Tony Levin's ROAD Diary 2009年総集編
Jan. 16, 2009 -- present



 ロードダイアリー自体の量は、一見すると以前に比べて少なくなっていますが、実際にはトニーさんは自作のツァーやイベントのページが大変多いため、全体では膨大な量の日記と写真が掲載されています。
ロードダイアリーだけではなくて、それぞれのページもチェックしてみてください。
全てのページが翻訳されて、それぞれリンクされています。
また、アーカイブにもそれぞれのページへのリンクがあります。こちらもご覧になってみて下さい。




Jan 16, アナハイム

NAMM ショー -- カリフォルニア州アナハイムで例年今の時期に開かれる、音楽産業の見本市です。

沢山の人々、騒音、そして新しい機材を見る楽しみがあります。いつも通り、沢山写真を撮りましたが、まだ編集してアップする時間がありません。もうちょっとしたらページにしますからね。


Jan 18, キングストン

今帰ってきました。 NAMM09年についてのページができました。

Jan 20, キングストン

今週の金曜の夜、ここキングストンで友人たちと Keegan Alesで演奏します。
皆さんとそこでお会いできることを願ってます!

土曜日は、ニューヨークのTown Hallで大きな公演があります。UKZのOne City World TourのオープニングをStick Menが務めます。


Jan 27, キングストン

ここキングストンにあるKeegan Alesでの公演は素晴らしかったです。
それから、ニューヨーク市のTown HallでのUKZのファーストライブはファンタスティックでした。オープニングを務めたStick Menも、好印象だったと思います。僕たち全員にとってとても特別な晩でした。
Peter Gabrielのブエノス・アイレス公演が決定しました(ロードに出かけるには最も好きな町の一つです。オフの日があったなら、タンゴを踊ってみたいなぁ)
もうすぐニューヨーク市のIrridiumでL'Imageの公演があります。
(全ての日程はこのページの下に書いてあります。Peter Gabrielの南アメリカ公演の日程も決り次第書きます)


Feb 4, キングストン

3月のPeter Gabrielの南アメリカ公演日程が決まりました(下記参照) - そのツァーと僕自身のStick Menツァーの間に、この春だけで12か13カ国を訪れることになります…パスポートの埃を落とすにはもってこいだね!

もうすぐニューヨーク市のIrridiumで記念すべき4夜があります。僕は大昔にこのバンドに参加するためにウッドストックに引っ越したんです。
L'ImageはMike Mainieri がヴィブラフォン、ピアノの Warrent Bernheart 、ギターのDavid Spinozza、そして、Steve Gaddがドラムです。 僕たちが最後にアルバムをレコーディングしたのははるか昔の70年代でしたが、来週のギグのCDが出したいと思っています。.

Feb 11, ニューヨーク

L'Imageの週が来ました。 ボクはLeリハーサルのためにこのLe街にいます。Le10時間のリハーサル! (訳注:Leってのは、フランス語風に言ってるつもりなんでしょうか?) そのあと4晩、各晩2回公演で僕たちが昔……多分1976年に始めたバンドの世界へお連れします。でも、誰も正しい日付は覚えてないんだよね!

この公演については随時レポートするつもりですが、今日はビッグニュースがあります。Liquid Tension Experiment の連中が、去年夏の公演からの録音をミックスして、 Liquid Trio Experiment 2が出来上がり、 Dream Theater オフィシャルブートレグサイトからちょうど今日リリースされました。
サブタイトルはWhen the Keyboard Breaks: Live in Chicagoといって、これは僕たちの"When the Water Breaks"という曲をちょっと失敬した題なのですが、事実、シカゴ公演ではキーボードの機材が故障してしまい、Jordan Rudessが直そうとしている間、他の3人はほぼ一時間のあいだジャムセッションをしていたんです!
僕はまだ聞いていないんですが、実にワイルドなもんだったのは覚えてます。

