Waters of Eden Tour 2000

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Tour Diary
Tour Dates

Band with van


The Cast of Characters:

Jerry Marotta / drums
Larry Fast / synths
Jesse Gress / guitars
Robert Frazza / sound and rd mgmt
Mike Nunziata / merch
Tom Pearson/ bus driver


Day 1/ June 2 / Woodstock, NY

さて、これが6月公演の最初の日です。 5月公演のときには、僕の日記はほんのスケッチ程度のものでした(ドライブで忙しくて書くどころじゃなかったんです)ので、以前の日記の一部を下に載せておきます。

今日のビッグニュースは、バスです。ニューヨークから、僕たちと、機材を拾い上げて、ここから遥か1000マイル以上離れた最初のギグがあるMilwaukeeまで連れていってくれます。フィ〜、丸24時間ずっとバスの中です。きっとフワフワした気分になっちゃうこと請け合い!

この部分は旅行の前に書いています(というのも、しばらくアップロードできないでしょうから)ので、まだ旅行そのものについては書くことはありません。でも、すぐ載せますよ!
Tom with the Bus Larry

あぁ、これがツァー生活 ... 運転手のTomは、僕たちがバスに乗り込んでから、今やPennsylvaniaの地を走らせています。このバスではキッチンの作りがあまりよくないんです(冷蔵庫とかテーブルとか、その他色々ついたのもあるけど、これにはついてないんです!)。でも僕らは入り用のものは背負ってきました!僕は信頼に足るスーパーオートマティックエスプレッソマシンを持ち込んだので、あちこちの町で美味しいエスプレッソを捜し回る必要がありません。ここにあるんだから。
バスの中でのバンドの生態は簡単に予想できます。Larry Fastと僕は、コンピューターに向かってるだろうし、Jesseはギターの練習、JerryとエンジニアのRobert Frazzaは後ろのラウンジでテレビを見てて、マーチャンタイズとアシスタント・ロード・マネージャーのMikeはいろんな代金を払ってるでしょう!

僕らはズンズン走っていきます。Milwaukeeに着くまでは、Tomは眠ることもできません。彼は僕に、これはMetallicaが最初の2回のツァーで使ったバスだって言ってました。
T.L. in bus Jesse in bus

June 3 / Milwaukee

僕たちは大体午前5時半に着きました。予想した24時間はかからなかった(たった19時間だった!)ホテルでだらだらと一日を過ごした後、僕らが演奏することになっているShank Hallに向かいました。ついに僕はここの名前が、映画のSpinal Tapからとったものだってことを確認しました(逆じゃありませんでした)。それで、ステージの後ろの方にはその映画に捧げる小さなStonehenge(訳注:石柱を円形に並べ立てて祭るもの)が飾ってありました。
5月の公演以来一緒に演奏するのはここが初めてですが、すごく一体感がある演奏になりました。公演が終わってから少しCDにサインをしたあと、荷物を全部片づけてSt. Louisに向けて出発したのはもう午前2時半でした!

やっと聴衆の写真を撮れました。ベースを持ち替えたり聴衆に話をしたり、その他の些細な雑事で忙しくてだんだん写真が少なくなってます!


Milwaukee Milwaukee audience




June 4 / St. Louis

一晩中走り続けて、ホテルには午前11時に着きました...でも、部屋の用意が出来てませんでした!正午にやっと入れて、午後3時45分には今夜のショーのサウンドチェックのためにチェックアウトしなきゃなりませんでした。ヒュ〜、なんて短い滞在時間!
会場に着いて、まだバスの中でぶらぶらしてる間、JerryはChip Madingerにインタビューを受けました。彼はBeatlesの本を書いているんです。(JerryはMcCartneyのアルバムに参加していますし、Chipは僕もつかまえて僕が参加したRingoとJphn Lennonのアルバムについても話を聞いていました) .
on bus doing interview ここSt. Louisの会場、Duck Roomは、聞いたところによると、Chuck Berryが何度も公演をやったとのことで、彼のあの有名なダックウォークをステージで見せてくれたんだそうです。僕たちはダックウォークをやりたいという誘惑には耐えましたが、でも、僕はちょっとゲッコーウォークをやって、ちょっと受けました。
4月のこと、僕がKansas州Lawrenceのコインランドリーで洗濯をしていたとき、 僕のことを知っているカップルに会いました。彼らはここSt. Louisにも現れました。なんでもWichitaからずっとドライブしてきたんだそうです。時々あることなんですが、Jerryがショーの中で話をしたんですが、とっても面白かったんです。お客さんはすごく素晴らしくて、ショーが終わった後、ほとんどの人たちと話をしなくちゃならなかったんです。 それからAtlantaへの徹夜のドライブのためにバスに戻ったのでした。
Jerry/St. Louis St.Louis crowd

Show Poster


以前の日記から

Woodstock 最初のギグからの聴衆のアンバランスなショット: Woodstock, 5月12日

May 16 / New York Thruway

再びロードが始まり、今回はRochesterからAlbanyへと、東へ向けて踏み出しています。

Rochesterでの一日は楽しかったです。一日の様子を詳しく書いてみましょう。

午前9時、ホテルでMagna Carta レコードのディレクター、Pete Morticelli(彼はLiquid Tension ExperimentとBozzio Levin Stevensの構想とリリースに関りました)と、次のBLSのリリースについてミーティングするために部屋から出ました。午前9時1分に妻のAndiに電話をして、RochesterのWCMFラジオに10時から出演することを知らせました。賢明にも彼女はそのthe Brother Weazeショーは10時に終わるのよと教えてくれました。 あわててラジオ局に電話をしたら、本当にその通りで彼らは僕のことを待っていました。 それで、僕たちの朝食とミーティングは着いてからたったの1分間で切り上げ、Peteに僕をラジオ局まで無理やり送ってもらいました。

