Tony Levin's ROAD Diary 2005年総集編
Jan. 7, 2005 -- Dec. 21, 2005
重いページです。狭帯域の接続では表示に多少時間がかかります。



 ロードダイアリー自体の量は、一見すると以前に比べて少なくなっていますが、実際にはトニーさんは自作のツァーやイベントのページが大変多いため、全体では膨大な量の日記と写真が掲載されています。
ロードダイアリーだけではなくて、それぞれのページもチェックしてみてください。
全てのページが翻訳されて、それぞれリンクされています。
また、アーカイブにもそれぞれのページへのリンクがあります。こちらもご覧になってみて下さい。




Jan 7, Key West - Namming names

今フロリダにいるって言えて幸せ。ワイフと一緒に雪から逃げてきています。 去年一年間ぐらいの間、何とかして取ろうと思っていた数日の休暇です!

2、3週間したらカリフォルニアのアナハイムでNAMMショーが待っています。ほとんどの方はもうご存知でしょうが、そうでない方のために簡単な説明をしましょう:

これは、音楽機材のコンベンションで、楽器やアンプメーカー、更にエフェクトやソフトウエアメーカーと楽器のチェーン店んやお店を結びつけることに狙いがあります。
プレイヤーにとって喜ばしいことは、機材や楽器の新作がしばしばこのショーに合わせて発表され、その実物をその場で見たり手に取ったりすることができるのです。
沢山の製品に、それを推薦する著名なミュージシャンがいて、彼らは自分たちの製品のブースにそのミュージシャンを連れてきて、サインをしたり、演奏したりもするのです。

これが、何百人というミュージシャンがベースやアンプやドラム、トロンボーン他を試す不協和音に加わって、いかに巨大な会場だとは言え、さらに数日後には一般に公開されるや数千のミュージシャンが見てまわることになって、NAMM体験がどんなものか実感できるでしょう!

めったに出くわすことがないミュージシャンや友人に会えるのは素晴らしいことですが、このひとときの間に支払う金額や騒音や大騒動ときたら…正直言うと、これに行かない年は僕にとって宝物みたいなものなんです。良い骨休めになるから!

夜には地元のホテルやクラブで沢山のコンサートがあります。更に遠くはなれたロサンゼルスでも(毎年NAMMショーの時期に合わせてスティック・ナイトが開かれて、沢山のスティック・プレイヤーたちが一堂に会するんです)。

それで、僕が参加する年には、なるべく写真を撮って、この催しが僕にとってどんな感じなのかをお伝えしようと思っているわけです。

開催中のスケジュールはかなり一杯で楽しそうです。少なくとも一回はCalifornia Guitar Trioとコンサートがあり、ブースでの出演の予定があって、僕にとって新しいブースが拠点になります。ショーが近づいたら詳しい事を書きます(それから特に新製品の詳しい"アナウンスメント"が会社の方から届いたらね)

California Guitar Trioについては、Pat Mastelottoと一緒の東海岸ツァーの日程が下に追加になりました。ボストンが加わり、更に僕の地元のニューヨーク州キングストンにあるKeeganエール醸造所も追加になっています。


Jan. 19, NAMM-bound

今のところ、そう沢山レポートすることはありません。でも、すぐそうじゃなくなります。

今日アナハイムに飛びますが、ここはNAMMショー(これについての説明は下にあります)が明日から始まるところです。 このショーでの僕の行動はまだちょっとはっきりしていません。というのは、僕が今回から新しく関係することになった製品があって、ショーが開かれている間、そちらで長い時間過ごすことになるだろうと思うのですが、現時点ではちゃんと準備が出来ているかどうかはっきりしていないのです。ということは、べらぼうに長いフリータイムがあって、見て回ることができるか、でなきゃまったく無いかってことなんですよ!

どなたかNAMMショーに行かれるようなら、金曜日の午後3時から4時のあいだ、Ampeg(St. Louis Music)のブースに出演するのは確かです。
そして、金曜の晩7:30からは、ヒルトンホテルで開かれる公演にCalifornia Guitar Trioと出演します(びっくりするようなゲスト出演も!)
それから、土曜日の午前11時から12時までは、Radial Engineeringのブースにいます(彼らのJDIダイレクトボックスは、今じゃもう何年も前から僕のベースのレコーディングのときに愛用しているものです)
ああそうだ、そのときの"サイン会"では、僕のDouble EspressoのCDを只で配る事になっているんです。先着…ええっと、今朝僕が沢山のCDを詰め込んだんですが…多分40名様。まぁTony Levin でお客さんに列を作ってもらうのにはこれも一つの方法だと思いますよ。何かタダで配るってのがね!

信頼すべきオリンパスのカメラを持っていきますから(やれやれ、フラッシュを直しておくんだった)沢山のミュージシャンや楽器や群衆の写真などなどを乞うご期待。  
それじゃまた。


Jan. 20, NAMM - 一日目

山ほど見るものがあり、沢山のミュージシャン仲間が走り回っています。 右の数枚の写真に収めるにはとてもじゃないけど多すぎるので、NAMMショーの新しいページを作りました。

Jan. 21, NAMM - 二日目

またもやくたびれる一日で、NAMMショーのフロアはものすごく混み合い、バイカーの扮装をしたMusic Manのクルーたちはこれまで以上にワイルドでした。(僕自身について言えば、昨日から既に疲れきっていると認めざるをえません)

今夜は別ページに今日のイベントを追加して書く時間がありませんが、このページの右側に数枚は載せられると思います。
それから、僕のカメラまで疲れきっていて、Rick Wakemannとばったり出会った直後に古い友人のドラマーのSteve Gaddを撮っているときにバッテリーが切れてしまいました。
でも充電は済んで、夜のCalifornia Guitar Trioの公演に出かける準備は出来ています。今回僕たちが"Heart of the Sunrise"を演奏するときには、Jon Andersonが飛び入り出演することになっています。すごく楽しみです。

展示会までにトニー・レヴィン・シグネチャーモデルのベースがOLPの手によって発売されるはずでした。既に出来ていて、ブースには置いてありますが、まだ完成ではありません(1989年以来僕が使っていたMusic Man Stingray5弦モデルと同じ、ピーチカラーで、すごくリーズナブルな値段になる予定です)さておき、毎日ブースに通って、カタログのベースのところにサインをしますが、春には発売になることでしょう。今日のサイン仲間はJohn Petrucciです。明日はSteve Lukatherが来るそうですが、彼のシグネチャーモデルも出るそうです。

さて、今日の予定は満載で、Radial JDIでサイン会とCD配布の予定も入っています。バッテリーは充電済みだから(カメラと僕のね)続きはまた今夜このページでね。


Jan 23, NAMM - 三、四日目

更に多くの楽しみ、音楽、色彩、騒音(ものすごい騒音!)...その他がここアナハイムにはあります。
seNAMMページの続きを作って、ここでの沢山の出来事について、写真とコメントとを載せてアップしました。
そして今(日曜の夜)、パトリオッツがプレイオフで勝つところをTVで見られたことと、今週過ごした素晴らしい時間を過ごせたことを胸に抱いて、明日の朝早くの帰りのフライトまで数時間休むところです。

2、3日後にはMD州アナポリスからCalifornia Guitar Trioの公演をレポートします(ゲストドラマーにはPat Mastelotto)。
Jan. 25, Woodstock

California Guitar Trioとの楽しい日々に向かいます。開催都市とクラブの名前は下に書いてあります。今のところ分かっている追加日程は、ニューヨークのJ&R Musicでインストア出演があります。
でも、まだまだ見る価値があるのは先週のNAMMショーの二つのページです。Jon AndersonがCalifornia Guitar Trioの公演で、Heart of the Sunriseに飛び入り出演したときの写真を二枚追加しました。

Jan 29, Pennsylvania Turnpike

California Guitar TrioとドラムスのPat Mastelotto、そしてベースの僕の組み合わせでの今回のツァーは、今週3回の公演があります。僕は今この更新を僕の車で書いています(このツァーで全般的な手伝いと販売担当のEricが運転しています。この車の走行距離はツァーが始まってから既に900マイル以上に上っています)

最初の公演地のAnapolisに向かう途中、Ericは面白い偶然について話してくれました:彼が最後にAnapolisに行ったのは、1990年のことで、そのときはAnderson Bruford Wakeman Howeの公演のためだったそうです。彼はまさか将来このグループのベース奏者とそこへ戻るとは思わなかったし、その上そのときと同じ曲 Heart of the Sunriseを公演で演奏することになるなんて思いもしなかったってね。

ステージの照明があまり良くないので、写真は殆ど撮っていません。それで、今回のツァーでは、別ページを作って写真を載せるよりも、日記に重点をおきたいと思います。
バンドの面々がそれぞれの土地からAnapolisに集まった時から、はらはらするスタートを切りました。僕たちはニューヨーク州から車で南下し、他のメンバーは様々な町から飛行機でやってきました。でも僕たちはすぐに、ドラムスの配送が遅れて、まだ到着していないことが分かりました。最初のサウンドチェックは見ものでしたよ。Patは一日電話にかじりついて、ドラムセットを貸してくれそうな地元のドラマーを探していました。そして、僕たちは経験からPatのドラムスの配送先をどこに決めるかが、すごく難しいことを知っています。いくつかのバンドはツァーの間じゅうずっと楽器が後からバンドの後ろを追いかけてきて、ついにプレイヤーの手元に届かなかったことだってあるんですから!