また続きはすぐに、ニューヨークのIrridiumから。

Feb 13, ニューヨーク

今週のL'Imageのリハーサルと公演からのページが出来つつあります。

(更新)ちょうど今恐ろしいニュースが入ってきました。古い親しい友人の、サックス奏者Gerry Neiwoodが、昨夜バッファロー近郊に墜落した飛行機に乗っていました。
僕たちはロチェスターの同級生で、Chuck Mangioneのバンドで一緒に演奏し、ほぼ同じ頃にニューヨークに越してきました。
僕はちょうど2007年に再結成したFriends & Love の写真を見ていたところでした。そこには彼のほとばしるような魂があふれています。また彼の演奏は比類ないものでした。彼の人生に個人的にも音楽的にも触れたことがある人たちにとって、本当に悲しいことです。Gerryがいなくなることで沢山の人たちがとても寂しくなることでしょう。

Feb 19, キングストン

ニューヨークでのL'Image 公演は大成功でした - 沢山の人たちが聴きに来て下さって、僕自身も他の彼らとの演奏には驚きでした。
そして、我々の新しいCDが出来ました。これは昨年の10月に録音され、ちょうど今リリースされ、一般に発売されるまではここ(PapaBear Records)が唯一買えるところです。

僕はもうすぐPeter Gabrielの次の南アメリカ公演のためのリハーサルに向けて、英国に発ちます。(カラカスでの公演が追加されました)この公演はもちろんエキサイティングなものでしょうし、いつもの通り、写真を沢山撮るつもりです(どれほど沢山のPeterの公演についての写真をこれまでこのサイトにアーカイブしてきたことか - 僕は見返す時間なんかありゃしないけどね!)

そういえば、このサイトの歴史をちょっと振り返ってみましょう。僕はここがいわゆるブログと言われるものの最初のものの一つじゃないかと思ってます - そして、間違いなくコンサートやツァーの裏側のシーンに焦点を当てたものでは初めてのものの一つでしょう。僕たちの当時のやり方を振り返ってみると、びっくりすると思います:ヨーロッパでの公演でフィルムで写真を撮ったとしたら、(フィルム、覚えてる?)翌日一時間現像ショップを探します。それから写真を海を渡ったフロリダに住むDan(このサイトのウェブマスター)まで送り、彼はそれをスキャナーを使ってデジタル化し、遅いブラウザーのために実に小さなサイズの写真にしてから、アップロードしてくれてたんです。
あれ以来、大きく様変わりしました。でも、いくつかは変わってはいません - 僕たちのウェブサイトには300万回以上訪れて下さって、依然人々には知れ渡っています - それから、最初の頃と変わらないのは、大きなアリーナや小さなクラブでの公演やコンサートの一員として毎日音楽を作っていくのがどんなにすばらしいことかを皆さんと分かち合える楽しみがあるということです。 そしてどれほどお客さん達が僕たちステージ上にいるものたちを刺激してくれているかを。皆さんのうちの沢山の方があなた自身を写真の中に見つけたことでしょうから、僕が言っていることはお分かりでしょう。音楽を支えて下さってありがとう。そして、このサイトを訪れて下さって、ありがとう。

今後2,3ヶ月は盛りだくさんです。

Feb 27, バース、英国

ここ英国では天候は季節外れの穏やかさで、僕たちはPeter Gabrielの次のツァーのリハーサルを開始しました。
まだ大きな動きはありませんが、このツァーについてのページをRealWorldスタジオから写真を添えて始めました。

続きはまたすぐに。

March 6, バース

Peter Gabrielとのリハーサルはまだ続いています。でも、今日から演奏のリハーサルから舞台演出のリハーサルに移ります。つまり、もっと大きな場所で、冬のことだからステージの照明が点くまではとても寒いところのはずです。すぐ分かるでしょうけど。

ツァーのリハーサルの写真を載せた2ページ目ができました(更に3ページ目も)

March 8, バース

すごくクールなニュースです。僕のCDのStick Manの曲が iTunes に着信音機能つきで発売されました(僕自身もSpeedbumpを着信音にしました - ビデオを思い出させるように!)iTunesプラスのフォーマットですから、高音質でコピー制限なしです。これを実現してくれたLazyBones Recordingsに感謝するとともに、一曲の値段を99セントに抑えてくれたことにも感謝します。あぁ、もし以前にこのアルバムを買ってくださっていたとしたら、きっとiTunesは曲の音質とオプションを無料でアップグレードしてくれると思います。
(訳注:iTunesストアの日本のサイトでもStick ManはiTunesプラスフォーマットで購入できます!でも着信音機能については日本のサイトではつけられないようですね。Stick Manを日本のiTunesで購入するにはここをクリック!

