California Guitar Trio
with Pat Mastelotto & Tony Levin

Jan/Feb 2005 Tour
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メリーランド州 Annapolis, 1月26日

僕とEric Wagner(アルバニーに住んでいる僕たちの友人で、時にはプロモーターもします。今回は即売のお手伝いで一緒してくれています)はニューヨーク北部地方から長いドライブでやってきました。バンドの他のメンバーは、様々な場所からバルチモアへ、飛行機で集まってきます。
今回使うのは、2台のヴァンと僕の車。おおきなツァーのコンボイとは大違い!

Patのドラムスは現れませんでした。きっとこの国のどこかで運ばれている最中...しばらく手元に届くことはないでしょうから、Patの毎日の最初の仕事は借りられるドラムを探すことです!
それでも公演はうまくいきました。

           

ウエストヴァージニア州 Morgantown, 1月27日

メリーランド州を横切って、ウエストヴァージニア州に入る適度なドライブ。 僕はこの Morgantown へは来たことがありませんでした。ここはとても素敵なところです。ここには大きな大学があるんだと思います。
そこではスパイナル・タップな出来事がありましたけど。最初の5曲が終わったところで、Patと僕はステージを降りて、トリオが自分たちの曲を数曲演奏するのです。引っ込んでいくための楽屋が用意されていなかった上、廊下は会場と平行にあって、外へは施錠されたドアがありました。Patはどこかへ行って、僕は座って電話をかけようとしました。音が大きすぎたので、会場の入り口のドアを開いたままにしておくために支えてあった椅子を外してドアを閉めました。しばらく話したあと、そのドアが自動ロックされてしまっていて、会場に入れなくなってしまったことが分かりました。ドアをノックするのは良い方法じゃない、中の音量が大きいから誰も聞こえないでしょう。僕はセットリストを頭に思い浮かべ、トリオはインプロヴィゼーションをやってて僕が戻るのを期待している頃でした。彼らは僕を捜すでしょうか、それとも現れないのが僕式のインプロヴィゼーションだと思うでしょうか? 僕は考えました。あぁ、会場にこの携帯で電話してドアをあけてもらえば良いんだ...でも、恥ずかしいことに、僕は演奏している場所の名前を忘れてしまってたんです!(ね、スパイナル・タップな瞬間だって言ったでしょ)

実際、このページをその部屋から更新してるんじゃないってことは、僕はそこから救出されたってことです(音楽の音がわりと静かな時に、ドアを大きめにノックしたというのがトリックだったんだよ!)

           

(ペンシルベニアへ向かう朝早くには、家々の煙突から立ち上る煙が町を覆っていました。もうちょっとここに滞在したかった。)

ペンシルベニア州 Coatsville, 1月28日

ちっとも写真を撮っていないことが判明したので、もっと撮ることにしました。

                       

ここも来た事がない町です。そして、ここの工業団地の中には、"School of Rock" があって、とても素敵で才能にあふれた子供達がいます。

                       

信じられない事に、オープニング・アクトでは、このスクールの16歳から18歳の子供たちがKing Crimsonの曲を演奏したんです。その中には 21st Century Schizoid Man と Elephant Talkが!

今日はBertがセットリストをどう記録しているかバラします。カメラを使ってるんです!



                       

                       

ニューヨーク州 Kingston, 1月29日

今日は4時間しかドライブせず、ホームタウンのニューヨーク州 Kingstonなので、バンドは僕の家に泊まることになっています!

そして、公演はKeegan エール醸造所です、僕の好きな地元の醸造所で、公演会場としても好きな会場になりつつあります。(素晴らしいビールにハッピーな聴衆、これが良いギグには欠かせません!)

                       

ここはステージや客席がある醸造所じゃありません...醸造所なんだから! ステージの前端にはエールの原料の袋が積んであって、後ろにはビア樽が積んであるんです。

                       

                       

今日のギグのオファーを受けて最初に殆ど決まりかけていた町のことを考えずにはいられません。それはメキシコシティです! もし決まってたらどんなに長いドライブだったでしょう!
メキシコにはいつか行きたいと思っています。きっと素晴らしいでしょう。でも今はKeeganでロック!

