Waters of Eden Tour 2000 | ||
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June 5 / Atlanta 今日は最初から何事もうまくいかない日でした。 昼近くにAtlantaのホテルに着いて、ホテルの前の道路にバスを止めるスペースがないことがわかりました。通りの角に止めるしかなかったんです。雨の中を荷物をもってとぼとぼ歩いて中に入っていくと、部屋の用意がまだだって言われました。 ようやく部屋に入れたら、何故こんなホテルをバンドの宿舎に推薦しちゃったのか自分でも悩んでしまいました。クローゼットのドアのノブは引っ張ると外れてしまう。お湯の蛇口をひねってもお湯は出ない。エアコンはまるでアメリカ北部の嵐のように唸ってる。そんなことに構ってる暇はありません。僕はお昼のラジオ出演の準備をしなくちゃならないんです。僕の曲の、 Utopiaをカラオケに合わせて演奏するつもりなんですが、まだ試したことがなかったんです。荷物の中から必要な機材を見つけ出しました。ベース、小さいペダルボード、ミキサー、CDプレーヤーとCD、電源装置、ペダルボードへの入出力ケーブル、ラジオ局へ繋ぐXLRケーブル、延長ケーブル…全部を小さな練習用アンプに繋いで演奏してみました。修理係の人がドアをノックして、冷蔵庫を直さなくちゃならないと言いました。僕は彼を追い出しました。もしこの部屋の中のものを全部修理するってことになったら、ここに1週間はいなくちゃならなくなっちゃうから。 荷物を詰めこんで、Mike NとWKLSラジオへ向かいました。Chris Rudeが僕の到着を待っています。以前に、彼の番組には出演したことがあります。彼は音楽の知識がとても豊富で、音楽をとても愛しているんです。出演している間に、彼はクリムゾンの新しいCDから3曲かけました。(僕はそれには参加してないし、まだ聞いてもいませんでした)僕はすごく気に入りました。特に、Prozac Bluesと新しいLarks Tonguesの作品は好きです。彼らは今ヨーロッパをツアー中で、今度会ったらおめでとうを言おうと思います。 Utopia は問題なく演奏でき、サウンドチェックにはちょっと遅刻して会場入り。バンドのリハーサルをBack in New York Cityから始めました。この曲は今回のツアーでいつか演奏できたら、と思っています。(でもあと2、3週間はかかるでしょう。難しい曲のうえに、なかなかリハーサルの時間が無いんです。) サウンドチェックは順調に済んだのですが、いざショーになると機材の問題が起きました。ハウリングがすごく、僕の弓を置く場所がなく、それから特に、Jesseのギターペダルとアンプが故障しました。二、三曲演奏したあとでJesseとモニター係が修理するために止めなくちゃならなくなりました。トラブルはなかなか収まらず、いよいよ、よくある絶不調の晩になるかと思えました。 ところが、Jerryがマイクをとってエム・シーを始め、ショーをユーモラスなものに変えてしまいました(お客さんの写真にはテーブルの上にポップコーンだらけになっているのが写ってますが、Jerryはドラムを手に歩いていって、その上にポップコーンの袋を置いて、ビートにあわせてポップコーンを宙に浮かせたのでした) お客さんも、Variety Playhouse theaterの音響も素晴らしかったし、なによりも演奏が良くて、沢山の曲がいい形になりました。ギターの故障を除けば、僕たちの最高の演奏に近いものだったと思います。 終了後、Cafe Intermezzoへ行きました。ここはAtlantaで夜遅くまでやっている良い店で、びっくりするほど大きなエスプレッソマシンがあります。バスの中では美味しいコーヒーはありますが、この旅ではもうちょっとマシなパン菓子があればなぁ!!!
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