今日は一日オフで、このあたりの野原や谷をトレッキングして過ごしました(それから、そうだよ、パブもだよ)。このところ、夜はほとんどの時間をこのサイトをいじることに費やしています。アーカイブのページは沢山のツァーの日記で溢れていますから、リンクを再構成したりファイルの場所を変えたりすることは長期のプロジェクトになります。”検索&置換”機能に大感謝!また明日ベース奏者に戻れる日が待ち遠しいです。

今週末にぼくの素晴らしい娘のMaggieが24歳の誕生日を迎えます。僕は1985年5月にちょうどこのバースに娘と二人でいたことを思い出さざるをえません。このとき、Peterは"So"のレコーディング中でした…彼女は当時生後2ヶ月でした…あるときは、曲を録音している間、ベースと僕のすきまの胸に彼女を吊るしていました。それからDon't Give Upの終わりのセクションで弦をダンプするのに使ったのは彼女のおむつでした(もちろん未使用のだよ!)。あれから彼女はすばらしく成長していますが、僕はというとその後もここにいて全く同じことを長年続けているというわけです。別に不満を言ってるわけじゃないけどね!

リハーサルからの更新はまたすぐにね。

March 15, バース

Peter Gabrielツァーのリハーサルが終了しました。ベネズエラへ出発する前のこの週末はオフでしたが、僕はラップトップにはり付き通しで、僕のサイトのツァーページの再構築にかかりきりでした。

僕が日記を書いたツァーの数は52にのぼり(全部アーカイブのページにあり、このページの一番上にリンクがあります)、この中には数百のページと数千枚の写真が含まれています!

ツァーといえば、このツァーについてもいくつか写真を載せて新しいページができました。数日してツァーが始まれば、もっと興味深いものになるだろうと思います。そして、ちょうど今来週にはオフの日があることを聞きました。アマゾンのジャングルにいくことになりそうで、たぶんカラフルないい 写真が撮れるでしょう!

March 19, ヴェネズエラ、カラカス

オォイエス、ツァーは始まりました! 最初の公演はここカラカスでありました。 沢山の写真と面白いビデオが僕のベース・カメラで撮れました…が、時間がなくて新しいページに作ることができません。今日はリマまで数時間のフライトですが、そこに着くまでにはアップロードする準備が出来てると思います(ネットに接続できれば、ですが!)

March 20, ペルー、リマ

明日、ここリマである公演の準備が終わり、Peter Gabrielの南アメリカツァーのページを更に2つ追加しました。一つ目は昨日のヴェネズエラのカラカス公演で、これがツァー最初の公演です。

そして、Tonyの ベースカメラを使った初めてのクリップができました。Peterとステージにいるのがどんな感じかを見る新しい方法です!

March 21, ブエノスアイレス

さて、夜も更けましたがようやく昨日のリマ公演の写真とビデオができました。それからベース・カメラのワイルドな映像も。

日曜日にブエノスアイレスに来たのはラッキーでした。明日はLa Bocaにタンゴを見にでかけようと思います。そのあと夜には公演です。きっと楽しいことでしょう。

March 23, サンチアゴ、チリ

昨夜は素晴らしい公演でした。3万人以上のお客さんたち。 ブエノスアイレス公演のページを今アップしましたが、全部のベース・カメラの映像はまだアップロードできていません。

それからもうひとつ、南アメリカ旅行の楽しい写真のページも追加し、おまけにアマゾンのジャングルでのオフの日に備えて準備(これもお楽しみ)しているところも!!

(おぉ、それからこのサイトを訪問して下さっている、ベーシストの皆さんなら誰でも見たいであろう、僕が公演で使っているMusicMann ベースの小さなクリップも。)

今夜のサンチアゴ公演でも写真を撮るでしょうが、ジャングルから抜け出してこないとアップロードできません。(そこにWiFiが無いかぎり…あるとしたら多分Starbucksかな!)


