ALL of Tony's diary in Japanese 2001 Part II
May 8, 2001 -- August 31, 2001
大変重いページです。ロードには相当時間がかかることをご了承下さい。

May 8, Woodstock

ここ暫く僕のディスコグラフィの更新にかかっていました。(上にリンクがあります)楽しい作業じゃないんだけど、誰かがやらないとね!また記載してなかった最近の録音を20件ばかり思い出してみたり、ちょっとだけ整理し直したりしてみました。この後、ウエブ上で販売されているアルバムは全部発売元のサイトへリンクしたいと思ってます。ね、楽しい作業じゃないっていったでしょ!

最近参加した録音:AlbanyのバンドBicycle Mary、Jon Durantの次のアルバム(これはBostonで)、そしてここWoodstockでは友達でもあるArtie Traumと何曲かを。僕自身のアルバムのほうの作曲はなかなか進みません。それから最近聞いたんだけど、僕が以前出版したRoad Photosという本がe-bayで76ドルで売りにでてたとか。信じられないよね・・・もっと在庫があれば売ったり、大事にとって置いたり出来るのに。もしあなたがこの本(80年代中頃に出ました)をお持ちなら、手放しちゃいけません。いや、もしかしたら今e-bayで売っちゃった方が儲けがでるかな?こういうことがあると、頑張って早く次の本を出さなきゃ、って思わされます。僕がKing Crimsonにいた期間の日記と写真を集めた物になるんですが、Road Photosの中の写真も何枚か使っているし・・・この本も何時かはe-bayで取り引きされるようになるかも。

この夏、僕のバンドとしてフェスティバルに一度参加するかもしれません。これはWorld Peace Sanctuaryという催しで、8月19日にニューヨークのAmeniaで行われます。それからCGTとの共演も何回かありますが、まだ正確な日程は知らされていませ ん。

さて、続きは又の機会にしましょう。ディスコグラフィの作業に戻らなきゃね。


Jim Keltner - 伝説のドラマー
2、3週間前に、Quebecでレコーディングをしたとき、僕はまた、Jim Keltnerと一緒に演奏し、一緒に歩き回り、そして彼からインスパイアされる機会を得ました。 (僕たちは何年も前に、Pink Floydの "Momentary Lapse of Reason" で一緒に仕事をしました)。 彼のアルバムクレジットはリストに挙げるにはあまりに沢山あるんですが(allmusic.comで調べてみてください)、多分皆さんは彼の名前を、John LennonのImagine、Steely DanのAja、それからDylan、Sheryl Crow、Fiona Apple、Clapton、George Harrison...といったアルバムで見つけるでしょう。
Jimの名前がそれほど多くのアルバムに見つかる理由は、彼はドラムにおいて自然な感覚を持ち、曲の制作について熟知し、多様なスタイルを身につけているからです。でも僕が彼を好きな訳は、彼の暖かさとすべてのことに注ぎ込むハートであって、彼の音楽だけじゃないんです。そして、Jimは、彼の長年のツァーの経験と演奏に関する伝説の持ち主です。(今もちょうどCubaでRy Cooderとの演奏から戻ってきたところです)皆さんは、彼ほど成功したドラマーは他のドラマーには目もくれないだろうと考えるかもしれませんが、そうじゃありません。 Jimは常に聞き、学び、ラーガからメタルまで、あらゆるスタイルのドラマーからもインスパイアされているんです。彼は常に気持ちを開き、心を開き、良い音楽を作ろうとしているのです。僕は彼をこう呼びたいと思います。彼はインスピレーションの人であると。

May 11, Woodstock

なんてこった、僕のディスコグラフィーには40以上の追加があることを見つけたり思い出したりしました!僕が一番面白いと感じたのは、去年僕が参加して作った何曲かのKevin Maxの曲がDC Talkのアルバムに入っていることです(タイトルは、 "Solo")。 これを含む、追加されたアルバムについては、上にdiscographyのページへのリンクが張ってあります。

May 24, Woodstock

今週は特に大きなニュースはありません。家に新しくLilyというウェスティ種の子犬が来て、お陰でShirlock(4歳のウェスティ種)まで子犬っぽさが戻って来ちゃって、大変!そんな混乱のさなかで次のソロCD用の作品を書いています。Peter Gabriel のアルバムはこの夏までに間に合わないようなので、彼とのツアー予定は今のところ入っていません。空いた時間には引き続きディスコグラフィを更新したりしています。(最近の参加作は面白い取り合わせになりました。「Metallic Assault: a Tribute to Metallica」と「Bulgarian Woman's Choir」なんですから!)

