California Guitar Trio tour
with guest Tony Levin
First page of CGT Diary

Return to Tony's Page
Tour Diary
Page 2
CGT Tour Dates
Home

Day 9 / April 19 / Lawrence, KS

遂に洗濯するチャンスがやってきた! ここ Kansas の Lawrence では、僕の服を乾かしている間に電話インタビュー(the Everett Washington Heraldのための) を "Suds 'n Duds" から受けてました。このロードが、全然みんなが考えているような魅力的なもんじゃないって分かりますよね!
天気がよくて、2,3時間そこらを見てまわっていました。Kansasの空はとても広いので最初はちょっと方角を見失うほどでした。 ショーの前に、遠くの方で雷の嵐が見えて、稲妻がまるで花火のようでとてもファンタスティックでした。僕たちみんなは見とれていて荷物を搬入するのが遅くなるほどでした。
お客さんたちはとても熱心で、いい公演になりました。ここまで来てよかった。

Day 10/ April 20 / Coloradoまで移動

バンで640マイル移動するっていうのは...どう言えばいいんだろう...。 Kansas はすごく広く...ものすごく広く...メチャクチャ広く..10時間後に Colorado に入ったら突然ロッキー山脈の中なんです!Breckenridge には遅い夕食にギリギリ間に合う時間に着いたんですが、レストランで隣のテーブルに座っていたのは 知り合いでした(Ute Lempurのアルバムの仕事をしたときのエンジニア、Steve Strassmanでした)本当に狭い世界だなぁ。

Day 11 / April 21 / Breckenridge, CO

Bill Janssen in the .... dressing room!ここではまた別の友人に会いましたが、それほど驚きはしませんでした。僕の地元での友人のギタリスト、Artie Traum で、彼はWaters of Edenの共同プロデューサーなんです。彼はちょうどギタークリニックツァーでこのあたりにいるって言ってましたから。 それでも、こんな小さな場所で知り合いに出会うなんて楽しいことですよね。 サックスプレイヤーの Bill Janssen がColoradoでの二つのショーに加わりました。 彼は以前にもCGTと組んで、何曲かライブCDでも参加してるんです。
ショーがあったクラブはやかましいバーがついてました。まるでビアホールみたいで、こういうクラシック音楽も演奏するアコースティックギターのバンドには不向きな場所でした。明日のboulder Theaterはきっともっと良いだろうと思います。

Day 12 / April 22 / Boulder, CO

今回のショーは、インターネットでライブ放送され、終了後はステージ上のバンドが質問にお答えするということをやりました。質問はインターネットで寄せられるんです。面白いですね。トリオのウェブマスターのJon Lybrookと、助っ人にKGNUラジオのスタッフもいて、この試みは驚くほどうまくいきました。仮想コンサートを見て下さった方、それから、夜遅くまで電話を繋いで質問を寄せて下さった方に感謝します。
Fielding questions from the web
Day 13 / April 23 / Park City, Utah

今回のツァーで二度目に船から飛び出し、バンから飛び出して、長いドライブを避けて次の町まで飛行機で文字通りひとっ飛びすることにしました。
ツァーとは、繰り返し示されるテーマを奏でるようなもののようです。今回のツァーでのテーマは、「僕の帽子はどこに行った」です。僕はこのツァーに、寒気ただようニューヨークから暖かい裏地のついたウールの帽子をかぶって出発しました。この帽子に関しては問題はありません。というのは、過ごしやすい気候になるやいなや(最初のギグの、Milwaukeeが終わってから)スーツケースにしまったからです。で、次はSeal ツァーで買った野球帽をかぶりました。これは最近の僕のお気に入りでした。一週間が過ぎて、これがどこかへ行きました。 仕方ないから別の帽子を買いました。これは、緑色した布製のつば広の帽子で、折りたたみもできて充分にあたたかいものでした。これが2.3日前に無くなりました。 肌寒い天候のColoradoにやってきたというのに。Breckenridgeでは僕の帽子を探しにバンドをひきずり回しました。これまたつば広の帽子を見つけて解決。 翌日Boulderへ移動中にこれがまた何と、無くなりました。 多分無くなった帽子全部、ツァーが終わってバンの中をさらえたら出てくると思います。 あるいは本当のところは、僕がずーーっとうっかりしててどこかに置き忘れてきたのかも。
とにかく、ここPark Cityに着いて、また帽子を買いに行きました。 何をさておき急いで(特別気に入るものを探さないってのがポイント!)たちどころにベースボールキャップを買っちゃいました。こいつはいつも頭にかぶってるか必ず僕のキャリーバッグに入れることにしよう!
明日演奏するクラブを見つけました。Harry O'sというところです。クラブの看板には僕たちのことは全く書いてありませんでした。実際、そこはすごくわかりにくい場所にありました!

Day 14 / April 24 / Park City, Utah

なんてショーだろう! どうやら僕たちのショーの前に、パーティーか何かがその「プライベートクラブ」であったらしく、たくさんの人達がそのまま残っていて、酒を飲んで大声でわめきながらfoosballをやっていました。ちゃんとした聴衆はアコースティックギターの音に集中しようとしていました。このとき、僕はステージを降りてfoosball(スペルはこうだったっけ?)をやっている人たちのところへ行き、大声で騒ぐのをやめてもらえないか頼んだのでした。このアプローチはあまりうまくいきませんでしたけど。
やがては飲み浮かれてた人たちも正気に戻ってきて、僕たちはだいなしだった曲をもう一回演奏しました。やっかいな状況に耐えた人間にはいい経験で終わりました。 一番面白かった点は:僕たちの編曲のMisere Louで踊っていたカップルがいたことでした。 マイクで話す機会があったとき、僕は彼らにトリオが弾くベートーベンの第九で踊ってみてもらえないかと言いました。きっと初めての試みになるだろうってね!

