TONY LEVIN'S ROAD DIARY (Continued)
May 6, 1999 -


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May 6 - Los Angeles - SEALツァーリハーサル

Ready for the road: Cafe Crim, with JuiceMan and Saeco espresso machine  Austin Powers has popped up again on the bandstand - seen here with Mike Landau and Brian Blade  A glimpse of Seal  and the stage set  A plethora of bass amps. Also seen: NS Electric Upright, and Cello. And yes, that is a coffee cup sitting on my keyboard. Isn't that what keyboards are for? 

May 6 - Los Angeles

SEAL TOURの制作リハーサルは進行中です。 「制作リハーサル」という言葉の意味は、音響と照明の制作をしている、ということです。 加えて、バンドは音楽の面でも更に細かく仕上げを行っています(通常は、結局バンドは何も仕上げられないで終わってしまうものなんですが、今回は実際に音楽に手を入れさせてもらえました。)どんな音になるか、一日中ステージに上がってたので、全体の音がどういう出来かは判断出来ませんが、照明に関しては、すごく印象的です。

楽屋裏ではステージの上と同様にいくつか特記すべきことがあります。ツァーのときには、"Crimson Valet"ロードケースに我が信頼すべきSaeco エスプレッソマシンをとりつけて一緒に回っています。

そして、今回行った追加は、Paula Coleと彼女のバンドのレコーディングのときに、彼らがスタジオやロードの時に持って歩いている"ジュース・マン"というジューサーがすごく気に入りました。それで、もちろん今回僕もCrim Valetの引き出しにおさまるジューサーを買いました。それで、毎日ニンジンとリンゴとジンジャーやなんかを買い出しに行くのが一日の始まりです。で、これは悪くないんですが、一日の終わりにジューサーを掃除しなくちゃならないのが全く面倒なことがわかりました。(こんなこと考えもしなかった!手がふやけちゃったりしたら、苦しいツアーになるなあ!)

ステージでは、とてもエキサイティングなものを手に入れました:新しいTrace Elliot 1000ワットベースアンプヘッドと、新しい"BFC"キャビネットです(この名前はたぶん、"Big F... Cabinet"からきてるんだと思う!)ご想像の通り、この装置はすごくパワフルで、そこから絞り出される圧倒的パワーは、Sealの曲で必要なヘビーな低音にはとても有用です。 Traceは親切にもこれを英国から運んでくれました、というのは、僕が考えるに、これはまだ合衆国では手に入らないんだと思います。

ツァーの日程に訂正があって、やっと会場についてもわかりましたので、このページの下の方に掲載しておきます。間違った日程についてPapaBearにメールで知らせて下さった方に感謝します。今回は間違えてなければいいんですけれど。

Seal Tour Dates (Final Schedule):
May 14 - Las Vegas - House of Blues
May 15 - Las Vegas - House of Blues
May 17 - Portland - Civic Center
May 18 - Vancouver - QUE
May 19 - Seattle - Benoroya Hall
May 21 - Concord, CA - Concord Pavillion
May 22 - Reno - Hilton Amp.
May 23 - Santa Barbara - County Bowl
May 25 - Los Angeles - Greek Theater
May 27 - San Diego - Open Air Theater
May 29 - Mesa - Mesa Amp.
May 31 - Austin - Backyard Amp.
June 1 - Dallas - Bronco Bowl
June 2 - Houston - Woodlands Pavilion
June 3 - New Orleans - Saenger Theater
June 5 - Atlanta - Chastain Park
June 8 - Myrtle Beach - Palace Theater
June 9 - Raleigh, NC - Walnut Creek
June 12 - Baltimore, MD - Harbor Lights Amp.
June 13 - Philadelphia, PA - Mann Center
June 16 - Washington DC - Wolf Trap
June 18 - Toronto, ON - Molson Amp.
June 19 - Atlantic City, NJ - Trump Marina
June 20 - Pittsburgh, PA - IC Light Amp.
June 23 - Holmdel, NJ - PNC Bank Arts Center
June 24 - Wantaugh, LI, NY - Jones Beach
June 26 - Oakdale, CT - Oakdale Theater
June 27 - Mansfield, MA - Tweeters Amp.

May 11, Los Angeles

This article, from the L.A. Times, had the Production crew thinking they might need to find another bass player for the tour  New bassist in the band?  This is how they practice focusing lights  Hey, who's that dummy with a moustache? 