この夏は、California Guitar TrioとPat Mastelottoとの共演がまた何回か入っています。どうやら8月には南西部をツアーするような感じです。また、この同じメンバーでのLos AngelesのKey Club公演のCDがもうすぐ発売される予定です。(訳註:7 月1日にCGTのサイトで発売されます。)それからクリムゾンのドラマーPatといえば、あと一ヶ月ほどで(Papa Bearにとっては初めての僕以外の名義の作品)Patがテクノ風リミックスしたクリムゾン断片集というのが発売になります。準備が出来次第、このサイトでもサンプルをたっぷり紹介したいと思います。音楽だけじゃなく、アートワークの方もね。これがまた素晴らしい出来なんですよ!

May 30, New York City

ワイフと二人で夜出かけるなんて事は殆ど無いんですが、今夜はめずらしくそんな機会になりました。まず初めがRainforest Alliance(訳註:熱帯雨林の保護を目的に創立された国際的非営利組織)主催の夕食会。出席者はビジネスマンや会員の人が殆どでしたが、Gibsonギター社が僕とAndiを招待してくれたのです。席に着いてみると、ForeignerのMick Jonesのお隣でした。(Ace Freeleyも同じテーブルに来る予定だったそうですが、結局現れませんでした。)このミュージシャン用テーブルは、10人編成のバンドの真正面に置かれていて、バンド自体は悪くなかったんだけど、お陰でみんなが何を話してるのか殆ど聞き取れない始末。しかも僕の席からは、スピーチをする人を見ようと思っても、ステージ上のドラムキットしか見えませんでした。
夕食もすませ、幾つかのスピーチを聴いてから(お陰でChiquita Bananaがどのぐらい環境に優しくなったか、って事を学びましたが)、僕らはダウンタウンへ向かってBottom LineでのBill Bruford's Earthworks公演を観に行きました。ところが案内された席がお客さんの真ん中で、みんな僕の顔を知っているししかもタキシードにブラックタイで来てるのなんて僕だけだったから目立つこと!バンドは素晴らしい出来でした。ショーの後少しBillと話したんだけど、面白い冗談や最近やってる仕事とかの話しを聞かせてくれました。Billの計算では、今回が彼にとって44回目のアメリカツアーだとか!

June 5, Woodstock

今日は「Tony Levin Band」が再集合して、延び延びになっていた写真撮影をしました。(去年の各公演会場から写真を催促されていたんですが、いろいろ回り道しててやっと撮影するまでこんなに時間が経ってしまいました。)Woodstockの誇る名写真家Dion Ogustが選んだ撮影場所は、地元の砂利置き場。素敵に面白い背景ですね!
現場入りして公演用の黒い服に着替え楽器も持って、それから砂利の上で丁度良い位置が決まったその時、ダンプカーが砂利の積み込みに入ってきたのにはビックリ。これは思ってもみませんでした。(あっちは僕らのことをどう思ったでしょうね。結婚式ごっことか?)ともかく、どうにか写真を取り終えて、その晩は楽しい夕食になりました。(日本ツアー以来でしたからね。)
夏にはこのメンバーでスタジオ入りして、僕の次のアルバムを録音します。幾つかのコンサートも控えていますが、なんとも飛び飛びの日程です。実際、7月には「Black Potatoe Fest」、8月が「Amenia World Peace Festival」で、その後9月の「MexProg Fest」にも参加したいと思ってるので、毎月一回づつ「プログレ、ピース、ポテト」に捧げるフェスティバルに参加ってことになります!

