June 10 / Ft. Collins
長い一日でした。BoulderからFt. Collinsまでは短いドライブでした。クラブはちょっとやっかいなところで、サウンドチェックには普通よりも長くかかりました。(P.A.はギターアンプを通してトークバックしちゃう??!!)クラブのある場所も相当やっかいなところでした。僕らはすぐに誰かをバスに残しておくことに決めました。ショーが終わってからもちゃんとそこにバスがあるようにね!
実際のところ、そのクラブは僕たちがこのツァーを始めたWoodstockにあるJoyous Lakeを思い起こさせてくれました(P.A.とモニターの問題を除いてはね) 。いずれにせよ、ショーは上出来で、Salt Lake Cityに向かうため、バスに戻りました。
June 11 / Salt Lake City
イェイ すごくいいホテル!!これが望みだったんです。 午前中にチェックインして、一日の大部分をここで過ごし、(午後5時まで)リラックスして、バスの外の生活を楽しみました。それから近くにあるZephyrへ出かけ、サウンドチェックをしました。
Zephyrでのショーはとてもいいものでした。ただ、もっとお客さんが沢山いればよかったんですけど!お客さんの中に、California Guitar TrioのPaul Richardsがいました。彼にしてみれば、ここにお客としていて、自分がレコーディングに参加したWaters of Edenを聞くってのは変なものだっただろうと思います。
Paulは僕に7月にQuebecで行われる一連のショーにCGTと僕で演奏することを思い出させてくれました。僕にとって、このツァーのラインナップから離れるための調整になるだろうと思います。でも、このラインナップでは、秋にも演奏することになっています(それから、11月には更にCGTと日本で公演します)
今日、Magna Carta RecordsのPete Morticelliと話をしました。彼は次のBozzio Levin StevensのCDをリリースしようとしています(現状8月)タイトルはSituation Dangerous になる予定です。いつも通り、彼はツァーをやりたいと思っています。それで可能ならば、プランをそろそろ立てなくてはなりません。それから、このリリースの記者会見のために、ヨーロッパをちょっと旅行するチャンスもあるでしょう。

June 13 / Cotati, CA
この小さな町でのショーのことだから、このツァーでは一番つまらないものになるんじゃないかと思ってました。でも、それは大きな間違いでした。
第一に、Utahから山越えのドライブはものすごくハードで、長く、その果てにはMotel 6以外の何者も待ってはいませんでした。それに、今日は熱波に襲われました(ここは華氏104度(訳注:摂氏40度)にも上ったと思います) サウンドチェックはまるで蒸し風呂。でも、会場のInn at the Beginning の人たちはとてもいい人たちで、ショーまで話込んでいました。沢山のお客さんたちがやってきて、彼らの情熱的なことは熱さを忘れさせてくれるくらいでした。(僕がElephant Talkを歌うときに汗が顔をしたたり落ちてきて、Crimsonのステージで同じような窮地に立っているAdrian Belewを見ていたのを思い出して、僕もそんな風になっているのが分かりました)
今回のショーでの、僕たちにとってのビッグイベント:僕たちはついにBack in New York City をショーで演奏してみました。Jerryが歌って、これは驚くほどいい出来でした(もっとも、たくさんきわどいところがあり、そんなに練習する時間もありません。Jerryはまだ歌詞を見ながらじゃないと駄目だし)。というわけで、これからは、昔のGenesisファンの方がショーにいらしたら良いメニューになると思います。

June 15 / Santa Cruz
今回は、僕らにとってとてもいいものでした。第一に、急に涼しくなりました。華氏100度を越す2日間のあとでは、恩恵でした。ここSanta CruzのPalookavilleのマネージャー、Dave Morrisonは僕らのショーの素晴らしいプロモーションをしてくれて、クラブにとても暖かく迎えてくれました。(あんまり巧妙に仕掛けたとは思えない「ヒント」が楽屋やステージに貼ってあって、そこには彼が、ぼくらのBack In NYCを聞きたいんだって書いてあったんです。もちろん喜んで演奏しました。)


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