May 11 - Los Angeles

Sealツアーのリハーサルが終わりました。あと数日でやっとコン サートを始められます。やったぜ!ツアーの日程に関して、またま た変更がありました。(以前に「最終日程」なんて書かなかったこ とを祈ってます!)僕自身どういう風に変更されたのか分かってな いんですが、とにかく下のリストで6月9日以降はまだ確定していな い、ということです。

リハーサルでは特に目新しい事はありませんでしたが、ある日、 Sealがシンガーの一人、Paul Mabinに「Latest Craze」という曲で ベースを弾けないか、と頼んだんです。(僕はその曲では、ベース シンセを弾くので手一杯なんです)そんな訳で、今までベースを弾 いたことが無かったPaulは、今回の役割をちょっと照れていて、僕 は当然そんな彼をいつもからかっていて、いつか僕の演奏について アドバイスしてくれるよう頼んだりしてます。彼にとって幸いなの は、今までベースを弾いたことが無いから、彼が弾くSealのベース が左利き用に、上下逆に弦が張ってある、ということを全く気にせ ずに済むんですよ。

それから今週は、また別のトリビュートアルバムの録音に参加しま した。今回はVan Halenの作品をカバーしたもので、プロデュースは またBob Kulickです。(このページに彼と僕との「そっくりさん」 写真を載せてたんですが、今はアーカイブにしまってます)参加し た曲は「Pretty Woman」で、他のミュージシャンはドラムが Aynsley Dunbar、ギターにAlbert Lee、そしてGunner Nelson、 Matt Nelson、それから僕。BobがAnsleyとAlbertと僕の三人に、一 人づつ別の機会に、「この三人で以前一緒に演ったことある?」っ て質問をしたところ、誰もはっきり返事が出来なかったんですが、 でも僕はこの三人で70年代の始めに何回か一緒にリハーサルをやっ たような気がします。何のリハーサルだったのかは、ちょっと調べ てみないと分かりませんが。(ちぇ!自分が演奏した音楽を思い出 せないって、いらいらしますね!)

ところで、このVan HalenトリビュートCDのライナーノート用に準 備された質問票には、僕が以前Les Paulのトリビュートショーで、 Eddie Van Halenと共演したことを書いておきました。この時には Eddieがインストゥルメンタルの曲を書いて、エキサイティングな共 演でした。でもEddieと最初にあったのはそれよりさらに以前で、彼 がA&Mのスタジオにいて、Sammy Hagarのアルバムでベースを弾いて いたときなんです。その時僕はPink Floydの仕事をしてましたんで すが、Sammyの言うには、Eddieがずっとベースの練習の為に、僕の 演奏をコピーしようと苦労してる、ということだったんです。な に!あのEddie Van Halenが僕のパートにチャレンジだって?!僕は すぐさま彼が、僕の、普段の簡単なパートにチャレンジしてるわけ がなくて、当時Peter Gabrielの作品として発表されたばかりの 「Big Time」をコピーしてるに違いないと気付きました。この曲で はJerry Marottaがベースの弦をドラムのように叩いて(もちろん、 凄い速さで)、僕は単に左手のパートを押さえてるだけ、というも のだったんです。Eddieはそれを実際に一人で弾こうとしてたんです から、凄いでしょう?でも、僕はまだ彼に会ったことがなかったか ら、からかってやろうと思ったんです。彼が自己紹介して、それか ら、いま僕のベースのパートを弾けるように苦労してるんです、な んて言ったら、何て返事してやろうか?「いいかい、坊や、俺達 ベーシストってのは、は・や・い・のさ!」とか、それとも「あ あ、あれ。あんなのは何でもないさ。いつもはもっと速く弾いてる ぜ。お前さんは、ギターに専念してるほうが身のためさ。」なんて いうのはどうだろう? 嗚呼しかし、結局僕はくじけてしまって、素直に本当の事を話して しまったのでした。

Sealの最初のショーは金曜日、Las Vegasであります。ショーの写真 をとるような余裕もあると思うので、やっとこのページにもリハー サルばかりじゃなく、ライブの写真が載せられるとおもいます。

Opening act - Joan Jones  Seal in Las Vegas  Seal before the first show in Vegas 

May 14 - Las Vegas. ついにツアー開始

Sealとバンドは今夜Las VegasのHouse of Bluesで演奏しました。最初のコンサートなので写真を撮るのは無理か、と思ってたんですが、開演直前にSealがポーズを取ってくれました。ショーの最中は「物流」で大わらわ、っていうのもシンセ、ベース、アップライト、それからエレクトリック・チェロといった全てを必要な時にす ぐ鳴らせるように準備しなくちゃならないし、さらに僕のモニター用のイヤホン関係のコードもあったりするので、写真の撮影は差し控えた方が賢明だろうと思いました。(いや、実際は、僕の出番の無い「Princess」っていう曲の間にSealを一枚撮っちゃいましたけど。)前座は Joan Jonesで、今回のツアーの最後まで一緒です。それで彼らとリンクを張りました。(それから彼らのステージの写真も送るつもりです。)

