今日の首尾を順を追って見ていきましょう:
午前10時:
バンドメンバーたちと合流、今夜のショーについてディスカッション。
(3月以来一緒に演奏しておらず、リハーサルの時間もなし、それでただ公演について話をするだけ)

午前11時:
次の停留所は今日の会場のthe Plains of Abraham。California Guitar Trioとサウンドチェックです。
ここでは2つのステージが用意されています。CGTのショー、"ビックリ追加パフォーマンス"は小さい方のステージで今夜11時からです。

午後1時:
今夜のメインの仕事はKavin Parentです。
ここケベックで非常に人気が高いパフォーマーです。彼のバンドで時々演奏してきましたが、今夜もthe Plains of Abrahamのメインステージで一緒します。

サウンドチェックはすごくこみいっていました。
大きなバンドで、ベース奏者が二人になります。Kavinのいつものベーシスト、Marioも演奏しますから。彼は新しいパートで手助けしてくれました。
午後2時半:
次はTony Levin Bandのサウンドチェックで、今夜の口開けの演奏になります。
このとき、空模様が崩れて土砂降りになりました。

1994年のウッドストックのフェスティバルを思い出させるほどでしたが、幸運にも霧雨に変わり、セッティングを続けることが出来ました。
午後4時半:
サウンドチェック終了。ちょっと食事のためにホテルに戻り、午後6時にKevinのセットのクイックミーティング。
午後7時半: B
公演に向けて会場へ戻る。この頃には雨模様は曇り空に変わり、雲の切れ間も見えてきて素晴らしい晩になりそう!
午後8時: Tony Levin Band 公演

Plains of Abrahamは巨大な会場で、公演が始まったときには沢山のお客さんたちがいましたが、それでもこの会場を一杯にするのは難しいことでした。
演奏が進み、夜空が深くなっていくにつれて、更にもっともっと沢山の人たちがやってきました。
沢山の人たちが赤いライトを持っていて、ステージからはそれが点滅しているのが見えます。写真に撮るのは難しそうでしたが、それでも勿論トライしてみました。

ご想像通り、公演中は他の写真を撮る時間はありませんでした。
でも、何人か僕と一緒に来ていた友人たちが演奏の写真を撮ってくれていましたので、また別のページで紹介したいと思います。
午後9時半: The Kevin Parent公演

Kevinの演奏が進むにつれて、大きな満月が昇ってきました。

素晴らしいショーで、お客さんたちは天国にいました。幸運にも天候はもっと良くなってきて、もう雨の心配はありませんでした。
午後11時:
Kevinの公演終了・・・ところが驚くべきアナウンスが(少なくともお客さんにとって)
。California Guitar Trioが一時間のセットを第二ステージで始めたというのです。 Kavinの最後の音の直後に始まったので、ベースを抱えて第二ステージに走り、最初の曲の中ほどから加わることができました。

ステージのスモークについての覚え書き。
これまで、どれほど沢山の公演でスモークマシンがステージに向かって煙を吐いていたか書いたことがありましたっけ。勿論、照明効果を高めるために焚くんです。でも、ときどきこれが過剰に焚かれることがあって、演奏に難渋することがあります。今夜も僕にとってはあまりに沢山の煙に祟られた例のひとつでした(そう、たぶん僕が疲れていて神経質になっていたせいもあるかも)。
これが、その例を示すためにJerryを撮った一枚です:

ね、Jerryが見えません。僕は彼からほんの10フィートほど離れていただけなんですが。
ときどき煙がきれたときにようやく彼を見ることができたくらい。

友人が撮ってくれた写真が見られたなら、どれほど照明が感動的に見えたかを感謝できるでしょう。
いずれにせよ、ショーの終わり近くになって、Bohemian Rhapsodyに合わせてお客さんたちに歌ってもらう仕事になりました。何人かは本当に歌ってました
!

午前12時15分:
公演終了。まったくなんて一日だろ。でも待って、まだ全部済んでない!
別のテントにCDのサイン会が用意されていていたので、トリオとJerryと僕はサインをしに早足で向かいました。30分ほど続きましたが、このときの写真はありません。僕はもう死んでましたから!
全部が全部、僕にとって忘れがたい一日でした。沢山の良い音楽、素晴らしいミュージシャンたち、それに参加してくれた素晴らしい聴衆たち。
明日は家まで長いながいドライブ。でも、しばらくは休みを取れるでしょう。
でなきゃ、ここを更新しようかな!
友人たちの写真が届いたら、別のページで紹介します。
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