十一日目: Oct. 16 - スイスのプラッテルンへ向かう
ようやく朝までぐっすり眠れました。
正午に出発ということは、バンドのメンバーにとってはゆっくり朝食をとったり、のんびりしたり、でなきゃ僕のように12時15分前まで寝られることを意味します!
ほんの2,3時間のドライブは僕たちにとってピクニックみたいなもんです。
それからバーゼルの郊外を通って、プラッテルンの会場とホテルを見つけました。
なんて変なホテル。こんなところ、これまで見たことが無いなぁ…スタッフは日中しかいなくて、ルーム"キー"は、テンキーから打ち込む暗証番号だけです。もし公演の最中に忘れちゃったら…翌朝まで部屋の外で待たなくちゃならないんだよ!
でも、僕らの出発は早くて…すごく早くて、午前4時半という計画です!
だからそんなにスタッフを待たなくてもいいかもしれないな。
ということで、僕たちに電話してくれるホテルの担当もいなくて(ねぇ、部屋には電話すらないんだよ)それで、LarryとJesseは目覚まし時計を持っていたので、全員をロビーへの集合時間の30分前の、4時に起こす役目になりました。
でも、会場はクールでした。建物は一目でロッククラブと分かる感じで、大きなところです。きっと音も良いでしょう。
それに、そこには洗濯機がありました…イェイ!(僕は他の皆より一週間長く出ていますから、すごく有難いです!)
公演は上出来でした。前座はTom GreisgraberとJerry Marottaが務めたんですが、ハンガリーとロシアにTomなしで行くのが寂しいくらいです。
そして、明日はMarco Parisiにさよならを言わなくちゃなりません。彼はイタリアの素晴らしいプロモーターで、イタリアのすべてのツァーに同行して、どこまでも運転して連れていってくれました。
友人のPierre Emile Bertonaが今夜と昨晩の写真を撮ってくれて、親切なことにこのサイトで使わせてくれることになったので、この一枚からお見せしましょう。バンドの様子が高画質でご覧になれると思います。
これからのダイアリーにも載せるつもりです。これまでステージ上のバンドの写真があまりありませんでしたからね。
僕が撮った写真については、最近カメラがおかしくなってるんです…しょっちゅうフラッシュが点きません(Peter Gabrielの公演のとき、ステージ上で蹴飛ばされて以来ボロボロなんです!) それで、今夜のお客さんたちの写真はサイケデリックになっています。
前進、さらに前進…次のページは僕たちの初めてのオフ日のことです。でも忙しい一日でした。
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