Las Vegasっていう土地柄で想像出来ると思いますが、ここのHouse of Bluesはカジノと隣り合わせになっています。これはMandalay Bayという新しいホテルのカジノです。ギャンブルに興味の無い人間にとっては、Las Vegasっていうのはいつ来ても不思議な街です。空港の荷物を受け取る回転台から始まって、いたるところスロットマシーンと、でっかくてけばけばしい広告だらけだし、殆どのホテルではロビーや、レストランへ行く通路にまでスロットマシーンがあって、で結局メンバーのうち何人かは、演奏してる時以外は自分の部屋に逃げ込む羽目になるんです。(Crimsonが"Hard Rock" Hotelで泊まって演奏した時もそうでした。)でも今回僕たちは、静か で、何とスロットマシーンを置いていないホテルに泊まっています。

いつでも、ツアーが始まって、これからどんな感じの旅行になるかっていうことが少しずつ分かってくるとドキドキします。というのは、バンドやツアー・マネージャーといのは、それぞれにどんなホテルやどんなバスが一番適当か、という自分なりの感覚を持っているからです。ホテルっていうのは豪華だから良い、とは限らないもので、ミュージシャンによってはロビーを通るだけでも、自分の服装がみすぼらしく感じて困る、っていうホテルがありますし、 それから最高級ホテルの、あのルームサービスの値段ときたら! いずれにせよ、今回の長いツアーの始まりにすごく快適なホテルに入れて貰えました。聞くところによると、どうやらツアー中のホテルの質にも色々あるようなんですが、それもまたバラエティがあって楽しいか、って思ってます。毎晩毎晩違ったホテルに泊まっている と、段々記憶がこんがらがって自分の部屋が分からなくなってくるものなんですが、(部屋の鍵もこの頃は番号の書いていないカードが殆どです)今夜もサウンドチェックの後、Brian (Blade)が自分の部屋の番号を忘れて廊下で迷子になってしまい、僕の部屋に電話してきてました。まだツアーの最初の日だっていうのに! バンド用の バスには、月曜日、Oregon州のPortlandから乗り込む予定で、またその時には、一台のバスに何人乗るのかとか、バスは新しくて快適かとか、みんなそれぞれどんな寝癖があるのかとか、音楽の好みとか、タバコの吸い方とかいうような、いろんな面白いことが分かってきて、まるでちょっと、軍の小隊へ入隊するような気分です。

ショーは素晴らしい出来でした。Sealはすごいパフォーマーで、彼と共にステージに立っていると最高の気分です。もちろん、最初のショーにはつきもののハプニングもありました。(ある曲の一部で、チェロを弾くために弓を持って後ろを振り返ると、僕のツアー・テックのDaveが次の曲の準備の為にチェロをステージから下げてしまっていて、結局、その部分を何もせずに聞いてなきゃいけませんでした。その後にも最初のアンコールが終わってステージを降りようと、モニター用のイヤホンをベルトに付けたアンプから抜いたとたんに、バンドが2曲目のアンコール曲「Move On Up」(訳注:登り続けろ、の意)をやりだして、結局イヤホンはしているものの、コードが刺さっていない状態で演奏するはめになったんです。)

いつも僕が体験してるショーと確実に違っている点は、観客の構成です。これは実に明らかなんですが・・・Sealの観客には女性が多くて、しかも音楽をすごく楽しんでるんです。King Crimsonの一員として長年ツアーしてきましたが、全然状況が違ってました。殆どが男性のお客で、たまに女性がいても、ギターかドラムをやってる熱狂的な男性ファンに無理に引っ張ってこられたガールフレンド、っていう感じです。(最初の曲の最中には彼氏がFrippとかBrufordを指さしていて、彼女の方はつまらなそうにしている。5曲目ぐらいになると彼氏はまだまだ興奮しているけど、彼女は回りのお客を眺めていて、8曲目には二人が口論を初めて、中休みの後には・・・もう帰ってしまってる!)Peter Gabrielの観客も、彼がソロになってすぐの頃は同じようなものでした・・・Genesisの男性ファンばかり。ところが、Peterのシングル曲がヒットすると、様子が変わってきたんです。当時(たしか「Shock the Monkey」がラジ オでかかってたと思います)、ステージからでも女性ファンが増えているのがすぐ分かったし、観客全体も増えてきていました。

さて、同じ会場でもう一晩やりますから、こんどはもうすこし上手にまとめられるんじゃないでしょうか。ショーの後、確か午前2時にチャーター機で、次の会場のあるPortlandまで飛んで、それ以降はバスでのツアーになります。

6月中盤のツアー日程はまだ混乱してて、最終案を貰ってませんが、もうすぐ掲示できると思います。

May 17 - Portland

Vegasでの2回目のショーの後、Portlandへ飛びました。僕らの チャーター機が飛び発ったのが午前2時45分で、こっちのホテルへ チェックインしたのは朝の6時半です。そんなわけで、夜の制作リ ハーサルまで一日空いてたんですが、あまり休めませんでした。そ れでも時間をみつけてPowell's Bookstoreを訪問することができま した。Portlandへ来たら、ここを素通りするわけには行きません。 しかも僕の本を置いてくれる話までまとめてしまいました。(で も、僕の本をたった二冊置いてもらって、代わりに別の本を五冊も 買って帰っちゃ、割が合わないよね!)

