Tony Levin Band

カリフォルニア・ツァー

2006年10月

  

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   10月11日 - ロサンゼルス House of Blues
そしてPorcupine Treeのための初めてのオープニング公演


2、3時間車でザ・ファイブを北上すると、ロサンゼルスに着きます。会場のHouse of Bluesは、ここを見た事がない人に取ってはとてもユニークな外観をしています。

今回は僕たちにとってとても大きな公演です。 いつもより大きな会場なのですが、なぜなら有名なバンド、Porcupine Treeのオープニングでの演奏だからです。ブッキング・エージェントのValが来ていて、バンドマネージャーのMarc Silagも同席しています。









僕にとってベストなことは、僕たちのバンドを知らない人たちのために演奏することです。これは本当に楽しいことです。もちろん、自分たち自身のお客さんたちと会うこともそうですが、でも、特別我々を聞きに来たわけじゃない人たちが、我々の音楽にどう受け取られるかを常に気になる事でしょう。
今回の公演がちょうどこのケースで、僕たちの広告がされていたわけでもなく、かろうじて会場で僕たちのことが知らされていただけでした。何人か会場に来ている人たちの中で、僕たちのバンドを知っている人がいたのですが、僕たちがここにいることが信じられない様子でしたからね。

さておき、いつものセットよりもずっと短く演奏する必要があったにもかかわらず、この公演は素晴しく、お客さんたちも本当に楽しんでくれました!






10月12日 - 北へ向かう
高速5号線でのことについてまじめに書く時がきたようです。僕たちは朝早く起きてサンタクルスでの今夜のギグに向かって出発しました。この北への道のりはかなり長く、両端には交通渋滞があり、山火事でもあれば、ハイウエーが部分的に閉鎖される可能性もありました!

でも、ラジオから流れて来た唯一の災害は、ニューヨークシティのアパートのビルに小さな飛行機が突っ込んだというものだけでした。



ガスストップ…小休止です。

そして、Jesseは悪性のウイルスにやられてしまいました。彼はヴァンの後席に縮こまってしまって、まったく旅行を楽しめませんでした。

僕たちはちょうど時間通り、午後5時のサウンドチェックに到着して、僕たちのモーテルがフォードの集会のようになっているのを見つけました。

古いフォードたち!



Moe's Alleyでのクールな公演。

そして、深夜の時間を僕たちが無駄に過ごしていると思われないように、ペッパーウオッカを相変わらずチビチビやっていることは確かだと言わせて下さい…



サンタクルスでの朝は、いつもより早くサンフランシスコに着く事ができました。それで、ここに住む長い間の友人のDave Morrisonを誘って、朝食に行きました。



そしてここ、Zacchary'sで、僕たちは地元の名物料理を食べふけりました。poutineではないですが(とはいえ、興味ぶかい共通点がありますが)この作品は、Mike's Messといいます。

ピッツバーグのPrimantiのサンドイッチや、ケベックのpoutineのようなこれまで僕が言ってきたランクの食べ物はウェブサイトでは見せない方がいいみたいだね!

Daveと一緒に集合写真

それからAppleで働いている友人のKevin Raymondと

それから僕たちはApple社キャンパスに短い訪問をして、その後今夜のPorcupine Treeのオープニングギグに向けてサンフランシスコへ向かいました。



Filmore - それは旅するミュージシャンたちにとっての古い友人 - また帰って来て嬉しいです。



すばらしいお客さんたち。





今回は、コンサートでのporcupine Treeの写真を撮ることができました。



僕たちは、サンフランシスコには留まらず、公演のあと2時間ほどドライブして古き良きルート5を戻り、目的の地…そこは道沿いのモーテルで、その隣にはレストランがあって、そこは…例のあれで有名な…エンドウ豆のスープ!

そうです、僕たちは真夜中に到着したので、エンドウ豆のスープには遅すぎました。いくらか睡眠を取って、朝になって、僕たちの何人かはよろよろとAndersenのレストランに行きました。

Jerryだけが朝食にエンドウ豆のスープを頼む勇気をもっていて、僕はといえば、疲れすぎてて写真すら撮れませんでした。それでもこの場所をよく物語っているナプキンだけは撮れました。





ああしかし、スープにちょっかいを出す暇はありません…これからサンファンキャピストラーノ(ロサンゼルスの南)に向かって長いドライブが待っていて、この小さなツァーの最後の公演です。

ヴァンに詰め込む…

Tom GreisgraberとJerry Marrotaは、以前お知らせしたと思いますが、僕たち自身が前座じゃないときに、デュオで僕らのバンドの前座をやってくれます。

コーヒーストップ…

更に続くルート5…

そして、ようやくこのツァー最後の公演会場、Coach Houseに着きました。







こうして短いカリフォルニアツァーは終わりました。車でいやという程走り回りましたが、それほどハードじゃありませんでした、ほんとに。

でも、これを読まれた方がロード生活がウオッカとエンドウ豆のスープだけのものだと錯覚されるといけませんね…これに続く24時間ほどのことについて、もうちょっと続けさせて下さい。

サンフランシスコでのギグの後、2、3時間車で南下したと言いましたが、それからハイウェーの外れのモーテルで睡眠を取りました。それから一日走って、ロサンゼルスを過ぎ、サンファンキャピストラーノでのサウンドチェックと、ここで夜遅くの公演がありました。この日はこれで終わらず…公演が終わったあと、僕たちは機材を別々のヴァンに分けなくてはなりませんでした。ロスへ行く分と、Tomの家へ行く分、そしていくつかは、まだ日程を残している僕たち数名と一緒にサンディエゴへ。

それから車を出して、僕たちのうち大部分は一時間半ほどかけて古き良きルート5でサンディエゴへ。そこのモーテルでは部屋に入る事すらしませんでした。なにしろ午前6時のフライトで(午前4時にチェックイン!)デトロイトに発ち、その夜California Guitar Trioと演奏するのです。そしてもちろん、仕入れたペッパーウオッカを分け合う計画もあります…振り返ると、ほんのすぐそこのサンディエゴが、数週間も前のことのようです。

当然のごとく、ヴァンの中でJesseがかかっていたウイルスを僕も貰いましたから、デトロイトでの僕のパーティは体調万全というわけにはいきませんでした。でも、Magic Bagでの公演は、とても楽しいものでした。
これがそこでの写真です:

ヘイ、どうして彼らは疲れて見えるんでしょう?

これは演奏するときのものじゃないんです。









僕たち全員はウオッカを味見するときには全身全霊を傾けていたと断言します。







次のツァーまで、しばしサヨナラ!

  

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