9時20分、Rochesterのダウンタウンの沢山の駐車してある車を見事にくぐり抜けて、 もうショーが始まってるラジオ局にたどり着きました。いつもと違って、今回のは聴取者参加型のトークショーで、いささか下品なもの。事実、とっても下品で、彼らはよく訴えられることで知られています。Brother Weaze自身は僕には礼儀正しくて、僕の仕事も沢山知っていました。彼は僕がこれまで参加してきたアルバムについて沢山の質問をし、Waters of Edenからのクリップをコマーシャルの区切りにかけてくれました。 ショーはすごく長引き、終了予定時間を大幅に過ぎても続いていて、プロデューサーは20分ごとに入ってきて"the Weaze"にサインを出し、彼は「ここでコマーシャルの間、ショーは 休憩に突っ込むぜ(This show sucks - break for commercials)」みたいなことを言うんです(この表現が強すぎだってゲストによく文句をつけられるんだと言ってました)さて、このショーは出演者にとって辛いものだと知られていますが、僕はいくつかの僕の人となりをえぐり出そうとする話題をすべてかわしていきました(Kissについてどう思うかとか...Yokoが歌ってるのをどう思ったかとかなど)が、すぐにリスナーから退屈だぞと文句の電話がかかってきました。 Brother Weazeはすぐさま電話の向こうに反論して、いい音楽を紹介しようとしてるんだと言いました(ある人はWatersからのクリップを聞いて、ラジオ局を間違えたんじゃないかと言ってました)

ショーが長引いてしまい、本のサイン会の約束に間に合わせなくてはならず、皆さんに挨拶を してからラジオ局を後にしました。出るときに、おみやげにWeazeの目の前にずっとぶらさがっていた"FCC 放送禁止用語リスト"をもらってきました。

ホテルまでちょっとドライブして、Pete MorticelliからBozzio Levin StevensのCDは7月の最後の週に出る予定だと知らされ、タイトルは、僕の意見通り"Situation Dangerous"に決まったそうです。

TL 正午、僕の母校、the Eastman School of Music にある小さな書店でのサイン会に時間通り入れました。予想通り、とても静かでしたが、すごく素敵な人たちと、古い友人に会うことができました。写真家の人が、これが終わってから通りの向かい側にあるJava Joeのコーヒーショップでポーズをとってくれないだろうかと尋ねてきました。この素晴らしい店は、僕がこの学校に在籍している4年間ずっと通った店で(当時は"the Coffee Break"と呼んでました)Steve Gaddとコーヒーを飲んでいました(まわりには練習してるって思われてたんじゃないかな!)

1時には別のビジネスでの会合があり、これはEastman SchoolのDavid Hedlam氏とのもので、アカデミックな世界や僕たちのようにツァーをして演奏しているものにとって必要な音楽ソフトウエアについての彼のとても興味深い提案に関することでした。(Davidは、数年前に僕がここで行った、クラシック音楽とその他の音楽を結びつけるものについての講演を含むシンポジウムの企画をしました) このミーティングは朝の1分間のよりは長かったとはいえ、すぐ後の大事な電話インタビュー (The Boston Globeで、水曜のショーの宣伝をしてもらおうと思ってるんです)のためにそう長くはありませんでした。

午後5時、Jerry Marottaと二人で、House of Guitarsでクリニックをしました。ここはとても大きな店で、僕がRochester に住んでいた頃からギターのメッカとして有名な店です。 会場へ向かう車の中で、Jerryと僕はクリニックでどんなふうに演奏するか討論しました! 昨夜、友人のSteve Gaddに電話して、彼の豊富なクリニック経験で、どんなふうにやっているのか尋ねました。Steveは「そうだねぇ、1分間グルーブを演奏して、それから...質問を受けるね!」と答えました。僕たちはそんなふうにやろうと思いましたが、結局Elephant Talkを初めてデュオ(!)でやりました。

クラブMilestoneでのサウンドチェックには、Jerryと僕はどこでも忙しくて遅刻しました。 お客さんたちは僕らがまだチェックをしている間にもう集まりはじめてました。この夜は、たくさんのお客さんで明らかに満員御礼です。僕はショーの前に古くからのRochesterの友人たちに会いました。(Gap Mangione は、僕がずっと以前に彼のバンドで演奏していて、彼は僕にプロとして始めてのレコーディングの機会を与えてくれた人です。今は立派に成長した息子たちと一緒にやってきてくれて、しかも僕が1969年にやった6晩のギグの$148.76という給料支払い明細書を携えてました。この明細書も面白いけど、あれから何年も経っているのにこれを見つけることができたってのは何て面白いんだろう!)

それから、Gapは僕に彼の最初のアルバムでStickを弾いたことを思い出させてくれました。 実際、あれはStickを買った翌日のことでした!

午後8時、ここに僕たちがいる最大の理由、ショーの始まりです! すばらしい聴衆で満員で、僕たちが会場の後ろから入場するのは大変でした(ここではLarry Fastによるステージ上の無人演奏にあわせてドラムを叩きながら入っていくんです) ぼくがかつて長い間住んだ場所に帰ってきて、友人やファンの暖かい声援に会えるって、なんてスリルに満ちてるんだろう。

さて、今はバンで今夜の会場、NYのAlbanyへ向かっています。午後2時にAlbanyにあるWAMC公共ラジオのインタビュー番組に出演することになっていますが、ハイウエー工事で渋滞していてどうやらこれを書きながら間に合いそうにないなと思っています。時間に間に合うようにするには、前の夜からラジオ局の前にキャンプをしていないといけないようだなぁ。

明日、ショーのレポートとラジオ局に遅刻しなかったかどうか書きます。



New York

NY - the Knitting Factory.

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