしゃべりもします。(開始は午後一時です)。
Nov.29 - Montreal
HMVでのRachel Zジャズトリオのインストア出演で演奏しました。
ドラマーのBobby Rayもニューヨークから参加しました。Rachelの新しいCDは”国境で足止め”を食らってしまい、サイン会はなし。まったく典型的現実。事実、前に同じ店でKing Crimsonのインストアをやったときも、CDは届いていませんでした。(これは店のせいじゃなくて、合衆国のディストリビューターが期日内に送らなかったんです)さておき、何年も前の、CDなしで僕の本にサインをしたときのことを思い出しました。
ロードのときには同じようなことがおきるのはおかしなものです!(あぁ、僕の新しいCDにはサインできました。Virginカナダ万歳!)
Dec 1 - Toronto
雪のケベックの公演を終えて、雪のトロントに着きました。
雪のモントリオールで二回の公演です!(次のサンディエゴに着いたときも雪だったらどうしよう!)(次の休みには犬ゾリをしようという話があります。本当だよ!)
先週は沢山のショーがありましたので、このオフにはページの構成しなおしが必要でした。インデックスページを三回目の更新!今やこのツァー関連で16ページ、300を越える写真があります。
更に、まだ撮っていない写真があります。英国にいたときに調べてみたクルーよりも、沢山の新しいクルーが入っています。
でも写真を撮れるときに、まだ彼らを見ることが出来ないんです(彼らがオレンジのジャンプスーツを着ているときを除いてはね、でもみんな同じに見えてしまう!!)
このツァーのカナダパート(まだ他にも公演地が残っていますが)はすごく特別なものになっています。Peterはどこでもすごく歓迎されています。Robert Lepage(Peterの公演の演出をずっとしています)がモントリオールとケベックの両方にやってきたんですが、彼の"赤ん坊"がどんなに成長しているか見るのはとても楽しいことでしょう。
沢山の新しい情報がツァーページに掲載されています。
Dec 4 - Colorado
この数日間、更新する時間がありませんでしたし、先ず僕のカメラのバッテリーがデトロイト公演の前に壊れてしまいました。それで、この回の写真が撮れませんでした。
でも、ツァーページには沢山面白いことを書きました。オフの間のコロラドの山でのことについては、また終わったら沢山書きたいと思っています。
一月以上前にFrance Inter ラジオで録音した番組が12月5日(フランス時間午後8時)に放送され、オンラインでもラジオフランスのサイトで聞くことができます。
Dec 5 - Colorado
お休みの日には、バンドはどう過ごしているか知りたいですか?
通常は移動日になっていますが、僕の経験では、一ヶ所で丸一日フリーの場合、特にエキサイティングなことがおこるわけじゃありません。
King Crimsonの場合、そのままじっとしていて、時には練習をしたり、何人かは一緒に食事に出たり映画に行ったりでした。Sealツァーのときは他のバンドの演奏を聞きに行ったりしていました。
でも、Peter Gabrielツァーはちがいます。以前には、アルプスを自転車で走ったり、グランドキャニオンに向かって、アリゾナの砂漠をハーレーに乗ったり、川でイカダ下りをしたり・・・僕たちが予期しないような展開になるような沢山の小旅行にでかけたものです!
さて、昨日僕たちはコロラドの山に犬ゾリをしに出かけました!もちろん写真をツァーページに載せました。
今夜(金曜日) - TONIGHT SHOW
Peter Gabrielとバンドは、12月6日のTonight ShowにJay Lenoと共演し、ライブで演奏します。
Dec 7 - Los Angeles:
Tonight Showで演奏しました(写真でご覧になれると思いますが)。
次は;日曜日にSandiego公演です。
ツァーページをあっという間に追加していますので、いくつかご覧にならなかったものもあるんじゃないでしょうか。(たとえば、オフの日の犬ゾリ遊びとか!)。そういうときは、ツァーインデックスページでチェックするのが一番です。
Dec 12 - Los Angeles:
Staple Centerでの公演は、すごいものになりました。(僕達は、Brook Shieldsが聴衆の中にいたとは知りませんでした!)南カリフォルニアでの楽しくて素晴らしい一週間のしめくくりになりました。
今日は、フェニックスへ移動し、それから北カリフォルニアへ向かいます。
このツァーの終盤にあたり、公演はどんなに特別なものになっているか、実感しています。
このところSecret World ツァーもご覧になった方から、よく比較の感想を聞くようになっています。
ここにいる皆のように、僕も、またこの照明、演出、装置と巨大な音響装置、すばらしいクルー、Blind Boys of Alabama、HukweとCharles、・・・そして、勿論バンドがまた再び同じ編成で多分ヨーロッパやまた合衆国に戻ってこれたらいいと願っています。
まだそれについては話は聞いていませんが、きっとすばらしいものになるんじゃないでしょうか。
Dec. 16 - Seattle:
うーーむ、公演の様子の素早い更新から、ちょっと遠ざかっていました。(ひどい風邪にかかってしまい、少し休養が必要だったんです!)
フェニックス、オークランド、それからサンホセでの公演の写真をまたすぐ載せておきますね。
Dec. 16 - Seattle:
フェニックス、オークランド、そしてサン・ホセ公演の新しい写真を載せ、いつものように数枚の大きなオーディエンス・ショットも掲載しました。
U.S.ツァーも残すところあと2公演だけ。
このツァーで制作したページと写真をざっと数えてみたら、現在のところ20ページと写真が415枚!