ニューヨーク州 Pawling, 1月30日

昨年の11月に演奏した親しみのある町、Crierに戻ってきました。 再び、素晴らしい聴衆と、楽しい夜でした。

                                               

ニューヨーク - 2月2日

あぁ、二日間のオフでした。 今回は一日に二回の公演があります。最初は、マンハッタンのダウンタウンにある J&Rミュージックストアでのほんの短いパフォーマンス。僕たちは機材を運び込み、演奏をし、ちょっとの間CDにサインをしました...

                       


                       

...それから機材を運び出し、アップタウン方向にドライブして、ミッドタウンの真ん中にあるBB Kingのクラブへサウンドチェックに行きました。

でもあぁ、僕は公演にカメラを持っていかなかったので、テルミン奏者のPamelia Kurstinとやったとてつもないジャムセッションを撮りそこねました。でも多分、ボストンでテルミンの写真を撮ることができると思います。僕たちがSomervilleで演奏するときに彼女はそこに居るでしょうし、また飛び入り参加してくれるでしょう。


マサチューセッツ州 Somerville, 2月3日

オーケイ、テルミンがどんなものだかお見せします。 実際に機能するパーツは真っすぐ伸びた金属棒と曲がった棒です。演奏するには、これに触るんじゃなくて、これに手を近づけるんです。説明するのは難しいし、写真じゃ棒はよく見えません。それに、それをいうなら、見た感じかなり変ですが、Pameliaは大したプレイヤーです。

                                   

公演はJohnny Dというクラブでありました。 Cambridge や Somervilleのどこかしこや、ボストンの殆どの場所のように、ここは町の外から来る人たちにとって運転してやってくるにはとてもとても難しい場所にあります。それで、一台目のヴァンはサウンドチェックに向かう途中道に迷ってしまい、Medfordにあるホテルから車で10分で着くところを1時間半もかかってしまいました。二台目のヴァンはHideyoがGPSシステムを使ってナビゲートしたので、僕たちはあっさりと場所は分かったものの、クラブを越えて1マイル以上も左へ曲がって駐車できるところへ...まぁこれがボストンの典型というものです。

                       

(この写真は、クラブの地下室へのドアの前で笑っているトリオの一員、Paul Richardsですが、 きっとどんなバンドもまさか入りたがらないだろうと思うんだけどね!)

Pameliaがジャムに飛び入り参加した写真を二枚撮りました。いえ、彼女は僕たちを指揮しているんじゃありません。彼女は手を波打たせて楽器を演奏しているんです!(彼女はMiserlouでもすごくユニークな形で参加してくれました!)

           


                       

コネチカット州 Hamden, 2月4日

Hamdenまでは、比較的短いドライブで、"The Space"という良い音楽専用の、ロッキン・カフェバーがついた小さな会場で演奏しました。

                       

そこでは素晴らしいお客さん達がいて、良い演奏ができました。

           

(僕は最前列のTシャツが気に入りました!)

           

(ここではいくつか面白い注意書きを見つけました:)

           

                                   

バーモント州 Waitsfield, 2月5日

晴れ上がった一日、マサチューセッツ州とバーモント州の殆どを抜けて車で北上。本当にきれいでした。 今回のツァーでは、自分の車を使いましたが、家に着く頃には2,000マイルに達するようにみえます。

僕たちはBurlingtonに留まっています。公演地までは車で45分ほどの距離ですし、小さな町でホテルがないんです。

           

これは、サウンドエンジニアのTylerの視点でどう見えるかという写真:

           

ここのオーディエンスも素晴らしくて、2、3人はバーモント州でのTrey Anastasioとの仕事での知り合いがいました。それに、ペートリオッツの帽子はとても親しみを感じました!

この小さなツァーの終わりにふさわしく、すごくフレンドリーで、とても楽しく、またこのトリオとの演奏がいつもそうであるように、素晴らしく音楽的なものでした。

           


  

  


  

  

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