3月13日 - カラカスへ移動:
明日の公演ではこのラテンアメリカツァーの最後の演奏になります。
ペルーのリマで、乗り継ぎで短い待ち合わせがありました。そう、約一週間前の夜に長い間過ごしたあの空港です。
今回は短い時間でしたが、それでももう全員グロッキーで、Patはコーヒーにクリームとおぼしきものを投入したのでしたが…なんとそれはサラダドレッシングでした!
こんな衝撃的な出来事にもかかわらず(僕らはPatが新しい飲み物を発明したと言うべきか。cafe mastelinoとか?)カラカスには無事到着し、当夜はオフで素敵なディナーをいただきました。
3月14日 - 公演がある文化センターに向かう。
これまでで一番大きなStick Menのポスター…
機材を運び入れるのに、公園の中を歩いていきました…
僕はこれまでのロードの中で、少なくとも会場やホテルについてはありとあらゆる所を見てきたと思っていました。
でも今日、まったく新しい状況に直面しました:このとても素敵な劇場は、僕がこれまで見た事も無い形をしていました:お客さんの席が2つのパートに分かれているんです。V字型に。
席をそれぞれ別々にお見せします(だってステージから全部を見渡すような広角レンズを持ってないですから)
これがステージの中央からまっすぐ見たところです:
心に浮かんだ最初の疑問は(まぁなぜこの形に建てたかという疑問の後で)どこを向いて、どこを見て、どっちにおじぎするかということでした。
公演が始まるまでは、その疑問は解かないでいることにして、その方がきっと楽しいだろうから。
これが客席の一カ所から眺めたところ:
僕らのエンジニア、Robert Frazzaの抱いた最初の疑問は、もちろん:どこに音響盤を置くか?
ごめんねRobert。そのひとつのセクションの後ろの方にある小さい部屋の中だそうだよ!
それでも心配には及びませんでした。この全ての要素は公演ではうまく機能してくれました。Robertの小部屋のスピーカーはお客さんが聞いているPAとうまく合っていて、僕らも両方のお客さんたちにうまく馴染むことができました(きっとここでドラマティックな演出に挑戦するのは楽しいでしょうね)ですから、ここでの演奏の経験は、実に満足すべきものでした。
もちろん、僕は両方のお客さんたちの写真を撮りましたとも!
おじぎをしている間に、僕らはお互い交差する形に挑戦してみました。この方がうまくいったと確信してます!
素晴らしい公演でした。
その後、僕たちはベネズエラの伝統的なたべもののarepaとcachapaを食べに行きました。最高。このラテンアメリカツァーの締めくくりにはもってこいの、とても特別で心温まるものでした。
僕たちの演奏もさることながら、お客さんたちの情熱や、音楽の体験を共有できたことはとても忘れがたいものになりました。
また来年も来れたらいいなと思っています。
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