June 16, Woodstock

Stick奏者のSteve AdelsonがWoodstockまでやって来て、僕とドラマーのJerry Marottaと一緒に一曲録音しました。 Jerryにとっては、2本のStickと共演することと、2人のハゲと一緒にやるのと、どっちが印象に残ったでしょうね!これから色んな事が予定に入ってます。まず、もうすぐPat Mastelottoの新作CD「XtraKcts &ArtifaKcts」の発売準備ができます。(この作品用に新しいページを作るつもりです。ものすごいサンプル曲にもリンクを貼る予定。Patと彼の共犯者Bill Munyonとで、クリムゾンのリハーサルや録音中の断片、それからRobert Frippの講義の様子なんかを使って、非常にワイルドな音楽に仕上げたものです。)
さらにそれより先に、California Guitar TrioとPat Mastelotto、Tony Levinの共演で「Live at the Key Club」という新作が発売になります。きっと前回のように相互協力で販売することになるでしょう。つまり彼等のサイトでも販売し、僕の方のサイトでも売るわけです。この録音はLos Angelesでのショーのもので、あの日は音楽がばしっと上手くいった、ラッキーな公演の一つでした。これらのCDはあと1、2週で届く予定になっています。
それからCGTがもうすぐここWoodstockにやって来て、しばらくリハーサルした後、地元のBearsville Theaterで一緒に公演します。(22日金曜日)その後彼等は僕抜きでNew Yorkで公演し、24日日曜日に再び僕も合流、Bethleham, PAでのNearFest プログレ・フェスティバルに出演します。

July 1, Woodstock, NY

パパベアレコードからもうすぐリリースされる新作は、ほんとにとんでもなく凄いものです:XtraKcts & ArtifaKctsというアルバムで、クリムゾンのドラマーのPat Mastelottoと彼の相棒のBill Munyonの作品です。CDは火曜日に届くことになっていますが、この作品のページを作ってしまいました。
クリムゾンファンはきっとこの作品に興味をそそられるだろうと思います。これにはクリムゾンメンバーの色々なクリップとRobertの講演からの抜粋が使われているんです。それから、曲と同じくらいチェックする価値があるのは、CDのアートワークとポスターです。表現のしようがないんですが、ともかく一度見てみてください!

僕はこれからすぐCalifornia Guitar Trioの公演のゲストで出演するため、Torontoへ向かうところです。それからNew Jerseyで僕のバンドのショーがあり、彼ら、Larry Fast、Jerry Marotta、Jesse Gressとはすぐにまた僕の新しいソロ作品のため、スタジオ入りする予定です。

July 5, Toronto

ロードにまた戻れて嬉しいです。今夜僕たち(California Guitar Trioと僕)はTrontoにあるLee's Palaceというクラブで演奏しました。


去年の秋にここで演奏したときと同様、お客さんたちは熱狂的で盛り上げてくれました。(僕は落書きだらけの楽屋を忘れてませんでしたが、それはそのまんま変わってませんでした!)
明日はOttawaのBlues Festで演奏します。

July 6, Ottawa

今夜は大きなブルースフェスティバルで演奏しました。僕たちが演奏したアコースティックステージは一番小さな場所でしたが、お客さんたちは喜んで下さったみたい!
演奏後、Denis Rodierと偶然会いました。彼はグラフィックアーティストで、Papa Bearレコードから出したばかりのBPM&Mのデザインをした人です。 楽しく話をして、小さなポスターと一緒に写真を撮りました。それからアートワークの印刷に関する間違いについて、話をしました(すべてがうまくいくようにするのは簡単なことじゃないんです。いつもなら僕はアーティストであると同時にレコード会社の人間でもあり、また、デザイナーでもあるんです。でも、今回はレコード会社としての立場だけだったので、Denisに対して僕の役割をうまく果たせたかどうかが心配だったんです。そうそう、これを録音したPat MastelottoとBill Munyonに対してもね!

