九日目: Oct. 13 - プラート公演の日
昨夜のローマ公演はとても素晴らしかったのですが、本当に夜遅くなってしまい、荷造りにもすごく時間がかかりました。
それで、ホテルに着いたときは午前3時半を回っていて、それから電話をかけてインターネットに接続したりで、今朝は体をひきずりながらヨロヨロと集まってきてプラートに向けてヴァンが出たのは午前9時半でした。
でも、ロードの常で、次におこることは誰も分かりません。プラートで待ち構えていたのは、素晴らしいランチでした。
ただの素晴らしさじゃありません。記念碑的な素晴らしさでした。
ここはあのトスカーナ地方です。食べ物もワインもファンタスティックなところです。席に着く前に、レストランの儀礼的な挨拶の一部としてワインセラーに行きました ─地元のチーズ、一番のワイン、素晴らしい地元のパンとその他のご馳走…
さっきまでヴァンの中でぶつぶつ言ってたのは誰だっけ?
もう皆そんなことは吹き飛んでしまいました。
フムムム…ベジタリアンの僕らしくない料理だなぁ!
もちろん、僕たちは満足しきっていました…
Marcoの笑顔に加えて、彼が着ているのは…新しいTシャツで、僕たち全員も貰いました。クローズアップの写真があります:
ああそうだ、今夜演奏しなくちゃならなかったショーについても書かなくては。機材の搬入とサウンドチェックはまぁそれほど楽しいものじゃありませんでした。身の回りのものをホテルに預けてすぐに会場の劇場へ向かいました。古典的な古くて美しい劇場でした。
公演はぼくたちにとって最高でした。いくつか技術的な問題は残っていますが、新曲についてもどんどん楽しくなってきています。お客さんたちも音楽を本当に楽しんでいただけているようでした。(今夜はイタリア語の歌を最初のアンコールに移しました。僕はたいした歌手じゃないのでちょっと不安でしたし、アンコールにバラードを歌うのは、たとえ母国語で歌うにしてもチャレンジですからね。
それにしても、これもまた楽しみの一つ、色々やってみたいと思っています。
公演が終わってホテルに帰って…皆疲れ切っていました。この二日は長かった。僕はうっかりホテルの階を間違えてしまいました(4階に行ってしまったのです。僕の部屋は3階にあるのに406号室だったので間違えたんです)
ともかく、4階にあるのは自己責任で入ることという表示がついたドアだけで、その表示に描いてあるのはそんなに怖くないウェスティー犬の絵なんです!
これには家に残してきた僕の二匹のウェスティーが恋しくなりました…でも、こんな絵を見せても、誰も怖がってドアに近づかないことはないと思うんだけどなぁ。
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