僕たちはもちろんドラムスを見つけて、公演はうまくいきました。今後の公演も同じ事態になり、ドラムをそれぞれの土地で借りました。願わくば、土曜日のKingston公演には到着しますように。

二回目の公演は、ウエストバージニア州のMorgantownでありました。とても素敵な小さな劇場で、僕たちにとっても楽しい公演でした。そこではスパイナル・タップな出来事がありましたけど。(訳注:トニーさんの常套句、いつもながらの Spinal Tapです。ロックバンドのドタバタを描いた映画から引いて、ツァーの最中に起こるドタバタ騒ぎをこう表現しています) 最初の5曲が終わったところで、Patと僕はステージを降りて、トリオが自分たちの曲を数曲演奏するのです。引っ込んでいくための楽屋が用意されていなかった上、廊下は会場と平行にあって、外へは施錠されたドアがありました。Patはどこかへ行って、僕は座って電話をかけようとしました。音が大きすぎたので、会場の入り口のドアを開いたままにしておくために支えてあった椅子を外してドアを閉めました。しばらく話したあと、そのドアが自動ロックされてしまっていて、会場に入れなくなってしまったことが分かりました。ドアをノックするのは良い方法じゃない、中の音量が大きいから誰も聞こえないでしょう。僕はセットリストを頭に思い浮かべ、トリオはインプロヴィゼーションをやってて僕が戻るのを期待している頃でした。彼らは僕を捜すでしょうか、それとも現れないのが僕式のインプロヴィゼーションだと思うでしょうか? 僕は考えました。あぁ、会場にこの携帯で電話してドアをあけてもらえば良いんだ...でも、恥ずかしいことに、僕は演奏している場所の名前を忘れてしまってたんです!(ね、スパイナル・タップな瞬間だって言ったでしょ)

実際、このページをその部屋から更新してるんじゃないってことは、僕はそこから救出されたってことです(音楽の音がわりと静かな時に、ドアを大きめにノックしたというのがトリックだったんだよ!)

次の公演は、ペンシルバニア州のCoatsvillにある"School of Rock"でありました。このとき、とても素敵で才能にあふれた子供達に出会い、かなり話をしました。(鍵がかかった楽屋に閉じ込められない方法を指南すべきだったかな?)驚く事に、オープニングアクトでは16歳から18歳くらいの学生たちで構成されたバンドがKing Crimsonのレパートリーを含めて演奏しました。21st Century Schizoid ManElephant Talk!ワオ。

さて、僕たちはホームエリアのニューヨーク州Kingstonへ向かっています。そこではKeegan エール醸造所で演奏することになっています。以前にも演奏しているここは素晴らしい醸造所です。
つづきのレポートはまたすぐに。


CGT Tour, Feb 1

ニューヨーク州KingstonにあるKeeganエール醸造所は僕が一番好きな場所の一つになりつつあります。 ここでは地元のバンドのUncle Funkと何回か演奏してきました。今回はCalifornia Guitar Trioとの演奏です。 オーケイ、この会場は冬はかなり寒いです。そして、オーケイ、一時間も聴衆たちがここで作られたエールを楽しんだ後じゃ、バラードを演奏するってのは良いアイディアじゃあないね! でも雰囲気は最高、お客さんたちは素晴らしく、ステージの背景はずらっと並んだビア樽で、ステージの前の端はホップの袋でできています。その上、ステージ上じゃCalifornia Guitar Trioがビールを飲んでいるんです!

続く公演は:ニューヨーク、ボストン、コネチカット、そしてバーモントです。続きはまたすぐに。

Feb 1, New York

ほらデザインが新しくなりました。(本当は200万ヒットのお祝いの前には準備を終えていたかったんですが、〆切を過ぎてしまって、もう数万ヒット越えてしまいました)

このロードダイアリーを初めた何年も前を振り返ると、なんだか暖かくふわっとした感じを覚えます。というのは、このページは沢山の楽しみを与えてくれ、ビジターの方からのメールを読むと、バンドにとってロードの生活がどんなだかをかいま見る楽しみがあるようですね。

Dan Beach(このサイトのウェブマスターです)と僕は、いつこのサイトを立ち上げたか思い出そうとしてみました...正確な事は覚えていないんですが、大体90年代なかばだったと思います。たぶんミュージシャンのロード日記では最初のものだったと思いますし、皆さんの中の何人かは最初からご覧になっていることを知っています。長く続いてきました。そして、出来る事ならずっと続けて、興味をひくものにしていきたいと思っています。

Danにはサイトデザインで素晴らしい仕事をしてくれてすごく感謝していますし、時には毎日のように頻繁な更新の要求に辛抱強くつきあってくれたことにも、もっと感謝しています。

初期の頃を振り返ると(はは、初期っていうのは10年前を意味するんだよ!)写真はまだフイルムで撮っていたんです。どこかの街で、オフの日があると現像に出して(たびたびヨーロッパから)フロリダに住んでいるDanに郵便でプリントを送っていました。彼はそれをスキャンして、サイトにアップしました...僕が写真を撮ってから、一週間か二週間も経った後になってしまいました。それから幸運にもテクノロジーは大きく進みました。最終的にはロードから数枚の写真をページの右側にアップロードするようになり、本当に素早く掲載できるようになりました。(その他の点では、このページにはアマチュアの僕は触らないようにしていました...でも他のページではどっぷりとHTML癖にはまって書きまくりました!)

それはさておき、僕たちはゲストブックを追加しました。これはトニー・レヴィン・バンドのサイトで目玉だったものです。 願わくば、これがうまく運営され続けていって、ここに僕も時々返事を書いていきたいと思っています。
ここへのリンクはこのページの上に、いくつかのリンクと並べてあります。ツァーの日程も独立したページに移動しました(これまではページの一番下にありました)
さらに、これまで"Site Stuff"と呼んでいた過去のコンテンツを"Archives"に変えました。振り返るには良い名前だと思います。ここにあるあらゆる種類のイベントのページや写真やビデオは一見の価値があります。

それから、前より広々としたページを楽しんで下さい。狭い表示しかできない古いブラウザーの方はごめんなさい。他の殆どのウェブサイトを尻目に狭い表示で続けてきましたが、一歩踏み出さなくちゃなりません。
そして、もしあなたが何か別にコメントしたい気になったなら、ゲストブックを使って下さい。(実際にポストされるまで遅れがあります。トニーレヴィンバンドのサイトで内容をチェックする必要があることが分かったからです)

さて、日記を続けましょう:

March 10, Woodstock

やぁ、最後の更新から随分時間が経ってしまいました! 今僕は自分のアルバムの仕事をしていますが、特にここにお知らせするようなものがありませんでした。

さて、今日も特に変わった事があったわけじゃないですが、多分うちのスタジオを覗き見るのもお楽しみの一つかなと思ったんです。右の写真がそう。
さぁ見てみましょう。最初のが、散らかっている全体の様子です。ここは僕がベースとベダルを使いだすと、もっともっと散らかります。その混乱の中心になるのが、Logicを走らせているPowerBookです。 飛行機に乗ったハゲ男がぶらさがっているのは、主に上下にフワフワ動かして、猫を楽しませるためです。彼女はこれまでのところ、コンピューターを踏みつけてレコーディングを止めたことはありませんが、最近PowerBookの内蔵ファンが回りっぱなしなのは、猫の毛が通気口につまってるんじゃないかと睨んでるんです!

壁に目をやると...どこにでもある漫画のブロンドが話しているのは、"M、きっと彼は気分が悪くなってスタジオを去れなかったのよ"...同じ絵をこれまで沢山のスタジオで見た事があるんだけど、その理由はきっと、そう、ドンピシャだからでしょう。その上にあるのは、友人のカナダのアーティスト、Denis Rodierによる、演奏しているKing Crimsonの素晴らしい絵です。
そして、ヨーダ。もちろん...僕のもので、これを揺すると日本語を話します。(Jerry Marottaからの贈り物で、東京で一緒に演奏したとき貰いました)
それから、ピアノを弾く猿の手の写真があります!見えますか?これはPeter Gabrielが、ボノボという種類の猿と一緒に音楽を作ろうという試みに、僕を誘ってくれたときのもので...まぁ、長い話なんですが、この写真は元気づけてくれます。僕の父の写真や、数枚のミケランジェロの絵のように...。

ピアノの上には、サティの曲とレヴィンの曲が...多分僕は彼の音楽の隣に並べることで、いくらかでも僕の曲の質が磨かれることを願ってるんじゃないかな!
オーケィ、仕事に戻る時間です。願わくば、来週以降いくらかレポートできることがあるか、スタジオの外の世界の写真を載せられますように。


April 8, Kingston

更新以来、長らくのご無沙汰でした。 ソロアルバムの作曲に没頭していました。かなり深く。 でも、いくつか興味深いイベントが予定されていますから、それについて書くべきこともあるだろうと思います。

最初はそのソロアルバムについて:実際にリリースを行うレコード会社をもっているとしたら、制作終了からリリースまでは大きな遅れがあります。(僕のパパベアレコードでは、僕が音楽とアートの制作を終えたら直ちに生産に回し、ほら、出来上がり)それで、音楽制作の上がりの時期を6月、リリースは遥かに遅れて9月に照準を合わせています。 Narada レコードは、僕がPeter Gabrielとツァーをしている間に遅れをどんどん抱え込んでいるので、レコードのリリースの前に沢山やることがあります(例えばプロモーションなど)これは僕が自分のレーベルで出すときに無視してきた仕事です。僕のバンドはレコードが出るときに合わせてU.S.ツァーを計画していますが、今回はヨーロッパについても一生懸命努力しています。

それにしても、良いギグほど作曲に熱中することから気を散らせるものはないですよね?何日も続くどでかいジャムセッションってのはどうです。しかもイタリアで!
まさにそういうことが行われるんです。美しい町、Padovaで、4月25日の午前1時から始まり、ノンストップで…45時間。僕は楽しみに駆けつけて、沢山写真を撮って、すり切れるまでスティックとベースで手を貸そうと思っています! 45時間ずっと演奏したいと思っています。本当に。でも、きっとそれはすごくワイルドな経験になりそうだし、いつもと勝手が違うことでしょうけれども。

このイベントについては、またわかり次第お伝えします。詳細はこのページの下にあります。

じゃぁ、また。


April 18, New York

お知らせすることが二つあります:KingstonにあるKeeganエール醸造所で、4月30日にUncle Funkの公演があります。詳しい事は分かり次第またお知らせします。

それから、友人たちから今月新しいTony LevinのCDが出るって聞いたと言われたのです。僕はこの話はこのところとりかかっている新しい曲とは関係ないんだということをはっきりさせたいのです。多分古いアルバムの再発で、僕は何も承諾していません。音楽産業ってのは驚くべきところだと思いませんか?素晴らしいアーティストたちが彼らの音楽をリリースしたいと思っているかと思えば、レコード会社はアーディストが望んでいないものをリリースしようとするんですから!

