Stick Men 2016 Prog Noir ツァー

Heerlan, Wiesbaden & Weingarten 公演

いつもよりも写真を撮っていないので、3公演のダイアリーになります。

最初はオランダのHeerlen - トップの写真でおわかりの様に、すごく可愛い街です。(上に書いた街の名前のスペルが間違っています… でも仕様上、一度挙げたタイトルは変えられないんです。)

そして、僕たちが演奏したクラブ - Nieuwe Nor - では素晴らしい歓迎が。どう発音するかは聞かないで!

僕らはスーパー・マリオの世界に踏み入れたのか?
公演では、ピーターが機材を調整している間、パットが曲の説明をしています
そしてマーカス
インプロヴィゼーションタイム... 僕はニコンとジャムってます

楽しかったです。ホテルは通りを下がってすぐのところで、演奏後、急いで荷造りをしてヴァンに積み込む心配をせずにクラブでのんびりできるのは珍しいことでした。

翌朝、ドイツのWeisbadenへドライブ。このドライブはしごく楽な日になるはずでしたが、ロードでは簡単に状況が変わります。渋滞に見舞われ遅れてしまいました。ホテルにはほんの数分いただけで、食べ物もなく、会場に向かいましたが僕らが期待したほど近くはなかったのです。

クラブのAlte Schmeltzeはすごくクール - 見た感じ工場とか倉庫がついたレンタル会社のよう。でも食べ物が全くなくて、すごく空腹。それで、パット、マーカス、ロバート、そしてピーターがセットアップしている間に、レオナルドと僕は何かランチかディナーとして分けられるものを探しに出ました(別々に)。

ところでレオナルドは僕らの友人で、時にはレコード会社で、このツァーに同行して物販を手伝ってくれています。買い物は彼の仕事じゃありませんが、でも良くやってくれました。

もしイタリア人とユダヤ人の男を食料買い出しに出したらどうなるか.. モッツァレラとマッツァー!(訳注:マッツァーはユダヤの酵母を使わない、膨らまないパン)
マーカスはラジオのインタビューを受けています
パットは確定申告の仕事!
そして公演の後、食事というには疑問が残る量のスナック

15日、土曜日:Kulturzentrum Linseでの公演のためにWeingartenへドライブ。

ここは小さな劇場 - とても良いところ。

真ん中の席に見えるのは、サウンドエンジニアのロバートで、別にサウンドチェックをさぼっているわけではないのです… 彼はiPadを使って素晴らしいセットアップをやってくれているので、サウンドチェックの間彼は動き回れる上、さらに公演中でも、どこからでも修正できるのです。

「まいったなぁ、今夜はマッツァーレラがない!」
出番

しかしながら、時々やらかすのだけれど、照明係に公演の終わりで客電をつけるよう頼むのを忘れたので、暗すぎてお客さんたちの写真を撮れず、公演中のもまったく写真がありません。


次はミュンヘンへドライブして、そこで1日オフです!

P.S.10月17日、ミュンヘンにて、珍しいオフの晩…そう、これこそがフェルネット・ブランカという寸描を。

ほとんどの旅行者のように、古い街の中のマリエン広場に写真を撮りにでかけ、帰りにイタリアンレストランを見つけました。食事は悪くなく、ウエイターが他になにか、と尋ねたとき、僕は、そうだね、もしフェルネット・ブランカがあれば、一杯飲みたいと答えました。彼はすぐにイタリアでそうされるように、大きなグラスで持ってきました。イェイ、完璧な〆だね。でもこれは赤みがかかっていて、いつもよりもちょっと濁って見えました。味見してみると、フェルネットに似ているけども度数が高く、ハーブの香りが弱かったのです。悪くはないけれど、僕が欲しかったものではありません。言わないでおこうかとも思ったのですが、彼が戻ってきた時、これはフェルネット・ブランカじゃないと思うと言いました。彼は驚いて、それには丁寧な対応をしました。バーテンダーに確かめに行ったのです。彼はほぼ空になったフェルネットの瓶を携えて戻ってきて、確かにここから注いだのだと。もう一度いかがですかと。そう、確かに。でも、彼が注いだのを見て、やっぱり色が確かに違うので、味を確かめる必要はありませんでした。

OK、ディナーのときにワインは飲んできたし、それにこだわりはありません… それになんだかオタクみたいに見られるのも決まりが悪いし。でも、フェルネットはよく飲んでいるし(そう… すごく頻繁に!)これはAmaroのようなものに思えたし… それで、彼が戻ってきたとき、僕はひとつのアイディアを言いました;もう一杯もらうけれど、新しいボトルからにしてと。彼はおずおずと下がり、ちょっとして支配人が新しいフェルネットのボトルを持って現れ、拡大鏡を渡してこれは前にお出ししたものと同じものですが、このボトルからをご所望ですか?と尋ねました。

新しいグラスに注がれたものは… よろこび!「これこそフェルネット・ブランカ」と言い、飲みました。「違いが分からないかい?誰かがあのフェルネットの瓶にほかの酒を入れたんだよ。」彼は向こうへ行き、それ以上詮索しませんでした。僕はゆっくりグラスを飲み干し、すこぶる満足でした。僕がベース以外に何かについてよく知っていることといえば、それはフェルネット・ブランカなのです。

ただし… 僕が間違えていなければ。

そんなことはない!

明日はテル・アビブへ行きます。