July 11, New York

夕べの大きな出来事:僕の友人Bill Eddins(Stick奏者の同士でもあります!)がゲストとして、セントラル・パークでニューヨーク・フィルを指揮しました。そしてこれほど凄い事じゃ無いけど(コンサートの終わりには花火まで揚がったりしました!)僕自身の方も幾つかの新しい公演が入っています。
7月29日、シアトルでのWOMADフェスティバルではPeter Gabrielと共演して、彼の音楽を演ることになっています。Peterが久々にアメリカで公演をするって事で、本当に楽しみにしています。彼はこのシアトルでの公演の数日前に、Afro Celt Sound Systemと一緒にLetterman Show(訳註:全米で人気のトークショー番組)にも出演するはずです。
8月2日にはモントリオールでKevin Parentと一緒に「Les Francofolies De Montreal」に出演して、彼の新作アルバムからの曲を数曲演る予定です。この新作CDは素晴らしい作品で、フェスティバルもきっと凄く楽しくなるでしょう。Kevinの出演はメインステージで、午後6時からと聞いています。
さらに来週はTony Levin Bandの公演が「Black Potate Music Festival」でありますから、忙しい一月になりそうです。(全ての公演予定は下にリンク付きでリストしてあります)そうしてこれらの公演の合間には、僕の次のソロCD制作で、スタジオ入りする予定です。(もちろん、またその時の写真やmpegをこのページで紹介しますね。)
Papa Bear Recordsからの新作、XtraKcts & ArtifaKcts(Pat MastelottoとBill Munyon作)が入荷しました。素晴らしい仕上がりです。この作品の特集ページにも書いたように、このユニークなジャケットアートのフルサイズポスターも用意する予定なんですが、こちらはまだ到着していません。また届き次第お知らせします。
最近のCalifornia Guitar Trioとの、トロントでの公演がビデオ録画されて(前回同じクラブで僕の公演があったときのように)オンラインで公開されています。よかったら御覧下さい。
July 16, Woodstock

New Jerseyにあるすてきな街、Clintonでトニー・レビン・バンドのショーをやりました。 地元のレコード会社に"Black Potatoe Festival" と名付けられた催しで、毎年美しい設営のもとに、大変プロフェッショナルなフェスティバルの運営がされています。僕たちの公演では、モニターの故障にみまわれましたが、後半ではそれも復旧して、いい演奏をすることができ、また、お客さんたちとの交流もできました。またいつかここで演奏したいものだと思っています。

右のマンガは何だって?僕のことを描いたものなんだよ! これは、新しいXtraKcts & ArtifaKctsのCDのインナー・パッケージにあるものなんです。クリックするとそのページへリンクします。パッケージには、他にもクールなアートがあるんですが、そのページには紹介するスペースがありません。また折を見てこのページに載せますね。

ここWoodstockでは、僕のソロアルバムの仕事が始まりました。まだスタジオレベルじゃないんですが、いくつかのアコースティックの曲はJerry Marottaの"Jerrsville." スタジオでの仕上げを待っています。SeattleでのPeter Gabrielが出演するWOMADフェスティバルまでの、ここ数週間はこの仕事で忙殺されることになるでしょう(MacExpoを除いてはね!)

July 25, Woodstock

Woodstockのスタジオにて、僕のソロCDの仕事に入っています。 参加ミュージシャンたち(Larry Fast, Jesse Gress, Jerry Marotta)は、 Waters of Edenアルバムのツァーでおなじみの面々で、もうまるでバンドの仲間のようです。スタジオでの写真やビデオクリップを撮るつもりでいますが、初日は写真を撮るのもままならないほど忙しいかったんです。
XtraKcts & ArtifaKctsのポスターが入荷しました。素晴らしい出来です。でも、郵送用の筒がまだ来てないので(これがどえらい大荷物になるんですよ!)、あと数日で、筒が届き次第売り出しを開始したいと思っています。
来週末のGabrielのショーはきっとすごくエキサイティングなものになるでしょう。彼が合衆国で最後に公演してからもう何年も経っていますし、Seattle WOMAD フェスティバルは本来の形で楽しいものになるでしょう。このページでもイベントの写真を何枚かご覧に入れたいと思っています。

July 27, Woodstock

SeattleでPeter Gabrielのショーに参加しに出発する前に少し書いておこうと思います。 XtraKcts & ArtifaKcts のポスターと発送用の筒が届きましたので、下のバンドメンバーを描いたマンガに興味のあるクリムゾンファンの方は、パパベアのオンラインストアから注文できます。
セッションは最高にうまくいっています。写真を撮って、ページに仕立てようと思っています(少し下に紹介してあります)が、Jesse Gressが彼のチューナーでギターを演奏しているところや、犬のLillyがスタジオにやってきたところ、他が撮れています。写真を見ると分かるんですが、これは普通のスタジオセッションじゃありません。ここWoodstockにあるAppleheadスタジオは、僕たちにとってすごく使いやすく作られていて、新しくて大きな空間のある建物で(派手なピンクに塗られてるんです)様々なベースやアンプ、ギター、それにドラムをゆったり配置できる上、優しい雰囲気を備えているんです。
明日はSeattleからWOMAD フェスティバルのニュースをお伝えします。

