Tony Levin's ROAD Diary 2008年総集編
Jan. 12, 2008 -- Dec. 28, 2008
重いページです。狭帯域の接続では表示に多少時間がかかります。



 ロードダイアリー自体の量は、一見すると以前に比べて少なくなっていますが、実際にはトニーさんは自作のツァーやイベントのページが大変多いため、全体では膨大な量の日記と写真が掲載されています。
ロードダイアリーだけではなくて、それぞれのページもチェックしてみてください。
全てのページが翻訳されて、それぞれリンクされています。
また、アーカイブにもそれぞれのページへのリンクがあります。こちらもご覧になってみて下さい。




Jan. 12, キングストン

アナハイムで毎年開かれるNAMMショーに向かうところですが、今回はいつもより沢山面白い楽器やハプニングの写真を撮ると決心しました。

でも、西部に向かう道すがら、シカゴに立ち寄ってずっと観たいと思っていたオペラを観に行きます。John AdamsのDoctor Atomicです。(観てからレポートをここに書きたいと思っていますが、きっととっても楽しいだろなぁ。彼は僕の好きな現代作家です)

続きはまたすぐに、シカゴ、デトロイトそしてアナハイムから。


Jan 19, アナハイム

アナハイムには、毎年恒例のトレードショーに来ています。楽器やミュージシャンやあたりの混乱ぶりを沢山写真に撮ってお見せしたいと思います。
更新は一部ですが、NAMM2008の写真の最初のページをアップしました。

アップデート:オーケイ、2ページ目もアップしましたよ。更にまだ続きがあります!


Jan 24, NY州、キングストン

次の予定は、ロチェスターで2月1日に行うソロの公演です。 それまでしっかり練習を続けます。というのも、ソロでの公演は僕にとってそうあることじゃないから!ベースとスティックの無伴奏曲を弾くつもりですが、他にもテープと一緒に演奏もすることになるかな。それから、僕のアフリカ旅行について、少し話をしようかとも思っています(というのもこの公演が、アフリカへ人を派遣している Hopetogatherという組織のための慈善公演だからです。)

2月の初めには、ニューヨークシティのジャズクラブIrridiumで、僕の古い友人のMike Mainieriと彼のバンド、Steps Aheadと数回共演することになりました。ドラマーのSteve Smithとはつい先日NAMMショーで会ったんですが、実際のところ、僕のことを彼と間違えた人が数人いました。彼のヘアスタイルがもう今や殆ど同じなものだから!

それから、King Crimsonは鈍いながら音楽活動に向けて動き出そうとしています。最初のリハーサルは多分2,3ヶ月のうちにあるだろうと思いますが、これが今年の活発な動きの始まりになるように願っています。


Feb 4, キングストン

ペイトリオッツのファンにとっては暗い日…でも、このシーズンはまったくもって酷いシーズンだったなんて、愚痴は言えません。

先週ロチェスターであったNew Covenantでの公演は大成功でした。 僕にとっては大きな挑戦となる、全編僕一人での公演だったんですが、Hope Togetherプロジェクトにとって寄付金が増える良い晩になりました。今年からはもっとソロでのクリニックを増やすことになりそうで(これまでは断ってきました)今じゃ横にバンドがいなくても十分快適になりそうな感じです!

今週はニューヨークのIrridiumというジャズクラブで、古い友人のMike Mainieriと彼のグループのSteps Aheadと共演します。ジャズグループとは滅多に演奏しないんですが、Mikeと僕は、僕が初めてニューヨークに引っ越した時以来ふたつのバンド、巨大なWhite ElephantというバンドとL'Imageでとても楽しい時を過ごした仲で、今年、これらを再現しているような見方をしています。
僕は主にNSアップライトベースを弾くつもりで、この公演にはびったりです。それから、そう、リハーサルのためにこの街に行く頃には丁度ジャイアンツが我らのペイトリオッツをやっつけたお祝いのパレードのまっただ中になることでしょう…そんなことでの交通渋滞にハマるのが待ちきれません。

Feb 4, 追加:

今、ツァー日程ページのところに、過ぎてしまった予定を見つけたところです。これで間違って会場に行く人が出てしまいます。本当にごめんなさい。僕はこのページの下の方に今後の公演予定を書くようになりました。これからは、これをコピーして、日程のページに誤りの無いようにもしておきますので、年末に書いてあった場所に誰もギクを聞きに集まらないように願っています。
(それからMurali Coryellとのギグと今度の夏のタタールスタン公演も追加したところです!)

March 12, ニューヨーク州キングストン

心優しい訪問者の方々、こんにちは。 今、最大のニュースは、今後行われる公演についてです。
King CrimsonLiquid Tension Experiment が、まさに今日この夏の公演の正式な日程をアナウンスしました。公演リストは下にあります(追加もされそうです)
簡単に説明しておくと、LTEは6月のNearFest フェスティバルが終わってから、ニューヨーク、シカゴ、カリフォルニア州ダウニー、そしてサンフランシスコで公演します。Crimsonは8月にシカゴ、フィラデルフィア、ニューヨークでそれぞれ複数の公演を行います。

続きはまたすぐに。練習しなくちゃ!

March 27, キングストン

明日はKing Crimsonのリハーサルを始める為にここを発ちます。きっと素晴らしいことになるでしょう。写真はすぐに載せますね。

April 20, モンテ・カルロ

この長い空白は、例によって更新する時間か内容がなかった場合によるものでした。
ナッシュビルでのクリムゾンのリハーサルはまぁまぁうまくいきました ー 一週間の間、実にたくさんの曲をカバーしました。その中の僕の演奏のプレイバックはもう聞きたくもありません...でも、8月の公演で公の前で演奏するまでにはまだ二回のリハーサル期間がありますから、そのときまでには素晴らしいものになるでしょう。
(写真はすごく暗かったので、ここには載せませんでした...来月やるときにはあのリハーサル場所でもう少し明るい照明になるよう工夫してみたいと思います!)

