ツァーダイアリー

TLB ヨーロッパツァー '05年10月
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八日目: Oct. 12 - ローマ公演の日

     ナポリのホテルは午前8時に発たなくてはなりません。ローマではインタビューの予定が入っていますが、ほら、ここはナポリだから、相当の交通渋滞が予想されますからね。
やっぱり道は混んでいて、ローマでもおなじでした。でも旅行は悪くはありませんでした。ほんとに。 今回のツァーの運転手とプロモーターをやっているMarcoは素晴らしい仕事をしてくれています。彼はツァーが終わりに近づくにしたがって、くたびれ果ててしまうでしょうが。僕たちも多分そう。今回の記者会見は、僕には良いものでしたが、その前にエスプレッソが一杯必要でした。それで眠い頭を叩き起こさなくちゃ。なにしろ昨夜は2時間しか寝ていませんから。

ローマのRadio Rockでとてもすてきな番組に出ました。DJはMargusといって…ほら、僕と同じヘアスタイル!

ホテルはローマの郊外にあって、美しいところです。部屋にはほとんど居らず、屋外で美味しいランチを食べました。僕たちのお目当ては、つまるところワイアレスのインターネット接続でした。それで、食事の間ずっと僕たち全員がそれぞれラップトップをテーブルの上にひろげているのを見てウエイターはびっくり仰天していました。雨が降り始めても続けていました。
オーケイ、僕たちは上流の食事客じゃありません。でも僕たち自身の優先順位というものを知っています!

15分のはずのサウンドチェックへの道のりが1時間もかかり、またサウンドチェックの時間が押してしまいました。どうもこれは今回のツァーのテーマになりそうです。
それから、会場ではインタビューがサウンドチェックの前か間にあるということで、自由な時間が少ないことの影響を感じていましたが、いやぁ、分かりました。ベースプレイヤーはバンドのフロントに比べてずっと簡単だってことをね! また、ローマ在住のスティック奏者の友人、Virna Splendoreと会いました。彼女は僕が一度Emmet Chapmanのところで弾いたことがある赤いスティックを買ったんです。

ローマでの会場は醸造所です。イェーイ、家に帰ってきた感じだぞ。このツァーのスタートもホームタウンの醸造所でしたからね。





公演は素晴らしい出来でした。僕たちは今やグルーブに乗って、モニターにも馴れてきて、新しい曲にも馴れてきました。

僕はいつもお客さんたちの写真を撮ろうとしていますが、今やそれは公演の一部になりつつあります。 (公演の最初にはなるべく撮らないようにして、すくなくともほんのわずかの人たちをびっくりさせるだけにしたいと思っていたのです。でも、インターネットがある今、その秘密を守るのは難しくなってるようです!)
さておき、僕たちの公演の始まりは、一列に並んでのバーバーショップカルテット(!)、"…写真を撮ってもいいよ♪"、そして歌が終わった後、僕たち全員がお客さん達の写真を撮るんです。だから、写真を見てお分かりのように、皆いつもに増して熱狂的になっているんです。

まだ書くことは沢山ありますが、まずアップロードして、後からまた書くことにしましょう。



  

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