March 25, ペルー、イクィトス

昨夜のサンチアゴの公演は、また素晴らしいものでした。 ここペルーからボートでアマゾン川を遡ることになっているのですが、サンチアゴ公演の写真をアップしておきました。ビデオについてはもうちょっと時間がかかります(カヌーで過ごす時間をビデオ編集にあてなければ、ですけど!)


March 28, メキシコシティ

昨夜は、ここメキシコシティでスタジアムでの大きなコンサート。とてもスペシャルなものでした。

写真やビデオを整理してページに仕上げられるように、今日はオフの日が出来ました。2、3日前に行ったアマゾン川の旅についてのページが丁度できたところです。ほとんど珍しい旅で、ロックツァーのページとしては実にユニークですよね!

さまざまなグループの今年後半の公演の予定がいくつか入り始めています。CGTと、合衆国内でStickMenと、そして日本でL'Imageと。決定次第、このページの下部に掲示します。

メキシコ公演の写真もまたすぐに載せますね。

オーケイ、メキシコシティ公演のページが仕上がりました。


March 30, グアダラハラ

このツァーが殆ど終わりに近付いているだなんて信じがたいです。 昨夜はここグアダラハラで素晴らしい公演でした。グアダラハラはメキシコ第二の都市で、テキーラとマリアッチ(訳注:メキシコで生まれた独得の編成の楽団、およびその音楽。数種のギター、バイオリン、それにトランペットが加わるのが標準的な編成。)の生まれ故郷です…僕はここは初めてでした。

この公演のページをアップしましたが、できるだけ早くビデオも追加するつもりです。
このホームページに新しい要素を追加しました。右にある注目のビデオ から、ツァーページのビデオの中のお気に入りが載ったボックスがリンクで開くようになっています。ビデオは定期的に交換し、ツァーが終わったあとでも残しておきたいと思います。

次の予定は - 明日は相当長い一日になりそうです;モンテレーで行われる公演の為にそこまで飛んで、それから翌朝家路につくため、またメキシコシティまで飛びます。 だから多分モンテレーのダイアリーは2,3日はアップできないんじゃないかなぁという感じです!

それから、そろそろこのツァーの索引ページを作ったことをお知らせする時ですね。これでそれぞれのページへ簡単にいけるでしょう。

April 2, キングストン

南アメリカツァーの終わりの2,3日はてんてこ舞いでした。 ようやくグアダラハラ公演のビデオをページに追加できました。(終わり数日はネット接続が遅くて、アップロードできませんでした)

モンテレー公演の写真を整理する時間がありませんでしたが - ここ数日のうちにはページをアップしたいと思っています。

このあまりに短いツァーが、どれほど素晴らしく楽しかったかについて触れたいと思います - 特に公演では素晴らしいオーディエンスと熱狂的な歓迎を受け、アマゾンでは珍しい休日を過ごしました。これは全部Peterのツァーの特徴ともいうべきもので、僕やバンドのミュージシャン達にとってとても印象的でした。

このツァーから(モンテレー公演とツァーを通しての様々な写真のページ)と、更に沢山の公演やツァーのページがこれから数ヶ月続きます。
Stick Menツァーではイタリア公演が追加されました。6月にはCalifornia Guitar Trioとの公演が。さらに6月にはStick Menの初めての合衆国公演が…そして、それらが今始まります!


April 5, キングストン

そして、ようやく、Peter Gabrielのモンテレーでの最後の公演のページが出来ました。

このツァーのページはまだ一つありますが、そのあと(まったく直後に)Stick Menのヨーロッパツァーですからそれもレポートします。

オーケイ、公演最後のページができました。(いつものステージの上からのじゃない)ステージの写真も載っています。


April 8, キングストン

Peter Gabrielツァーは、たとえ終わってしまったとしても過去のこととして片付けてしまうことは出来ません。コンサートの残響や楽しみは長く続いていきます。

でも僕にとっては、ちょうど2週間後にナポリから始まるのこの特別なツァーを心待ちにせずにはいられません。僕たちの新しいグループである Stick Menは、ポーランドとニューヨークシティでわずかながら演奏したことがありますが、このツァーがバンドにとっての真のデビューになります。 イタリア、スイス、ポルトガル、スペイン、ハンガリー、ドイツ、ベルギー、オランダ、そしてフランスでの25回の公演が控えています!公演が終わるずっと前からすでに経験豊富なバンドになると言えます!