ここモンテ・カルロでは、今ちょうどレコーディングのプロジェクトを終えたところです(それから、空港に向かう前のホテルの自室でクリムゾンの更に難し曲を何曲か練習してます!)
このプロジェクトには、おそらく今年の終わり近くに行われることになるプラハでの大きなコンサートも含まれています。この催しが近づいたなら、このことについても沢山のことをお知らせします。

LTE(Liquid Tension Experiment)のシカゴでの公演場所がPark Westに変更になりました。以前にお知らせしていた会場が建築中になったためです。

もうじき行われる公演は、NYCでのSwatiとの公演、Keegan Ales醸造所でのUncle Funkの募金活動公演、NYCでの類人猿のボノボの募金活動、それからCalifornia Guitar Trioとのパリ、ミラノ、ローマ公演です。


May 21, ナッシュビル

僕は今、奇妙な7のシーズンに入ったところ。
先週はヨーロッパでCalifornia Guitar Trioと短いツァーをしました。いつも通り、すごく楽しかったのですが、それからローマに2日ばかり滞在しました。それで結局7日間の旅になりました。

一旦家に帰って集中的な練習期間を経て、それから家族とのステキなバケーションでCape Codへ。海辺に滞在したのは、そうお分かりの通り、7日間でした。

Liquid Tension Experimentの重要なツァーは6月の終わりにありますが、2回の土曜日を含みますから、都合8日間になります(1日多いのは幸運の印?)

7月は、Quebec Festival d'Eteに行きます。夜の早い時間に会場に入って、Adrian Belewのバンドの演奏を見るつもりです。まだ彼らのライブは聴いたことがないのですが、素晴らしいと聞いています。それからリハーサルをやって、異なるラインナップで2回公演をするのですが、ここでの滞在も7日間になります。

7月の終わりにはまたここナッシュビルに戻り、再度リハーサル週間です。それから、ここでこう言えることが僕はとってもシアワセなんだけど、クリムゾンのツァーが7日間よりほんのちょっと長く行われます。11日間です。厳密に言うと! これがもっと大きく、もっと長いツァーの始まりにならんことを!

一週間のヨーロッパ滞在のあとで、今回のここナッシュビルへの旅は実に素晴らしきアメリカン・フレーバーに満ちたものでした。
どこの世界にリハーサルのために延々950マイルも運転していく人間がいるでしょうか。
車を選んだ理由の一つは、2日間の中で曲を学ぶことができるということでしたが、もう一つの理由は、飛行機よりも沢山の荷物を運ぶことができるということがありました(そう、エスプレッソ・マシンも!)
ペンシルベニアの起伏に富んだ丘陵地帯とバージニアの渓谷を通り、この旅の長さをうれしく思えるようになります。ペンシルベニアの中ほどを過ぎた頃から背の高くて黄色いWaffle Houseの看板が見え始めます。 (多分北東部の方にもいくつかはあるのでしょうが、僕はひとつも見たことがありません。一旦南部へ行くと、そこらじゅうにあるんですが)確か2,3年前に南に向かう途中でそこで食べた時のことをみっちりレポートしたことがあったと思います…そこにあるジュークボックスの曲についても…でも今回の旅ではここは自制しました。車の中には健康的な食べ物もあることだし、それに、前の3月のときのナッシュビルでの一週間では毎日のように行ったので僕の体はひどいことになってしまったことは認めざるを得ないので(そうなったのは、僕の傍にハッシュブラウンズ(訳注:ゆでたジャガイモを角切りにするか、つぶして揚げた料理)がばらまかれたり、たっぷりかけたり、包まれたりペッパーをかけられたりしていたから!?)

それで、健康的で正しい運転姿勢の中で、一週間のリハーサルを予想しますー今回は何枚かちゃんとした写真を撮る努力をします(光量を上げて、それから連中にニッコリしてもらわなくちゃ!!)



May 24, ナッシュビル

クリムゾンのリハーサルのような体験は他では味わえません。
今僕たちは、ふるい曲を中心にやっていて、まだ新しい曲を書こうとはしていません。でも、そのうち何曲かはとても複雑で、きちんと演奏するにはよほどの努力が必要です。
Gavinにとっては(Gavin HarrisonはPat Mastelottoと並んでドラムを演奏しています)すべてが新曲です。僕ににとっても、僕が参加していなかった最近のアルバムからの2曲は、まったくもって非常に実験的でやりがいがあります。
僕はTrey Gunn(彼はベースパートを演奏していました)にメールして、手がかりを尋ねたくらいです!

実際のところ、”The Construction of Light”はゲームの"Myst"のようなもので、ところどころに手がかりが転がっているんだけど、あちこちをさまよった挙げ句に正しい場所にたどり着けるみたいな感じとでもいうか。Treyに、パートを理解するにはソロバンとAdvil(訳注:頭痛薬の商標)が一瓶いるね、なんて冗談を言いましたよ。

例を挙げれば、曲の部分に僕がつけた名前を書いてみると:
Treyの28小節散策 - それから上昇の15小節に続く29小節.
5小節の連続C音列、ギターと3連続オフセット、それから反対方向に.
Gのドアノックと可変11小節に続くサイレントの7小節とのE Boogalooga.
(訳注:Boogalooga=Frippが好きなスラング。)
Level 5からは、燃える11小節のEのRiffSplat、それから2つのドラムの11小節の後で転回。

前にも言ったように、クリムゾンのリハーサルに比べるものはありませんよ!
じゃ、また

May 26, ナッシュビル

F.o.C.K. Primus!
ふむむむ…7月のQuebec Festival d'Eteに出演するミュージシャンの集団を、Friends of Crimson Kingと名付けようと提案されたんですが、これ、省略して呼ばないほうがいいみたいだなぁ…

それはさておき、7月8日には、僕たちはPrimusのオープニングアクトを務めますが、そのラインナップはとてもクールです:California Guitar TrioプラスAdrian Belewと彼のPower Trio、プラスPat Mastelotto、そして僕…
それから12日には、CGT、Pat、僕はYESのオープニングをやります… F.o.C.K. YES !!! 待ち遠しいです!