いずれにせよ、僕の新作は9月に出ます。少なくともそう願っています。

さて、続きはまたすぐに。来週行われるPadulaでのノンストップジャムセッションに向けて、カメラを充電しています!


April 23, New York

今僕は、イタリアのPadovaで明日の夜から始まる45時間ジャムセッションに出発するところです!
このイベントのレポートと写真をアップデートするように精一杯頑張るつもりですが、もしオンラインできない場合は、ほんの2、3日後に帰りますから、それからアップロードしますね。

それから今夜からの一週間は、うちからも近いKingstonのKeeganエール醸造所でUncle Funkの公演があります。これはいつも楽しいです。


April 25, Padova, Italy

さて、昨日はなんという一日、なんというイベントだったことか。
僕はベニスに飛行機で入り、何人かの友人に拾い上げられてPadovaの近くまで車で行きました。 そこではちょうどマラソンの真っ最中で、町の真ん中を走っていました。僕たちがいるのはレースの行われている道の反対側でしたから、仕方なくスティックとスーツケースを抱えて、足早に何人かのランナーの間を歩いてホテルに向かいました。
短い昼寝の後、町を見て歩き、間もなくクラブに行き、"45"イベントのセッティングにかかりました。 繰り返しになって申し訳ないですが、これはジャムセッションで、公開され、45時間ノンストップという設定です。 僕はこの名前について、一つのことに気がつきました。去年はこのイベントの名前は"33"といって、レコードの回転数から採られ、33時間続きました。これを聞いた時、ちょっと震え上がっちゃいました。そう、ご明察のとおり、きっと来年はジャムセッションが78時間続く事になるでしょう!

クラブの名前はFactory 04といい、普通の会場です(ただし、真ん中のスケートボード用ランプは例外)。僕たちは定時の午前1時に始めました。音楽は上出来で、このイベントの為に、イタリア、英国、アメリカ人のかなりの数のプレイヤーたちと演奏しました。以前から知っていた一人のプレイヤーはWillie Oteriといい、このイベントのオルガナイザーの一人で、彼のアルバム、Spiral Outには僕も参加しています(このアルバムは、いつか日本以外でリリースされるでしょう!)

ベース/スティック奏者の席を独り占めしたくないので(ここにはスティック奏者が沢山います!)夜をとおして音楽が様々にかわっていくのに従って、他の奏者と交代しました。
午前5:30になって、もう十分に演奏したのでホテルに休憩に戻りました。
午前11:30にクラブに戻るときには、ガラガラで何人か眠そうな連中がアンビエントミュージックをやってるんじゃないかと思っていました。朝早くにはそうだったかもしれませんが、僕が建物に近づいていったときには、Crossroadsが大音量で聞こえてきました。確かにまぁこの時間にはそれほど沢山の聴衆がいたわけじゃありませんでしたが。
Sunshine of Your Loveがそれに続き、僕はコーヒーを飲みにでかけました!

April 25, Padova, (その日遅く)

ようやく日が暮れて、町の写真をすこし撮りました。クラブに戻ると、チューバ/バス、クラリネット/トランペットのラインナップがリズム隊に加わっていました。うん、悪くない。夜が更けるにつれてクラブは人でいっぱいになってきました。
夜には満員。沢山の人たちが僕の写真を撮りたがってるようでした! 何人かの中心的なプレイヤーたちが続けて戻ってきましたが、ステージでは良い演奏家たちが参加していく、安定した流れができているようでした。


April 26, Padova - 45時間ジャムセッション - 途中経過:

昨日は、これまでに僕が一日で聞きたいと思える沢山の音楽で満ちていました。
午後9時ごろに僕はジャムセッションを休憩して、近くのピザ屋に夕食に出ました(イタリアのピザ屋では、テイクアウトのピザじゃなくて、とても美味しい食事ができます)それから僕の一番長いステージの割当を演奏しました。大体4、5時間になったと思います。

演奏しているとき、グルーブを見つけようと悪戦苦闘しているときや、ミュージシャンの組み合わせがあまりうまくないときにはとてもくたびれますが・・・ところがこれがドンピシャのとき、音楽はひとりでに動きだし、ずっと続けたいと感じるのはとても面白いことです。

ノンストップ演奏の最後の30分ほど(それとも1時間だった?)は、スローで恍惚としたインプロヴィゼーションをやっていて、すごくいい感じでエネルギーが本当に戻ってきた感じでした。(この曲の初め頃は、床に座って、繰り返したった一つの音を鳴らし続けていました。ファズをきかせたlow Cだけ。ずいぶん経ってから目を開けると、ステージいっぱい(stageful)のプレイヤーたちは皆寝転がったり座り込んだりしているのが分かりました。まるでギター演奏つきの瞑想セッションか、酷いジムのスローモーション運動教室みたいでした。

まぁ、これがしばらく続いた後、P.A.にはフィードバックが始まって、この雰囲気も終わりました。時計を見ると4:15、僕は basta(もう十分!)と話し、休憩しにホテルへ向かいました。

今日目覚めた時、すごく変な感じでした。まだステージで演奏している感じ!stagefulという言葉はあるんだろうか、僕の造語?イベント主宰者のひとりのChrisは昨夜ある曲の最中にステージで頭を剃ってたんだけど、あれは夢だったんだろうか?長い長い一音だけの瞑想音楽がいつ終わったか誰か覚えてるんだろうか?
さて、もうそろそろジャムセッションに戻れます。もし、この質問に誰も答えてくれなかったとしても、Chrisが実際に頭を剃ってるかどうかで確かめられるってものです!

そうだ、勢いがなくなっちゃったときのジャムセッションをなんて呼ぶと思います?

ドラム・ソロです。


April 27, ヴェニスからニューヨークへのフライト

さて、荷造りは全部終わりました。 45時間の演奏は午後10時を持って予定されたスケジュールとしてはうまく終わり、でも正式なジャムセッションの終了はほぼ11時に終了となりました。(そのあとすぐローカルバンドが飛び入り演奏を僕に頼んできました。というのは、彼らはKing CrimsonのRedを演奏しようとしていたからです。彼らはなかなかうまく、これほどの時間のあとでは、知っている曲を演奏するのは僕にとって少し変な感じがしました!)

このイベントを振り返ってみると、沢山のすごく良いプレイヤーに会ったり演奏を聞いたりできて、良い時間が過ごせました。そして、僕にとって一番重要な事は、これはときどきあることだと思うんだけど、いつもやっていること以外のことにトライすることで、僕自身が成長できるということです。このアイディアを練り上げ、勇敢に実現された人たちに感謝したいと思います。(そう、Chrisはある夜遅くにステージ上で頭を剃りました)そして来年は78時間のジャムをやる? じき分かるよね!

今度の土曜日の夜に、ウッドストックのバーバンド、Uncle Funkが地元のKeeganエール醸造所で演奏します。もし、僕たちのこの2時間の演奏でジャムセッションがすごく長くなったとしても、今の僕にとっては何ほどのものでもないのはうけあいだね!


May 11, Kingston

明日はNova ScotiaのHalifaxに向かい、そこのMusicStopという店で、やってくるお客さんを相手にベースを弾いたり話をすることになっています。
僕がこういう催しにはいつも小さな会場を期待しています。それから、そこへやって来る人たちから、彼らが何を知りたいのか、何を与えられるのかを知りたいのです。でも、今回の会場はかなり大きいと聞いていますので、全員とはとても話をしたいとは思わないでしょうね。願わくば、彼らが僕にベースの目にも止まらぬ早弾きを期待したり、どうやればそういう風に弾けるようになるか尋ねたりしませんように。僕はそんなこと出来ませんから。 でも、僕は沢山のプレイヤーと演奏を共にしてきた経験がありますから、もし望まれるなら、音楽的な方向についてのアドバイスはできるかもしれません。まぁ楽しみです。

今取りかかっているアルバムに含まれる新曲の中には、ベースと歌だけのものがあります。まだどこでも演奏したことはありませんが、Halifaxではこれをやってみようかと思っています。

これからの予定:6月に、California Guitar TrioとPat Mastelottoと僕のツァーがあります。このページの下に日程を載せますが、簡単に言うと、6月に中西部と南部を回ります(9日にはMexico Cityへ行きます。イェイ!ここは大好きです)

7月後半にもちょっとCGTの日程ははいっていて、日本でのFuji Festivalも含まれます。

さて、明日のためにベースと歌の練習をしなくっちゃ!