このバンドはトリオで、King CrimsonのPat Mastelottoがアコースティックとエレクトリックドラム、僕が大ファンであるChapman Stick奏者、Michael Bernier、そして僕もStickを演奏するということで、どうしてこの名前を選んだかお分かりだろうと思います!

ツァーでは新曲に加え、僕の最新のアルバムStick Manから数曲、そして多分Crimsonの曲を少しStickでの演奏のアプローチでやります。
ツァー日程は全部正式に決まっていますが、通常始まる前に少し入れ替えがあり得ます。実際、イタリアでの地震の被災者のための慈善コンサートに参加するチャンスがあるかもしれないと聞いています。
それらが決まり次第、このページの下に書くつもりです。

このバンドについて一つ特に気に入ってるのは、そのクールなロゴです!右にそれを載せておきます。このTシャツを見るのが楽しみ!

April 11, キングストン

(Stick Menの合衆国公演の日程が下記の通り追加されました。バッファローとマサチューセッツのナティックです)

ワオ、たった今アナウンスされました:Liquid Tension Experiment's 2008 ツァーの限定版ボックスセットのプレ・オーダーが始まりました ― 皆さんが聞きたかったLTEの全て、いやそれ以上!
巨大なパッケージです:CD、DVD、Blu-ray、ジャムセッション、24ページのブックレット。
ここにロサンゼルス公演からの予告編があります。

(4月14日追加)ワオ、ここにももう一つ、 別の予告編が今リリースされました。これはニューヨークのBB Kings公演からのビデオです。

(それから興味がおありの方は昨年6月のツァーダイアリーもご覧下さい)


April 17, キングストン

Stick Men 公演は、5月18日にパリが、また6月の合衆国公演もSyracuse, Buffalo, Woodstock, Natick, そして Princetonの各都市での日程が加えられています。

月曜にはここを発ってローマで行われるこのツァーの記者会見に時間ちょうどに着きます(と願ってます)。来週は沢山の写真をお送りします。


April 20, キングストン

The Stick Men ユーロ・ツァー 逆行日記
Day 0 - April 19

iPhoneのアプリに、航空管制ゲームというのがあります。 飛行機はあらゆる方向から入ってきて指でこれらを滑走路に誘導するというものです。あっという間に次から次へと飛行機がやってきて、わずかな飛行機を着陸させようとする間に他の沢山の飛行機を旋回させとかなくちゃなりません。 僕はこのゲームこそツァーに出る前の週の様子そのものだと実感してるんです。
ツァーが長ければ長いほど、対処しなくちゃならない飛行機は増えていきます…わずかな飛行機を着陸させる間にももっともっと沢山の飛行機を旋回させなくちゃなりません。

というのが僕の今週でした。5週間のツァーの荷物を詰め込むのは指を鳴らす間にもできちゃうでしょうが、ツァーの旅行と日程の日々の調整があり、曲を練習し、何曲かの新曲も準備し、バンドのリハーサルをやり、6月の合衆国ツァーのブッキングを決め、ヨーロッパと合衆国の両方の公演のためのインタビューを受け、決して無視できない沢山の家の中のこともやり、他のプロジェクトのホームスタジオでのベースパートを仕上げなくてはならなかったんです。
出発の日になったとしても、全部の飛行機を着陸させられたとは言えません…それでもStickとパスポートを携えて、残りの飛行機には自分でなんとかしてもらうしかありませんね。

(訳注:iPhoneをお使いの方へ。トニーさんが言っているAppは、多分このFlight Control(ご注意:iTunesをインストールしてある方は、クリックするとiTunesのApp storeが起動します)だと思います。確認はまだしてませんが、暇を見て尋ねておきます。有料です。ワタシも早速インストールしてしまいました。115円なり)