June 21, ペンシルベニア州ベツレヘム

NearFest 近づく
Liquid Tension Experimentの再結成ツァーは、この週末に開かれるプログレッシブロックの名だたる名門、NearFestから始まります。
僕たちはここに2、3日滞在してリハーサルをしてきており、今夜の公演にわくわくしています。約10年前に録音した二つのアルバムからの曲は技術的に難しく、大きなチャレンジです。そのほか、沢山のインプロヴィゼーションもやるつもりですが、リハーサルの時間のほとんどを新曲に費やしていました。

続きはまたすぐに書きますが、少し落ち着いたらリハーサルの写真をページに仕立てるつもりです。


June 22, ペンシルベニア州ベツレヘム
飛び跳ねる Liquid


昨夜の公演はワイルドでした - 沢山の驚きと楽しみ、それに、誰もこの音楽で傷つけられることはありませんでした!

僕たちは二日間のリハーサルを通して、ラプソディ・イン・ブルーのメタルバージョンを素早く準備してきました...(そう、ちょっと想像しにくいことは分かってるし、アレンジそのものも簡単じゃなかったんです)とにかく、この曲はセットリストに投げ込まれた当てにならない無謀な試みになるどころか、この公演のハイライトの一つのように感じられたのです。 もう一つのビックリは、僕たちがテープの音楽(ワルキューレの騎行!)に合わせてステージへ歩き始めたときに起きました。終わり近くになって突然曲が止まってしまいました。僕たちは曲の終わりまでに位置について、最後の音が鳴り終わった時に曲に突入するつもりだったのに、すごく気まずい状態になっちゃいました。CDをかけなおすか、さもなければ静まり返った中でカウントを始めるか!

いつも通り、沢山の写真を撮りましたが、ツァーのページを作る時間がありません。今週中には作るつもりです。
*今作りました:Liquid Tension Experiment ツァーについての新しいページです。

ところで、NearFestは毎年開かれている素晴らしい週末のイベントで、僕がここで演奏したのはこれで3回目になります。音楽ファンにとってはこれ以上良いセッティングはありません。音楽の楽しみを共有しあうには、大きな家族的な集まりになっていると感じられます。

明日はニューヨークのB.B.Kingsに行きますが、この晩にエキストラの2回目の公演があります。エスプレッソマシンを持っていくつもりです!


June 24, ニューヨーク
ツァーするTension

ワオ、昨夜のBB Kingsのライブはエキサイティングで濃密な晩になりました。 すごい大観衆の人波。というのも僕たち(Liquid Tension Experiment) は2回公演をし、それぞれ2時間ずつやったんです。ドリームシアターのファンの人たちがこのためにあつまってくれました。
沢山写真を撮ったので、今日にでもシカゴに向かう飛行機の中でこの公演についてのページを作ってすぐアップする予定です。

チャンネルはそのままで。


*アップデート:たった今ニューヨーク公演のページ をアップしました。


June 26, シカゴ
愉快な妨害


でっかいドッキリが今夜のシカゴ、ParkWest公演ではありました。公演の約三分の二が終わったあたり(僕の推察ですが...)Jordanのキーボードの調子が悪くなっちゃいました。他の3人のプレイヤーは、Jordanとテクが修復を試みている間、ジャムセッションをしていました。でも、うまく直りません。ジャムは壮大な規模になっていき...ついにJordanは日本に電話をかけはじめ、キーボードメーカーの専門家たちが問題を特定しようとしました。でもキーボードは動かず、ぼくらはそれなしでは用意した曲に戻ることができません。

とにかく、Jordanは結局彼のキーボードを直すことにってではなく、ロックなギターソロでジャムに参加することで、この晩のヒーローになりました。
それから...更にジャムセッションは続き...結局この晩は用意した残りの曲を演奏すること無く終わらざるを得ませんでした。

もちろん普通じゃない形でしたが、僕たちにとっては大満足。お客さんたちがこれを楽しんでくれたことを願うだけです。ジャムセッションを愛するバンドでよかった!

この公演の写真はまたすぐにね。


June 28, ロサンゼルス
キーボードのカルマ


誰がそれを予想したでしょうか...シカゴでのキーボード故障の一件のあと、今夜のDowney Theaterでの公演はほぼうまくいっていましたが、ちょうどJordanの短いキーボードソロの間に、ギターの機材がダウンしてしまったんです!

それでJohnは演奏に参加できなくなって、なんとか復旧させようとギターラックのまわりをうろついているあいだずっと、Jordanはソロを続けることを余儀なくされたんです。僕たちはまったく気にせず、また僕ら(Mikeと僕)が演奏に入ってジャムセッションに持ち込むこともしませんでした...Jordanに演奏を続けてもらったんです(彼はすごい仕事をしました)そしたら、ほら、10分か15分してギター機材は動き始めて、キーボードのカルマは自分自身で前回の借りを返しちゃいました!