Portlandでの月曜のコンサートもとても良い出来でした。(どうや ら今度のツアーはこういう調子で行けるようです)そして、ショー の後は、これからUSツアーの大半、僕らの家代わりになってくれる ツアーバスに乗り込みました。

ドライバーのTimの話では、このバスは1994年型のヴィンテージで、 今年初めにはStonesのツアーに使われたそうです。このサイトに 「Bus Page」を計画中で、あと二週間ぐらいかかると思うんです が、写真はそちらに掲載します。

May 18 - Vancouver

朝5時半到着で、荷物のチェックアウトが午後3時なので、この素晴 らしい景色を味わってる時間がありません。それでもいつもの店へ は顔を出すことができました。Trees Coffee Co.でエスプレッソを 一杯、そして素敵な石鹸屋さんのLushで僕の海藻石鹸を買い貯めし て、その他洋服の店を何軒か回って、どうしても必要になってきた ステージ用のシャツを買いました。今夜のショーが終わると、バス でSeattleに移動。素晴らしいコーヒーが僕を待ってます!

p.s.
ツアー日程の最新の変更を知らされました。また(再度)更新して、下に掲示しておきます。それから、7月12日から始まる第2期ツアーの予定都市は、現在のところ以下の通りです。Maine州のPortland、Rhode Island州Providence、Boston、Detroit、Cincinnati、 Cleveland、 Chicago、 Minneapolis、 Milwaukee、 St.Louis、 Kansas City、 Memphis、 Orlando、 そしてFt. Lauderdaleです。

p.p.s
Vonda Shepardの妹さんに出会って、Vondaの新しいレコード「By 7:30」がJacket Recordから発売になったことを聞きました。何カ月か前に僕も数曲参加したんですが、彼女の曲と歌い方がすごく印象的でした。すぐに買いに行かなくちゃ!

May 19, Seattle - カフェは多し、時間は少なし!

例によって真夜中、Vancouverからバスに揺られて、もうこれ以上は 眠気を我慢できない、っていう一点を越えたところで、Seattleに到 着。眠りについて10分、15分で起こされるっていうのが一番辛いの はみんな分かってるんですが、今度もそうなってしまいました。ホ テルにチェックインしたのが午前3時半、そして、多分みんなもそう だろうけど、結局6時半まで眠れずじまいでした。(html言語の本を 読んでも眠くならない時は、何をやっても無駄、というのが僕の得 た結論です。)

やっとのことで目を覚まし、いつものエクササイズを今日はパスし て、Seattleのコーヒーを味わいに行きました。僕らのホテルの丁度 向かいにある地元のカフェを試してみたんですが、この街がすごい なあと感じるのは、道を歩いている誰に聞いても、この国のどの街 のカフェに勤めてる人間よりずっと、完璧なエスプレッソを作る為 のコーヒーの詰め方を知ってるってことです。そしてここでは、 「short」とか「solo」とか言えば、大きなカップになみなみと注ぐ ことじゃない、って分かって貰えるんです。普段、特に初めてのカ フェに入ったときなんかは、エスプレッソを頼む時には「shortの、 soloのエスプレッソ一つ。出来るだけちょっとでいいから。」って 言うんですが、典型的な対応は、「ダブルですか?」っていうも の。そこで僕は「いや、シングルで、ちょっとでいいんだ。カップ の中に出来るだけちょこっと。」って返事するんですが、四回の内 三回までは、コーヒーマシンがほぼ1クオートのお湯をスプーン一杯 のコーヒーの中を流れ落とすのを眺める羽目になります。そして結 局、彼らがエスプレッソと呼ぶ、「弱くて、水っぽいもの」をなみ なみと注がれるんです。僕はいつでも「これでもし僕がコップに一 杯のコーヒーを頼んでたら、一体どんな物を渡してくれるのか ね!」って訊いてみたい気になるんですが、そういう皮肉は自分の 中にしまっておいて、一口だけ口をつけ、あとは残してしまうこと になるんです。でも、Seattleは別だ!最初のカフェも素晴らしかっ たです。今日は友達に会う約束があるし、サウンドチェックもある から、僕の気に入ってる「Espresso Vivace」の、よそでは飲めない ような凝りに凝ったコーヒーは明日まで待つことにします。

昨晩、Vancouverで、YesのJon AndersonとSteve Howeがショーに来 ていました。彼らはYesの新しいアルバムの仕上げに掛かっていて、 何カ月もスタジオで仕事していた割には、たっぷり休憩したよう な、元気いっぱいの様子でした。秋にはツアーが始まるとのことで した。あまり時間がなくて、90年に彼らとツアーした時(Anderson Bruford Wakeman & Howeという編成でしたが)の思い出話は少しし か出来ませんでした。悲しい話題ですが、彼らの使っているスタジ オのオーナー、Bruce Fairbairnが突然の事故で今週亡くなったとの ことでした。

