Tony Levin's ROAD Diary 2003年総集編
Jan. 5, 2003 -- Dec. 16, 2003
重いページです。狭帯域の接続では表示に多少時間がかかります。



 ロードダイアリー自体の量は、一見すると以前に比べて少なくなっていますが、実際にはトニーさんは自作のツァーやイベントのページが大変多いため、全体では膨大な量の日記と写真が掲載されています。
ロードダイアリーだけではなくて、それぞれのページもチェックしてみてください。
全てのページが翻訳されて、それぞれリンクされています。
また、アーカイブにもそれぞれのページへのリンクがあります。こちらもご覧になってみて下さい。




Jan 5 - Woodstock

僕は、今度のツァーの呼び名を、"スノータイヤ・ツァー"と決めたところです。なにしろこのところずっと雪に祟られていますからね。 バンドの仲間(Larry Fast, Jesse Gress, Jerry Marotta、そして僕)はこの数日間リハーサルをウッドストックにあるAppleheadスタジオでやっています(Pieces of the Sunをレコーディングしたところです)が、一日の半分は車を雪から掘り出して過ごしています。

でも、出発の準備は整いました。明日はSpringfield VA.にあるJAXXで火曜日に行われるショーの為に、ワシントンDCへ向かいます。
良い音楽を演奏できることを楽しみにしていますし、この2週間は、古い友人たちや、顔見知りに会えるのも楽しみです。
それから、どうか天候に恵まれますように!

Jan 7 - Washington DC

ヴァージニア州のスプリングフィールドにあるJAXXクラブの楽屋でこれを書いています。(この回に限ってオープニング・アクトにMichael Shepard Groupが演奏していますので、楽屋からインターネットにつながることもあって、更新する時間ができたというわけです)

今日は大した一日でした。朝早く、僕の携帯に電話がかかってきたことから始まりました。Peter GabrielとGovt. Muleがグラミー賞にノミネートされただけじゃなくて、僕までノミネートされたんだって!"Pieces of the Sun"の中の、Apolloが対象だそうです。
そのニュースを飲み込みきらないうちに、電話インタビューを受けている自分を発見しました。それから、Jerry Marrotaと僕は、ワシントンDCへ車で向かい、かねてからアレンジしていたラジオ番組に出演しました。WAMU FMのKojo Nnamdiという番組です。 (オンラインでもインタビューは聞けると思います。この番組は変にゴチャ混ぜの構成で、コンゴの平和回復に関する情熱的なディスカッションの後に僕が出ることになっていて、なかなか話題に集中するのが難しかったんです。でもまぁ楽しいことに、すごく短いデモでしたがスティックがどんな音がするのかやってみせることができました)

さて、公演の準備ができたようです。今回のツァーの最初のショーです。 どの回でも、クラブで演奏できるのがとても幸せです。前回のツァーの曲の中から数曲楽しいバリエーションを用意しました。それに、昨日、今日と雪が降らなかったのはすごく喜ばしいことです。写真はまた後で載せます、きっと。
ところで、Tony Levin Bandのサイトでは、今回のツァーについて時々ダイアリーと写真を載せるつもりです。昨年の春のバス・ツァーから、沢山の写真やサンプルやその他が載っていますから、一見の価値はあると思いますよ。

Jan 8 - Philadelphia -- Tony Levin Band ツァー

東海岸をロックしています! 昨夜は、ヴァージニアで本当に素晴らしいショーをでき、今夜はフィラデルフィアです。 こういう小さなクラブでバンドが演奏するのは、Peter Gabrielの大きなアリーナでの公演とは全く違います(ヴァンを運転したり、機材を自分でセットアップするのは言うまでもありません)。でも、本質は同じこと、バンドと聴衆は良い音楽を楽しみ、何年も記憶に残るような晩になるような良い時間を過ごせるんです。
(いや、たった一つ違いがあることが今晩分かりました:聴衆の写真を撮るのに、アリーナで必要だったような広角レンズは必要ないってこと!)

以前に演奏していた曲に新しくひねりを加え、演奏しています。Bone & Fleshは時々Solisbury Hillへ移り変わり、circulationはCalifornia Guitar Trio風ではあるものの、すごく違った味わいで、特にJesseが数々のスパイ映画のテーマを加えています。 それから、僕たちの曲、Peter Gunnの編曲に磨きをかけて、もっとTrey Gunnみたいなセクションを加えました! 前のアルバムの曲は以前にツァーをしてライブ録音したときよりもっと完成度が高くなっています。
それで、すごく楽しい時間を過ごしていますが、もっとツァーが長かったらなぁと思います!