The Stick Men ユーロツァー逆行日記
Day 1 - April 21
イタリア・ローマにて記す

さて、本物のロードの一日を紹介しましょう。 夕べはリハーサルで疲れ切ってしまい、荷造りの方は、出発当日なんだけど今朝やることにしました。
今朝は随分早く、6時に目が覚めました。お陰で荷造りには十分時間があります。荷物は殆どがTシャツです。ヨーロッパは相当暖かそうですからね。一カ所でゆっくり休憩日が取れず、洗濯はホテルの洗面台でってことになりそうなので、靴下や下着も十分詰め込みます。あとは5週間分の髭剃りとか色々。本は重いんで少しだけ。そうそう、ステージ衣装も・・・このツアーでは白と黒できめるつもりです。もっと大変なのは演奏で使うケーブル類やエフェクターを詰め込む事ですが、これは殆どリハーサル後にやってしまってます。今回のツアーではスティックの高音、低音の両方を使うことになるので、ボリュームペダルを2台、コンプレッサー1台、ディストーションは3種類(もしも会場にプリアンプでオーバードライブ出来るギターアンプが無い場合でも、高音部に厚みを付けられるように。)(新しいRadialシリーズのディストーションが凄く気に入ってて、2台持っていきます。)デジタル・ディレイが2台、チューナーを1、2台。それからコーラスのペダルも有ればいいけど・・・いや、もう十分重すぎるね。接続の為のケーブルも沢山あるし・・・今回のような小さなバンドのツアーで、一番難しいのは、飛行機で超過料金を取られないように、荷物のカバン(最大2個)をそれぞれ50パウンド以下に抑えること。(訳注:22.68キロ。勿論、どの国にツアーに行くのかでも重量制限は変わります。)僕らは段々これが上手くなってきて、荷物はどれもこれも丁度49パウンドのものばかり。あとは勿論、機内持ち込みには重量制限が無いので、コンプレッサーとCDの箱はそっちに詰めることになるでしょう。空港内で延々歩かされるときには後悔するんでしょうが、4、5回飛行機に乗れば超過料金分を相当抑えられるからね。

それからちょこちょこと買い物、銀行、薬局へ行ったり、ツアーから戻ってすぐにWoodstock Timesでやる予定の、6月の地元公演にむけたインタビュー用にCDを届けたり、自宅の向かいに居るママに、2度会いに行ったり。メンバーの集合は2時で、Robert(Robert Frazzaが僕らのサウンド・エンジニアとロード・マネージャーです)がワゴン車をレンタルして空港へ連れて行ってくれます。妻のAndiと出発前に話しておくことも山ほどあるけど・・・さよならを言う時間が短すぎる・・・。
オーケー。寒くて小雨も降ってるけど、みんな集まった。Andiにキスをして、ニューワーク空港へ向かってワゴン車が動き出すと、ママも手を振ってくれた。次に帰ってくるのは5週間後だ。

道中は風がすごい。飛行機もきっと遅れるだろうと思う。

けれど予想が外れて、大して遅れもせず午後6時半頃に離陸。まずはロンドン行きの便で、それからローマ行きに乗り換えます。この大西洋横断便は割と短く、6時間だけなんで、殆ど眠れません。到着が僕らの時間で真夜中(ロンドン時間の朝6時)なんです。それで、例によって疲れ気味の身体で飛行機を転がり出て、ヒースロー空港のターミナル5でコーヒーを飲み、ローマまで残り3時間のフライトが待つゲートへと向かったのでした。

