いつもなら僕はツァーページを作る時は逆順で書いていきます。でも、今回は順番にこだわらず書くつもりで、これもまた楽しいでしょう。
最初の公演の、ヴァンクーバーは乱暴で波乱含みのものでした。ツァー最初の公演だったし、リハーサルの時間もそれほどありませんでしたから。
ある意味では面白いものにもなりましたが、ミュージシャンにとっては驚きがあって、二度とその驚きは起らないんです!
それに僕は新しいカメラに慣れようとしているところでした。写真を撮ることには時間も注意も払えませんでしたから、撮れた写真はこんなものです。
いいでしょ?え?(僕は"え?"ってのを沢山言ってます。なにしろここはカナダだからね)
フィルム時代に写真を撮っていて、ロール一本撮り終わって現像してから初めてうまく撮れてなかったのが分かったときはどうしてたんだろうね?
まぁ、すぐに誰もそんな時代のことは忘れちゃうんでしょうね。
さておき、このカメラの癖が分かったらすぐにまともな写真を撮れるようになると思います。
そして、最初の公演とはいえ、何枚かはうまく撮れました。
これです。もし印象主義がお好みならね!
会場にいらした方なら、この写真に誰かを見つけてホッとするでしょうね!
カルガリーへ。
最初の夜に山ほどボケた写真を撮ったので、カルガリーではお客さんたちの写真をもっと撮りました。下のは全部そうです。
次の公演はエドモントンでした。この土地はこれまでもずっと良い感じでしたが、僕たちがバンドとして固まるにつれて、もっと良い感じになりました。
午後はLong & McQuadeで小さなインストア出演をしました。
この夜はお客さんたちのまともな写真は一枚だけ撮れました。
(それからTodd一人の写真がこのページのトップにあります)
僕たちがカナダに到着したときのことに話を戻すと、空港で僕たちの荷物をめぐって大騒ぎがありました。ここにメインページからのそれについての抜粋を載せます:
僕たちは今ヴァンクーバーにいます。リハーサルも済んで、今夜 Commodore BallroomでTodd Rundgrenのカナダツァーを始める準備は万端です。
このツァーの名前を考えてみたんですが、どうやらPlanes, Trains & Automobiles(飛行機、列車、そして自動車)になりそうです。何故なら、このヴァンクーバーからモントリオールへの短い旅には多彩な乗り物を沢山使うことになりそうだから。
でもまだまだ考え中で、今もう一つの案が浮かんできました。
Dawn Patrol(暁のパトロール)というのも僕たちがヴァンクーバーに発つ時にピッタリだと思えたんです。ニューアークからのフライトは午前7時半発でしたが、新しい空港の規定では午前5時までに到着することを要求されていたからです。
さらに、このツァー名はクルーズコントロールというのも近くなってきました。ヴァンクーバーに着陸して、荷物を長い間待っている間、我々の荷物は他の荷物に紛れ込んで他の巡航船に積み込まれてしまったと聞かされていました。
ぼくたちがどこかで演奏している間に、ギターペダルがアラスカかどこかをさまよっているのはいただけません。事態が解決するまで空港をぶらぶらして、更に着陸から3時間ほどした頃に、空港を発ってリハーサルに向かいました。
リハーサルはヴァンクーバーの郊外のFuture Musicというところでありました。
そして、ヴァンクーバー公演の朝、我々のうち数名はRadial Engineeringを訪問しました。この街の郊外にある素晴らしい会社です。僕は彼らのJDI ダイレクトボックスを長年使っていて、彼らの新しいペダルや機器を一通り見るのは楽しみでした。
さて、今回のツァーに関わる人々を数名紹介します。他の人たちも次のページで紹介するつもりです。
Mary Lou。怖れを知らぬ我らがロードマネージャー
Robert Frazza はモニターをしています。
Jesse Gress ギター
Jerry Marotta ドラム
オーケイ、Todd Rundgrenのカナダ横断疾走はまだ続きます。
新しいページでは写真を全部詰め込む意気込みでいますからね。
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