Seattleでの公演日。 Seattleに着いてからというもの、忙しくて更新している暇がありません。ともかくリハーサルは終わったところです。でも、Webにとり憑かれたミュージシャンとしての企みだけは果たしておこうと思います: 公演が始まる一時間前だというのに、Peter Gabrielのショーのお客さんたちの写真を撮って、今ページに載せました!そういうことが出来た訳はこうです: 朝の9時にサウンドチェックに会場へ行くと、色んなブースにいた人たちが一緒に集まり始めました。で、フェスティバルでキャンプ暮らしをしていた人たちがPeterが演奏すると聞いて大勢テントに見物に入って来たんです。全曲を通してリハーサルした後、お客さんを撮る時間が少しできました。どうです、これ、ショーが始まらないうちのショットなんですよ!

WOMAD フェスティバルではいろんなハプニングがありますから、詳しいことについてはまた更に更新する必要がありそう。実際、例え不眠不休になっても(Seattleにいますから)やるつもりでいます。

July 29,Seattle

Seattleでの公演日。 Seattleに着いてからというもの、忙しくて更新している暇がありません。ともかくリハーサルは終わったところです。でも、Webにとり憑かれたミュージシャンとしての企みだけは果たしておこうと思います: 公演が始まる一時間前だというのに、Peter Gabrielのショーのお客さんたちの写真を撮って、今ページに載せました!そういうことが出来た訳はこうです: 朝の9時にサウンドチェックに会場へ行くと、色んなブースにいた人たちが一緒に集まり始めました。で、フェスティバルでキャンプ暮らしをしていた人たちがPeterが演奏すると聞いて大勢テントに見物に入って来たんです。全曲を通してリハーサルした後、お客さんを撮る時間が少しできました。どうです、これ、ショーが始まらないうちのショットなんですよ!


WOMAD フェスティバルではいろんなハプニングがありますから、詳しいことについてはまた更に更新する必要がありそう。実際、例え不眠不休になっても(Seattleにいますから)やるつもりでいます。

July 31,New Yorkへ向かう機内にて

というわけで、WOMADフェスティバルでのPeter Gabrielのページを急いで作りました。
すごくスペシャルなイベントでした。写真をご覧になってみて下さい。

August 1,Montreal
WOMADの凄いショーの興奮が冷めやらぬまま、ここMontrealに着きました。 ここではLes Francofolies De Montrealの人たちと合流します。僕は二番目の出番で、素晴らしいシンガー、Kevin Parentの公演で演奏します。
Seattleに話を戻して、当地では楽器とアンプの手配でBass Northwestに大変お世話になりました。彼らの助けなしでは、Peter Gabrielの「殆どアコースティック」なセットの中のすごく重要なパートで、NS アップライトを使うことができなかったでしょう。Trace Elliotもこの公演のアンプの手配で助けてくれました(機材の運搬に通常かかる時間では、とても間に合わなかったんです)
WOMADのイベントでQuicktimeのクリップを撮ったんですが、今いるこのホテルの回線ではとても遅すぎますので、また後ほどWOMADのページにアップロードする予定です。 他に、フェスティバルの素敵なレビューが Rolling Stone onlineでご覧になれます。

August 2,Montreal
Kevin Parent は素晴らしい演奏家で、FrancoFoliesの何千人というお客さんを集めたショーもすごくうまくいきました。
沢山写真を撮りましたから、時間ができたら一つのページにまとめたいと思います。でも今は打ち上げパーティーが控えてるところで、ちょっと休憩をもらわなくっちゃ!



