Oct. 26, セントルイス
ツァーも残りはたった4公演 - ちょっと悲しい - 素晴らしく楽しいツァーですから。
もちろんまだ終わったわけじゃありませんし、まだまだ手強い運転が控えています…
サンタフェに戻って、暖かい気候とお別れ
昨日のドライブでは、僕たちはニューメキシコ州を横切り、テキサス州の細長い部分を抜け、オクラホマ州を通り、もう降参してホテルにチェックインする寸前にミズーリ州に入りました。
ほとんどはこんな光景:
ツァーについて感想をまとめるいい機会です - スープからナッツまで。
僕たちは毎晩Soupを演奏し、いつもバンドのメンバーがスープについて即興でしゃべってスタートしていました…寒いと恋しくなるとか、Julieが楽屋で作ってるとか - こんな感じで何か言っていました。
ところがPatとMarkusにマイクが無い晩があって、そのイントロがやれず、そのせいで凄くぎこちないスタートになっちゃいました。
おまけにそのあとPatが歌うはずのパートも僕が歌わなくてはならず、その部分はしっかり覚えていませんでした。
次の日曜の夜までに、僕たちは12,975マイル運転することになり、これには会場からホテルまでの距離は含まれていません
そして、約221時間ヴァンで過ごすことに
また、驚くべきことに、僕のキルティングは完成していません - 半分すらも。(四角形まではでき、まだそれをお互いに縫い合わせ、そしてようやく本当のキルティングが始まるというのに!)
多分完成には追加のツァーが必要だね!
僕たちは州間ハイウェイで実に長い時間過ごしました。制限速度は65か75マイル。
でも、どの州でも必ず工事中のため通過に遅れが出て、時には20マイルもオレンジコーンで一車線に制限されており、しかもその区間に工事の人は一人か二人見るだけでした。僕らはいつかサービスエリアでミニチュアのオレンジコーンが売られて、それを集めることで州間ハイウェイのシステムを改善するためにならないかと望むようになりました。 名案だと思うけど、実現するかどうかは分かりませんがね。
アリゾナ州では、制限速度75mphのところで90以上出すと刑事犯になります。(どうやって分かったかは聞かないで!)
山のようなプラスチックのルームキー…金属製は全くありません…これでキルトができそうです。
僕たちはノースカロライナでこのツァーの2回目に演奏しました。そして残り2回公演でこのツァーを終わるのですが、またノースカロライナで演奏します。
これまでアリゾナ州フェニックスとペンシルベニア州フェニックスビルで演奏しました。
ツァーのはじめに、FrazzaがヘルシーナッツとミックススナックをTrader Joeの店でものすごい量買ってくれました。
その巨大な袋を見ると、今はもう空で、このナッツが全部僕らのお腹に消えたのを実感してちょっと怖いです。
あんまり体によくないんじゃないかな!
今はセントルイスにきています - Tobiasがモントリオールのギグから戻ってきました…
Willieはまだ生後6ヶ月の子犬で、終日この会場にいます…彼が自分の小さな家にいる写真を撮れましたが、一日のうち殆どは楽屋にいて七面鳥をねだっています。きっとすごく大きくなるだろうね!
ステージへの一番の近道は地下室の階段を雨の夜に登って行くこと…
そしてうまくいけばステージに続く場所に入ることが…まったく完全に"Hello Cleveland"状態…(訳注:ロックバンドが楽屋からステージに続く迷路で迷子になるシーンがありました)
そして僕のカメラもSpinal Tapになっちゃって、ステージに登るときのお客さんたちの写真がこれ
Adrianのセットが終了…Adrianが彼のインイヤーモニターをバックステージで合わせていて…パーツが耳の穴に入り込んでしまいました。
ドクターTobiasがそれを引っ張り出しました。
僕らはAdrianに今夜はそれを枕の下に置いて寝ることを進言したんですよ。
Oct. 27, インディアナポリス
機材を会場に搬入しているところですが、会場自体は大きいんですが…
実にステージがいっぱいいっぱい
楽屋は魅力的…
でも、情熱的なお客さんたちは小さなステージを忘れさせて、音楽を楽しむように駆り立ててくれます…
公演が終わって午前1時かそれくらいに、今夜泊まるホテルへ、途中明日のためにガソリンを入れる必要がありました…
Patがちょっと車を洗っているようですが…
ふむむ…どこがきれいになったのか分からない!
あはぁ、彼はどうもぼくの眼鏡がおかしいんじゃないかと思ってるみたい!
Oct. 28, ナッシュビル
Belcourt Theater、ここはキング・クリムゾンがこれまで幾度となく演奏してきた会場です
会場にある'dark house'というところで、午後6時に二つのバンドがリアルなレストランで一緒に夕食をとることができました。このツァーでは滅多にない幸せ!
そして、フレンチフライポテトがテーブルの上の僕の帽子の中に現れた時…
素早いスキャンが15フィート前方のAdrianを捉えました…
あとになってAdrianは「僕のフォークからフレンチフライが滑ったんだよ」と認めましたが、このことで彼が今夜は乗っていることがはっきりしました。だから今夜は極めて正確な演奏が期待できると思います!
終了が近づくにつれ、来週のハロウィーンに向けた扮装をしているお客さんが目立ってきました…
結局、僕らのあとにロッキーホラーショーのパフォーマンスがあるんだって分かりました!
Oct. 29, アッシュビル
そして、このツァー最後の公演。
早朝 - 午前7時にノースカロライナに向けて時間通りに着くように出発、そして1時間時差で損をしました。
今回は景色は変わって、木々は紅葉しており、イースタン・テネシーとノースカロライナはその評判通りの様子を見せてくれます。
アッシュビルの会場はステージ上もカラフルです。今回はMoogFestフェスティバルの一環として演奏します
ぼくらがまたそれぞれの方向に分かれて行く前に、皆の写真を撮るいい機会のようです
Adrianとのツァーはいつも素晴らしいです
Markus と Julie
Pat
Tobias
John
Troy
そして、Robert(彼は暗いミキシング卓で忙しくて写真が撮れませんでした!)
バックステージの天井には面白い記念タイルが…
多分かれらはお客さんたちが拍手してくれないときの為に自分たちで喝采を送る練習をしているのか?
さぁ行こう…
B'Boomのドラムデュオで、通路ではダンスをするお客さんが。
いや、正確には通路じゃない… また正確にはお客さんでもない…
舞台袖で踊っていたのはAdrianとJulieでした…
いや、多分正確にはダンスでもなく…けいれんの一種みたい - それにしても7分間、それ以上もドレムデュエットが続いていたら他に何ができるだろう…多分彼らはコーヒーを飲み過ぎたんだと思います
ドラマーの影が会場にうつるのを見て、90年代のクリムゾン公演に同じような照明効果があったのを思い出しました…
おじぎ…ある晩はカメラは僕の友人で、またある晩は…
そして終わりました…素晴らしいツァー、素晴らしい音楽と人々がマイクの両側にいました!
僕らに出来ることは、また再びやりたいと思うことだけ。
確かなことは、キルトを完成するにはもっとヴァンの時間が必要だということです!!
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