沢山写真を撮りました...明日までにはロサンゼルス公演のページを作ろうと思います。


June 29, サンフランシスコ
驚異的な実験


昨夜のBay Area Rock Festでの公演は 、Liquid Tension Experiment.のあまりに短すぎる合衆国横断の最後の公演でした。
今回も、いつも通りユニークな出来事がありました(今回は、アンコールでJohnがMikeのあごひげを切り落とすシーンが!)。ジャムセッションは本当にクールで(多分この公演はマルチトラックで録音していないってことを知ってたから)曲の表現もそれぞれの夜ごとに少しづつ違っていました。
すばらしいお客さんたちもうまくいくのを助けてくれたと思います。

沢山の写真をまたウェブページにまとめるつもりですが(はい、あごひげカットシーンも...)前の公演からも見つけたものを付け足しておきます。
これが終わってしまったのは悲しいです - こんな素晴らしい音楽的才能や、沢山の楽しみがあったのに - ただひとつ願うのは、またこのメンバーが集まるのが10年後にならないことだけ!


July 5, キングストン
400周年のケベック

明日は北へ向かい、美しい都市、ケベックに行きます。この町では、毎年開かれるFestival d'eteのほかに、ちょうど400周年でもあるのです。

僕はPat Mastelotto、Adrian Belew、the Califirnia Guitar Trioと演奏し、他にも土曜日にはゲストシンガーを迎えることになっています。とても楽しみです。最初の出番は火曜日ですが、明日の晩はAdrianのパワートリオを聴くつもりですし、他にも素晴らしい音楽が毎日演奏されるのを聴くつもりです。全部レポートしますね。

さて、ここに人生というものは、まったく驚異的なものになりうるという証明があります…。僕は滅多にYouTubeのビデオにはリンクを張らないのですが(いや、全く張ったことがない!)今ちょっと普通じゃないのを見てしまったんです。それは、小さな子供たちが池で遊んでいるのですが、そのうちの一人がKing Crimsonの VrooomFrame By Frame、そればかりかThe ConstrucKtion of Lightまでを歌っているんです…ここ数ヶ月僕を悩ませ、挑戦してきている組み合わせじゃないですか!!
世界はどうなってしまうんだろう?(回りの女の子たちが笑っていることに注目…この曲で僕を悩ませている数学的問題について奥さんに説明するときの彼女の笑いにうり二つ)

そうそう、昨夜、映画WALL-E をやっと見ました。おしまいに流れているPeter Gabrielの曲で演奏しましたが、そのパートは実に素晴らしかった。

続きはまたケベックから


July 9, ケベック
クリムゾンのカバー


昨日の公演は最高でした。King CrimsonメンバーのAdrian Belew(と、彼のパワートリオ)とPat Mastelotto、それに僕が、California Guitar Trioと共に演奏したんです。公演内容は実に多彩で、Plains of AbrahamとLes Claypool(この夜の主役、Primusのベーシスト)が飛び入り参加してくれて、実に珍しい3ベースバージョンのThela Hun Ginjeetになりました!

この公演の写真のページを作ったところですが、同じ会場で土曜日に行う公演のリハーサルをしています。でもこれが全く違う曲をフィーチャーしたものなんです。

続きをお楽しみに。


July 18, Hoboken
クリムゾナイズへのカウントダウン


というわけで、Quebec Festival d'eteでの最後の演奏はファンタスティックでした。 この公演についてのページを作るにはちょっと時間がかかりましたが、今出来上がったところです。

今僕はニュージャージーで2,3日、Swati. というクールな歌手のレコーディングセッションをしています。それから更に来るべきKing Crimsonツァーの練習があります。来週遅くにナッシュビルへ車で行って、2,3日リハーサルをし、まさにそのナッシュビルから公演をスタートします。前にこのグループでツァーをしてから長い年月が経ちましたが、実にワクワクしています。

じゃ、また。


July 22, キングストン

我々ウッドストックの住人の多くは、ギタリストのArtie Traumの逝去で悲しみに沈んでいます。

彼はごく親しい友人で、加えて音楽では共同制作者でもありました。僕は彼の曲の多くで演奏しましたし、また僕のNaradaレコードからの最初のアルバム、Water of Edenでは、彼はプロデューサーを務めてくれました。しかしながら僕の最も好きな思い出は朝食クラブでのことです。無数のコーヒーをお代わりしながら、音楽業界の紆余曲折の中にユーモアを見つけたものです。

Artieの能力の幅広さは実に注目に値するものでした。フォークシンガーとして演奏家として成功したのみならず、ジャズの分野にも活動の幅を広げ、アルバムのプロデュースをし、我々のローカルな貯水池についての上質なドキュメンタリーフィルムを制作し、ニューヨークタイムスには旅行記を書き、また彼は60年代のミュージックシーンについての著作を書き上げる寸前でした。

これらすべての中には、彼と接する幸運を持った人たちにとって、Artieは伝染性のユーモアや無私無欲さ、そして人々を愛する暖かい心にあふれていました。
彼を失って、これからとても寂しくなります。

July 23, キングストン

ミュージック・コミュニティーに更に悲しいニュースを持ち込むことになるのは残念ですが、また一人、僕が一緒に演奏する幸運を得た素晴らしいギタリスト、Joe Beckがコネチカット州Danburyで昨夜この世を去りました。

僕が若いベーシストとしてロックをやりたくて、初めてニューヨークにやってきたとき、Joeは僕が入っていた二つのバンドでギターを弾いていました。White ElephantAha, the Attack of the Green Slime Beast(!) です。 Joeはレコードのプロデュースとジングルの作曲もやっていて、いくつかセッションに熱心に誘ってくれたんですが、僕はむしろライブでの演奏に興味があったので、彼はその後長く一緒に働くことになるプレイヤーたち全てに紹介してくれたのです。