ツアーバスに乗ってる間は、自分のページを作れるようにと、html 言語の勉強をしています。このページや、ここのサイトの他のペー ジは、Dan BeachというすごいプロフェッショナルのWeb Masterが 作ってくれていて、僕の取り留めない文章や、どでかいサイズのグ ラフィックスや、その他いろんなアイデアをWebページに仕上げてく れています。でも、多分馬鹿な事だと思うんだけど、このページと は別に、完全に自分だけでページを仕上げてみたい、っていう虫が 起きちゃったんです。これって、いわば、農場の支配を豚に任せる ようなもんですね。(お!ロックのツアーには「動物農場」(訳 注:英国の小説家George Owellの作品)の比喩が当てはまるような ことが一杯あるんじゃない?ちょっと探してみます。)でも、とに かく暇つぶしにはなってます。

さて、今は出発の日の朝です。Microsoftが、朝すごく早くに、新し い「Star Wars」の試写をやるから来ないかという招待を、バンドは 断りました。でも僕はなんとかEspresso Vivaceへ行って、最高のカ フェ・ラッテを飲むことが出来ました。ツアーに同行してるヴォー カル・トレーナーのGary Catonaを連れていったんですが、彼はあん まり感激してなかったようです。

A  profile of Seal onstage  Cafe Crim  Maggie and my hands on the Hollywood Rock Walk  Drummer Vrian Blade  Geez and Max 

May 29 - Phoenix.

ツァーは皆さんのご期待通り順調に進んでいます。 ショーはとても楽しく、聴衆はアップテンポの曲やSealの歌うバラードでで踊ったりしています。 今夜は特に暖かいショーで、Phoenixは会場の外では華氏90度にもなるところ。 サウンドチェックのあとで、僕たち二、三人は提供された食事場所を探しまわっていて、 間違って別のダイニングルームに入っていってしまいました。 そこで食事をしている人たちは、ぼくらみたいなクルーやスタッフのような人間には見えなかった んです。僕たちは彼らに尋ねることもなくそこを出たんですが、というのは、彼らの大部分が 銃を身につけていたんです。 部屋の外の看板を見ると「アリゾナ・銃火器販売展示会」って書いてありました

お休みの日に、L.A.へ戻って僕の娘のMaggieを連れて"Hollywood Rock Walk" に、彼女のパパの手形を見に行きました。僕のもくろみはもちろん、僕の手形に 彼女の手を入れて写真を撮ることだったんです。店のなかをぶらついていたミュージシャンとおぼしき人が一人、ぼくに気がついて、トニー・レビンじゃないかい?って尋ねられました。 きまりが悪かったのは、自分の手形を見に来ただけじゃなくて、写真を撮ってたってこと。 彼はたぶん僕が時間さえあればここに自分の手形を見にきてるんだと思ったんじゃないだろうか。

バスについてのHTMLを書いていたんですが、ついに書き上げて、このサイトに載せるところまで こぎつけました(僕のアイデアを実現させてしまう、とても有能なウェブデザイナーのDan Beachが 作ったページとはとても対照的なできばえなんですが)。 ツァーバスの中でのてなぐさみとしてはこれ以上ふさわしいものはないでしょう。 へんてこなデザインでもかまわなければ、バスの ページを一度見てください。

Life of a wife on the road  Seal and Joan Jones at overlapping soundchecks  Seal at soundcheck  Seal at soundcheck 

June 2, Houston.

暑い...これが最近のもっぱらの口癖。 もちろんショーそのものも「熱い」ですし、演奏もとても楽しいんですが、 いかんせん、合衆国南西部は今週は焼けるように暑く、おまけにPhoenix Austin, Dallas,そして今夜のHoustonと、全部野外の会場だったんです。

僕はいつものロードとちがって、とても社会的生活を送っています。というのは、 娘のマギーがL.A.からPhoenixまでの一週間、彼女がかつてやっていたと同じように (彼女の最初のバスツァーは、その年僕が参加していたTim Finnのツァーのときで、 まだ一歳のときでした)僕と一緒にバスツァーを楽しんでいました。それから彼女が 飛行機で家路についたのと入れ替わりに妻のAndiがAustinから参加しました。 彼女は結婚一周年(!)ということで、2,3週間僕と一緒にバスツァー(!!!)を続ける 予定です。Phoenixでは僕のいとこのSandiとDonのところに行きました。 それからAustinでは、King CrimsonのPat Mastelottoと落ち合いました(バンドに ついて話し合いましたが、とくに確かなニュースとよべるほどのものはありません) Patは僕が欲しかったバス旅行には必須のスクラブルゲーム(訳注:【商標】盤面で行う字並べゲーム)を探すのを手伝ってくれました。昼食やショーの後に僕とPatがこれにふけった 時間たるや、去年の比じゃぁなかったと思います。

