Stick Men
Tour of Europe
Fall, 2012
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October 18, 1日リハーサルをするためにハンブルグに着きました。

Stick Menの新しいアルバムDEEPはもうすぐ出ることになっていて、このツァーでは全部かほとんどの曲をこのアルバムから演奏したいと思っています。というのは、これは僕らにとって音楽的に新しい領域なので、これをライブで演奏することはきっととても楽しいだろうと思っています。

ただ生の演奏のために曲を覚えることは全くの別物です! 僕らはこの曲のパートをどう分けるかディスカッションして、キングストンで8月に2日ほどリハーサルをやりました。でも、今となっては明日が初日ということで、しっかり仕上げるために丸一日のリハーサルをすることにしたのです。

僕は今ほとんど時差ボケなんですが、快適な椅子に座らない限り大丈夫…もしそうしたら、あっという間に寝ちゃうでしょうけど。

幸い、今日は写真を撮らないし、他の面々も同じように疲れています。オーストリアからやってきたMarlusを除いては。


このツァーに参加している人を紹介しなくちゃなりませんね。バンドメンバーは、Pat Mastelloto、Markus Reuter、そして僕。音響エンジニアのRobert Frazzaは僕と一緒にニューアーク空港から飛んで来ました。Francesco Griecoはローマから。彼は今回のツァーを仕組んだ張本人。僕らのエージェントで、このツァーの日程をブッキングし、彼のヴァンでヨーロッパを運転して廻ります。

October 19, 公演日。左からPat、Markus、Francesco、そしてRobert。今夜公演があるLogoというクラブに向けてホテルを発つところです。



我らが頼もしいヴァン、そしてクラブに搬入する場所を探して表示を調べているところです。






サウンドチェックで、チェロの弓を忘れて来た事に気がつきました(Firebirdで必要)が、驚いた事に、ほんの数ブロック行ったところにチェロの店がありました!

一番安く手に入る子供用の弓を買いました(!)…Stickの一番外側の弦をちょっと引っ掻くように弾くのにそんなに良い弓は要りませんし、ぞんざいに扱われたり落とされたり、ロードでは無くしたりもしますから。

サウンドチェック:


ここは小さなステージ、小さなクラブで、多分満席にもならないでしょう。

このツァーで多分頻繁に尋ねられるだろう質問は、まさにPeter Gabrielツァーのような1万人以上が入る大掛かりなものの直後にこういうクラブの小さなステージで演奏するのはどんな感じなのか、ということでしょう。
答えは、これもまた楽しいということです。僕らミュージシャンは、バンドを組んで、リハーサルをし、曲を作り、レコーディングやギグをやります。僕らは音楽の為にそれをやり、少なくとも僕らのほとんどは、僕らの音楽を、それを好きでいてくれる人たちのために演奏する体験のために、それをやるのです。それがどんな形であろうと、どれほどの人数のお客さんであろうと変わりはありません。もちろん経済的な側面というものはありますが、それは僕らの気にすることのリストの一番目には来ません。

特に今日、僕らが一番気にすることといえば、新しい曲のセクションをどれだけ良く覚えているかということです。普通なら僕のセットリストは単に曲の名前だけですが、今夜はそのキーや、パッチナンバー、それに一曲では全部の音が書いてあります:



設備もPeterのツァーのときとは様変わり…





でもそんなことは小さな事、ステージに向かいます




ドイツでの公演では、MarkusがMCのほとんどを担当します…ということは僕には色々やれるチャンスがあります(もちろん写真を撮る事!)



全員でのお辞儀では何らかの妥協が…Patは目の前に柱がありました





新曲はまぁまぁうまくいきました。僕らは”ある瞬間”を分け合い、沢山の即興の余地がありました。

でも音楽は特別なもので、パワフルでした。事実、我々バンドはこのツアーで、Stick Menとしてはようやく一つの僕ら自身の曲の十分な幅広さを得ることができたと感じています。これでもう公演でクリムゾンの曲を弾く必要がなくなりました。(僕らは演奏するでしょうが、必要に迫られてではなくなります)

Whale Watchのようなマルチセクションの曲を含む新曲はまだトライしていません。これを本番でやるにはまだしばらくサウンドチェックが必要でしょう。


October 20 ベルリンへドライブして、 Crystalというクラブで演奏です。

これはツァーでおなじみの光景でしょう…



悪くないドライブで、クラブのバックステージへの道を見つけました









ステージに登る僕らに見せるには、なんて素敵なTシャツでしょう








公演後、地元のミュージシャン Sasha Pushkinとハゲ会談



Patがリアルタイムでフォトショップしようとしたこのショットが好きです!



明日は長いドライブでポーランドのオポーレへ。そこではドラムフェスティバルがあって、Terry Bozzioとステージを分けあうことになっています!

きっとワイルドだぜ!じゃ、また。

  

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