5月23日、水曜日、Kaluga, ロシア
このツァーページは、ここまでの旅についてから始めるべきじゃないかと思います。
火曜日には、パナマシティで公演があり、水曜日の旅ではいくつかの挑戦が待っていました。
夜明け前に、ホテルを出て空港に向かいました。
ぼぉっとしながらチェックイン…いつも通り、航空会社相手に僕らのバッグに超過料金を取られないように交渉。スーツケースの中身を入れ替えて、どれ一つも重量超過にならないように….
ニューヨークのJFK空港までは約4時間の見込み -- 僕は気にしていませんでした。
山ほどのトラブルが僕たちを待っていました…僕らはMarkusのための合衆国の通過ビザを持っていませんでした。僕らが持っていたのは、ここで働くためのもので、役立たずの代物…僕らは出発前には、2、3時間なら別に働かずに過ごすことは認められるんじゃないかと考えていた(悪い考え)んです…でも、長い話を端折って言えば、3時間の大騒ぎのあと、アエロフロートのカウンターまでかろうじてたどり着いて、再び荷物の入れ替えをして(ルールはその度ごとに変わる、もちろん)モスクワへのフライトに乗ったという訳です。
ほんの9時間半の後、僕らはSheremetyevo空港に着きました。入国管理はあっさりと終わりました - 誰が想像したでしょう!
ヴァンと共に、素敵な人たちと会いました - でも、Kalugaまでのドライブは僕らが予想していた2、3時間より遥かに長くかかりました。それには5時間を要し、その大部分はでこぼこの道と、列車の長い通過待ちによるものでした。僕らは控えめに言ってもクタクタでした。
非常に幸運にもKaluga郊外のホテルに到着して、チェックインし、直後にフェスティバルのプロモーターと夕食のためにロビーで引き合わされました。
会場は友人宅で、そこまでの道のりは約一時間、ほとんど通行止めの道…
それで、僕らのムードがちょっと暗くなってたとしても、多分誰も気にしなかったと思います…
でも、ディナーと、ウォッカが全部を帳消しにしてくれました。
おや、あっちには別の人たちが…
食事は素晴らしかったです(ウォッカについては言いましたっけ?)…
バンドの演奏もあって、僕が以前聞いたことがあるロシアの驚くべきスティック奏者も参加していました…
充分に食事を頂いて、新しい友人もできて、僕がこれまでサバイバルしてきた長いロードの日々のうちの一つの終わりにホテルに戻りました!
5月25日、金曜日、Kaluga
働く時間が来ました…
さっさと町に入って - ほとんど回りは見ませんでした…
そしてサウンドチェック。
今回のツァーでは、Stick Manだけではなく、Adrian Belewと彼のPower Trioと一緒で、公演はまずそれぞれのトリオがセットを演奏してから、アンコールセットとして、King Crimsonの曲を6人で演奏します。僕らはこれをCrimson ProjeKctと呼んでいます。
ドラマーの、Pat MastelottoとTobias Ralph
Adrian Belew
Markus Reuter
Julie Slick (彼女は長いフライトで疲れていたんじゃないかと思います!)
機材などの調整を支援する、Robert Frazza、そして、Adrianの装備で屈んでいるのがJohn Sinks
Sashaにまた会えて嬉しい - 彼はロシアでのプロモーターです
準備完了…
Sashaが僕らを紹介します…
ついに、長い道のりを経て、演奏するときがきました!
公演が終わり…サインをして…
沢山の贈り物が!
そして、深夜遅くにKalugaのレストランで素敵なディナー…
おぉ、ここでも他に一緒に食べに来ている人たちがいた!
ロシアでのひととき…
オーケィ、これが公演後のロシア方式というものでしょう!
明日はモスクワで行われる公演に向けて、ヴァンで戻ります。
5月26日、土曜日、モスクワ
ヴァンでのここまでの移動は…予想以上に長かった!
ホテルにバッグを投げ置いて、今夜の会場に急ぎました。
なんて会場だろう -- 巨大なホールがある、Crocusというところで、クラブのようですが、もっとなんというか、コンベンションセンターみたいなところです!
階上の席が閉鎖されていても、この席数の多さは印象的です。
セットアップには大勢の助っ人…
ステージの大きさは会場の大きさにマッチしてます
Adrianのラックに問題発生…
準備完了…
Stick Menのセットでは一枚も撮れませんでしたが、Adrianのセットではステージ袖でいくらでも撮れます…
こりゃ実に大きいステージだこと!クラブだったというのは間違いか…
それから、ドラムのデュオがB'Boomを叩きだし、6人全員での演奏が進行していきます。
(Markusがループで始めます)
もうプレイヤーの写真はありませんが、お客さんたちのは沢山!
明日は夜を徹して列車でサンクトペテルブルクへ。きっと楽しいでしょう。
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