Joeのヘビーロックやジャズの演奏から普通の音楽でのスタジオプロデュースにわたる能力は驚くべきものでした。Bradleysというヴィレッジのクラブではデュオで何度も演奏しましたが、6時間彼は即興で曲を演奏し、それから翌朝Muzakセッションへ僕を連れて行き、そこでやった曲が昨夜彼が作りあげたものだったと分かりました。

スタジオでのアルバムの録音で僕が仕事をするようになったのはJoeのお陰で、その初めての仕事がフラメンコギタリストのSabicasのRock Encountersというアルバムでした。彼は何十ものプロジェクトに連れて行ってくれ、ぼくはいつでもしぶしぶ出かけていったものでしたが、常にリハーサルバンドをやり、夜はデュオでのギグを一緒にしていました。

後にJoeは僕の兄のPeteのバンドでも演奏していました。ジャズの世界はその星の仲間を失いました。


July 31, ナッシュビル
Nashville Bashville


このところ更新が遅れがちになっています。レポートすべきことが無いのではなくて、書いている時間がないんです。
ここにはKing Crimsonの最後のリハーサルに来ています。公演は土曜日に始まります。短いながら凄いツァーになりそうです。

僕はまたナッシュビルまで車でやってきました。今回は全部車で移動するつもりです。チャンスがあれば少しその土地を楽しむことができるし、空港でのセキュリティーのための列について長い時間を費やすことに比べれば、ずっと素晴らしい選択です!(夏の終わりにはもっと長い時間を費やすことになるだろうね)ニューヨーク州からテネシーまでのドライブではヴァージニアの素晴らしい地域を通りますが、いつでも車を停めて写真を撮りたくなる自分を止めないといけないんですが...長距離を走っていると、どうも僕は運転しているのが好きなようです。

公式のツァーは土曜日のBelcourtシアターからスタートしますが、明日の夜は招待した友人とお客さんの前で通しでのリハーサルをします。
それで、リハーサルが終われば、準備ができていようといまいと、僕たちの音楽を公に分けあうことになります!すごく興奮しています。このバンドはパワフルな曲を仕上げてますから。

ああ..時間までに写真を揃えられませんでした...もう土曜日で、公演に出かけなくちゃなりません。ダイアリーはこれで終えて、2、3時間あれば沢山の写真を載せることにします。


Aug 3, ナッシュビル
    Hark, the Larks


昨夜、ナッシュビルの宝、Belcourtシアターで僕たちのツァーを始めました。 ここ数年で初となる、King Crimsonとしてのツァーです。

コンサートは素晴らしい成功をおさめました。そして、今日はサウンドチェックの時間が遅いので、写真とダイアリーを載せた公演のページを作ることができました。

今夜の公演は同じ会場であります - 皆とても楽しみにしています。 それが終わったらシカゴ公演まで2日ありますから(そのうち一日は車で移動日)時間があると思いますので(そう願います)延び延びになっているリハーサルの写真のページを作れるかと思っています。


Aug 3, ナッシュビル
    Hark, the Larks


昨夜、ナッシュビルの宝、Belcourtシアターで僕たちのツァーを始めました。 ここ数年で初となる、King Crimsonとしてのツァーです。

コンサートは素晴らしい成功をおさめました。そして、今日はサウンドチェックの時間が遅いので、写真とダイアリーを載せた公演のページを作ることができました。

今夜の公演は同じ会場であります - 皆とても楽しみにしています。 それが終わったらシカゴ公演まで2日ありますから(そのうち一日は車で移動日)時間があると思いますので(そう願います)延び延びになっているリハーサルの写真のページを作れるかと思っています。


Aug 6, Chicago
    ステージのページ


ナッシュビルの二回目公演 のページができました。

今夜からシカゴ Park Westの三回公演の始まりです。


Aug 7, シカゴ
    野獣は解き放たれた

昨夜は本当に上出来の公演でした - これまでで最高の出来。
サウンドチェックに行かなくちゃ行けないので、細かいことを言っている時間はありませんが、とりあえず写真をアップしました


Aug 12, フィラデルフィア
    Hilly to Philly

シカゴのParkWestでの素晴らしい3回の公演のあと、バンドはここフィラデルフィアで行われる2回の公演目指して移動して来ました。

悪天候に祟られて、フライトの予定が遅れてしまって、移動には結構手間取りました。他の皆とは違い、僕は車でした。デトロイトの友人のところに立ち寄って、グリルド・チーズとトマト・スープのレストランで食事しました。(以前ここの写真を載せたことがありますが、くどくどと同じことを書く気はありません。でもおいしかったよ!)
さておき、ペンシルベニアの丘を横切る際にはいくつか嵐にあいましたが、特別大きな問題はありませんでした。

昨夜の公演はKeswick Theaterでありました。ここはクラシックなホールの残響があるところで、シカゴのクラブのタイトな音響とは違います。それでも公演はとてもうまくいきました。写真のページを見れば、僕たちが楽しんでいたことがお分かりだろうと思います。

シカゴ公演全部のページもアップしました。上のページから行き来できるようにしてありますから、ご覧ください。

それからまた別のお話:ニューヨークのNokia Theaterでの公演に来られる女性の方へ…(お住まいのところ限定の話題になりますが、書きたくてたまらず…)もしこの美しい劇場のお手洗いに行かれることがあったら、ちょっと変に見覚えがあると感じるかもしれません。実はここが僕のSpeedbumpのビデオのロケ場所だったんです!

