ぼくのご主人はMaggie Levin。 彼女は普段、学校に行っているので、ぼくは大抵彼女のお父さんのトニーや、彼のガールフレンドのAndiと過ごすんだ。

ぼくが首ったけなのは、AndiのところにいるMoe。 Moe はもうじき10歳になるので、ぼくみたいな若造なんか相手にしてくれない。でもね、ぼくは彼女に「遊んでよ」ってせがむのが、もう大好きなんだ ー いつも、彼女の周りをクルクル回って、しっぽを噛んだり、体当たりしちゃう。 おっもしろいの!ニューヨークに行くとね、外に出るのに紐をつけなきゃいけないんだけれど、彼女がぼくから逃げようとするのを追いかけて、紐をからませちゃうのが大好き。

トニーは、時々、スタジオに連れて行ってくれるんだけれど、すごく面白いんだ(ぼくのお気に入りは Woodstockの近くのMake Believe Ballroom、ここでは、ぼくが自由に出入り出来るようにドアを開けて置いてくれるの ー そこのごみ箱を見つけたから、ぼくは古いバナナの皮をスタジオにせっせと運び込んじゃう。ぼく、そこでは 「警部」って呼ばれてるんだ。全部の部屋を嗅ぎ回って、落ちているテープやがらくたをみんな拾い集めるから。ぼくはそういうものをかじるのが好きなんだけれど、色白だから、口から何か黒い物が飛び出ているのが目立ってね、取り上げられちゃうの。)

面白かったのは、トニーがBill Brufordのベースドラムの中にいるぼくの写真を撮ろうとした時 ー お菓子をドラムの中に何度も入れるから、ぼくはすぐ、お菓子を取って素早く出て来ちゃう方法を編み出した。おっもしろいの!

ほかに、New JerseyでのPeter Mulveyとのセッションでは、バンド全員が面白がって、抱き上げたり遊んだりしてくれたんだ。ぼくのお気に入りはドラムの人だった。Maggieのお父さんみたいに禿げていたんだもの。

ぼくの名前は最初からSherlockだったわけじゃないんだ。 ー 最初、Maggieはぼくを Elvisと名付けた ー でも、まだ小さかったとはいえ、ぼくは全然Elvisみたいになりそうもなくて、2〜3日後にSherlockって付けてくれた。他に考えてくれたのは、Stravinsky, Einstein, Watsonとか、あと、ぼくがトイレにいく回数を表すいろんな悪い言葉もあったんだ!(ここでは言わないよ)ぼくのフルネームは、 Sir Sherlock of LittleBridge。ぼくのページにはあまりリンクがないの。 まだ小さいから、そんなにたくさん犬友達がいないんだ。

来てくれて、ありがとう。

翻訳は、森尾 由利さんにやっていただきました
本当にどうもありがとう!

last update-Jul.3 1997-http://thrak.ient.or.jp/~tlclub/sherlockJ.html