この便では少し眠ったかも知れません。でもハッキリ言えないのは、僕の体が今何時なのか分からないほど混乱してるからです。それはともかく、ローマは良く晴れて気温20度という素晴らしさ。(摂氏です。ここはもう合衆国じゃないんですから。)午後1時半ぐらい。僕らのイタリアでのプロモータであるDaina(ダイナと発音)と、これからツアーの間ワゴンを運転してくれるMirkoが迎えに来てくれていました。 ワゴンにはすでにドラムやアンプが詰まれています。さらにもっと乗せる荷物があるので、先ずは第一回目の詰め込み作業に挑戦。これから毎日これを繰り返すわけで、きっと段々手際よくなるでしょう。
エアポートホテルでは僅かな時間でしたが、身繕いが出来たのが有難かったです。みんなもう、フラフラ状態、「夕べ」から何時間経ったんだろう・・・24時間ぐらいでしょうか。それでもその後ローマ市外へ出て行って、あるテレビ局でインタビューを受けました。後は2、3時間自由に出来たので、ローマの街を歩き回ったんですが、いつ来ても素晴らしいところです。みんなを誘って、2カ所でコーヒー休憩もしてきました!
午後8時半からラジオのインタビュー。なかなか面白い質問が出た、いいインタビューでした。5分もじっとしていると、座りながら眠ってしまう僕らにとっては有難いことでした!
その後すぐに夕食の筈でしたが、特別なレストランを薦められたので、車で20分かけて行ってみたら満席。しばらく待って、もう真夜中近くです。でも食事は待った甲斐のあるものでした。(僕はpenne guidiaを頼みました。ユダヤ地方のパスタってねえ?でもなかなかのお味。アラビアータに似ています。)ええと、今ニューヨーク時間で午後6時だから、今日は36時間の一日だったね。

ホテルに戻ったのは午前1時。さすがに誰もバーへ行こうとは言い出しません。みんな死んでました!
”第1日”終了!!


The Stick Men ユーロツァー逆行日記
Day 12 - May 1
ポルトガル・Gouveiaにて記す

さて、あっという間に、更新が思い切り遅れてしまいました。

その理由は、ただ時間がなかったということです。
絵に描いてその理由を説明するとすると、ここに僕たちのヨーロッパツァーの経路を書き込んだGoogleマップがあります。(いいえ、ジョークじゃありません。これが僕たちが選んだルートなんです!)
地図上では厳密な場所にはなっていませんが、大体のところは分かってもらえるんじゃないかな。

公演はうまくいっています - 公演の最初の頃は、新曲を演奏するときには僕たちバンドにとって沢山の楽しみと、沢山の驚きがありました。(新しいCDは半分ほど出来ていて、9月にはリリースしたいと思っていますが、まだ終わっていない曲についてはもうちょっと練り上げたり膨らませたいと思っています)

これだけでも書けて嬉しいです。僕たちは今夜Gouveiaの美しい町について、コンサートの前に空いた時間がありますから、出来ることならもう少し書きたいと思ってます。


The Stick Men ユーロツァー逆行日記
Day 15 - May 4
ハンガリー・ブダペストにて記す

今日はMichaelの誕生日(Michael Bernier - Stick MenでStickを弾いているバンド仲間)。巡業のさなかでは、誰かをお祝いしようとすると、いつでも何かしら悲喜こもごもの体験をするものです。

マドリッドからブダペストへのフライト時刻が早かったので、午前3時にマドリッドのホテルに戻ったあと、空港に向かったのは午前6時半でした。
こういった低予算のツァーで大きな要素は、いかに荷物に高い料金をかけないようにするかということにあります(「重量超過料金」はすべてのエアーラインで一般的ですが、それがかかるかどうかは融通がきいたりするものではあります)。僕たちはこれが実にうまくいかない日にあたったようです。 チケットカウンターの女性は僕たちが着いたときから不機嫌で、(大きくて重いバッグを背負ってて...誰がそれを見てハッピーになるっていうんだ!)取りつく島が無くてそっけなない有様(おととい来なって感じ)。僕たちは高級なマイレッジカードを見せたけど、「使えません」の一言。おまけに彼女はあろうことか最初に僕の機内持ち込みバッグの重量を計らせさえしたんです(もちろんそれは重い、というのも、スーツケースをちょっとでも軽くするために、重いものはそこから出してこっちに入れてるから)

とにかく、全重量分を追加して荷物の分に一財産払ったあとようやくゲートにたどり着きました。そこにまた彼女がいて、搭乗しようとするMichaelをひき留めて彼が持っていないレシートを要求しました。
一方飛行機の中では、機内誌の1ページ全部に僕たちの写真が載っていることを発見!彼女が機内に入ってきて、まだレシートを要求したとき、Patは彼女にその写真を見せました。彼女は微笑んでその雑誌を欲しがり、なにか「私の用事が済んだら旅がうまくいくように願ってるわ」みたいなことを言いました。これが巡業生活というものです。