            
On The Road
August 8, Woodstock
スタジオに戻って、ぼく自身の新作の仕事をしてますので、Kevin ParentのMontrealでのショーの写真を載せる時間があまりありませんでした。今日(Jerry Marottaがすごく難しいドラムのパートを長いことかかって録音している間を使って)、 FrancoFolies Festivalのページを殴り書きしました。

August 9, Woodstock
WoodstockにあるApplehead スタジオで、今進行中のスタジオセッションについての小さなページを作りました。

August 13, Los Angeles
次に出すソロアルバムの録音が終わりました(タイトルを考えなくっちゃ!)ので、Appleheadスタジオセッションでの追加の写真を掲載しました。さて、これからここLos Angelesでちょっとベースの仕事と、木曜にはCalifornia Guitar Trioとの大きなショーに出演の予定です。

August 15, Los Angeles
ロスでの慣例の通り、この週は友人のドラマー、Rick Marottaの家での夕食から始まりました。彼は以前に僕が彼の作ったパスタの写真をウェブに載せたのを思い出させてくれ、もう一回載せずにはいられなくなりました。
イタリア語と言えば(スパゲッティやそういった類の話だよ、Rick!)去年の春に、Storieというイタリアの文芸雑誌に書かないかと誘われました。世界中にいる作家やアーティストたちに、ある春の日の午後の時間にそれぞれの人たちがいる場所についてのエッセイを書いてもらうというプロジェクトだったんです。その結果はウェブサイトに載り、ぼくも参加したんですが、説明はイタリア語でされているのに載せられた文章は英語でした。(僕のはアジアセクションにありました。というのも、そのとき僕はツァーで東京にいるときに書いたからなんです)

話を現在に戻して、ここL.A.では、僕たちは歌手のJack Russelの新しいソロCDのセッションを始めています。ここには、ドラムのVinnie Colaiuta、ギターのBob Kulick、それに、Yesの仕事で一緒だった、Billy Sherwoodがエンジニアと何曲かで作曲を担当しています。写真もまたすぐに載せます!
更にこの日、驚いたことに、King Crimsonがこの町で演奏していると聞きました!ショーには行けなかったんですが(彼らと、前座のTool の演奏を聴くのはすごく好きなんですけど)連中とは朝食を一緒することができました。そこで、僕は自分がこのグループの"第五の男"なんだと確信しました。(その意味はまぁさておき、聞いた感じはいいでしょ)

August 17, New Yorkへ向かう飛行機にて
今週のL.A.での出来事(Jack Russelとのセッション、King Crimsonと朝食、California Guitar Trioとコンサート、そしてもちろん、Rickとの夕食について)を一つのページにまとめました。
音楽と友人をめぐって、良い一週間でした。でも今夜はもう家に帰り、明日のWorld Peace Sanctuary FestivalでTony Levin Bandのコンサートをするために、機材を荷造りしなくちゃなりません。
この写真もきっと載せますからね!

August 20, Utahへ向かう飛行機にて
またまた飛行機の中でダイアリー更新です。今になってやっと、この機会ができました。 昨日は World Peace Sanctuary Festivalで、Tony Levin Bandが演奏しました。もう僕の習慣になりつつあるように、イベントのことは別のページに書きました。
今日は、UtahでCalifornia Guitar TrioとPat Mastelotto(彼はMexicoからKing Crimsonの公演が終わってすぐ飛んでくることになってます)と共にリハーサルをすることになっています。その後、ツァーを少しやってから(日程は下に書いてあります)、スタジオに戻って、新作のレコーディングをやる予定です。

August 22, Salt Lake City
Hardline スタジオという、本当に素晴らしいスタジオでリハーサルをやりました。 そして今夜、このスタジオまでやって来られる方を相手に、小さなショーをします。 今それについて書いている時間はそんなにないんですが、、ひとつだけこのショーの目玉として、ステージの上に僕のコンピューターを置いて(使わないピアノの上に置きます) 演奏中にオンラインにしたいと思っています。ショーの間に写真をアップロードしようと思ってるんです!!

August 23, Salt Lake City
今夜はここでの二回目のショーです。写真をご覧になってわかるように、ウェブマスターのDan Beachと僕はこれまでで一番素早い写真の更新をするべく働きました。今回はスタジオのステージ近くにDSLのラインが来ていたので、コンピューターをオンラインにしたまま、ショーが終わるやいなやステージから撮ったお客さんの写真をアップロードしました。 これより早くするとしたら、ショーのまっただ中で写真をアップロードすることくらいでしょう(むむむ...)
さておき、ショーの写真が沢山撮れましたので、 CGT & Pat Mastelotto & T.L. ツァーのページを作りました。でも、明日のColoradoの公演まで長い時間バンに乗りますから、その間に手直しもできるだろうと思っています。