May 13, Halifax

なんてきれいなところなんでしょう。今Nova Scotiaに来ていて、一日だけHalifaxにいます。 天候は素晴らしいですし(まぁカナダですから、晴れた日ににわか雪が降るのは別に驚く事じゃありません!)人々も素晴らしいです。
僕の"ベースクリニック"の観客数はいつもの僕のそれよりもずっと大勢でした。大体300人くらいで、殆どがミュージシャンでした!この町はほんとに沢山のミュージシャンがいるところです。楽しい時間が過ごせて、殆ど話をしていました。ベースはほんのちょっとしか弾きませんでした。ベース演奏のクリニックってのは難しいものです。それからいつものように、いろんな人々がどうやっているかという思いを共有できたような気がします。多分貰う方が多いんじゃないかな。

明日は家に帰り、アルバムの仕事に戻ります(残念ながら、これについては終わるまでここに書くべきことがあまりありません)

June 4, Kingston

ヒャー、長いこと更新しなかったなぁ。ごめんなさい。忙しかったんです、いつもの話だけど、僕のアルバムの仕事をやってました。でも、いくつかはとても興味深いセッションを、作曲家のPeter Primamoreと、ニューヨーク州Rhinecliffの近くにあるスタジオでやっていました。このセッションは遠い昔の日を思い起こさせるもので、ストリングスと、管楽器と、さらに同じ部屋の中でベース、ピアノ、ギターがいるというものでした(まぁ、ドラムスとパーカッションは別の部屋にいたので、音がマイクに入る事はありませんでした)
このことはすなわち、誰かがミスをしたら他のパートのトラックに影響しちゃうということですから、ミスは極力少なくしなくちゃなりません!(ごめんなさい、分かっている人にとっては釈迦に説法ですが、今はプレイヤーは別々に演奏してオーバーダビングすることが多くて、ミュージシャンたちは多分こんな風にセッションはしたことがないだろうと思います) (それから例外もひとつ…ベースの音はDIへ行きますから、もしミスをやらかしたら、実のところ修正はできるんです。ただ、僕はストリングセクションのひとつとして感じたいと思っていますから、僕のパートもひとつのグループとして一体に演奏する必要があると思っていました)
音楽は素晴らしく、一体感がありました。それに僕にとって楽しかったことは、クラシック畑の演奏家たちと混ざって演奏することで、かつて僕が過ごした場所の香りがよみがえったことでした。

これとは打って変わった音楽性で、ちょうど今日Jim Weiderと彼のバンドに参加してきたところです。ウッドストックのWDSTというラジオ局のMountain Jamというフェスティバルの25周年記念で、Hunter Mountainで行われました。僕はほんの数曲演奏しただけですが、何枚か写真を撮りました。まだ加工はしていないんですが、明日にでもアップしておきます。

今週後半はCalifornia Guitar TrioとPat Mastellotoとのツァーがメキシコシティーからスタートします。(日程は下にあります。)

June 8, Mexico City

明晩の公演のために、メキシコに来ています。 今ちょうど(ようやく)先週のウッドストック郊外で行われた"Mountain Jam"の写真をアップしました(Jim Wiederのバンドに2、3曲参加しました)今週はこれとは全然違った仕事です。友人であるCalifornia Guitar Trioとの短いツァーで、今回はKing CrimsonのドラマーのPat Mastelottoが加わっています。明日演奏する会場は、Centro Cultural Ollin Yokistliというところです。スケジュールを眺めてみたところ、この日には別の仕事もあるようで、朝のTV出演からスタートする様子。ということは今回はすごく忙しいツァーのスタートになりそう(さらに、ここ数ヶ月のよりウェブでレポートすることがずっと沢山ありそう!)

メキシコシティのあとは、コロンバスに移動し、それからクリーヴランド、インディアナポリス、チャタヌーガ、グリーンヴィルSC、そして、アトランタと回ります。詳しいことはこのページの下に書いてあります。



これから開かれるイベント

California Guitar Trio + Pat Mastelotto + Tony:

June 9 Mexico City
June 12 Columbus, OH. Little Brothers
June 14 Cleveland, OH. Beechland
June 16 Louisville, KY
June 17 Chatanooga, TN
June 19 Atlanta, GA Variety Playhouse
(他の日程も確認中です)



June 14, Cleveland - 話題満載

更新がまったく出来ませんでしたが、メキシコシティではインターネットになかなか繋げませんでした。
メキシコシティ公演は期待通り上出来でした。というのもメキシコの聴衆は音楽に対して情熱的で、CGトリオの音楽は多彩で、ここの聴衆にはぴったり。それからこの公演は撮影もされましたから、いずれDVDも出ることでしょう。

でも、ここの天候は本当に暑くて、おまけにエアコンはどこでもついていなくて、この数日間はまったく往生しました。(公演当日の朝はTV番組の録画を古い教会でしました。予定よりずいぶん時間がかかってしまったので、終日予定は押せおせになってしまい、夜遅くに公演が終わってホテルに帰ってきたときに、漸く予定に追いつきました。あぁそれなのに、部屋のいくつかは貧弱なエアコンが切れてしまっていて、まったくつらい夜でした)

オハイオへの道中は(メキシコシティには僕自身のバンドでまた来たいと思っています。来年のまたいつか)一日がかりのフライトでしたが、快適でした。

コロンバスのクラブ、Little Brothersに着いた時、数年間にここで記憶に残るシーンがあったことを思い出しました。そのときは僕のバンドでGive Peace a Chanceを演奏していたのですが、突然バーで喧嘩が始まったのです!
まぁそのときお客さんたちは行儀がよかったので(普段からそうなんだと思っていますが)良い夜を過ごせました。

今回はこのバンドとしてはイン・イアータイプのモニターを初めて試してみました。これはステージがやり易くなりますが、これまでつけた事がない者にとっては、かなり馴れが必要です。

(イン・イアーモニターについてのノート:今ではほとんどのロックバンドが使っています。耳からコードが出ているのをみたことがあるでしょう。ときどき型をとったイアーピースをいじったりしているところも。 僕はずっと以前からPeter Gabrielや他の公演で使ってきましたが、僕にとってステージ上で耳に入る音量を小さくするためにとても有用で、その音質もとても可能性が高く、ずっとクリアーです。 でも、これに馴れるのはかなり大変です。モニターミキシングに大きく依存するようになり、ほんのわずかな不完全さも耳から入ってくるアルバムのようなミキシングでは気になるようになります。それに、後ろではじけるような自分のアンプもありませんから、自分のパートがソフトすぎたりしたら、自分の音がよく聞こえません。それに、これはお客さんとの壁を作ります。耳に入ってくるのは鮮明な信号だけで、声も、エールも、励ましも、バンドが話しかける声すら聞こえません。 時々自分の頭の中を分けて、お客さんたちやコンサートをうまくやっていくために、現実に何かもっと大事な事を聞くことに馴れる必要があるんです。

おお、それからバッテリーの問題もあります。曲の最中にバッテリー切れにはなりたくないでしょう。これが起きたら音は最悪になります。これがもしPeter Gabrielの公演だったら、テクニシャンが走ってきてプレイヤーの横にひざまずき、演奏を続けながらでも一瞬のうちに交換してくれます。(前のツァーではベルトにバッテリーパックを3個つけてました。他の2つはトランスミッターとレシーバーです)でも、ヘイ、これはCGT&2ツァーだよ。ステージ上にテクはいません。それに、節約のため、クラブの通りの向かいにある安売りの店で替えのバッテリーを買ってきました。2個で1ドル。僕は世間知らずでした。ちゃんとしたバッテリーは1個5ドルはするんです!それでもちろん問題がおきて、ほとんどのプレイヤーは皆少なくとも片方のイアーピースを外して演奏していたと思います。今日はまともなバッテリーを買ってこなくちゃ!

Waffle Houseの土地にやってきたのは幸いです。既に2回朝食を食べました。バンドのお気に入りはHash Brownです。興味のある方のために説明すると、これは"千切って、蒸して、ソースをかけて、ペッパー風味"です(つまり、ひろげて調理して、オニオンとチーズとハラペーニョが添えてあるんです)(もうご存知だと思うけど!)

デトロイトの友人がやってきて、2日間行動を共にしたので、僕たちのいつも通り、自家製ペッパーウォッカの飲み比べをやったので、夜遅くになってしまい、朝は寝坊。いつものCGTツァーとは大違いです。(僕のウォッカはPeplevskaと呼ばれていて、一致した意見としては、とんでもなく強すぎ!)それでもウォッカの飲み比べの合間には、僕は新刊本を読了しました。1776といって、2、3日前に空港で買った本です。David McCulloughのこれまでの既刊同様、素晴らしかった。願わくば、もうちょっと長ければよかったんだけど。そしたらこれからの6時間のドライブの間も楽しめたのに。

今回のツァーの別のお楽しみ:サウンドエンジニアのTyler Trotterは彼のホームタウンのLouisvilleでコーヒー焙煎機を使い始めて、今回は新鮮な焙煎したてのコーヒーが入った袋を沢山持参しました。全部ブレンドが違うんです。あぁしかし、エスプレッソマシンは持ってきていないので、それでも昨日コーヒーミルを手に入れて、ホテルの部屋にある小さなコーヒーメーカーでポットいっぱい淹れました。この器械がヘビーな使用に耐えられるとは思いませんが、ウォッカに加えてコーヒーの飲み比べも始めることにしました。

このサイトのゲストブックにトラブルを抱えていました。残念ながら再インストールしなくてはならず、4月以来のレターが全部失われました。僕が見ない間に質問を書かれた方にはお詫びします。なるべくもう少し気をつけて見て返事をするようにします。


June 16, Indianapolis

クリーブランド公演は上出来で、これからインディアナポリスへ向かいます。 ツァーの写真とダイアリーを新しいページに書きました。今夜の公演が終わったらまた更新します。


July 21, Chicago

僕自身のアルバムの仕事に忙殺されていた後で、ようやく更新できます。

ゲストブックのページに書かれていた質問に答えを書いてあります。 (リンクは上にあります) それから、今日の遅くにここ、California Guitar Trioの公演地からダイアリーをアップするつもりです(インターネットにつながれば、ですが)

Funk Fingersが1セット、e-bayで売りに出ているのをお知らせしておきます。 しかも、ワオ!なんて高いんだろう。 売りに出した人にとっては良いことですが、それよりもPapaBearでこれを買ったたくさんの人たちにとっても(以前作っていた頃には、1000ペアほど売りました)売りに出したいという気持ちに拍車がかかるかもしれませんね。 たびたび売ってほしいということを聞くのですが、多分ちょっと使ってみたいという感じなんじゃないかと思うんです。きっとそれほど使わないんじゃないかな。
まぁちょっと成り行きを見てみましょう。 それから、もしまた僕がこれを作ってみようと思ったところで、現実にはちょっと見通しは暗いと言わざるを得ません。(だって、最近はこのダイアリーを更新する時間すら見つけられないのに、一人でまた工作する時間ができるわけないじゃない!)