ええ、設定では空港のトイレということになっていますが、警備する方は2時間以上もスケートボードに載せたカメラや照明、それから8人のダンサーが個室を占拠するなんてことには好意的にはならないでしょう。(でも一度トライはしてみたんです!)
Nokiaの支配人は空いている日に使うことを認めれくれたので、おかげさまでピンクのトイレで撮影することができたんです! 近いうちにこのビデオのメーキングを用意するつもりです。娘のMaggieが振り付けをしたんです(!)が、男物のズボンと靴でそうは見えないかもしれませんけど、実は彼女と一緒に仕事をしている女優さんたちだったのでした。

じゃ、また。


Aug 15, ニューヨーク
    このバンドの最後の巡業

クリムゾンツァーも残すところ4公演になりました。Nokiaシアターは素晴らしく、昨夜の公演もまた素晴らしいものでした。
昨夜の、ニューヨーク最初の公演の写真からのページができました。

今度のKazan、Tatarstanのフェスティバルでは、僕のStickMan のグラフィックが町の景色に重なったウェブページが出来ていて、なかなか洒落てます。リンクは下にあります。


Aug 17, ニューヨーク
    ニューヨークでコルク栓を抜く

ここNokiaでの公演は上出来です。昨夜の公演の後、Robertは賢明なるアイディアを提示しました…日曜のツァーが終わる晩を待たずにシャンペンのボトルを開けようというのです。彼曰くでは、いつもツァーの最後は荷造りでバタバタと忙しいではないかと…それで、早めにコルク栓をポンと抜いたというわけです!

Robertはセリフ付きの漫画のプレゼントもくれました。僕がこのツァーで撮りだめた雑多な写真の掲載が遅れているので、とりあえずこれを La Vida Crimの最初の一枚にしようと思います。
(僕はまだページをめくるように表示させる方法が分からないので、別のウィンドウで開きます)


Aug 18, ニューヨーク
ちょっとだけアップデートを - Nokiaでの公演はうまくいっています。 ツァーのページを更新しなきゃいけないんですが、気が散ってばかりで、今少し時間ができたというわけで、クリムゾンの漫画のページを続けます。

またすぐに続きを書きたいと思ってます。

Aug 22, キングストン

クリムゾン・ツァーは終わりました。すばらしい公演でした。
漫画のページ 作りを楽しんでましたが、いつものツァーページ作りが溜まってしまってます。
今、ニューヨークの最後の公演のページを作りました。でも、フィラデルフィアとニューヨークでの公演分がまだ残ってます。

それは多分モスクワへの飛行機の上になるでしょう!
今週は新しいバンド、Stick Menの10月のポーランド公演のリハーサルのあと、今日はプレシーズンのペイトリオッツのゲーム(!)を観戦しにボストンへ走ります。それから週末にはモスクワのGeoffrey Oryemaとの公演と、Kazanで色々なアーティストと演奏するため、ロシアへ向かいます。

ロシアでの写真は面白いものになるだろうと期待してますが、Tatarstanからはアップデートできないとしても、ここに載せるまではそう長くかからないと良いなと思ってます。


Aug 27, モスクワ

モスクワからこんにちは。ここの天気は暑いかと思えば雨が土砂降りになり、それからすごく寒くなって…まるで二日間の間に季節が全部やってきてるようです!

ここには2、3の公演のためにやってきてます。最初は今夜のGeoffery Oryemaと、モスクワのB2というクラブにでます。今夜と、それから明日から始まるKazanでの大きな音楽フェスティバルの写真を沢山撮って載せたいと思っています。

ここへ来るフライトの間、コンピューターをいじる時間があったのと、クリムゾン・コミックが面白かったので、別のコミックを作りました。6月のLiquid Tension Experiment ツァーのものです。ちょっと不躾な代物ですが、Liquid Tensionコミックと呼んでます。初期バージョンですが、ちょっと見てみたいでしょ。

じゃ、また。


Aug 30, Kazan, Tatarstan

Sotverenie Miraでの”平和の創造”フェスティバルの幕間です。 モスクワとここまでの旅の写真を載せると言っていましたが、沢山のリハーサルといつものウォッカの学術的探求(!)で忙しくて時間がありません。

ここへは世界中から演奏家たちがやってきています。Patti Smith Band, Huun Huur Tu, Jeffrey Oryemaと彼のグループ, White Flag,それから何人かのKing Crimsonでの旧友たちに出会いました(しばらく一緒に演奏していないTrey Gunnを含む)

僕は2、3の演奏に参加します。このフェスティバルはグルジアとオセチアの歌手とピアノ、ベース、ドラムだけの小さなコンボの演奏で幕を開けます。午後遅くには古い友人のJeffery Oryemaと演奏し、それからPat Mastelotto, Adrian Belew, バイオリンのEddie Jobson, それから多分AdrianのパワートリオのドラマーのEric Slickからなる'Crimson Project'と演奏します。
更に、夜にはPatti Smithのバンドに飛び入りして、それからいつものお決まりの”最後のジャムセッション”になだれ込むことになるかな…きっと楽しいでしょうね!

これを書いているうちに、オープニングの曲の時間が近づいてきましたが…雨が土砂降りで、すごく沢山の観衆がこの特別な音楽の日のために集まっています。

アップデート:
2回ほど短いセットの演奏をし、太陽が出てきました。聴衆にとっては有り難い休憩になります。

バックステージにはWiFiが設備されてますから、暇な時間にこのフェスティバルのページをアップロードするつもりです。後から説明も足せますからね!


Aug 31, Kazan

ここTatarstanでのフェスティバルは、まったくすごかったです。(終わってからのパーティも!百人ものミュージシャンが大きなクラブのステージで、タダで湧いて出てくるウォッカを飲みながらジャムセッション…ここの写真はアップしません!)