Jan 9 - Rochester - スノー・タイヤ・ツァー

フィラデルフィアからはスムーズにドライブしてきましたが、町に着いた途端に雪が降ってきました。僕にとっては驚くことじゃありません。ここが寒いところだってよく知っています。ここに6年間住んでいたんですから。 でも、この町はハートが暖かいところです。そして、公演には沢山の友人と素晴らしく情熱的なお客さん達が来ていました。
その中に見えたのは(今夜はそれほど写真を撮れませんでした。すごく忙しくて)ドラマーのSteve Gaddがいました。彼とは遙か昔に一緒に学生生活を送り、僕がジャズとロックを演奏し始めたきっかけを作った人間です。また、ピアニストのGap Mangioneもいました。彼は僕が初めてニューヨークでレコードでのセッションをした人で、後には僕が初めてスティックをレコードに使ったのも彼のアルバムでのことでした! Michael McGinnisは、僕の古い友人で、生まれたときから(彼が)の知り合い。僕が彼の父親のSidとPeter Gabrielのバンドでツァーをしていたときからのつき合いです。

明日は、ニューヨークへ向かう日です(ふむむむ・・・フィラデルフィア、ロチェスター、ニューヨーク、アルバニー・・・これまでで一番まっすぐじゃないルートだこと!) Bottom Lineで二回公演をする予定で、それから多分その夜遅くに翌日公演があるアルバニーに少しでも近づくために、北へ向かってドライブすることになります。
今は少し睡眠を取らなくては。
ロチェスターの公演に来られた方へ:僕が言った通り、今夜のうちに写真を載せたからね!!
Jan 13 - Woodstock - スノー・タイヤ・ツァー

長い旅を続け(しばらくこのページの更新もできないくらい)、すごく良い公演ができました。ニューヨーク・シティではBottom Lineで二回公演をし、SchenectadyのVan Dykeでも二回公演をしました。ニューヨークでは沢山の友人に出会い、家に近いAlbany地域では素敵な時間を過ごしました。Jerryは、例によってすごく面白いスピーチを歌う前にやっています。Jesseはロックしています。LarryのPhobosは相変わらず冷たい空気を運んできてくれます。
さて、僕たちは出発(明日)を前に数日間のお休み。水曜日はクリーブランドで公演です。

正直言って、グラミー賞のノミネートについては、沢山のインタビュー攻めにあっていました(4日間)。まだまだ続きそうな様子ですが、これからの公演には労せずしてお客さんが沢山来てくれそうで嬉しかったりもします。関係者の視点で見たグラミー賞の授賞式がどんなものか知りませんでしたが、もし僕をカメラと共に招待してくれたなら、その経験を皆さんと共有できるようにしたいです!

この続きはまたクリーブランドの二日間から。

Jan 15 - Cleveland

昨夜のうちにここに到着しました。雪がひどく降ったのは一度だけでしたが、今夜のTony Levin Band公演に間に合うために必ずClevelandに着きたかったですから。
Peter Gabrielのサイトに、Peterの4月5月のヨーロッパ公演の記述を見つけました。 そのリストは暫定的なものですが、ここにも載せずにはいられません。このページの下のほうにあります。
Oberhausenの近くに住んでいない人達や、4月まで待てないという人達には、Larry Fast、Jerry Marotta、Jesse Gressそして僕をClevelandのBeachland Balroomでご覧になることをお薦めします!!
(Albany公演のレビューも読んでみてください)

Jan 16 - Cleveland - スノー・タイヤ・ツァー

昨夜はとても素晴らしいショーでした。 僕たちは、バッファローへ向かっているところですが、ここでほとんど同じバンドの写真を載せましょう。これは、David Silverが送ってくれたばかりのものなんです。 Larry Fast、 Jerry Marotta、そして僕はこれまでのツァーと同じ位置にいますが、Jesse Gressのところ、左側にいるのは実はPeter Gabrielなんです。何故なら、これは1980年にニューヨーク・シティのDiplomat Hotelでのショーの一コマでした!

Jan 18 - Toronto - スノー・タイヤ・ツァー

僕たちは今夜、心配事がありました。 6時のサウンドチェックから11時45分の公演開始まで長い空き時間があって、Jerryは外出しました。アバの曲を、ブロードウェイ的にアレンジしたレビュー公演を見に!僕たちは、彼が公演の曲全部をアバ式のノリで演奏しゃしないかとヒヤヒヤしました。(Black Dogを四分の四のバスドラムに乗せるなんて想像できる?)
いずれにせよ、僕たちの心配は杞憂におわり、彼はいつもの通り素晴らしい演奏をし、会場のクラブはすごいすし詰め。すばらしいお客さんたちでした。

明日はモントリオールまで長いながいドライブ。雪は降らないとしても、ものすごく寒いときてます。 これまでスノータイヤ・ツァーについて色々と予想を言ったりしてきましたが、この幸運を台無しにしたくないものです!