August 25, Boulder, CO
Colorado州のFriscoまでは、バンに乗っての長い道のりでした。 ここで、午後の早い時間に野外でのショーを演奏して、それからBoulderにあるBoulder Theater(このグループが演奏するにはうってつけの会場のひとつ)までまた移動しました。 明日は、Colorado Springsまでドライブして、ショーをやり、それからまたまたドライブをして、Kansas州Wichitaまでの長い道のりを少しでもカバーしなくてはなりません。
このツァーの写真と日記の二ページ目を追加しました。



August 28, WichitaからDallasへドライブ中
CGT ツァーからの写真の2ページ目 が出来ています。
中西部の暑さは相当なもので、また今週はドライブも大変長いものです。 Colorado SpringsからWichitaへ移動し、演奏するというのはもう丸一日仕事。 今日は更に南へ向かい、Texasまで。ショーの会場はPoor David's Pubという小さなクラブです。僕たちは明日を楽しみにしてるんです。4時間のドライブですが、夜はオフになります。でもいいかい、僕は愚痴や文句を言うつもりなんかないんです。トラックやヴァンの運転はやってませんし、他の皆がそういった雑用を手分けしてやってくれてるんですから。

昨夜はWichitaで、Orpheumのステージ入り口のところに、友人たちが歓迎のポスターを貼ってくれていました。Wichitaではトリオは初めての公演なので、このツァーでは一番入りが悪かったんです。でもお客さんたちには受けは良く、Orpheumは美しい古い劇場でした。できるならいつかまたこの会場で、もっと沢山の人に聞いてもらいたいと思います。

ツァーで新曲を披露するのは楽しいものです。グループが新曲を作って録音するときはいつも、その曲をしばらくの間ライブで演奏してからレコーディングに入れたらいいと感じています。King Crimsonでは、離れた場所か(一度は)別の名前で短いツァーをやって演奏し、実際の盤がリリースされる前に新曲のブートレッグが出るのを防ぐようにしていました。CGTではそういう心配はありませんから、このツァーの終わりにAustinでレコーディングをするまでの間に曲に磨きをかけていけるというわけです。僕自身の次に出すCDについて言えば、最初にライブで演奏できたらいいなと思っています(Waters of Edenと比べると、更にバンド指向なものなんです)が、リハーサルや曲に習熟する時間もありません(13曲あります)し、ツァーの後録音ということもできません。できたら次の機会にはそうしたいと思っています。

さて、Kansasの暑さは充分体験できましたから、次はTexasの熱気を体験しに行きましょう!

August 28の遅く, Dallas
ショーは最高でした。Poor David'sでは前に来たときよりも沢山のお客さんたちで、皆ノリノリでした!今夜寝る前にツァーのページに写真をアップしたいと思います。

note:
去年の春に、Storieというイタリアの文芸雑誌に書かないかと誘われました。世界中にいる作家やアーティストたちに、ある春の日の午後の時間にそれぞれの人たちがいる場所についてのエッセイを書いてもらうというプロジェクトだったんです。その結果はウェブサイトに載り、ぼくも参加したんですが、説明はイタリア語でされているのに載せられた文章は英語でした。(僕のはアジアセクションにありました。というのも、そのとき僕はツァーで東京にいるときに書いたからなんです)

August 31, Rockford, IL
Dallas、Houston、 Rockford Illinois、Austin。 ふ〜む...このルートの何が悪いんだろう?まぁ、悪いにせよそうでないにせよ、 今週は経路からちょっと外れたIllinoiでの公演に来ています。昨夜のショーは、HustonのMucky Duckであり、とても楽しいものでした。 その名前から推察される通り、ちょっと変わったパブでした。様々な音楽の好みを持つすばらしい常連さん達を抱え、メインの部屋の横には、お客さんたちが勝手にここに出入りしたがるので、ちょっと気詰まりな感じがあるのを除いては、素晴らしい楽屋代わりにもなる図書室があります。あるファンの方が、僕の本、"Beyond the Bass Clef" に出ているレシピで作ったキャロットケーキを作ってきてくれました。ショーの後でつまむにはすごくいい贈り物でした。
このツァーの写真はまだ増え続けてますし、まだコンサートも残っていますから、ツァーページの3ページ目を作りました。


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