フェスティバルの写真を更新し始めて、今日また足しました。まるで行き当たりばったりにやってますが、終わりの方のステージ上のミュージシャンたちの様子から、このイベントのヴァイブと光景が感じ取れると思います。


Sept 4, モスクワ

家までの空路につく前に、ちょっと急いで更新。 昨夜のモスクワ公演は、かつてのメンバーと現在のメンバーを交えて素晴らしいものでした。そこにいたのは、Pat Mastelloto、Trey Gunn、Adrian Belewのパワートリオ、それからEddie Jobsonが何曲かソロを演って、彼と僕は最後にクリムゾンの曲を演奏しました。

沢山写真を撮りましたが、アップロードはもうしばらくお待ち下さい。
それまでの間、 6月のLTEツァーのコミック第二弾を見ててね!


Sept 13, キングストン

ポーランドでのStickMenツァーのリハーサルの間も、 ウェブの更新の遅れを追いかけ続けてます。
キテレツなユーモアセンスで、6月のLTEツァーからのコミックの第三と最終章が出来ました。

リンクが消えてしまいましたが、別ページがまだ沢山あります。この夏の新作ページのリストをちょっと載せておきます。(トップにリンクを張ってあるアーカイブのページからも全部ご覧になれます)

Liquid Tension Experiment: 6月の合衆国ツァー
LTEツァー・コミック; Liquid Tension Comix
CGT&フレンズ; 6月の Quebec Festival d'ete
King Crimson: 8月の40周年記念ツァー (未完)
King Crimsonツァー・コミック; La Vida Crim (未完)
趣向変わって; 8月の Kazan Peace Festival
まだまだ続く9月 friends of Crimsonモスクワ公演

フムムム…これを見てるといつベースを弾く時間があったんだろうって感じだね!


Oct 13, Opole, ポーランド

この週は、新しいバンド、StickMenとポーランドに来ています。 初めての公演を、WroklawとOpoleという都市でやったのですが、これはここで行われている大きなパーカッションフェスティバルの一部になっています。

このトリオのメンバーは、ドラムスのPat MastelottoとMichael Bernier、そして僕はスティックを演奏します。
この週は本当にうまくいきました。ホストたちは親切ですし、制作のチームはとてもプロフェッショナルでした。彼らはフェスティバルが行われるこの週を通して、沢山のドラマーとバンドがそれぞれ別々の都市で複数の公演をうまく切り盛りしていました。

僕たちはこのバンドを最終的に形にして継続していくことにワクワクしています。 これからアルバムをレコーディングして、それからできたら来年もツァーをやりたいと思っています。

すぐに写真を載せたページを作るつもりです。


Oct 17, モントリオール

ここモントリオールには、Kevin Parentの新しいアルバムのレコーディングに来ています。それからポーランドでの短いツァーの写真ページが出来ています。
これからすぐ家に帰り、Stick Menのレコーディングをして、歌手のRoman Klunのニューヨークシティでのショーのお手伝いをやり、それから日本でのTerry Bozzio、Pat Mastelotto、Alan Holdworthとの短いツァーに出ます。(それら全部の間には、ペイトリオッツのホームでのゲームを全部見るようにしたいと思ってます。このシーズン、現実世界に戻るときで、全部は勝たないでしょう!多分人々はファンを嫌うのをまた止めるんじゃないかな。これまでがそうだったように)


Nov 16, キングストン

Stick Menの次のリリースに向けての仕事とその他のプロジェクトを続けているところです。

これからの予定は、一週間Tery Bozzio, Pat Mastelottoそして Alan Holdsworthと日本で演奏します。それからロンドンでZildian主催のGinger Baker記念の大きなコンサートがあり、出演はGinger, Jack Bruce, Keith Carlock, Simon Phillips その他大勢です。誰と演奏するかは定かじゃないんですが、皆と演奏したいと思ってます!

L'Imageという、遡ること...遥か昔に結成されたジャズバンドの公演日程が決まりつつありますが、最近新しいアルバムのために再結成されたんです。Mike Mainieri, Steve Gadd, Warren Bernhardt, David Spinozza,そして僕の顔ぶれでニューヨークのIrridiumで2月に2、3夜演奏することになっています。


Nov 23, 東京

Konichiwa! Terry Bozzioとの公演のために日本に来ています。 明日始まる公演では、もちろん写真を撮るつもりでいます。

今日はウェブの遅れを取り戻すことに使って、これまで長いことお留守になっていた参加したアルバムのリストを作り直すつもりです。それから、春のヨーロッパでのStick Menツァーの追加日程が届くことになっていますが、まだ決定したわけじゃないけれども楽しいものになるだろうと思っています。


Nov 27, 大阪

ここ日本にいてのこの日の疑問というのはこれです:日付が異なる土地にいる時には、感謝祭はいつ祝うべきか?

昨夜は大阪で演奏して、今朝は東京での3晩の演奏のために列車で移動します。今夜は公演のあとで夕食をとって(うどんとか天ぷらとか寿司とか)日本酒で祝日に乾杯しつつ、そこには刺身はあれど七面鳥巻きは見当たらない…あるいは明日まで待って、我が家の時間にあたる日付はここでは金曜になってしまっているけれども、うちでは家族が祝日を祝っているときに、ここでの朝食にはやはり七面鳥はないでしょうね。

興味深い問題だから、このことについては新幹線の中で話し合うか、多分兄にメールをして(彼はイタリアとスイスに彼のバンドとツァーをしている)彼がその土地でどういうアプローチをしたか見てみたいと思ってます。
結果がどうあれ、僕らはそれぞれの奥さん達や子供達、そして僕らの母さんが恋しいし、彼女達もきっと、大食いの二人が居ないとこんなに食べ残しがでるんだって、気付かされるだろうね!