Jan 25 - New York

時々起こることではありますが、このページの更新から離れていました。 ツァー終了後の帳簿つけ作業に没頭していて、写真をまとめられなかったんです。
ともあれ、終わったばかりの1月のツァーから、ダイアリーと写真を載せたページを作りました。

2月の予定から:2日の日曜日に、午前9時からMusicStreetJournal.comでライブチャットをやります。その一週間後、歌手のGibonniとクロアチアへツァーで出ています。それからボストンでは、Rachel Zのジャズ・ショーがあり、多分月の終わり頃になると思いますが、Bordersで出演予定になっています。 それからグラミー賞の授賞式が23日にありますが、きっと面白いでしょうね!
その前に、もう来週の火曜になりますが、ロチェスターの早朝のテレビ番組、News 8にグラミー賞のノミネートについて話すために出演します。バンドは連れていけないし、Apolloも演奏できないので、この曲についてただ話をするだけなんですよ!スティックは持っていくつもりですが、午前6時45分なんて時間だし、滑らかな演奏をやってくれって言われなきゃいいけど。

Feb 9 - New York

今日、クロアチアへコンサートのために発ちます(下にリストしてあります)。 ザグレブから写真をアップデートしてみますが、きっと家に戻ってからになるんじゃないかな。

GIBONNI SHOWS

2/12 - Zagreb, Croatia
2/13 - Ljubljana, Slovenia

PETER GABRIEL EUROPEAN TOUR
(as of 1/15/03 - SUBJECT TO CHANGE)

4/24 - Stockholm - Globe
4/26 - Hamburg - Colorline Arena
4/27 - Berlin - Velodrom
4/29 - Leipzig - Leipzig Arena
4/30 - Oberhausen - Konig Pilsner Arena
5/2 - Rotterdam - Ahoy
5/3 - Brussels - Frest National
5/5 - Munich - Olympiahalle
5/6 - Bologna - Palamalaguti
5/8 - Milan - Filaforum
5/9 - Milan - Filaforum
5/11 - Ancona - Palarossini
5/12 - Florence - Palasport
5/14 - Paris - Bercy
5/15 - Zurich - Hallenstadion
5/18 - Manchester - MENA
5/19 - Birmingham - NEC
5/21 - London - Wembley
5/22 - London - Wembley (option)

Feb. 14, Zagreb

今週は、ZagrebとLjubljanaからはインターネットに繋げることができませんでしたが、今日インターネット・カフェを見つけて、少しばかりメモをフォーワードすることができます。
Gibonniのショーでは、盛りだくさんの良い音楽を演奏でき、しかも皆深夜に時差ボケ状態で眠れず(!)、インターネットにも繋げることもできず、ショーについての写真とダイアリーのページをいじくっていました。日曜に家に戻ってからアップロードするつもりです。
そろそろTLバンドの3月ツァーが近づいており、そのあと下に書いてある通り、4,5月にはPeter Gabrielの公演でもアップデートを続けたいと思っています。
じゃぁまたすぐに。ピース。T.L.

Feb. 15, Zurich

オーケー!チューリッヒ空港で短い乗り継ぎ時間があって、ラウンジでまともなインターネット接続ができたので、クロアチア公演の写真と記録のページをアップロードしてるところです。

Feb. 19, Boston

今夜は、BostonにあるScullersというクラブで、Rachel Zのジャズトリオで演奏します。
明日、20日の木曜には、再びBorders(ここは、BostonのWashington & Schoolにあります)で"インストア"出演を午後12時半からやります。もしこの近くにいらっしゃったら、是非いらしてください。短い演奏の後で、サインとおしゃべりをします。

Feb. 22, New York

沢山書かないといけないことがあります。 まず最初に、Rhord IslandのWarwickで起きた痛ましいクラブ火災事故について。 被害にあわれた方のご家族や友人の皆さん、そして、バンドに対して深くお悔やみを申し上げます。
僕は沢山のEメールを受け取りました。というのは、CNNが誤って僕の写真を加えて放送してしまったからです。放送されたのは、(実際に当時演奏していたはずの)Great Whiteというバンドのものではなく、リードシンガーのJack Russelのソロセッションの写真で、そのときには僕も参加していたんです。 それで、はっきりとさせておきたいのですが、僕はバンドには参加しておらず、また土曜の夜にはクラブにもいませんでした。でも、あの大変な事態に巻き込まれた人達がどれほど酷い目にあわれたかと思うと、本当に同情を覚えずにいられません。

先週の金曜日の夜、ボストンにあるジャズクラブ、ScullersでRachel Z.のショーに出演しました。それから翌日には同じくボストンにあるBordersで短いインストア演奏を、彼女の最近のCDの曲からやりました。僕と同様、彼女も4月のPeter Gabrielツァーに戻るのが楽しみでしょうがない様子です。

ボストンで、僕のバンドが近々公演をやるのかと訊ねられたんですが、その時、分からなかったんです。でも、つい今し方Tony Levin Bandツァーの3月の最終日程を受け取りました。それによると、ボストンも含まれています(シカゴ、トレントン、そしてニューヘヴン) いつものようにツァー日程はこのページの最後に書いてありますし、また、決定次第、追加日程も書きますね。