May 9, ドイツ・Erfurt

まだ忙しくて新しい日記を書く暇がありませんが、ローマ公演の写真のページを作りました。

May 17, Zoetermeer, オランダ

まだダイアリーの更新から離れてしまっていますが、Stick Men公演の写真のページを作りました。このページは、 Tavagnasco ロックフェスティバルの写真を載せたものです。

それからこのページの下に9月のL'Imageの公演日程が確定したものを書いておきます。(訳注:日本の公演日程が、トニーさんの記述とプロモーター側の記述に異なっているところがあります。ここではプロモーターの発表したものを記載しておきます)

(それからまた別のブダペスト公演の写真のページを作りました。)


May 20, Jas'Rod des Penes-Mirabeau, フランス

やっとツァーの写真の遅れをちょっと取り戻す時間ができました(なが〜〜〜〜〜い時間ヴァンで過ごしたから!)
2ページに渡って新しい写真がありますが、その最初がツァーダイアリーの2ページ目で、それに引き続き別の人が撮影した公演の写真が3ページあります。

May 25, Foggia, イタリア

さて、ヨーロッパ26公演の最後を迎えました。 僕たちの辿った道のりは長く、興味深いものに満ちたものでした。多分最も興味深いものの一つと言えるのが、ここfoggiaにある小さなクラブ、Moody Jazz Cafe で今夜行われる公演でしょう。
僕たちはここに早く着いて、バーが座席を設ける事でクラブに変身しているのを見つけました。そして、朝ローマからのフライトまではとても長い陸路になるので、公演後はホテルに行く時間はないだろうと覚悟しました。公演が終わるやいなや夜を徹して空港まで走ります(そこからロンドンまで飛び、ニューヨーク行きに乗り換え、それからヴァンで家まで2時間ばかりかかります。Patは別で、その日は彼は旅を続けてテキサスの自宅まで帰ります)僕たちの日常とはいえ、骨の折れる2日間になることでしょう。

公演でのバンドの写真の新しいページを作りました。

そして、僕たちはこの6月の合衆国北東部ツァーの資材調達のプランを練り始めました。公演地はシラキュース、バッファロー、ウッドストック、ニューヨーク、フラミンガム、そしてニュージャージー州のプリンストンで、その間にレコーディングも行います。
ここヨーロッパで我々がヴァンに荷物を詰め込むところの写真とビデオを山ほど撮りました。走るほどに積み込む窮屈さが酷くなっていく感じがあります。考えてみましょう。


June 9, ウッドストック

ツァーから家に帰ってくれば普通に戻りそうなものですが、更新が遅れてしまっていました。家に戻るのを待ちかねているような緊急の仕事が山ほどあったんです。ないがしろになっていた家族、家の仕事、ツァーでの勘定書きをまとめること、次のツァーの区切りのプラン作成、更に今回は、新しいアルバムの録音のための仕事に戻ることなど。

でも今週は、ゲームのStarcraft IIのサウンドトラックのとても素敵なレコーディングセッションが、ここウッドストックであります。

僕のこれからの予定は、California Guitar Trioとニューヨーク州のPawlingであり、それからStick Menの公演が、シラキュース、バッファロー、ウッドストック、ナティック、プリンストンで、そしてCGTとのスペシャル二本立て公演がニューヨーク市のBB Kingで行われます。(詳しくはこのページの下に、それからL'Image日本公演の日程が修正されています)

June 29, キングストン

Stick Menの合衆国での短いツァーは今終わりました。いつも通り楽しく、公演では見覚えのある顔を沢山見られたのは素敵なことでした。
さてこれからは僕らの新しいアルバムに向けて最期のひと頑張りをしなくちゃ。また公演に出る11月頃には出したいと思っています。

あ、そうだ、今Facebookを始めたところなので、もし興味があったら訪ねてみて下さい。



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