THE 2 OF A PERFECT TRIO TOUR

Tour of USA and CANADA
Fall 2011


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Page 3 - 初回公演: アトランタ





  


  第一回公演 ... アトランタのVariety Playhouse.

歴史的ツァーのスタートを迎えることはとても嬉しいことです。
また、プレイヤーの皆に会えることも…僕らはそれぞれ別の場所からやってきました。

Adrianのバンドは皆でナッシュビルから車で来ました。Julie Slickがベースで、Tobias Ralphがドラムです。

Stick Menの方は…Pat Mastrellotoがテキサスから飛行機で、Markus Reuterがオーストリアのインスブルックから、僕はニューアークから飛行機で、そして我らがサウンドエンジニアでツァー救世主のRobert Frazzaが、ニューヨーク州キングストンからヴァンを運転して、機材と、CDと、Tシャツ等々を積んで…たったの960マイルを走って来ました!!

二つのバンドがサウンドチェックをするのは…最初の2、3日はちょっとてんてこ舞いな感じです。



最初の感情;プレイヤーと会ってドキドキすること - 楽しいツァーになりそうだ。
二番目の感情;オゥオゥ、ヴァンの色が良くない!



えぇ、えぇ、分かってますとも、誰も気にしないって、でも僕はヴァンの色は白に限るんですよ…まぁ話が長くなりますからまた理由は後で説明します。

このツァーのテーマのひとつは、「出会いと挨拶」で、これまでも沢山の公演で行われてきたことです。

これらはバンドのやることじゃない -- どちらかというとクラブや劇場が最近好んでやるようになってきたのです -- 人々は追加料金を払ってサウンドチェックの間に入場してきて、僕らは挨拶をして、色々サインをしたり、写真を撮ったり…むしろ多くの公演の後、夜にやることの方が多いように思えますが、全部のお客さん達がそこにいない中で、よりクレイジーさが少ない感じというか。

いずれにせよ、この最初の「サウンドチェック」はそれ以上で、これが僕ら6人の最初に一緒になって沢山のクリムゾンの曲を演奏する計画で…ちょうど僕らが演奏を始めたときにお客さんたちが入ってきました。



極めつけのキング・クリムゾンファンがそこにいました!



僕らはそれぞれのトリオが演奏する曲は言うまでもなく、全部の新しい曲を通しでは演奏しませんでした…でもすぐに公演開始の時間になりました。



Stick Menのオープニングセットで、あまりに沢山やることがある中で、それでも写真を撮ろうと考える僕!

でも、僕らの演奏が終わったあと(そしてロビーに急いで走っていってTシャツやCDにサインをした後)Adrianのバンドがステージに登りました。



ツァーが行われている様子がよく分かるような良い写真を撮ろうといつも思っているんですが、特に最初の公演がどんな感じなのかを伝えたいのです。

彼らのセットの後(公演時間は2時間)Patと僕が3人のクリムゾンメンバーで数曲演奏するため、Adrianに加わり - 3 of a Perfect Pail, Elephant Talk, Sleepless...

それからMarkus、Tobias、Julieが入って、PatはB'Boomを叩き出し… バックのサウンドスケープを背景にスラッキング・ドラムデュエット…



それから僕らはThraak, Dinosaur、Frame by Frame、Indisciplineに突入し、更に続きました。





こんな旅をしたり、セッティングで苦労したり、荷造りをして、夜は遅い、朝は早いということを何故やるのか不思議に思われるかもしれませんね…

でもその理由はこれをご覧になれば分かりますよ





すごく楽しく、ツァーに出ていることが嬉しくてなりません。

機材を梱包して、ヴァンに詰め込んで、ホテルを探しに向かいました…

明日は7時間の旅をしてノースカロライナ州のCarrboroへ行き、午後3時に機材搬入なので、早朝出発になるでしょう!

  火曜日、朝:8時15分に出発。今日のドライブはそれほど悪くない…多分6時間と、アトランタの町の中の渋滞次第。ただ、僕らが向かっているCarrboroのノースカロライナアーツセンターには午後4時から6時まで「静粛時間」という決まりがあるのです。前にもロード中に同じようなことがありました - ユニオンの決まりだったり、今回と同じようなケースや、また同じ建物に別の催しがあったりと。この時間帯にはドラムを叩けないのです。ということはつまり、午後4時前には搬入を済ませて、ワイヤーを静かに繋いだり他のことをしておいて、それから午後6時になったらサウンドチェックをすることになります。

オーケイ、というわけでCarborroに着いて、そういう風に作業は進みました。 ところがちょっと厄介な事に、6時を過ぎたら例の「出会いと挨拶」のチケットを買った人たちが会場に入って来たんです…僕らはちょうどサウンドチェックを始めたところでした。
僕らはベストを尽くしました - ほんの2、3曲を通しで演奏しただけで、それも凄く急いで(今夜のセットには、Redが入っていて…AdrianとMarkusはまだ一緒に演奏したことがなかったので、通しでの練習は必須でした)それから僕らはしばらくそこに居た人たちとぶらぶらして、午後7時に一般のお客さんたちが入場してきました。

バックステージで、二人のドラマーたち。Pat MastellotoとTobial Ralph。



Robert FrazzaとJohn Sinksの珍しい光景。仕事をしていない!



Julie Slick と Markus Reuter



Stick Menの演奏のあとのAdrianのPower Trioのショット…





このツァーでは違うカメラを使っているって書きましたっけ?(!)
この前の日曜日の友人の結婚式のときに一生懸命写真を撮って、カメラを落としてしまったのです。動いてはいるのですが写真の半分が変な配色になってしまうのです…このツァーでも後で冗談で使ってみようかと思っているんですが…それで前に使っていた古いカメラをひっつかんでツァーに出たというわけです。今、なぜ前のカメラを使わなくなったか思い出したんですが、このカメラは光量がないとうまく写らないのでした。

音響をやっているJohn Sinksから見たステージの様子…



クリムゾンのセットをやりに、Adrianに合流してステージに…





ダブルドラムでB'Boom







  9月21日、ノックスビルへ次の公演に向かう

この町へは随分とドライブしたものですが、それほど演奏したことはありませんでした。

他の晩と同様、割り増しチケットを買ってサウンドチェックの間に入ってきて、終わってから僕らと話をする人たちがいました。



サウンドチェックでは、僕は他のカメラを探し出していました…一週間前に落としてしまい、色が変に写るようになっちゃったもの…









どうやら公演の写真はピンボケでブレてるか、変な色のどちらかの二者択一しかない様子



それも時々変な線が画面を横切ったりもして…





それはさておき、お客さんたちが僕らにエネルギーをくれることがどれほど素晴らしいことか





おじぎをしているところ…





すばらしい時間を過ごした、素晴らしい公演でした。
明日はアナポリスまで長いドライブになります。 -- 8時間走って、それから午後3時にサウンドチェック。だから明日は早朝の出発になりますね。

東へ向かうことを考えて、ノックスビルから30分ほど郊外に泊まることにしました。ですから公演後ちょっとドライブしなくちゃなりません。

さて、そろそろ新しいページに移る頃合いですが、そこではあなたをロックンロール・キルティングの世界にお連れします!

  


  

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