DallasはAndy Mooreの家がある町です。彼は長い間 Peter GabrielやKing Crimsonのツァーの際のベーステックをしてくれています。Andyはまた、Funk Fingerの創案の際の大事なキーパーソンでもあり、また製造者でもあります。 ずっと昔のこと、サウンドチェックの最中に、Peterが僕にドラムのスティックを指につけてみたら?といい、僕が「できると思う?Andy(すなわちいいかえれば、君、やってくれる?ってことなんですけど)」と尋ねたのでした。 いずれにせよ、Andyは僕がSealのツァーでもFunk Fingersをショーで使っているのを嬉しそうに見てました。彼はいま、ShowCoで働いていて、ここでのショーではしばらくP.A.をやってくれました。彼に会えてよかったし、僕たちの古いロードでの話を皆に無理矢理聞かせて回ったりするほどの時間がなかったのも幸運でした!

そんなこんなの間、僕のデジタルカメラはディスクがなくなっちゃって(ツァーバスの新しい写真を撮ってばかりいたせいもあって)最近のできごとの写真は全然ありません。 それで、Maxという犬の写真を載せます。こいつはプロダクションリハーサルのときに すごく存在を発揮したやつで、ツァーに入って彼がいないのがとても寂しいんです(僕たち皆にとってはもちろんのこと、彼の飼い主であり、プロダクションマネージャーのGeezにとって はことのほか寂しい)

ツァー会場について:Raleig NCは予定からなくなりましたが、どうしてかは知りません。

At the House of Blues - New Orleans  Me and Andi

ROAD DIARY

June 5 - Atlanta.

ヒュ〜、今や僕は日記を二つ書いていこうとしてます。このページと、僕が自分でデザインしてHTMLコードを書いている、バス・ページです。ちょっと覗いてみてください - びっくりするほど役に立たない代物! それで、はっきりとここで分けておこうと思いますが、僕はバスページの更新をここには書かないし、公演のことはむこうには書きません!

僕たちは今”ノーリンズ”(すなわち、New Orleansのこと)- Seattleのように、 僕のエスプレッソの好みは別にして、このあたりの入れ方(チコリを加味した美味しいアメリカンコーヒー)に従う町、からやってきたところです。 House of Bluesでの公演は、hummerでした(訳注:hummer=ブンブンいうもの?)。 僕たちミュージシャンにとって、聴衆がステージの近くにいる(バルコニーからぶら下がってたりもする)のは素晴らしいことで、全部の公演でこんなに親密に聴衆に取り囲まれているように出来ないのは惜しいことです。Sealのパフォーマンスをこんなに近くで聞けるなんて、とても素晴らしい体験だと思います。Peter Gabrielの初期のソロ・ツァーもそうだったように、将来Sealもアリーナでの公演が当たり前になってしまうと、数年後にはこんな会場が懐かしく思い出されるようになるのかもしれません。

遂に、このツァーで初めて聴衆の写真を撮ることができました。公演の終わりのときには僕には全く時間がないんです。というのは:最後の音が鳴り終わると、僕たちは楽器を置いて、すばやくおじぎをしてステージから降りるように言われているんです。けれども僕は、耳に入れるタイプのモニターをつけていて、このコードがシャツの中を通ってベルトの後ろに降りているんです。このワイヤーは小さなアンプに繋がっていて、ここからフロアの上を走っていって、ステージ上にスパゲッティ状にのたくり回っているケーブルに合流します(僕は今新しい言葉を発明したかしらん!)ですから、僕はベルトについたアンプからイアフォンのケーブルを外して、アンプのクリップを外してそのケーブルをほどいてキーボードの上にそぉっと置いて、ぶらぶらしているイアフォンのワイヤーを握りしめてステージを降りなくちゃなりません。 これで、どうして僕がカメラを持ち上げて写真を撮る暇なんか、この危機にあるわけがないことがはっきりするでしょう? 皮肉なことに、ある晩などは、舞台の袖にようやく引っ込んだとき、すぐにアンコールで戻らなくてはならなかったりします。さぁどうしたと思う?僕は全部を繋ぎ直して、ベースを持って、"Get It On(はじめよう)"の最初の音を出さなくちゃならないんだけど、いくつかのステージで、僕はGet It Onできなかったんです(このような場合、始めようにも始められなかったのは、持ちあわせがなかったから、とも言えます)

僕はどこにいたんでしたっけ?そう、”ノーリンズ”でした。 バンドのバスは公演が終わってすぐAtlantaへ向けて出発したんですが、僕と妻はここに留まって、真夜中過ぎまでCafe du Mondeでチコリコーヒーとbeignetsを楽しむことができました。おいしかった。翌朝早くに飛び立ってツァーに追いつかなくてはならないのは玉にキズでしたけど。ファンの人が二人ばかり僕に声をかけてくれたので、お願いして僕と妻の写真を撮ってもらいました。彼女はとてもキュートでしょ。(砂糖がかかったbeighnetsの山は、主にベースプレイヤーと日記の記述者と砂糖とカフェインで一晩中ぶつぶつ言ってるジャーナリストの口に入ってすぐなくなっちゃいました)

Nashville show  Seal in Atlanta  Atlanta  Paul, Mike and friends

June 8 - Myrtle Beach.

