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GROWING UP" ツァーに戻ってきた!!
April 30 - Germany - Leipzig
また列車の旅の後、可愛らしい町、ライプツィヒに到着、サウンドチェックの前に少し散歩する時間がありました。(バッハ・ミュージアム...多分明日の朝に行けるかな)
アリーナはまたまた満杯。ウズベキスタンからやってきたSeveraの前座公演を楽しみました。写真を撮ろうと思ったんですが、あいにくカメラのご機嫌が悪かったんです。明日は何とかなるでしょう。でも、幸いPeterの公演では調子よく、良い写真が撮れました。
April 28 - Germany - Berlin
ベルリンまでの列車は楽しいものでした。時間かっきりに会場のVelodromにサウンドチェックのため到着。ふたたびすし詰めのアリーナでPeterのショーは行われ、バンドにはスリル満点でした。演出は、今回はスムーズに進み(ことにSledgehammerは!)全部の問題が解決してホッとしてるところです。
April 27 - Germany
ハンブルグへ飛んで、良かった天気もすし詰めのColorkine Arenaでの公演中に雨になりました。Peterは":Flood,"を歌い、ドイツでは全ての歌の間におしゃべりを交えています。
公演では面白い瞬間がありました。
"Sledgehammer"の演奏では、ステージの外側が回転するため、沢山のケーブルの処理のためにクルーがステージ上に上がらなくてはなりませんが、まるで交通渋滞のようになっていました。
Sledgeは単純に聞こえる曲ですが、実際には沢山のプレイヤーがいます。最初に、
珍しいキーのE♭で始まるんですが、これは、特に用意されたキーボードのサンプリング音でスタートします。ステージ上のキーボーディストのRachelが出すわけではなく、サンプル音はあらかじめセットしてあって、Peterのキューで鳴り出すという仕掛けです。
今夜はそれがセットされてなかったんです!
それから、バックボーカルがいて、彼らには振付けもあるんです(高くキックする、ダンスステップを踏む、David Rhodesと僕にも、ある時点で頭をブンブン振ることになってます)僕に関して言えば、ベースのエフェクトがいくつかあって、それぞれ必要なときにペダルボードを正しくキックしなくちゃなりません。ペダルボードも楽器のいくつかも回転するステージの上に置いてあるんです。
バンドはステージの上にひろがって、それぞれ自分の分のケーブルがあり、Peterももちろん例外じゃなく、彼は電飾コートを着てダンスをしながら動き回るので、コートに繋がっているパワーケーブルがどこにもひっかからないように誰か追いかけて処理しなくちゃなりません。
今夜のショーでは、キーボードの位置が間違っていて、ワイヤーが交差してしまってたんだと思います。その結果、ステージはまるでラッシュアワーの東京駅のようになってしまい、どんどんクルーがステージにやってきて、ケーブルを引っ張るわ、ドラムの台をまわりで押すわ、僕たちが演奏したりダンスしたりで、ありとあらゆるものと人が動き回っていました。
クルーとケーブルが動き回るところから外れた、安全に止まっていられる場所を探したんですが、今夜は全く見つかりませんでした。それで、演奏して、歌って、ダンスして、ケーブルを飛び越えてと、曲ごとに凄い時間を過ごしました。今夜の演出のフィルムをスローモーションで見てみたいものです。
April 25 - Sweden
ストックホルムは美しい都市です。天候も、僕たちがヨーロッパ・ツァーの最初の公演を設定した週としてはパーフェクトでした。きれいなきれいな空気で、沢山の港や町を区切る水路があり、文化的な催しも沢山開かれています(National Theaterでは、Neil Youngがバンドを伴ってソロコンサートを行っています)
Glove Arenaはこの演出にはもってこいの会場です。建物は球状のデザインで、Peterがステージで乗るボールにドンピシャで合っています。(この会場に乗っているPeterをフォトショップで合成してみようと思いましたが、あんまり馬鹿ばかしいので諦めました)
リハーサルはうまくいきました。全ての動きと演出効果を覚える時間はそう無いのですが、音楽的にはすぐにグルーブを取り戻しました。でも、数名のクルーは新人で、演出を完璧にこなすためには沢山の仕事が山積みです。(最初の通し稽古で、巨大ボールがケーブルが取れてしまって間違ったタイミングで降りてきて、ステージの真ん中に居座ってしまい、僕たちはその回りで演奏を続けなくてはなりませんでした!)
この公演が終わったら、ハンブルグに移動、それからベルリンです。
どんどん公演が続いて行くにしたがって、僕たちもどんどんノリがよくなっていくはずです。
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