WOMAD フェスティバル
2001年7月
Peter Gabriel バンドと共に
アーカイブページへ
 


 


    Peter Gabriel が前に合衆国で演奏してから、どれくらい経ったでしょう? 確かなことはわからないけれど、僕がこの国で最後に一緒に演奏したのは1994年(Woodstock フェスティバルでした)のことで、バンドと聴衆の両方にとって彼が戻ってきたことは大きな歓びです。

週末は殆どリハーサルをして過ごしました。僕たちはPeterの古い曲は...そう、本当に長いこと演奏してません!長くPeterのギタリストを勤めているDavid Rhodesは来られたんですが、Manu Katcheは来られず、イギリス人のドラマーのGed Lynchがパーカッションを担当しました。それから、Afro Celt Sound SystemのキーボーディストのJames McNallyが何曲かで演奏しました。





    初めて僕たちが会場入りしたのは土曜日の夜で、Neville Brothers Bandがメインステージで演奏を終えたところでした。こういうフェスティバルの大きな楽しみは、様々なミュージシャンとの出会いの機会があるということです。皆で共同で使う楽屋は、まるで世界をめぐる音楽的な旅のようです。

   でもこの晩はそうこうもしていられませんでした。Neville Brothers Bandの面々や、Steel Pulseと話をするのもそこそこに、僕たちはバンに乗ってホテルへ引き上げなくてはなりませんでした(最後の出し物が終わった直後にこういう大きなフェスティバルから帰るのは、道が混んでしまってあまりいいことはありません)








   日曜の朝 は驚きのコンサートで始まりました。9時からのメインステージでのサウンドチェックに臨んだんですが、スケジュールでは、開場までの予定になっていました。ところが、Peter Gabrielの演奏が聞こえてくると、会場内の近くにテントを張ってキャンプしていた人たちが集まってきて、その中で僕たちは全部の曲を通して演奏したものですから、居合わせた人たちにとっては素敵な「プレ・コンサート」になったんです。お客さんにとっても、僕たちにとってもとてもスペシャルなものになりました。

   その後トレーラーの中で、僕たちは In Your Eyes を、この日の早くに演奏を終えた、Zimbabweから来たImbizoというバンド と一緒にリハーサルしました。それから本番では、彼らはAfro Celt Sound Systemの何人かと一緒に踊ったり歌ったりして演奏に入ってきました。マジカルなひとときでした。






   詳しくはまた後でビデオクリップや写真を載せたいと思います。今はとりあえずバッテリーが切れる前に、帰りの飛行機の中でここまで書いておきます。

トレーラーの中でのリハーサルの様子ショーでのPeterの短いMPEGムービーを載せました。

 

アーカイブページトップへ