Nov 23
昨夜の夜行フェリーは、初めての時に比べて簡単でした。今や僕らは”コツ”が分かっています。
夜行フェリーの船室は、いくつかクセがあります。
ローマで…といっても実際はローマのかなり郊外です。会場はStazione Birraといって、前にも演奏したことがあります。良い場所ですが、ここで演奏するときは、ローマに泊まらないほうが良いです。車で15分ほどの田舎の方に滞在した方がよほど楽です。
Stazione Birraという名前は醸造所からきているようです。
公演では、照明が素晴らしかったです(ステージ後部のLED)でも、まともな写真を撮れる時間がありませんでした。
ウ〜フ〜…おじぎの時にパノラマ撮影にトライ
Nov 24
誰でもローマがどれほど美しいか知っています…でも、僕らはそれより遥かに小さいけれど、また別の美しいところ、キエーティに向かっています。
そこへは大きな山脈の近くを走るのですが、止まって写真を撮る時間なんかありません。でも、僕はいつか自由な時間があったらキエーティで写真を撮って回ろうと心に決めました。
ここは高原都市で、トスカーナとアブルッツォの平野から持ち上がったところです。そして、こういう高原の町で過ごしているといつでも心が活気づきます。多分都市を見下ろす景色のせいでしょう
でも僕にとっては、きっと黄土色とシエナ色(褐色)が好きだからだろうと思います…
そして劇場へ…
明らかにFernet Brancaが好きな事が知られている…
これまで楽屋でFernetのカップとナプキンが待っていてくれたことはありません…
サウンドチェックの後、市場あたりを見に抜け出しました
ようやく戻ってきて、公演の準備完了…ステージには緞帳がかかっていて、見られずに準備ができます
そして、それが開くと…
愛らしい町での素晴らしい時間でした。
日曜には、朝早く起きて(朝の写真を上に載せました)それからナポリへ2、3時間のドライブ。これがこのツァー最後の公演です!
公演のあとはローマへ移動して、明日飛行機で発つ事になります。長い一日になりますが、それがツァーの終わり方。
道沿いは素晴らしい景色…
そして僕たちを待っていたのは、美しい劇場です。ここでは以前にも演奏したことがあります。
僕はまだ Crack in the Skyのイタリア語の歌詞の紙を見ています。
(いえ、Un Spiraglio nel Cieloというべきですね!)
今夜のオープニングアクトはEuroSticks…3人のチャップマン・スティック奏者のグループです
ナポリに来たならこれを忘れちゃいけません…
話を劇場に戻して、EuroSticksはステージ衣装を着ています…青い光はこの服から出ていて、天井から差し込んでいるんじゃありません
彼らのオン・ステージ
僕らの公演は上出来でした…これがツァー最後の公演なのが変な感じ…僕らはこれまでヨーロッパツァーではよくナポリからスタートしていましたから。
公演がほとんど終わる頃まで写真は全く撮りませんでした…
と、このように公演は終わり、またツァーも終わり…CDにサインをして写真にポーズをとって、荷造りをし、明日家へ発つローマまでしばらく車で移動します。
いつも通り、このグループは最高です。
全部の調整をしてくれたFrancesco Griecoと、長い距離を運転してくれたMirko Ravallo、そしていつも音響とすべてのことに渡り助けてくれているRobert Frazzaに深く感謝します。
またそれよりなにより、僕たちの音楽を聞きに足を運んで下さった皆さんに、深く感謝します。皆さんと音楽を共有できることは本当に大きな喜びです。
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