このレポートは4人のメンバーの方からの98年3月に赤坂のTBSホール
で行われたDGMスペシャルコンベンション、HMVでのサイン会のレポートと、
づん、ことJunの98年4月に赤坂ブリッツで行われたB.L.U.E.とProjeKt 2のライブの際に行われた、TonyとTLCメンバーのミーティングのレポートをまとめたものです。
ミーティングの様子などは、別ページに写真がまとめてありますので、
こちらも合わせてご覧になると雰囲気がよく分かると思います。
<にっしゃんのレポート>
駅から出て目の前がTBSホール。入場する為に並んでいるさくらいさんを発見。
Tonyが某所でお茶してるとの情報を頂き、早速行く。
Tony発見! Treyと一緒にいる。
"Excuse Me!"
"Would you write your autograph on my Chapman Stick?"
と言いたい所あがってしまって
"Would you like..."
となってしまい、Tonyに失礼な事をしてしまった(気にしていないと思うが)。
んで僕のStickの裏のブリッジの下辺りにサインをしてもらう。その隣りに
Treyのもしてもらう。2大Stick奏者のサインをしてもらい感激。Tonyが僕の
Stickをまじまじと見て、
"コレハ ナンデスカ?(日本語)"
とミュートの為のダンパーを指さす。
"Shock absorber"
"何処に売ってる?"
"東急ハンズ"
"うーーん、欲しい"
"今余りが無いので...、This one,I Give you?"
"No,nonono!、僕のはもっとワイドだから"
"あ! Grandstick!"
と会話をしました。また、KeiさんJunさんのメッセージをカンペ片手に伝える。
"ふんふん"って感じで丁寧に聞いてくれる。いい人だ!。握手もしてもらう。
手はでかい。しんちゃんはTonyにThrakのジャケットにサインをもらってる。
"Tony Levin トニーレビソ"とカタカナで書かれていた。
"君たちはTony Levin Clubのメンバーか?!?! んじゃ写真撮ってあげよう!"
という事で、僕としんちゃんがStickとFunk Fingersを持っている所をTonyが
デジカメで撮る。Webに載せてくれると嬉しいなぁ。
会場に入る。古いホール。確認出来た来てたメンバーは他に片さん、Ryoさ
ん、秀兄貴、おくむらさん、KIWI君(Chopsticks)。
全員登場(Robert Fripp, Tony Levin, Trey Gunn, Adrian Belew, Bill
Bruford, California Guitar Trio)。Robertがユーモアを交えた挨拶。おおしゃ
べってるやんけ!
CGT: 新譜の曲を演奏。ギターのフレットの間隔が1弦側と6弦側で違っている。
テープ流れる。やっぱりCGTの音楽はちょっと苦手。
PROJEkCT TWO: Robertがしゃべる。終始笑顔。機嫌が良さそう。テープ流れる。
落ち着かないBillがステージから客席に降りてきて、空いてる席に座る。周り
の観客微動たりともしない。皆何かおかしいぞ。普通見るなり、触るなりする
んちゃうの?