July 25, Los Angeles

ここ数日間の面白いイベントについて。 二人のベースプレイヤーについてのお話をお贈りしましょう。
それに伴って、右側にある写真、これはこのお話のどちらとも関係はないのですが、僕たちの友人、Johnが撮ってくれた、シカゴでのCalifornia Guitar Trioの写真で、ありがちなカメラアングルなんですが、トリオのPaulが僕のベース演奏にのめりこみすぎているように見えます!(いや、そのときHow Deep Is Your Loveを弾いてたわけじゃありません)     (Goin Out Of My Headでもない)  (もうやめろって!)

Somewhere Down That Crazy Riverでした)

結婚式騒動

僕たちCGTは、Des Moinesでとてもすてきな公演をやりました。会場は美しく改装された劇場でした。 それからトリオは別のギグへ向かい、僕は別れて、ごく親しい友人の結婚式に出席するため、ロサンゼルスへ向かいました。

結婚式はとてもすばらしく、演奏していたバンドはとてもクールでした。 そのバンドには僕とJerry Marotta(彼も呼ばれていました)が飛び入り参加することになっていたのですが、そのベーシストが左利きだと知らされて、心配になってしまいました(ベーシストなら誰でもそうでしょう!)
初めは弦がどう張ってあるかが見えるほど近くにおらず、ただ左手で演奏しているとだけ見えていました。(ベーシストじゃない人のために書いておくと、ギタリストやベーシストが楽器を左手で逆にかき鳴らしている場合は、ノーマルなままの楽器を使って、逆にそれを構えているか、それとも、左利き用に作られた楽器だけど、弦は通常の張り方をしているか、なのです。(Sealはギターやベースをそうやっていました)普通に弾いているならば、普通と逆に弦が張られているというわけ。お客さんの最前列から見ていないと見分けることができないのが想像できるでしょう?)

間もなく、ディナーは終わり、歌手が僕とJerryが参加して、Peter Gabrielの曲を演奏するとアナウンスしました。僕はステージに上がり、ベーシストが僕に彼のベースを愛想よく渡してくれました…弦は逆に張られてはいませんでした。ヒュー! でも楽器を構えようとしたんですが、もちろん、ストラップはベースのお尻から外れて(僕は右手で持っていました)、ノブは逆に手前の方についていて…ボリュームを上げるのはどっちなのか尋ねなくちゃなりませんでした!
ストラップなしで構えることにして、Don't Give Upのイントロをガンガン弾き始めました。 どういうわけか、僕はこの曲をやると聞かされていたように思っていたのですが、ベースのどさくさに気を取られていて、確かめなかったんです。他のミュージシャンたちは変な顔して僕を眺めていました。というのも、彼らは実際にはIn Your Eyesを始めようとしていたからなんです!(この曲はBマイナーですが、ベースプレイヤーが弾き始めたCマイナー、4分の3拍子にはちょっとかみあわないよね)

さてこんなわけで、僕が多分これまでに500回以上も弾いたこの曲を、バンドが僕に期待しているよりずっとドタバタした状態で、その僕と一緒に演奏する実体験を味わうことになりました。Jerryはもちろん、こんなミスには慣れっこで、冷静に対処していました。

演奏は、一旦皆が同じ曲を弾き始めたら、すごくうまくいきました。

Barbie's Back

ちょうど今日、僕のシグネチャーモデルのベースが発売になったのを知りました!

ずいぶん前にOLPという楽器メーカーがErnie Ball/Music Manと僕と一緒に、僕が弾いている5弦ベースの廉価版をTony Levin シグネシャーモデルという名前でライセンス生産することになっているということをお知らせしました。 前回のNAMMショーまでに出来上がることになっていたのですが、そのときまでに間に合わず、発売が遅れていました。2、3週間前に三代目のプロトタイプを確認して、とても気に入りました。これはすごくクールなベースです。 その後まったくこのことについては聞いていなかったんですが、今日、このウェブサイトのゲストブックのところにベースが発売されていたことが書いてあったのを読みました。それで、そろそろ興味を持っているベーシストの方のために、このベースについてひとつふたつ書かなくてはと思い立ちました。

このベースは他のベースより弾く機会が多い、ピーチカラーのMusic Man Stingray 5弦ベースです。1989年に手に入れたもので、これはMusic Manが初めて作った5弦ベースでした。この色は、舞台の上で赤い照明に映えて、様々に色を変えて、とても有用だということが分かったのですが、一年後には製作中止になったのです。後で誰かがこの色をBarbie人形の肌の色に見えると言いました!なるほどそう見えるし、一度そのことが頭に入ったら…、まぁ、この色は製造中止になったんです。

それで、まず第一に、新しいOLPは色が二種類だけあります。ナチュラル・ウッド仕上げか、”バービー・ピーチと呼ばないで!”色です。ピーチの方は、オリジナルよりかなり暗い色合いです(それとも僕の古い方は時間がたって色が褪せちゃったのか?)それで、実際のところ、全然バービーっぽくありません。もうひとつの方は、昔から馴染みのあるMusic Manベースと同じで、キルトトップにナチュラル仕上げ、そしてべっ甲のピックガードというもので、こちらの方がよりヴィンテージな印象です。
OLPの電気系はStingrayに似ていて、3トーンコントロールと一個のハムバッキング・ピックアップからアクティブ・アウトプットが出ています。僕はオリジナルに使われていたアルニコ・ピックアップを使うよう説得しました(ピックアップの材料は後で変更されて、新しいStingray 5弦の音はたしかに素晴らしいのですが、微妙に違うんです。僕はよりオリジナルに近いものにしたかったんです)
ネックはロック・メープルで、指板はローズウッド、金属はクローム仕上げです。

でも、一番大きな違いは、このベースの値段です。中国製で、ケースが付属していないということもあって、本当にローコストなベースです。(定価で500ドル、実売価格で350ドルくらいだろうと思います)それで、もちろんこれはErnie Ball / Music Man Stingray 5ほどの楽器じゃありませんが、価格から考えると、驚くほど良いベースだし、用途も広いし、クールな音だし…、Tony Levin シグネチャーモデルのベースをリーズナブルな値段にするというアイデアは好きだよ!

はい、今日のベースのお話はこれでおしまい。 またこの続きは、木曜に日本で開かれるフジロックフェスティバルに出発してから必ずね。


July 30, 苗場、日本

これを書いているのは明日の朝です。ちょっと待って、もう一回言わせて…今は土曜日の朝で、日本にいて、金曜の夜は家にいた…と、そうだったよな。(ここまでの旅はドア・トゥー・ドアで28時間かかり、時間のセンスがかく乱されてしまったようです。コーヒーでも飲んで、頭を再起動しなくっちゃ!)

さておき、僕は大きなFuji Rock Festival '05に来ていて、今日の午後遅くに演奏することになっています(California Guitar Trioと僕とで)。あなたの誠実なレポーターは午前6時からこのイベントの写真を撮っています(時差ボケで午前5時から目が覚めて、もう一回寝ようとしたけど果たせず、結局起きて写真を撮りに出ました)
山並みの眺めは素晴らしく、外には何百というテントが丘の上に張られていて、人々はロックコンサートが始まるのを今かいまかと待っています。

空港に着いたとき、King Crimsonのバンド仲間のAdrian Belewと彼のバンドを見かけました。彼もこのフェスティバルで演奏し、月曜には東京のロッククラブで一緒に演奏することになっています。
このフェスティバルで演奏するのは他に、Foo Fighters、Beck、Coldplay、the Beach Boysなど。彼らにも会ってみたいと思うのですが、このフェスティバルではそれほど簡単じゃありません。楽屋とステージは遠く離れていて、バンドは(大物はとくに)ステージの時間の直前にならないとやって来ず、終わるとすぐに帰ってしまいます。どこかのベースプレイヤーが「やぁ、君たちの音楽が気に入ってるんだけど、僕のウェブサイトに写真を載せていいかい?」と尋ねる時間はないと思います。

このホテルには無線LANはないんですが、フェスティバルの事務局には何かあるでしょう。できたらこの更新を昨日の晩までにでもアップできるかな。


July 31, 東京

東京からの更新: 昨日のFuji Rock フェスティバルでのコンサートについて書く前に、ここ東京でのオフの一日の小さな旅行記を書いておきましょう。

日本滞在初日の常として、朝早くに目が覚めたので、ホテルの回りをブラブラしに出かけました。ツァー中のミュージシャンにとっては手頃な食事とコーヒーを見つけることは必須事項になっています。大きなホテルは高いからね。 それで、ホテルのメードのために、”掃除無用”の札を下げて(これで千円ほどのクーポンが貰えます。良いニュースは、これが10ドルくらいになること。悪いニュースは、これがコーヒー一杯分にしかならないこと!パンとコーヒーとヨーグルトがついた朝食がなんと26ドル。タマゴ?聞かない方がいいよ!)