明日はグラミー賞の授賞式です。僕のスーツの埃を払い落として、カメラをポケットに装備して、このサイトのために写真を撮ってくるつもりです。

Feb. 24, New York

さて、昨日のグラミー賞授賞式について、どう書いたものでしょう・・・。 あれは僕が思っていたよりもずっと面白いものでした。 まず最初に学んだことは、夜のテレビ放映されるパートは昼間のパートとは全く違っているということです。昼間のパートに会場にいるのは、殆どがノミネートされた数百人たちだけで、テレビ放映される時のような何千人もの人はいません。 言ってみれば、レコード業界の人たちだけで占められているような感じですから、ずっと親密感があり、演奏もなし、ビジネスライクな印象でした。 (事実、受賞者はスピーチを短くするように言われていました)

僕のバンドのプレイヤーの、Jerry Marotta, Jesse Gress, そして Larry Fastは、式典に一緒に加わり、それぞれの奥さんたちも沢山の、たくさんの部門賞を見て、聞いていました。漸く午後の部の最後近くになって僕たちの部門が来ましたが、あぁなんてこと、僕の曲は賞から外れました。

次に僕が学んだことは(携帯電話がテレビ放映の前の休憩の時間に鳴り始めました) 賞から外れてスピーチができなかったときには、少なくとも賞を貰ったときに感謝するはずの相手に、その感謝の言葉を話すことができるってこと!一時間ほどの休憩の終わりあたりには、僕は冗談で10人ほどの人にウソの謝辞を話してました。

写真を撮るのはすごく難しいことでした。 受賞者だけが楽屋へ行け、そこにはプレスや他の受賞者たち、そしてプレゼンターたちがいるわけです。それで、沢山の友人たちを遠くから見かけましたが、近づいていって挨拶をしたり、近くで写真を撮ったりすることができませんでした。 この日の終わり近くになって、どれほど沢山のノミネートされた人たちやプレゼンターたちを知っているかに驚きました。 Peter Gabrielはプレゼンターであり、ノミネートもされていました。 ビブラフォン奏者のGary Burtonは午後の部でプレゼンターをしていました。僕は70年代初頭に彼のバンドにいました。それから演奏したPaul Simon、Art Garfunkle、それからJames Taylor、皆、一時僕が一緒に演奏した人たちです(ずいぶん昔にはPaulとこのグラミー賞授賞式で演奏しました)。プロデューサーのArif Mardinはノミネートされ、受賞もしましたが、80年代には彼とどれほど沢山のアルバムで仕事をしたことでしょう? 誰も覚えきれないほどであることは確かです。 それから、今回ノミネートされた何枚かのCDで演奏もしています;Peterの"Barry Williams Show", David Bowieの"Heathen", Jennifer Knappの"The Way I Am"。

Blind Boys of Alabama(昨年暮れにPeterとツァーしました)が彼らの部門で受賞して、嬉しかったです。彼らとは多分また、今度の5月のヨーロッパツァーで一緒になります。

授賞式のあと、ニューヨークはパーティーで活気がありました。 僕は沢山のパーティーには行かず、一つだけ参加しました。すごく混雑していて(後で聞いたんですが、Peterも来てたようです。見えませんでしたが)、またまた写真は撮れませんでした。僕はただのアマチュア写真家に過ぎないんだと認めざるを得ません。(もし会場で演奏するんだったら、もっとよくできたはずだけどね!)

3月の僕のバンドのツァーは、日程が増えました。これまで演奏したことがない町やクラブが含まれていて、幸せです(たとえば、シンシナティの20th Cent. Theater、 トレドのHeadliners、マディソンのLuther's Blues、インディアナポリスのPatio、コロンバスにあるLittle Brothers、そして、トレントンにあるConduit)それに、古くからなじみの場所にも行きます(ニューヘヴンのToads、ケンブリッジのHouse of Blues、シカゴのMartyr's)日程は下に書いてありますし、更に増える予定です。

Feb. 28, New York

ヨーロッパのGabrielツァーで、いくつか日程の追加があります(下に書いておきました)。合衆国での追加公演についても、望みは捨てていません。

PETER GABRIEL EUROPEAN TOUR
(as of 1/15/03 - SUBJECT TO CHANGE)

4/24 - Stockholm - Globe
4/26 - Hamburg - Colorline Arena
4/27 - Berlin - Velodrom
4/29 - Leipzig - Leipzig Arena
4/30 - Oberhausen - Konig Pilsner Arena
5/2 - Rotterdam - Ahoy
5/3 - Brussels - Frest National
5/5 - Munich - Olympiahalle
5/6 - Bologna - Palamalaguti
5/8 - Milan - Filaforum
5/9 - Milan - Filaforum
5/11 - Ancona - Palarossini
5/12 - Florence - Palasport
5/14 - Paris - Bercy
5/15 - Zurich - Hallenstadion
5/18 - Manchester - MENA
5/19 - Birmingham - NEC
5/21 - London - Wembley
5/22 - London - Wembley (option)
5/24 - Stuttgart
5/25 - Cologne
5/27 - Lyon
5/28 - Nice
5/30 - Poznan (tent.)
6/1 - Barcelona (tent.)