AtrlantaとNashvilleでの公演が終わって、次の場所まで長いバス旅行になります。 これからは、距離も大きくなっていって、9時間から12時間の移動時間は当たり前になりそうです。これはバス・ページの制作には持ってこいだね!

Atlantaでは、Chastain Parkというところで演奏しました。ここはとっても素敵な場所で、 普通の会場とちがって、聴衆はおのおのテーブルを持ってきて、ピクニックしながらコンサートを聴くようになってるんです。 僕は、聴衆が聴くよりもむしろ、飲み食いしているのが見えて、ステージ上のミュージシャンにとっては ありがたくない会場じゃないかと想像してましたが、今回はそんなことなくて、 とても素敵な聴衆でした。

Nashvilleでは、クリムゾン仲間のAdrian Belewに会いたかったんですが、今回は連絡が取れませんでした。ホテルでもほんのわずかしか時間がなかったし、お目当てのカフェも日曜で閉まってました。公演では、シンガーのMike Harvey と Paul Mavinのカレッジ時代の同窓会みたいになって、いつものように写真屋をやってました!

数日間、"Hard Rock Live"のために公演を録画します(録画....それなのにライブってのはこれいかに?)テレビ用の照明で、僕はいい写真を撮れたらいいなと思っています。

A Show-stopping Moment  Hard Rock - Seal  Hard  Rock Seal  Marquee   

June 12, Toronto.

昨日は、ニューヨークシティで"Hard Rock Live."のために一時間の演奏をしました。 この番組はVH1で9月25日に放映になる予定だってここに書きました(で、プロデューサーの電話番号を聞いて、予定の変更がないかどうかチェックしとかなくちゃ)。 聴衆つきでの公開録画はうまくいっていました...Sealが予定外の曲を追加するまでは。 その最後の曲が始まるやいなや、今回の録画のプロダクションマネージャーがステージに 駆け上ってきて、テープは一時間分しか入ってないので最後の曲をやる前に新しいテープを入れさせてくれと言ったんです。 面白い出来事だったけど、聴衆はちょっとヒヤヒヤしてたみたい。僕はといえば、もちろんその光景を撮ってました。

昨夜はTorontoに向けて走ってきて、朝の6時にカナダとの国境にさしかかったので通関のためにバスからよろけ出なくてはなりませんでした。 (バスについての日記はバス・ページで)それで、今日がオフの日でよかった。皆、結構クタクタだから。

Liquid Tensionの新しいCDのリリースは6月25日です。 昨年からの読者の方にお知らせするならば、このグループは、僕とDream Theaterのメンバーである、John Petrucci, Mike Portnoy, そして Jordan Rudessのユニットです。 今度のが2枚目のリリースで、今度もまたライブを1,2週間やりたいねと話をしていたんですが、スケジュール的にはちょっと難しそうです。

Paul and Mikeprepare for the show   Seal in Toronto  The Swans backstage 

June 15 - Washington DC

カナダは2日で通り過ぎてしまいました。Torontoのギグは美しい夏の夕暮れの中、 素晴らしい場所で行われました(白鳥のヒナが舞台裏で泳ぎ回ってました)。 Joni Mitchellが、彼女のツァーに参加していたことがあるうちのドラマーのBrianを訪ねて来ました。僕たちみたいなグループでは、こうやってとても才能に溢れた、尊敬すべきアーティストがメンバーそれぞれの以前のつながりで訪れてくれるのがとても素晴らしいことだと思います。 ショーが終わって、不幸にも急いでMontrealに向かわなくてはなりませんでしたが、次のホテルは、これが妙なホテルでした。 まず最初に、このツァーで初めて部屋の鍵が金属製でした。 以前に書いたこと、覚えてますか?最近ではホテルでこういう鍵はほんとに珍しくなってます。なかなか豪華な部屋でしたが(午前6時じゃあまり意味がないですけど) ”エクササイズルームは2階の210号室です”と書いてあるのを見つけたときは、僕は誘惑に勝てませんでした。 早速行ってみると、部屋の中は空っぽでした。確かにホテルはそこに何かあるとはひとつも書いてはなかったので、その空っぽの部屋で、何でもしたいだけフリーエクササイズをして下さいってことなんだろうなと思いました。 同じようなことで、僕の部屋の中にはデスクランプのところに”コンピューター専用”と書いてある電話のジャックがあったんです。モデムをそれにつないでみましたがダイアルトーンが聞こえないので、ランプのワイヤーを追いかけてデスクの裏側で床まで線を見てみると、何とぶらさがっているだけでした。壁にはそのあたりに電話用のジャックもなにもありません。 コンピューターをそれに繋いだからといって、何かができますとホテルは約束してるわけじゃないんだとナットクしました。