Marquee? Marquee?

相反する会場の伝説













Day 15 / April 25 / Salt Lake City

今日は昨日とうって変わった会場でした。お昼にレコード屋さんでのイベントに出てから、今日のショーの会場:教会に着きました。ここならお客さんも静かだろう!
今日...いや、これまでのこのツァーで一番最高だったことは、教会の裏の駐車場でやったバーベキューでしょう。バーベキューシェフとしては最高の栄誉に輝く Patによるもので、彼はミュージシャンにご馳走するのが大好きなんだそうです。 彼の旅行用調理器具は僕たちの前に着いていました。彼は僕にサーモンを焼いてくれ、他の人たちにはスペアリブを焼き、バーベキュー競技の全てについて話してくれました。 すごく楽しかった。
ショーはうまくいきました。実際、昨夜のお客さんとは月とスッポンでした。 (多分、教会じゃぁビールを出さなかったからだろうな)
Marquee?

Day 16,17 / April 26,27 / Eugene, Oregon

ワオ、Eugeneについては書くことがいっぱい。まず最初に、 以前に25セントで動く"Magic Fingers" というのがついたベッドがあるモテルに泊まったのは、ず〜〜〜〜〜〜っと昔のことでした!ここの"Downtown Motel"というところには、それがあります。さぁ、予約するなら急いで! 僕はまたもや過酷なバンでの移動を避けて、Eugeneまで飛行機でやってきました。到着してから、 (そしてバイブレーター付きベッドを試してから) あたりを散歩してみました(このツァーでは珍しいことです)。 美味しいコーヒーを見つけ、会場の辺りを見てまわりました(会場は、WOW ホールといって、世界の木こりのために建てられたものだそうです!)
venue 近くのクラブの看板に、友人でWoodstockではご近所のJohn Hallの名前を見つけました。 ぼくたちと同じ晩にそこでやるそうです。なんという偶然。
ショーの日の朝、ひとりでローカルテレビ局に出演してから、トリオと一緒にラジオ出演しました。このKRVM局はハイスクールにあって、ここでは学生がラジオ放送を学んでいるんだそうです。ともかく、彼らは親切にもキャロットケーキをオーダーしてくれていました。 ケーキに書いてある言葉が恥ずかしかったので、急いで平らげちゃいました!(もちろん、トリオの助けも借りましたけど)
cake ショーは最高でした。会場や聴衆もさることながら、一人のフリーダンサーが僕たちの演奏に合わせて踊るというすばらしい見物があったんです。彼はこのWow ホールの主で、ここで行われるショー全てで踊っているんだそうです。僕たちにとっても楽しいものでした。

Day 18 / April 28 / Portland Oregon

僕がPortlandに来るといつも雨降りです。今日も例外ではありませんでした。 あんまりはげしいどしゃ降りなので、お気に入りの本屋のPowellsまで歩くのはやめました。
ショーの前に、Portland クラブの音響係と話をしました。僕たちがこれまで演奏してきたバーがついているようなクラブの客入れでは、通常ガンガンうるさい音楽をかけるのが普通ですが、僕たちのショーにはこれはそぐわないし、こういうショーにやってくるお客さんにとっても歓迎されないことです。 それで、今夜もバーがついているクラブのようだし、係の人に何か優しい音楽をかけてもらうよう要請しました。
開始30分前に着いてみると、P.A.を通して聞こえるバスドラムは、楽屋にいてすら悪夢でした。それで、Paul は係のところへ曲を変えてもらいに出て行きました。やがて音は静かになって、Paulが楽屋に帰ってきて、僕のBlue Nightsを渡してきたって言いました。"オー、ノー!" 僕は思わず叫んじゃった。 あのCDは...と言うか言わないかのうちに、Bill Brufordの5分間のドラムソロが会場を揺さぶり始めました!


Day 19 / April 29 / Seattle

今日は盛り沢山です。今日のショーはBootleg TVという新しい会社が、将来webでリリースするために撮影することになりました。サウンドチェックの後、僕たちは彼らのオフィスに行って、どんな活動をこれから続けていくのかという説明を受け、インターネットを通して聴衆にあらゆるツァーの様子を伝えていきたいんだということを聞きました。
cake ショーは最高でしたが、おまけにRobert Frippのお姉さんのPatriciaが売店を手伝ってくれて、彼女が発売に関っているという、近々発売になるRobert Frippの講演のテープを試験的に販売していました。


Day 20/ April 30 / San Francisco

面白い偶然:Seattle 空港で、バンド仲間のTray Gunnとばったりはちあわせしました。彼はCrimson ツァーに向けて出発するところでした!彼と同じ飛行機じゃなく、それぞれツァーを続けるために違った方向へ旅立つってのは妙な感じでした。 彼らはNashvillでの公演を皮切りに、ヨーロッパツァーを行うことになっています。僕は彼らの新しいCDをまだ聞いていませんが、ファン同様、僕もすごく期待しています。(そして、来年は彼らと一緒に演奏します!)
今日はオフで、友人とSan Franciscoの夕べを楽しく過ごしました。ところがホテルに戻ってみると、僕の部屋はホテルのディスコ近いところにあることがわかったんです。騒音がひどいとフロントに文句を言うと、ご予約の際にそのことは必ず申し上げているはずだと言うんです。きっと僕たちには言うのを忘れたんだろう!
cake

First page of CGT Diary

Tony's Diary Page
連動日記: 一緒に回っているPaul Richards の日記もチェックしてみてください。
(日本語版を用意しました)
CGT Tour Dates