March 4, New York

今ほど、Peter Gabrielの合衆国ツァーの日程がアナウンスされたところです。 6月と7月はじめとなっています。これらは暫定となっていますが、一応全部このページの下のところに書いておきました。 それから、今後のTony Levin Bandの日程についても、同じく下に書いておきます。

TONY LEVIN BAND MARCH TOUR
(more to come)

3/19 - Cincinnatti - 20th Cent. Theater
3/20 - Detroit - Magic Bag
3/21 - Toledo - Headliners
3/22 - Chicago - Martyrs
3/23 - Madison, WI - Luther's Blues
3/25 - Indianapolis - Patio
3/26 - Columbus, OH - Little Brothers
3/28 - Trenton - Conduit
3/29 - Boston (Cambridge) - House of Blues
3/30 - New Haven - Toads Place

all "to be confirmed" as of 3/4
6/7 - San Francisco - Shoreline Amph.
6/8 - Los Angeles (Irvine) - Verizon Amph.
6/11 - Dallas - Smirnoff
6/12 - Houston - Woodlands
6/14 - West Palm Beach - Coral Sky Amph.
6/16 - Atlanta - Chastain Park
6/18 - Boston - Tweeter Center
6/20 - Holmdel NJ - PNC Band Arts Pavillion
6/21 - Philadelphia - Tweeter Center
6/22 - Washington D.C. - Nissan Pavillion
6/24 - Wantagh NY - Jones Beach
6/26 - Milwaukee - Marcus Amph / Summerfest
6/28 - Chicago - Tweeter Center
6/29 - Detroit - DTE Music Pavillion
7/1 - Columbus - Germain Amph.
7/2 - Indianapolis - Verizon Amph.

March 16, New York

昨日は、ワシントンD.C.で今まさに起ころうとしている戦争に対する大きなデモに参加していました。 あと数日で始まる僕のツァーのリハーサルをするべきなんでしょうけれど、 時には気を転倒させるような政府の立場に対して、通常の生活から少し時間を割いて、少なくともそれについての意見を述べるようにしなくちゃなりません。

もちろん写真を撮って、このイベントに関するページに載せます。興味のある方のために。

さて、今は普通の生活に戻り、今日と明日はリハーサルをやって、Tony Levin Bandのツァーの最初の公演地、シンシナティに出かけます。これまでにまだ演奏したことのないいくつかの町へ出かけるのを楽しみにしています。

続きはまた、ロードから。

March 20, Detroit

昨日ツァーが始まりました。幕開きはシンシナティにある美しい会場、20th Century Theaterです。すばらしいお客さんたちで、僕たちの演奏もすごくうまく行ったと感じました。
今日はデトロイトまで短いドライブ(ウッドストックからシンシナティまでの長いドライブの後では、ほとんど全部短く感じると思うよ) をして、馴染みのクラブ、Magic Bagで演奏します。(これまで長い間、誰もMagic Bagを美しいとは言わなかったでしょう!でも、ここで演奏するのは楽しいんです)

テレビや新聞は戦争の報道で占められていますが、毎夜音楽を演奏し、旅行をしたり良い仲間と演奏したり、暖かい聴衆たちとそれを分け合うことは、疑いもなくすばらしいことだと感じます。それこそが天国です。

March 23, Chicago

ToledoとChicagoのMartyrでのショーはクールでした。 全てについてダイアリーを書いている時間はありません。数分のうちにMadisonへ発たなくてはならないんです。でも、ツァーページには数枚の写真をアップしました。

March 23 - Madison
Madisonで、すごくびっくりすることがありました。 Marvin Rabin、Greater Boston ユース・シンフォニー・オーケストラの素晴らしい指揮者(僕が初めて参加したオーケストラ)がショーに来てくれたんです。86歳にして、初めてロックコンサートにやってきたんだそうです!
楽屋では、昔話に花を咲かせ、ケネディ時代のホワイトハウスの芝生の上でのコンサートへの旅行の話や、(アーカイブページにはJFKのスピーチもありますから聞いてみて)偉大な作曲家、John Adamsがそのときクラリネットを吹いていたことや、60年代から数え切れないほどのクラッシック音楽家をドクターRabinが導き、インスパイアしてきたことなど話合っていました。僕にとって、ここウイスコンシン大学の名誉教授とお会いできたことは、本当に素晴らしい出来事でした。