また6月の新しいツァーの日程を受け取りました。もう変更はないと思っていたんですが、 中西部で変更があったようです。(下に掲載しましたが、いつものようにまた変更がないと保証はできません。でも、またあるようならお知らせします)

明日かあさって中に、いつもなら考えられないようなできごと...あなたなら、「一家集合」とでもこれを呼ぶかもしれませんが、このサイトにある3つのページに影響を与えそうなできごとがおきます。犬のSherlockがこのツァーに参加しに、バスに来るんです。 これからどうやって写真と日記を、このページとバス・ページとシャーロック・ページに分けていけばいいんだろう。でもまぁ気晴らしに何とかやっちゃいましょう。

June 18 - WashingtonDC

(この日記には沢山のリンクがあります。だからマウスから手を離さないで!) ここでのショーはWolf Trapで行われ、チケットは売り切れ状態。このツァーでは最大の会場でしたので、大成功に終わりました。でも、いちばん大きな出来事は、この成功ということもさることながら、犬のSherlockがやってきたことでした。僕の妻のAndiがNew Yorkから彼を乗せて車でやってきて、ホテルやバスや楽屋裏で彼と一緒の時間を分かち合ったんです。 (いえいえ、舞台までは連れていきませんでしたよ!) 話を先に進める前に、日記ということではバスページSherlock本人のページのふたつも同様に日記になっていることをお知らせしておきます。ですから、話を全部把握したければ、この二つのページもご覧になった方がよいかもしれません。

これまでのツァー中は比較的静かでしたので、もじゃもじゃの白い犬がバスの中を盛んにかぎ回ったり、クルーの間を、彼独特のしっぽだけじゃなく、お尻までを前後に振り回して走り回るのは歓迎されたようです。皆はSherlockの探偵ごっこも楽しんでいました。彼は部屋の中を嗅ぎまわって、すみっこの変なものを探し出しては人にプレゼントするのが好きなんです。(これが探偵Sherlockと命名された所以なんです)守衛の一人がSherlockの舞台裏への進入を怪しんだ一件以来、制作側はすぐに彼のためにラミネートパックしたバックステージパスを作りました。これは彼にはちょっと大きすぎたんですが、彼自身は気に入っているようです。 それから、彼はそう時間をおかず、舞台裏とバスは彼のものだと判断したようです。(ショーの間、彼はバスのテレビでプレイオフを見ています)

他のニュースとしては、次の火曜(6月22日)にSealはConan O'Brianショーで歌います。 一曲だけになりそうで、おそらく"Latest Craze"になると聞いています。でも勿論いつものことながら、ぎりぎり数分前になって曲が変更になるかも!僕は以前にこのショーでクリムゾンとして演奏したことがあって、このバンドらしい演奏を聞かせるためにあの番組のスタッフが頑張ってくれたのがとてもよかったです。僕らはほんの4分間放送される曲のために、殆ど丸一日つぶすことになるでしょう。

新しい、Liquid TensionのCDが出ました。プログレッシブ・メタルという新しい分類名ができて、このグループもここに入れられたと聞きました。(僕はいつもこの音楽の分類ということに関しては困惑してしまいます。というのは、僕がいつも一緒に仕事をしていこうとしているミュージシャンの殆どがジャンルにとらわれないでいこうとしている人たちだからです)まぁそれはさておき、CDはMagna Carta recordsから発売されて、Liquid Tension ページもあります。 昨年は少しツァーもできましたが、今回の発売に関してはDream Theaterの面々は多忙のようですし、僕もSealのツァーでどうやらムリのようです。

Baltimore  Dave  The Crew  Baltimore

June 23 - New York City.

Sealツァーも始まってから6週間、そろそろ最初のパートを終わろうとしています。 また7月のパートが始まるまで2週間ほどお休みに入ります。 最後に僕が日記を更新して以来、Baltimore、Atlantic City、Pittsburgh、そして、ニューヨークでの Conan O'Brian ショーで演奏してきました。以前にL.A.でLenoショーに出演したとき、演奏が終わってからLenoが握手をしにやってきて、僕のエフェクターのペダルに躓きそうになったのですが、さて、昨夜もConanのショーで彼が最初にSealと握手をして、それから僕の方にやってきました....デジャヴが僕を襲い、心配になりました…でも、彼はうまくペダルボードをよけて大丈夫でした。 それで、僕はファンクフィンガーを指から外して彼と握手したんですが、彼はその様子を見て「その代物には驚かされたよ!」ですって。

今はSherlock(犬)はいないんですが、クルーは皆僕にまた彼を連れてきてくれないかと懇願しています(みんな、自分の家で飼っている犬のことが恋しくなってきたんじゃないかな) それで、今週末はまた何とか彼を連れて来て、舞台裏の気晴らしにできたらと思っています。

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