これまでの公演は素晴らしいものでした。我々3人、Terry BozzioとPat Mastelottoがドラム、僕は主にスティックを演奏しています。今回は全てインプロヴィゼーションです。僕たちはこれまで別の組み合わせで一緒に演奏してきましたが、トリオとしての演奏はこれが初めてですから、成り行きで新しい音楽を作っていくことを選択し、これまでのところとても良いものになっています。
今夜からの公演には、ギタリストのAlan Holdsworthが加わりますから、まったく違ったものになるのは請け合いで、僕たちにとって、更に驚きや楽しみがあるでしょう。

今回のツァーの写真を選んでいるところですが、ページを作る時間まではありません。お楽しみに。
(右の写真はこのページの日本語版を運営しているJunichi Iwawakiが撮ってくれたものです)

このページを訪れて下さっているアメリカの皆さん、感謝祭おめでとう。皆さんが家族と共に暖かい祝日をおくれますように。

*追加:今ちょうど日本ツァーの写真のページを作って追加しておきました。


Nov 30, 東京

今週の公演について書いている時間はないんですが、Terry Bozzio & フレンズ ジャパン・ツァーの沢山の写真を2ページに渡ってアップしました。

今夜家に着いてから、もうちょっと文章を追加しようと思っています(今東京を発つ一時間前です…日付変更線のせいで、16時間のフライトを経て家に着いたときには出発の一時間前に到着することになる!)

Dec 4, キングストン

今日、リハーサルのためにロンドンへ発ち、それから日曜に行われるGinger Baker記念コンサートに出演します。きっととても楽しいことでしょう。

一月には、ニューヨークで特別なコンサートが開かれます。Eddie Jobsonの新しいグループ、UKZの第一回目の公演です。彼はStick Menをオープニングアクトに指名してくれました。日程は1月24日、The Town Hallです。チケットはまだ発売されていないと思いますが、始まったらお知らせし、リンクもするつもりです。

Dec 10, キングストン

今ロンドンから戻ったところで、向こうでは忙しすぎて写真をアップするどころではありませんでした。ということで、今Ginger Baker記念コンサートのページを二つアップしました。

Dec 27, キングストン

面白く、ユニークな公演が来月予定されています。

1月(日程と会場は下に書いてあります)、ニューヨークのTown HallはEddie Jobsonの新しいバンド、UKZのデビュー会場になります。King Crimsonのファンの方なら彼がバンドに在籍していたことや、その後に結成したUKのこともご存知でしょう。今度はTrey Gunnが参加することになっていて、とても素晴らしいことだと思います。(彼らのウェブサイトはこちら

この公演での僕の役割はオープニングアクトで、同時にこれがStickのMichael Bernierと、 King Crimson'のドラムのPat Mastelottoと僕とでなる、Stick Menの合衆国デビューになります。
(ぼくたちは独自にヨーロッパツァーを4、5月にやります。日程は今決まりつつあるところです)

2月には、ニューヨークのIrridiumクラブで、これまた再結成、しかも、遠い昔のバンドのものがあります!ドラマーのSteve Gaddと僕は共に、1976年にヴィブラフォン奏者のMike MainieriやピアニストのWarren Bernhardtらとバンドを結成するためにウッドストックに引っ越しました。Mikeのところの納屋でリハーサルをしたり地元でギグを演り、時にはギタリストのDavid Spinozzaと演奏したりし、そのうちバンドの名前にL'Imageを採用することになりました。(その頃僕たちはドビュッシーのL'Images(映像)の抜粋を演奏したりしていて、それが僕たちが皆揃って思い出せるほどよく演奏していたので、バンドの名前に相応しく思えたのでした。でも名前を言うときに混乱を避けるために最後の"s"を取ったのです)(「混乱を避ける」...これまた一番分かりやすい名前というわけじゃないね!)
さて、76年から77年に話を戻すと、僕たちはウッドストックのMikeの納屋で作曲をしてリハーサルをやり、時折Joyous Lakeでギグをやったりしていました。それからStuffという新しいグループにSteveは去って行き、続いてMikeは長く続いたバンド、"Steps Ahead"を結成することになり、Davidは数多くのギターセッションをこなしたあと、ニューヨークで成功した作曲家となり、Warrenは沢山のソロアルバムをレコーディングし、Steely Danとツァーをし、Steveはこの星のほぼ全員とドラムを演奏し、僕はKing CrimsonとPeter Gabrielとの幸運な出会いにつながっていったわけです。
というわけで、今年、僕たちはまた漸く再招集され、あの納屋の時代の曲を交えてアルバムを録音し、そしてIrridiumでバンドデビューするという、実に長い歴史です。(何人か素晴らしい演奏家も一緒です)

Peter Gabrielは3月に南アメリカでツァーをします。日程が決まったら、下にリストします(今のところ、メキシコで3回決まっています)

このページから沢山の別のページへのリンクがあったのですが、消えてしまったので今年作ったページの小さいリストを作りました(それぞれページトップのアーカイブにあります)(訳注:すべて日本語版がトップページの更新履歴から読むことができます)

ロンドンでの Ginger Baker記念講演
Terry Bozzio & フレンズ: 日本ツァー
Stick Men: ポーランド公演
Liquid Tension Experiment: 6月・合衆国ツァー
LTE ツァーコミック: Liquid Tension Comix
CGT & フレンズ: 7月 Quebec Festival d'ete
King Crimson: 8月40周年記念ツァー (まだ未完成)
King Crimson ツァーコミック: La Vida Crim (まだ未完成)
その他: 8月 Kazan Peace Festival



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