それからショーの方では、Tony Levin Band公演で一番若いファンに会いました! 詳しいことや写真は、もちろんツァーページをご覧下さい。

March 30 - Boston

これからニューヘヴンへ、このツァーの最後のショーのために発つところですが、 しばらくこのウェブダイアリーの更新から離れてしまっていました。 サウンドチェックやショーやその他で忙殺されていたんです。 明日の夜にはツァーページを更新したいと思っています。 ショーはすべてうまくいっていて、ツァーが終わるのが悲しいです(勿論、次に控えているPeter Gabrielのツァーは凄いでしょうが!)
じゃ、またすぐに。

April 13 - Woodstock

さて、前の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。(ぼくにとっては珍しいことです)ツァーは無事終わり、最後の公演はニュー・ヘヴンのToads Placeでの素晴らしい出来で締めくくりました(僕にとってもロックにとっても大変歴史のあるクラブです)

それ以来更新していなかったわけですが、正直言うと、すごく落ち込んでいたからなんです。毎日押し寄せてくる戦争からの死のニュースに対処することと、アメリカ人の間に広がりつつある溝は、このページに軽いおしゃべりを載せることを難しくしていました。
いつものように、音楽を作る楽しみも見つけていました。 Sarah McLaughlinの新作で何曲かすばらしい曲で仕事をしましたし、僕の次のソロアルバムにむけて、少し作曲もしていました。

しばらくしたらPeter Gabrielのヨーロッパツァーに参加し、またその後は6月に合衆国ツァーもあります。この旅からはきっと、沢山アップデートしたいと思っています。

その後は、僕のバンドで演奏を続けます。僕たちはケベックシティーの夏のフェスティバルの素敵なコンサートに出演を依頼されました。7月13日にPlains of Abrahamの大ステージで演奏するんですが、これはきっと僕たちにとって最大の観客数になることでしょう。またそのフェスティバルにはCalifornia Guitar Trioとケベックの友人であるKevin Parentも出演するのですが、飛び入り参加する機会もあるだろうと思います。

また来週は、スエーデンからヨーロッパのGrowing Up Tourが始まります。

April 17 - Woodstock

イースターのお祭りや、過ぎ越しの祝い(訳注:Passover:【聖】 過ぎ越しの祝い #ユダヤ暦の 1 月 14 日に行なうユダヤ人の祭り; 祖先がエジプトの圧制から脱出したのを記念する; パン種を入れないパンを食べる#.)を祝っている方々、おめでとう。 Peter Gabrielのヨーロッパツァーのリハーサルが少し延期になったおかげで、家で過ぎ越しの祝いをすることができるようになって幸運でした。

面白い覚え書き:兄のPeteがアトキンス・ダイエットを始めているので、今年は集まりでもパンなしLevinを実際に見ることになるんです!
(Junichiへ伝言。(Junichiはこのページの日本語版ミラーサイトで日本語に訳してくれている人なんです)前の文章をうまく訳せることを祈ってる。これはジョークだけど、これが君の国の言葉にうまく訳せるなんて想像できないんだよ。英語だって皆が理解できるとは思えないんだからね!)
(訳注:あーびっくりした。トニーさんいきなり指名するんだもの(笑))
次の更新はスエーデンから。もう駄洒落(訳注:原文ではpunとなっていて、これもパンとひっかけてある?)は無し、約束ね。

あぁ、それからTony Levin Bandツァーの写真のページを追加しました(XM ラジオのLou Brutusが撮ってくれました)

Junichi's note:
この上にある4月17日付のダイアリーで、トニーさんがこれはジョークだよ、と言っておられる内容について、英語とアメリカ文化の師匠であるFukayaさんからこういう風にシャレになっているらしいよ、という情報をいただきました。以下、抜粋。
『づんさんもダイアリー翻訳の注釈で書いてくださっているとおり、
ユダヤの祝日「パスオーバー」では、種、すなわちイーストの入ったパンなどは一切食べてはいけない事になっています。
このイーストのことを別の言い方でleavenと言いまして、発音はトニーさんの名字と同じく、「レヴン」という感じなんです。
それで、このパスオーバー用の特別な食品で、 「レヴン」抜きのパン、すなわちunleavened breadという物が存在します。

今回のジョークは、 このunleavened breadという言葉を逆にした、unbreaded levin、 つまりお兄さんのピートはダイエットでパンを抜いているわけですから、 「レヴン抜きパン」ならぬ「パン抜きレヴン」だね、というわけです。

ちなみに、sederという言葉は、 パスオーバーの夕食、あるいはそこで供される食品を指すとのことです。』

うーむ、相変わらずものすごい調査力!!脱帽です。
しかし、こういうシャレは確かに、アメリカ人でも分からないかも・・・(笑)
Fukayaさん、いつもいつもありがとうございます!!