Bruford Levin Upper Extrimities: 再びBillがステージに戻り、Tonyと並ぶ。
Funk Fingersを指にはめたTLCメンバーが手を振ると"Funk Fingers!"とTonyが
喜ぶ。Tonyがステージ上からこちらの写真をデジカメで撮る。"Etude"がかか
る。
Bill: 半年ほど前に出たジャズアルバムの説明。テープ流れる。流れている最
中もBillはステージ上をうろうろしている。
Robert: イーノとのコラボーレーションから使い始めたフリッパトロニクスか
らサウンドスケープの話。テープ流れる。それにしてもRobertは変な格好をし
ている、まるで司祭みたいだ。
King Crimson: 84年のライブをCD化。タクを操っている人がDavid Singleton
と紹介を受け、びっくり。"Three of a perfect pair(Live)"が流れる。
Adrian: いきなり話も無しで、ギター一本で"Men In Helicopter"を歌い出す。
めちゃめちゃ好きな曲だけに泣く。レコーディングスタジオが家にあって、仕
事をいやでもしなければならないと言ってた。続いて"Dinosaur"。やっぱり
Adrianはギターがうまい。再び号泣。
Robertが締めの挨拶。Adrianのギターを聞いて"僕も弾きたくなったよ"とボケ
る。全員がステージ一列に並び挨拶。TLCメンバーはFunk FingersやT-shirts
を振る。Tonyがデジカメでこちらを撮る。TreyはFunk Fingersを真似てVサイ
ンで手を振る。
会場を出て、もう一度Crimsonメンバーと接触出来る事を期待しつつ某所
でお茶をする。エスプレッソを初めて飲んだ。苦かった。クリムゾンのメンバー
はバンに乗り去っていく。Ryoさんが皆の集合写真を撮る。Keiさんにしんちゃ
んの携帯を使って報告。皆で電話を交代してる時にCGTのメンバーがこちらに
来たので、話をする。森谷さんと日本語で新しいギターについて話す。また今
回はCGTのライブは無しで、次回CGTだけで来ると言っていた。失礼ながらミス
ドの手帳にCGT全員のサインを頂く。
僕、しんちゃん、さくらいさん、おくむらさん、KIWI君で渋谷へ。HMV下見&東急ハンズで振動吸収材を探す。とりあえず床の滑り止めを買ってしんちゃんに渡す。
<秀ちゃん>
イベント会場ではおくむらさん、さくらいさん、しんちゃん、にっしゃん、
RYOちゃん、僕の順で客席真ん中中央に一列に陣取り、もう少し前方に片さん。
で、イベントの中でBLUEの紹介の番になったとき、
トニーとビルが壇上前方にでてきたので、待ってましたとばかり、
FFを振るメンバー。
僕はじゅんさんけいさんに頂いたパパベアTシャツを掲げたら、
トニーはまずそれが目に入ったみたいで、ものすごーく嬉しそうな顔
(かつちょっと照れたようなかわいい顔)をして、目配せしてくれました。
う、う、嬉しい(^^)
そしてそれに続くFFの列をみてさらに大喜び。
トニーがマイクに向かったのでお行儀の良いメンバーたちはFFを下ろしましたが、
トニーの第一声は「FF持ってる人は?」だったので、
さらにFFを振り回すメンバー(^^)
トニーは大喜びで僕らの集団をデジカメで写真に収めてました。
この写真がRoad Diaryに載ると良いなぁ・・・
イベントの最後にもみんなでFFとTシャツ攻撃
このときはブリューもにこにこして指さしてくれましたね。
これもトニーは(わざわざデジカメを取りに戻って)パチリ。
TLCの力を大いにアピールしてきました。
そうそう、おくたさんも指摘されていましたが、
イベント中メンバーはステージ後ろのテーブルに座っており、
そのテーブルにはボルビックのボトルが一本と
紙コップが重ねられて置かれていたのですが、
トニーは紙コップをわざわざメンバー一人一人に配り、水をついで回ってあげていました。
なくなったらつぎ足してましたよ。やはり気の利く人優しい人なんだ。
<おくたさん>
CGTが使っていたギターはフレットが斜めで、低音側の弦ほどスケールが長くなっている。 ブリッジもナットも斜め(前から見ると、逆ハの字型)。でも、ボディは結構厚みがあるように見えたけどな? 厚いボディのギターは演奏技術上よろしくないと、以前フリップは 言っていたような気がしますが・・・
HMVでのサイン会レポート