さておき、朝の外出について。もう既にここは暑くて、しかもすごく蒸しむししています。それでも僕のようにこれまで日本に来たことがある西洋人にとっても、見るべきものは沢山あるんです(多分これまで15回から20回は来ています。初めて来たのはGary Burtonと、1970年のことでした。その頃は、子供たちは僕のことをジロジロ見るし、西洋人もさほど見かけませんでした。それに、コーヒーは、もし見つけたとしても、今ほどバカ高くなかったよ!)  コーヒーについて言えば、前回東京に来たときよりずっとコーヒー熱は高まっていて、挽きたてのコーヒーを売り物にしたカフェが沢山できています。 Natural Beatという名前の店を試してみたら、すごく美味しいエスプレッソで、カプチーノには完璧な花の形をしたスポットがチョコレートで描かれています。完璧すぎる…これを描く機械でも使ってるんじゃないかと思ったくらい!

午前9時ちかくになって、町には人が増えてきて、そのうち3割くらいの人たちがパドルの形をした扇で自分を扇いでいます。駅に近づくにつれて人ごみは増えて行って、まるで見えないボールを相手に巨大なピンポンを皆でやっているかのようです(それとも2杯のエスプレッソは僕が思ったよりずっと強かったのか?)

かくも多彩な町。言葉では言い表せません。東京の写真のページを作りました。(最後の2枚はホテルのトイレの写真で、これほど興味をそそられるものは他にはありません。ストップボタンがついたトイレなんてどれほどあるものなんだか(おまけに低温火傷の警告までついてる!!))

続きはまたすぐにでもね


Aug. 2, Kingston

ようやく、Fuji Rock Festivalと東京でのCGT公演の写真のページを作りました。

Aug. 3, Kingston

日本から家に帰って、Fuji Rock Festivalと東京でのCGTの公演のページを作りました。

いつも何かしらの予定が近づいてきますが - - - トニー・レヴィン・バンドがこの秋ロードに出ます!
最初は沢山の公演はやりません。なにしろまだアルバムを仕上げているところですし、レコード会社がリリースとフルのツァーまでには数ヶ月必要としますから。
でも、最初の公演は(合衆国では今年は一回だけ)10月1日に、まさにここKingstonにある好きな醸造所のKeegan Alesで行います。今回はごきげんな Jim Weider Bandと共演になります。きっと素晴らしい夜になることでしょう。

それからヨーロッパに飛んで、イタリアとスイスで演奏します。これまでずっとヨーロッパに自分のバンドを連れて行きたいと思ってきて、メンバーのスケジュールの調整をやってきましたが、なかなか難しかったんです。
でも、ようやくツァーに出る事ができます。今回はたった6回の公演ですが、この公演が将来もっと大きなツァーに繋がるように強い希望を持っています。(それに、イタリアはツァーでは一番好きな場所だから、きっとすてきな時間を過ごせると思います!)

公演地は、Naples、Rome、Prato、Milan、Neuchatel そして Basel。日程と会場は下にリストしてあります。


Aug 26, Kingston

Prato 行き: 今度のイタリアツァーでは、お馴染みの町が含まれています。ナポリ、ローマ… でも、このリストに、まだ行ったことも聞いたこともない町の名前が含まれていることにやっと気がつきました。プラートです。
この町のことをウェブで調べていたときに、びっくりするような偶然の一致が起こったのです。妻が先週クライアントの家をきれいにしたときに巡りあった一枚のプリントを持ち帰ってきました。なんとそれがまさにPratoの町のレイアウトの絵でした!その写真を右にのせておきました(クリックすると大きな写真が見られます)

オーケイ、この町はこの絵が描かれた頃からは随分変わってしまったことでしょうし、会場を探すためには使わない方がいいんじゃないかと思います!(ヴァンを停める場所を探すのには絶対使いません!) でも、この場所にとても興味が湧いてきました。向こうに行ったら必ず写真を撮って、この絵と比べてみたいと思っています。

ミラノに行くって言いましたっけ?下にかいてある今度のツァーの日程には、最初のころはミラノがのっていました。来年春にイタリアに戻って、今度はミラノでも演奏すると聞いています。10月のツァーでは、Schio Vicenzaという名前の町が含まれています。ここはパドーバの近くなんですが、ここの皆さんは僕には飽きあきしてるんじゃないかしらん。45時間ジャムセッションをやったのはほんの数ヶ月前じゃなかったかな??? まぁそうだとしても、このバンドの素晴らしいプレイヤーたちを是非見に来てもらいたいものです!

それから、これまでツァー日程を下の方に書いて参照してもらってきて、新しいツァー日程ページのことを無視してきましたが、これからはこのページの上からリンクされている日程ページを更新していくようにします。
できれば今度のツァーには追加の会場があればいいなと思っています。

Sept 12, Kingston

Gassed, Glad and Gadd(ガソリン入れた、グッときた、そして、ガッド):
先週、僕は近所にある「一番安いスタンド」で車にガソリンを入れていました。(ちょっとこの値段を安いというのはためらいますけど) さておき、このスタンドを使うために僕が支払う代償は、ポンプのそばの小さいスピーカーから大音量で流れる古いロックやポップソングを聴かされることなんです。
今回、踏んだり蹴ったりだったのは、音量が大きい上にも大きく鳴っていたのが"Where Is The Love"だったこと。
このことで僕はガソリンスタンドにふさわしい曲は何かを考えてみました。たとえば、"Who's Sorry Now" とか "Yesterday" でなければ、 "Steam"ってのはどうでしょう?

誰か他にもふさわしいものを考えて、ゲストブックに書いてみませんか。(リンクは上にあります)

今度のイタリア・スイスツァーの日程が拡大されるようで喜んでいます。ハンガリーとロシアにも行きます!すごくワクワクしています。 これまでPeter GabrielやKing Crimsonとはブダペストで演奏したことがありますが、自分自身の公演で行くとは思ってもいませんでした。それに、これまでロシアには一度も行ったことがありません(ほとんど行きかけたことはありますが、実現しませんでした)  スケジュールには暫定的にモスクワとサンクトペテルブルグが載っています。 しばらく指をクロスしていることにしましょう。(訳注:人さし指と中指を交叉させて十字架のようにする。うまくいきますように、というおまじない)

そして最後に、旧友であるSteve Gadd から新しく磨き上げられたウェブサイトが出来たという知らせが来ました。 それで、僕の本でSteveのことを丸ごと一章書いてある中から引用させて欲しいということだったんですが、音楽学校時代に僕と彼が交響曲の歴史の試験で苦闘した短い話を書いて渡しました。(訳注:Accoladesのページにあります)

これからしばらくは僕のバンドのリハーサルで過ごし、以前に演奏した曲のおさらいと、何曲か新しいものと、それからもっと古いPeter Gabrielの曲も多分加えます。ステージ上で古い馴染みの3人のメンバーが揃ったら、やらないわけにはいかないでしょう。
10月1日にここKingstonで一回公演をしてから、11日に始まるイタリア公演に出発します。
続きはまたすぐに。クレムリンの写真の撮り方を考え始めることにしましょう!


Sept 14, Kingston

Obispo フェスティバル、ガソリンポンプ・ジョーク、そしてブダペスト:

今週末に予定されているのは、ErnieBall/MusicMan,のスペシャルイベントで、San Luis Obispoで行われます。 工場での見学ツァーや、同社のベースやギターを使っている僕の仲間たちのコンサートも行われます。きっと楽しいことでしょう(レポートもしますよ!)

僕のガソリンスタンドで演奏するにふさわしい曲についてのコメントは、ゲストブックページで活発な意見をいただくことになりました。 すばらしいコメントばかりで、僕のお気に入りなのは、What's Going On Running On Emptyですが…、驚いたことに、誰もSpinal TapのLick My Love Pumpを書いていませんでした!
それからゲストブックページから、僕が実はイタリアのPratoでかなり前に、Peter Gabrielと演奏しに行っていたことを教わりました。 覚えていなくてごめんなさい。今度からはちゃんと覚えていることにしますから!

ブダペストはヨーロッパツァーの日程で、10月18日に確定しました。Pet?fi Csarnokというクラブで演奏します(ツァー日程について詳しいことはこのページの上からリンクされています) モスクワとサンクトペテルブルグもどうやら行けそうです。ロシア語を鍛えなくちゃ。 待てよ、ロシア語は全然知らないぞ。今日、母にお客さんに何といえばよいのか尋ねたんですが(彼女はウクライナ生まれです)彼女が最初に思い出したのはたったひとつ、Daだけで、しばらくしたらアイスクリームという言葉が出てきました(僕がもう忘れちゃった) それで、僕の兄のPeteはいさぎよくあきらめたほうがいいと感じたようですが、僕はまだいくつか言葉が出てくるのを期待してるんです!

それから、10月12日のローマですが、もっと大きな会場に変わりました。Stazione Birraというところです。 フムム、これはビールステーションという意味だと思います。僕たちにピッタリだ!


Sept 17, San Luis Obispo

Music Manの週末のイベントのために、ここカリフォルニア中部に来ています。
いつもより早く更新できてうれしいです。今日の出来事に関する新しいページも作りました。
まだ公演は始まっていませんが、僕が演奏するのはほんの一部なので公演の間に何枚か写真をアップするつもりです!


(午前1時:ファ〜...できました。片付けが進んでいるあいだに公演の写真を沢山アップしました)


Sept 24, Woodstock

ウッドストックでここ一週間のすべてを費やして、今度のトニーレヴィンバンドのヨーロッパツァーのためのリハーサルをやっています。(最初の公演はここから近くの、ニューヨーク州KingstonのKeeganエール醸造所で行われます)

新しく加わったキーボードのPete Levinに、以前の曲を覚えてもらうことで沢山の仕事が増えています。ほどよい量の新しい曲も。 仕事の中には何曲かバックボーカルを覚えることもあるし、他にも…、こういうものはタイムマシンでやってきた骨董品的作品と呼ぶことにしよう。それからいつもの通り、一つか二つの仕事が進行中です。

このバンドでまた演奏することはとてもエキサイティングなことだし、これからの公演は抜群なものになると感じています。
昨日ロシアのビザのために写真を撮ったので、どんな風に見えるか、重ね合わせてみたくてならなくなりました(右の写真がそうです)。 ビザには使えないでしょうが、ウェブページには実際びったりな感じになりました。

ではまた。それから、Keegan公演は来週になりました(それから、僕たちは全員がステージから写真を撮りますからね!)