April 25 - Sweden

ストックホルムは美しい都市です。天候も、僕たちがヨーロッパ・ツァーの最初の公演を設定した週としてはパーフェクトでした。きれいなきれいな空気で、沢山の港や町を区切る水路があり、文化的な催しも沢山開かれています(National Theaterでは、Neil Youngがバンドを伴ってソロコンサートを行っています)

Glove Arenaはこの演出にはもってこいの会場です。建物は球状のデザインで、Peterがステージで乗るボールにドンピシャで合っています。(この会場に乗っているPeterをフォトショップで合成してみようと思いましたが、あんまり馬鹿ばかしいので諦めました)

リハーサルはうまくいきました。全ての動きと演出効果を覚える時間はそう無いのですが、音楽的にはすぐにグルーブを取り戻しました。でも、数名のクルーは新人で、演出を完璧にこなすためには沢山の仕事が山積みです。(最初の通し稽古で、巨大ボールがケーブルが取れてしまって間違ったタイミングで降りてきて、ステージの真ん中に居座ってしまい、僕たちはその回りで演奏を続けなくてはなりませんでした!)

この公演が終わったら、ハンブルグに移動、それからベルリンです。 どんどん公演が続いて行くにしたがって、僕たちもどんどんノリがよくなっていくはずです。


April 27 - Germany ハンブルグへ飛んで、良かった天気もすし詰めのColorkine Arenaでの公演中に雨になりました。Peterは":Flood,"を歌い、ドイツでは全ての歌の間におしゃべりを交えています。

公演では面白い瞬間がありました。 "Sledgehammer"の演奏では、ステージの外側が回転するため、沢山のケーブルの処理のためにクルーがステージ上に上がらなくてはなりませんが、まるで交通渋滞のようになっていました。
Sledgeは単純に聞こえる曲ですが、実際には沢山のプレイヤーがいます。最初に、 珍しいキーのE♭で始まるんですが、これは、特に用意されたキーボードのサンプリング音でスタートします。ステージ上のキーボーディストのRachelが出すわけではなく、サンプル音はあらかじめセットしてあって、Peterのキューで鳴り出すという仕掛けです。
今夜はそれがセットされてなかったんです!

それから、バックボーカルがいて、彼らには振付けもあるんです(高くキックする、ダンスステップを踏む、David Rhodesと僕にも、ある時点で頭をブンブン振ることになってます)僕に関して言えば、ベースのエフェクトがいくつかあって、それぞれ必要なときにペダルボードを正しくキックしなくちゃなりません。ペダルボードも楽器のいくつかも回転するステージの上に置いてあるんです。
バンドはステージの上にひろがって、それぞれ自分の分のケーブルがあり、Peterももちろん例外じゃなく、彼は電飾コートを着てダンスをしながら動き回るので、コートに繋がっているパワーケーブルがどこにもひっかからないように誰か追いかけて処理しなくちゃなりません。

今夜のショーでは、キーボードの位置が間違っていて、ワイヤーが交差してしまってたんだと思います。その結果、ステージはまるでラッシュアワーの東京駅のようになってしまい、どんどんクルーがステージにやってきて、ケーブルを引っ張るわ、ドラムの台をまわりで押すわ、僕たちが演奏したりダンスしたりで、ありとあらゆるものと人が動き回っていました。
クルーとケーブルが動き回るところから外れた、安全に止まっていられる場所を探したんですが、今夜は全く見つかりませんでした。それで、演奏して、歌って、ダンスして、ケーブルを飛び越えてと、曲ごとに凄い時間を過ごしました。今夜の演出のフィルムをスローモーションで見てみたいものです。

次はベルリンです。

April 29 - Germany

ベルリンのVelodromで行われた公演は、本当にうまくいきました。 沢山のお客さんがまた来てくれて、Sledgehammerではケーブルの交差もありませんでした! ベルリンではその後一日のオフで、バンドの何人かは公園でペタンクをして遊び(去年の8月にリハーサルが始まって以来バンドで流行りのスポーツなんです)、他は観光に出ました。 僕は、おいしいエスプレッソを飲み、コンピューターで仕事を片づけ、ブランデンブルグ門にある"静寂の間"を訪れました。ここは心に響く場所です。 (新しいツァーページにもっと写真があります)
明日はライプチヒへ向かいます。

April 30 - Germany

ライプツィヒ: 訪れるにはとても素敵な町です。 列車で着いた町の中央部は青空市場にほど近く、沢山のカフェや愛らしい古い建物があり、バッハ博物館もあります。
公演は素晴らしい出来で、途中何枚か写真も撮ることが出来ました。 今朝は今日公演するオーバーハイムに発つ前に、もう一度素敵な町の中央でコーヒーを飲みに出かけました。

May 1 - Germany

昨夜の公演は、オーバーハウゼンでありました。 サウンドチェック開始時刻ちょうどに到着して、公演が済んですぐ町を発つまでの間、まったくオーバーハウゼンの町を見ることができませんでした。 一行は、ひどい交通渋滞に巻き込まれたんですが、公演には全く影響せず、我らが"Secret World Tour" のエンジニア、Pete Walshが来てくれて、他の友人ら交え、本当に心温まる一日でした。