<yamaさん>
行ってきたデー。新宿高島屋HMV。
HIKOちゃんと待ち合わせて、12時の集合時間に店内の狭いイベント・スペースに並び
ました。すぐ後ろにRYOちゃんがいて、オクタさんも来て、はるばる静岡からおーがさんも。
そんで、でかいモニタースクリーンを背景にしたちっちゃいステージの前に整列座り。
「体育じゃねーぞ!」
怒るHIKO。
しかも開演は13時からで、質疑応答用のアンケートを書かされたり、注意事項を延々
と聞かされたり、「THE NOISE」のサワリを見せられたりして待たされるー。
1時を少し回ってメンバー登場。席順は右からエイドリアン、ビル、トニー、ロバー
ト、トレイ。
トニーは、ブラック・ライト・シンドロームのジャケットに写ってるのと同じ革ジャ
ンに白いヘンリーネックのシャツ、下はジーパンで、白い靴下に、グレイっぽい革の
運動靴。最前列にパパベア・Tシャツ着て座ってたyamaを指さして微笑みかけてくれ
ました。ウフフ。やっぱりデジカメ持参でした。あんまり撮ってなかったけど。
で、メンバー一人一人自分の名前紹介。エイドリアン、顔むくんだなー。16年前のビ
デオを見た直後だったんで、落差激しすぎ(泣)。フリップ翁はヘンなチャンチャン
コみたいの着て、相変わらずのヒールぶりでした。ブルッフォード(自分でもブルと
発音していたよー)はいつもの犬みたいなカンジ?トレイはなんか若々しい。クリス
・ボッティとデヴィッド・トーンは来なかったざんす。
トニーは自分のあいさつの番になると「ワタシはトニー・レヴィンです」と日本語で
やったので、観客はヤンヤの歓声。200人くらいは来てました。その前に挨拶した隣
のビルは「やられた!」ってカンジで絶叫してた。そんでもって、次のフリップがや
はり日本語で「イマ、ナンジ?」と大ボケをかましておりました。
そんで、さっきのアンケートをメンバーが一枚づつランダムに抜き出して、それぞれ
の質問に答えるコーナー。トニーには「スティックの構造的発展の可能性は?」など
と難しい質問で、トニーは「いい質問だ。まあ、楽器自体はそんなに難しい作りのも
のじゃないんだけど、演奏の能力は問われるものだから……。あと、僕はやってない
けどMIDIにつないで演奏とかってのもあるよね」となんか、答えになってるんだなっ
てないんだかの解答でしたー。
他の質問で面白かったのはやっぱフリップかな。「クリムゾンに昔のメンバーや、別
のメンバーを加える予定は?」との質問に、たった一言、"Six is quite enough!"(
6人でまったく不自由なし!)と、ニコリともせずに答えました。
で、質問が一巡したところで(もっとやれよ!と思ったけど、今日、このあと渋谷の
HMVでもサイン会があったんですね)、ステージにテーブルが用意されてサイン会に
突入。サインはポニーの用意したLP大、4ページのDGMのカタログで、見開きにこれ
までのジャケットがカラーでズラリ。で、メンバーが各々自作のジャケの上に金色の
マジックでサインしてくれるという趣向。HIKOさんは黒い表紙の部分にもらってた。
トレイ、フリップ(サインのときは結構にこやか)ときて、いよいよトニー。僕のT
シャツを見て、隣のビルに、「ほらみろ日本にも俺のファンはいるんだよなー」とい
ったニュアンスのことを言って笑っている。
で、ryoちゃん、僕、HIKOちゃんと3人並んでたんで「僕ら3人、トニー・レヴィン
・クラブのメンバーですよ」といったら、とっても喜んでくれて、握手は禁止ってこ
とになってたんだけど(手が商売道具だからライヴにさしさわるというのがポニー担
当者の言い分。なんだかなー)、トニーの方から手を出してくれて握手しました。
やったぜ!トニ!トニ!トニ!ワレ、トニー包囲網作戦ニ成功セリ!
とにかくソフトな物腰のホント、いいカンジの人だった。思ったより、トニーは頭が
小さいですねー。HIKOちゃんも「全体に華奢な人だ」と言ってたし。
で、終わったところで、hiko、yama、ryo、おーがさんでメシ喰いに行きました。チャンチャン。オクタさんはキレイな女性とどこかに消えてしまいました。しんちゃんは来てたのかなー。
ではではー。しかし、待ち1時間で、本編15分ってイベントだったなー。酔いが残っ
てたこともあって、白日夢みたいな1日でした。
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