--> Sept 28, Kingston

イタリア、スイス、ハンガリー、ロシアツァーの詳細の詰めで忙しくしています。 ご想像通り、沢山の機材と飛行機の手配で手一杯です。
それから、きっと沢山撮るだろう写真をどうやってアップロードできるか、把握しようとしているところです。アクセスは多分難しいでしょうから。 10月のモスクワを、インターネットカフェを探してうろついている自分の姿が目に浮かびます。それも短パン姿で! (ねぇ、10月のはじめのナポリはとても暖かいだろうけど、10月なかばのモスクワはどんな服装がいいんだろう...)

土曜日の晩のKeeganエール醸造所でのライブはまだチケットに余裕があります。

ではまた、土曜のKingstonでの公演の写真は必ず載せますからね!


Oct 2, Kingston, NY

さて、僕たち(Tony Levin Band)はここキングストンにあるKeeganエール醸造所の熱烈な夜をもって、すべての合衆国ツァーを終了しました。

今回の公演は、写真をご覧になっておわかりのように、身近で親しげなもので、とても楽しいものでした。ツァーの最初のギグにしては、すごくスムーズに進みました(ふつうは新しいモニターのミックスだの、メンバーが新しい曲に不慣れだったり、その他諸々でカオスに陥るものなんですが)。

今回は、もちろん、オーディエンスにとっても僕たちにとっても、いくつかのサプライズがありました。右にある写真には沢山のカメラが写っています。それで、僕は沢山のショットが寄せられることを期待しているんですが、というのも、彼らに写真を撮ってもいいよと言った直後に、公演の最中に僕たち全員がオーディエンスの写真を撮っていたからなんです。


公演中に起きたできごと; Jerryはモニター操作もしていますが(もともとのドラム演奏の他には何曲かでボーカルもやります) Phobos の曲の番になったとき、この曲のミキシングのプリセットがどこかにいってしまってドギマギしてしまいました。それで、ゼロからミックスをセットアップするために数分間かかることになって、僕はお客さんに今度の旅行の面白いルートについて話をすることにしました。 ニューヨーク州キングストン、ナポリ(僕はザグレブ経由)、ローマ、プラート、シオ=ヴィチェンツァ、ヌーシャテル、プラテルン、ブダペスト、モスクワ、サンクトペテルブルグ。
ところで、これからはNaplesのことをナポリと書くことにします(これも正しい地名ですが、あまりに沢山のひとたちがフロリダのことだと思っていらっしゃるようなので!)

さておき、Jerryがミキシングのセットを終えて、公演は再開しました。 これまで演奏してきた曲がより良いミキシングになり、さらに古い曲の再演も加わりました。プレイヤーも新メンバーが加わり、兄のPeteが参加することになりました。公演では歌も増やして、新しいバーバーショップ・カルテットもはじめました(ソロで唄うバラードも計画していましたが、Keeganの音量を目の当たりにすると、自由にビールがいきかっているような中では、繊細なバラードが似合う晩じゃないなと賢くも判断したのでした!)
時間までに演奏は終わり、最後にElephant Talkで締めたときは、お客さんたちが僕たちに期待してくれていたすべてをカバーできたと感じました。 (この公演はこの晩の口切りで、Jim Wiederと彼のバンドが僕たちの後演奏しました)

すばらしい夜でした。もうすぐイタリアに出発です!


Oct 8, Split, Croatia

クロアチアから更新しています。ここへは来週から始まるイタリアツァーに先立って、アルバムの仕事で来ています。 クロアチアには以前も来た事がありますが、このSplitという町は初めて。 友人のGibonniが彼の新しいアルバムをここで作っているんです。
この町について言うなら … とても古く、1700年前に合併してできた町で、中央には素晴らしい石造りの建物があり、通りは何世紀もの時間が行き交った様子が見て取れます。 最初の日に、そのあたりを写真に撮ろうと思ったのですが、あいにくの雨だったので明日またトライしてみたいと思います。

10月15日にヌーシャテルで公演しますが、演奏直前に写真の展覧会を開きたいと思っています。準備の時間が足らないのと、僕自身、間に合うかどうか分からないけれど、Peter Gabrielの前回のツァーのときに沢山撮った花のクローズアップの写真を展示したいと思っています。(このサイトの常連の皆さんはここに低解像度のを載せたのを覚えていらっしゃるでしょうが、引き延ばした写真はなかなか見ものだと思います)

イタリア、スイス、ハンガリー、ロシアを訪れて、写真や話題が沢山になるでしょうから、今日遅くにツァーダイアリーのページを別に作ろうと思っています。
雨の合間を縫ってSplitsの町の写真を撮るまでの間、ロビーにあった花の写真を載せておきます!

Oct 9, Split

Gibonniのアルバムで演奏するのは楽しい時間でしたが、ついさっき予定が変更になって、今日イタリアに発つことになります。 もっと詳しいレポートと写真を新しいツァーダイアリーのページに載せてあります。




Oct 10, Rome

ローマでは今回のツァーのためのインタビューで一日過ごしました。もちろん、たびたびエスプレッソ休憩をとって。
今夜はナポリへ車で移動して、バンドと合流。明日の公演に備えます。 ヨーロッパツァーの幕開けで、僕のバンドにとっては初めてのイタリア。とてもエキサイティングな晩になりそうです。詳しくはツァーダイアリーを読んでください。 すでに2ページ目に入りました。(最初のダイアリーのページにも写真を追加していますけど)


Oct 11,12, Napoli and Rome

ナポリとローマの公演は素晴らしかったです。何枚かナポリ公演の写真を撮って、右に載せておきましたが、ダイアリーのページを更新する時間がありませんでした。移動やサウンドチェック、インタビューやらですることが多すぎます。なるべく早く仕上げるつもりですが、沢山の写真と話があります。

Oct 14, Prato

オーケイ、僕たちはイタリア中を疾走しています。毎晩本当に楽しい公演をしながら。 僕自身のバンドでようやくここへ来れて、ゾクゾクしています。 それから、公演をイタリア語でやろうとしていますが、これはまったく僕のcerevellino(小脳)を大忙しにしています。

さておき、このダイアリーを更新する時間を見つけるのがとても難しいですし、高速でアクセスするのもやはり難しいです。 それでもいくつかダイアリーを今アップロードしたところで、ギャップを埋め続けて、ツァーの日程に追いつきたいと思っています。

ナポリ公演、ローマ公演分を読んで下さい。それからクロアチア旅行とイタリアへの旅行についてももう一回読んでみてください。
というのは、日記風のフォントを使ってみているんですが、何人かの方から読めないと聞いたんです。それで、普通のフォントを使ったページも用意しました(ダイアリーからリンクされています)


追伸:これをアップする前に、Prato公演と、Schioでのイタリア最後の公演のダイアリーを書かなくちゃなりませんでした。

次はスイスへ向かいますが、アルプスを横断しますから、きっと写真を編集するのが楽しいことでしょう!
Oct 15, Neuchatel

Tony Levin Band は今スイスに来ています。 ダイアリーを書くのが遅れおくれになっていますが、今夜の公演はcase a chocsという名前のクールなクラブで(aの上にラインがあると想像してください)僕の写真の展覧会も同時に開催しました。まったく特別な、ロックしている公演でした。 詳しくはまたあとで…今はもうちょっと休まなくちゃ!

旧友のRonan Chris Murphy(Padovaでの45時間ジャムセッションから生還した男)がSchio公演に来てくれて、ステージ上のバンドのちゃんとした写真を撮ってくれました。ちょっとそれを借りて右に載せました。

Schio公演と、アルプス越えでヌーシャテルに着いて、写真展までのページをアップしました。


Oct 18, Budapest

愛らしい街、ブダペスト。ここには幸運にも昨年の夏にPeter Gabrielのツァーで来たことがあります。 今回はTony Levin Band公演で、ドナウ川に浮かぶボートにあるクラブにやってきました。

ツァーダイアリーをせっせと追加して、ヌーシャテルとプラッテルン公演のページ、それからその他ツァーの雑多なものの写真のページを作りました。
ここからダイレクトにPeteからもらった公演の写真のページにリンクを張ります。そこからリンクを辿っていけます。(ダイアリーのインデックスも作らなくちゃいけませんね…多分モスクワへのフライト中にできるでしょう!)

友人のPierre Emile Bertona がスイス公演の素晴らしい写真を撮ってくれて、このサイトで使うことを許してくれました。出来る限り早いうちに一つページのトップに使わせてもらい、ほかはダイアリーを通じて出していきます。

昨日は"オフ日"で、いつものようにロードの上の人生とは、本当はこんなものだという良いレッスンになりました。
僕たちはホテルを朝4時半に出なくてはなりませんでした。ホテルはモーニングコールを誰も引き受けてくれませんでした(部屋には電話もありません)のでその責務はJesseとLarryに任されました。この二人は目覚まし時計を持っていましたから、残りの男達を起こす役目になりました。部屋から部屋へ、午前4時にドアをノックして回ります。彼らのことだから、予想は出来たことだったかもしれませんが、ノックのリズムは僕たちの曲、Pieces of the Sunの出だしで…ダ ダン ダン ダン ダ ダン ダン、ダ  ダン ダン ダン ダ  ダン ダン… この時刻に起きるにはぴったりのリズムでした。

ヴァンに乗り込んで、Macroの運転で、未だ暗い中をスイスを横切ってジュネーブ空港へ。ここでは彼と悲しいお別れです。それから僕たちの機内持ち込み手荷物を17個ひきずりながら空港へ入り、それを全部機内に持ち込むための苦闘と交渉を始めました。結構な額の割り増し料金を払った後、くたびれた我々はハンガリーへ飛びました。
ブダペスト公演のプロモーターがヴァンに荷物を積み込むために来てくれていて、ホテルへ向かいました。 さてついに、僕たちのオフ日が本当に始まりましたが、ホテルの部屋のベッドに倒れ込むエネルギーしか残っていませんでした!

