STICK MEN ラテンアメリカツァー
2010年 3月
ページ2 チリ、サンチアゴ


  

  

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3月5日 - サンチアゴ、チリ:

    僕たちは、午前11時頃に、ややグロッキー気味で到着しました。空港のターミナル自体は閉鎖されていました。荷物は飛行場のエプロンにそのまま並べられていました。



そして、税関と入国管理官はテントの中に居り、それから車やヴァンが停めてある場所まで歩いていくのでした。正常な空港到着のときに比べてずっとシンプルでした。



僕たちはサウンドチェックの前に少し休憩を取るために、すぐにホテルまで向かいました。
路肩や橋にいくらか損傷が見受けられましたが、建物は大方大丈夫そうでした。

この教会のような古い建物より新しい建築基準で立てられたものが、地震の被害からまぬがれたということでした。

ホテルでは壁に亀裂がありました
でも、機能面ではちゃんとしていました。

でも、僕たちがここにいる理由は、公演で演奏することです。今ここで演奏するということはとても特別な機会です。
この国の一部の地域の緊急な必要性からや、航空路といったものの不確実性から、沢山の公演がキャンセルされたと聞きました。僕たち自身もほとんどここに来られないところでした。そして、音楽を共有することは、すべてのものを越えて繋がり合う一つの方法だと思いますし、どうやれば僕たちの国や他の国々がチリとシンパシーを持てるかということについて、報道のインタビューで話したいことなのです。

ですから、このコンサートは素晴らしい、ユニークな経験でした。 僕は怪しいスペイン語を駆使して、テレビで地震のニュースが入って来たとき、自宅でどれほどスペイン語の勉強をしながらPablo Nerudaの詩を読んでいたかを話しました。そして、この悲劇について我々が学んだことより多くのことを、チリの人々は一週間の体験を通して共感して下さっているように見えました。





公演の後、僕たちはUn techo para ChileのFernando Gomez氏と会わなくてはなりませんでした。彼らは地震被害の復旧活動をしている素晴らしい組織の一つです。 彼らは、ここ数週間のうちに数千軒の家を建設する計画を立てていることを話してくれました。

それから沢山のCDにサインをし、挨拶をしました…人々はとても暖かく、僕たちがやってきたことを賞賛してくれました。
こういうことで、僕たちはまたこのチリに間もなくまたやって来たいと思いました。

サインをした1、2時間後に、また僕たちは機材を荷造りして、長くて忘れがたい日を終えました。



    3月5日 - チリを離れ、アルゼンチンのコルドバへ:

再建中の空港から飛び立つのは、来たときほど簡単じゃありませんでした!



チケット販売や荷物を取り扱うために、テントが張られていました。



ここは夏です。朝とはいえ、太陽はこれらのテントをジリジリと焦がしていました!

さぁ、アルゼンチンへのフライトとコルドバでのコンサートのために新しいページに行きましょう。

  

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