読み返してみると面白いものです。
休みになって家に帰ったときにはきっと、ツァー疲れを取るためにじゃなくて、ウェブ更新疲れを 癒すための休養になると思うよ!
Coming Up:
Tony Levin バンドツァーの1月の予定が決まりつつあります。
今回は、ワシントンエリアと、フィラデルフィア、ロチェスター、ニューヨーク、あるバニー、クリーブランド、バッファロー、トロント、そしてモントリオールです。
詳しくはページ下をご覧ください。
Coming Up:
Govt Muleは、12月30日と31日に、ニューヨークのBeacon Theaterで公演を行います。彼らの最新のアルバムに僕も参加したことから、この公演にも何曲かに、飛び入りする形での出演依頼が来ています。
今年の初め頃にアルバム制作をしたんですが、とても楽しいものでした。
ニューイヤー・イブにまた再会したら、きっと、にぎやかなひとときになることでしょう。
Dec. 19 - Vancouver:
昨日は長い一日でした。今は、北米ツァーが終わった事で、気持ちを切り替えているところです。
ほんとに沢山の写真を撮りました!でも、今は、公演終了でバンドはパーティをしたり、今日の出発が早いこともあって、明日にならないとアップロードできません。
来年のツァーの話しもあったりします- イェーーーーイ- でも、今のところ、確かなニュースというのはまだありません。
Dec. 25 New York
年末の棚卸し
家に帰って、パパベアレコードの在庫を調べました。すると、Blue Nightsの二枚組CDが売り切れているのが分かりました!これは僕の小さな会社にとって、初めてのこと。他のどのリリースでも初回の注文分で在庫がなくなることはなかったんです。もちろん、2,3週間の間に再販分を作るつもりですが、CDの初回制作分が売り切れるのは嬉しいことだと認めざるをえません。
今、限定版(200枚)のFrippプリントの最後の25枚にサインをしているところです。
計画では、次の作品はBill Brufordの予定ですが、ちょっと時間がかかっています。元になるBrufordのプリント(手書きで彩色されるのを待っています)はイーゼルの上で・・・8ヶ月置きっぱなし!
時には、こういうことはさっさとうまく運び、また時には、まったくうまくいきません。
Peter Gabrielが、Alabama Blind Boysのボーカルの追加をするまで、毎夜毎夜Sky Blueの歌の導入部の構想がうまく固まらないと言っていたことを思い出しました。
(このペイントでも彼らに助けて貰うべきかしらん??)
Coming Up:
Govt Muleは、12月30日と31日に、ニューヨークのBeacon Theaterで公演を行います。彼らの最新のアルバムに僕も参加したことから、この公演にも何曲かに、飛び入りする形での出演依頼が来ています。
今年の初め頃にアルバム制作をしたんですが、とても楽しいものでした。
ニューイヤー・イブにまた再会したら、きっと、にぎやかなひとときになることでしょう。
Tony Levin バンドツァーの1月の予定が決まりつつあります。
今回は、ワシントンエリアと、フィラデルフィア、ロチェスター、ニューヨーク、あるバニー、クリーブランド、バッファロー、トロント、そしてモントリオールです。
詳しくはページ下をご覧ください。
Good taste:
趣味の良い音楽評論があります。Rolling stoneオンラインに、Chris Rubinが選ぶ、2002年のCDベスト10が載っています。(忙しくてチェックできないという方へ、時間を節約してあげると、僕のDouble Espressoは8位に入っています。)
僕のホームページにお越しの皆さん、よい休日を。
このサイトに掲載している僕の音楽生活にずっと注目してくださって、どうもありがとう。
僕たち皆にとって、来年が沢山の素晴らしい音楽をもたらしてくれるだけじゃなく、それぞれが愛する人達とそれが共有できることを、そして特に、平和な年になることを願っています。
Dec 31 - New York
昨夜も演奏し、今晩もここNYCのBeacon Theaterで、Govt. Muleと共演です。
僕はほんの飛び入りでしたが(沢山の他のミュージシャンも一緒でした)彼らの演奏は本当に素晴らしかったんです。昨夜は、ほんの短いサウンドチェックをやっただけで、21st Century Schizoid Manを演奏しました。
クリムゾンでも相当のリハーサルなしではやれなかったんじゃないかと思います。
他に、二曲ほどGovt. Muleの曲を演奏しました。今夜は別の曲をやります。
演奏中はお客さんの写真を撮ることができませんでしたが、ここの写真は間奏の間に撮ったものです!今夜はもっと楽に撮れるんじゃないかな。
それから、今夜は飛び入り出演のミュージシャン全員の正確なリストを作ろうと思っています!
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NEW!! - TONY LEVIN BAND "SNOWTIRES TOUR"
(Updated 12-11-02)
1/7 - West Springfield VA (DC) - Jaxx
1/8 - Philadelphia PA - North Star
1/9 - Rochester NY - Milestones
1/10 - New York NY - Bottom Line
1/11 - Schenectady NY - Van Dyke
1/15 - Cleveland OH - Beachland
1/16 - Buffalo NY - Tralf
1/17 - Toronto ON - Horseshoe
1/18 - Montreal PQ - Cafe Campus
((すべての日程は、スケジュールの変更がありえます)
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