実に素晴らしいランチとディナー、それからブダペストの沢山の眺めは、午前中には考えられないほど記憶すべき日にしてくれました。
今夜の公演が楽しみです。そして明日は、初めてのロシアへの旅になります。


Oct 18, Budapest の会場から更新(公演前)

なんて素晴らしいクラブだろう … ここは船の上で(ウクライナ製だと思います)レストランと公演会場があります。僕たちの楽屋はボイラー室で、巨大なエンジンからの強いディーゼルの匂いが立ちこめています。(それに、知ってるかな…エンジンルームでワイヤレス通信しています)

お知らせした通り、このページのトップの写真を新しくしました。この公演の最初の曲をバーバーショップ・カルテットで始めることはもう秘密じゃなくなっていると思いますし、写真のグループ分けの説明にもなります。 他のどのロックグループが公演をバーバーショップ・カルテットで始めるかどうかは知らないけれど、これはとても面白いです。最高に楽しい。 (Phishがやったことがあるかな?Trey A.がいつかやったことがあると言ってました)

さて、公演ではいつものスタイルに加えて、ちょっと変化球を投げるのが楽しみになっています。
イタリアでは、シネマ・パラダイスから、モリコーネの主題曲のメドレーをやって、そこから直球でBlack Dogへ! というのをやっていました。絶対誰もやってないでしょ(Led Zeppelinがやった?) これはPeteがピアノかオルガンでアドリブのイントロからBlack Dogに移っていったことから生まれたんですが…ローマに行ったとき、僕たちが敬服する沢山の映画音楽がここから生まれてきたことから、モリコーネが彼の心に浮かんだというわけで…一つのことが他に結びついていったというわけです(洒落は意識していました)

既に沢山この船とロッククラブの写真を撮りましたが、まだアップできません。 続きはまたすぐにね。

Oct 20, Moscow

昨夜モスクワに着いてから、見物してまわって素晴らしい時間を過ごしました。 僕は夜遅くまで起きていたので、翌朝他の面々が少し遠出をして見物に行ったのには参加できませんでした。(もちろん、それでインターネットを見つけてダイアリーをアップする時間ができました!)
ブダペスト公演のフル・ダイアリーページを作りました。この公演はすごくクールでした。 それから、モスクワへの飛行機の中で、ゲストブックの書き込みへの返答を書きました(リンクはページの上にあります)。

これから予定がいっぱい…今夜の公演はエキサイティングなものになるでしょう。 (赤の広場の写真を編集して、夜にまたアップしなくちゃ)

ところで、兄のPeteが彼のサイトに沢山のツァーの写真をアップしています。彼は一つのページに全部詰め込んでいるので、もし広帯域で繋がっているならPeteのサイトをチェックしてみてください。


Oct 22, St. Petersburg

昨夜この美しい都市、サンクトペテルスブルグでもって、ツァーの最後の夜をしめくくりました。 夜遅くにあったツァーの打ち上げディナーのあと、今日になって頭がかなりボーッとしていますが、 幸い昨日のうちにモスクワ公演のダイアリーページがつくってあったので、ちゃんとしたページになっています!

今夜は、帰宅のフライトが出るモスクワまで夜通しの列車移動です。この間にたぶん昨夜の公演のページを作るかもしれません、いや、まちがいなく作ってアップします。

オーケイ、昨夜のサンクトペテルスブルグ公演のページを作りました。 今これからヴァンに乗って/列車に乗って/飛行機に乗って/ヴァンに乗って…そして家に帰ります! 正直言って、旅行と興奮ですごくくたびれました。もちろん、その価値はありますけどね! 今回のツァーは素晴らしい時間を過ごしました。また春の夏には、同じ場所へ帰って行けるように強力に頑張っていきたいと思っています。

次は間もなく、Jin Weider Bandと何回か公演をやって、California Guitar Trioとも共演の予定です。


Oct 24, Kingston, NY

素晴らしいツァーが終わり、家に帰り着きました…ちょっと短すぎたよ! ロシアからの帰路は僕のコンピューターのバッテリー能力には長すぎましたが、今回のツァーダイアリーのiインデックスは作ることが出来ました。 僕たちが訪れた各地の写真を巡る助けにはなるだろうと思います。 帰路の写真を載せた最後のページはまだ動いていません。 時間が許せば、お客さんたちだけを載せたページも作りたいと思っています。 彼らは素晴らしかったです。


Oct 25, Kingston

今回のツァーに関するページが大体完成しました。(ちょうど10回の公演に24ページ…フォントの混乱でこんなになりました!)
全公演のお客さんたちの写真のページも仕上がりました。(メインページにある小さな写真よりは自分を見つけやすくなりましたよ)
それから、インデックスページもお目当てのダイアリーを見つけ出すには最良の方法になっています。

上にあるツァー日程のページには(リンクは上にあります)今度僕が演奏するJim Weider BandやCalifornia Guitar Trio、Murali Coryellの公演が追加されています。それから僕自身の、フィラデルフィアで開かれるRock Expo 05出演(演奏は無しで、サインだけ)が追加されています。


Nov 2, Kingston

もう一ページ、ヨーロッパツァーから作りました。 ステージで使っていた使いきりカメラのフィルムを現像しました(毎晩バーバーショップ・カルテットの途中で歌うのをやめて、全員でお客さんたちの写真を撮ったんです)
写真の質はすごく悪いですし、メンバーがお客さんたち以外のものを撮っているのが分かりました…(これでツァーの終わりまでフィルムがもたなかった理由が分かりました)でも、この写真はなかなかキュートだし、公演に来て下さった方のうち沢山の方がこの中に自分を見つけることができるんじゃないかな。


Nov 16, Boulder, CO

友人のCalifornia Guitar Trioたちとまたロードに出ました。 たった2回の公演…ほんのわずかのロードですが、それでも彼らと一緒なのは本当に素晴らしいことです。(今夜の公演は、愛らしいBoulder Theatreで行われ、彼らの一回目のアンコールの計画は"Ghost Riders In The Sky"でしたが、いざステージに戻ったときには、ベートーベンの第九に変更することにしました。一体どれだけのバンドがこんな選択の幅を持っていることでしょう!)

明日はソルトレークシティに移動し、ここで公演をしてから家に帰ります。 これからかなりの数の公演が控えていて、ニューヨークと州の北部のエリアでいくつかのバンドと演奏することになっています。でもその間も、僕自身のソロアルバムの仕事は合間を縫ってコツコツ続けています。これを終わらせて、ミキシングとマスタリングを12月中には仕上げたいと思っています。 そのあとで、このサイトでこのアルバムについての沢山お話したいことがあるだろうと思いますが、おそらくリリースとこのアルバムのツァーは4月か5月頃になるでしょう。

Dec. 3, Reading, PA

Jim Weider Bandといい感じでギグをやっています。今夜はReadingで演奏です。 このところいくつかギグを、もっぱら地元近くでやっていて、今月中には僕自身のCDの仕上げをするつもりです。

ヴァンでの移動中にゲストブック(上にリンクがあります)にあった質問に答えを書いていて、家に帰ったらアップするつもりです。

(帰りました)このページをたびたびご覧になる方なら、ロードの生活はもうおなじみでしょう。たとえばこんなです: Readingで午後5時から始まるサウンドチェックのために、3時間半のドライブをして(遅れちゃいました)、それからまず他の2つのバンドが演奏し、そして、僕たちの演奏は午後11時から。午前1時に終わったら、機材をヴァンに運び込んで2時に帰路につきます。帰り道はひどい雪に見舞われてしまいました。午前7時に男達は僕を僕の車のところに降ろし、アンプとベースを車に乗せます。家まで運転して、機材を家の中にひきずり入れて、妻と犬たちにおはようの挨拶をします。彼女たちは丁度起きたところで、午前7時半にベッドに滑り込むというわけです。
あぁロードに戻るっていいなぁ!


Dec. 21 - New York

まずはじめに、皆さんがホリデーシーズンを幸せに過ごされますように。そして、来年は我々に平和がもたらされますように。

今週はニューヨークにいて、ミッドタウンにあるスタジオでセッションをしています。 今、街の様子はちょっといただけない有様になっていて、公共交通機関は止まり、街全体に道路は車と歩行者たちで大渋滞です。(訳注:現在NYは大規模な交通ストライキが行われています)
僕にとってみりゃこんなことへっちゃらで、スタジオへの行き帰りに、ほんの54ブロック歩くだけのことです! このエクササイズはとっても体にいいんじゃないかと思い始めました。というのは、スタジオ暮らしの週は、普通座りっぱなしになっちゃうんだけど、毎日歩いて通うとなれば話は別だからね。

このところサイトをちっとも更新していませんでしたが、この間に、Jim Weiders バンド、Murali Coryell、the CGT、そしてArtie Traumたちと良い感じでギグをやっていました。それに、家では自分のレコーディングを仕上げるべく頑張っていますから、これで時間がとられてしまいます。僕にとってこのサイトのダイアリーを続けることはとても大事なことですが、時には放っておかなくちゃなりません。 それで、僕はショーにはカメラをまったく持っていきませんでした。

来週にはミキシングをして、それから─ようやく─月末にはレーベル会社にレコードを送れると思います。 ですから、通常のここの更新が期待できるのは、それが済んでからということになります。(それからご心配なく、新しいCDについては山ほどお話することになると思いますが、それは4月のリリースが近づいた頃ということで)

いつも通り、これからやるギグについては上にリンクがある、tour datesのところを見てくださいね。



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