May 2 - Holland

アムステルダムで一日オフを過ごした後、ロッテルダムへ旅をして、ここでの公演にはまた素晴らしいお客さんたちに会えました。公演のあとはまた翌日のブリュッセル公演に向けて、ぼくたちは再度"ランナー"となりました。

このツァー写真と日記のページも2ページ目を始めました。

May 4 - Belgium

ブリュッセル公演とBruggeへの移動のため、一日のオフ。写真を見てね。
次はミュンヘン。これまで作り上げてきた円陣が完成して、このラインナップで最初に公演した去年のミュンヘン以来です。(でも、このときは数曲だったし、レコード会社のフェスティバルでしたから。今度はフルの演出による公演です!)

May 5 - Germany

何という速攻。今僕はステージ裏にいて、ステージ衣装を脱いでミュンヘン公演のお客さんたちの写真をアップロードしたところです! オーケー、今日はダイアリーなし。これから楽屋に戻って出発の準備をしなくてはなりません。
来週はきっともっと色々楽しいことがあるに違いありません。イタリア公演と録画もありますから。

May 13 - Italy

"このところ更新してなくてごめんなさい。 ここイタリアではなかなかインターネットに繋ぐことができないでいます。 (これも僕のウェブマスターのDan Beachを通して送っています) 明るい見通しとしては、写真とダイアリーを送れるようになったら、ボローニャ、ミラノ、フィレンツェでの公演から沢山載せたいと思ってます。
続きはまたすぐにでも・・・と祈ってます! "

May 13 - France

ここパリに到着するやいなや、インターネットに繋げることができて先週のイタリア公演のダイアリーを更新することができました。天候はすばらしく、パリでの公演が楽しみでなりません。イタリアで過ごした素晴らしい時間に負けないものにしたいです。

May 22 - England

ここロンドンで良い時間を過ごしています。 名高いWembley Arenaで二晩の公演です。英国でのこの一週間は楽しいものでしたが、もちろん、殆ど雨模様でした(ここでは普通のことです)。
前にダイアリーを更新してから、チューリッヒ、マンチェスター、そしてバーミンガムで公演を行いました。(沢山の写真と詳細についてはツァーページをご覧下さい。もう3ページに入っています。)

新しくリリースされた参加作品:

California Guitar Trio with Pat Mastelotto & Tony Levin: CGT&2というこの素晴らしいCDは、 CGT のサイトか、Amazonで入手できます。

Peter Gabrielの UP が発売されました。 Amazonか、もちろん近くのレコード屋さんでも買えます。

Jack Russell の新しいCD、 For You は一月ほど前にリリースされ、Jackのサイトで入手できます。

これまでに僕がお話したことがあるTom McFaulミサ曲ハ短調は、ロック系のラジオではなかなか聞けないでしょうが、それにもかかわらず、彼は粘り強く素晴らしいプロデュースで完成させました。

Willy PorterはMilwaukeeの有能なシンガーソングライターです。 "Willy Porter"というタイトルの新しいCDがSix Degrees Recordsから出ました。上出来です。

David Bowieの"Heathen"─Slip Awayという一曲にだけフレットレスで参加し ています。僕が一緒に仕事をしたいと願っていたロックのヒーローと演奏するのは凄 い歓びでした。

Donna Lewisは、新しいCD"Be Still"をリリースしたばかりです。ここでも僕は一 曲だけ参加しています。他の曲は全部キーボードとボーカルだけなんです。このアル バムは素晴らしい出来です。すごく落ち着きがあって、曲が素晴らしく、彼女の声が とても良く生かされています。彼女のサイト、donnalewis.comから買うことができます。

Artie Traumの新しいリリース、"South of Lafayette"は彼のボーカルとギタープレ イをフィーチャーしています。殆どの曲に、Jerry Marottaと一緒に参加していま す。彼は鋭く胸を刺すような雰囲気で表現しています。これも彼のサイト、artietraum.comから入手できま す。

Warren Zevonの"My Ride's Here" ─ 5月にリリースされ、僕は一曲だけHit Somebodyという曲で参加してるんですが、これは変てこな曲で、乱闘するために雇わ れたホッケープレイヤーを描いてるんです!

  *リリース予定のもの:

Tony Levin BandのライブCD二枚組を手に入れる準備はもうできていますか? タイトルはDouble Espressoに決まり、CDのプレス過程に進んでいます。 Papabearレコードのサイトでリリースされるのは11月5日の予定です。
(訳注:国内盤も12月18日に発売されることになっています。)


May 27 - France

今夜公演する愛らしい町、Lyonに着いたところです。 ここ2,3日はCologneの素晴らしいカテドラルを見たり、ホテルでBon Joviと出くわしたり、ライン川沿いの友人の城を訪れたりしていました。 ドイツ最後の二日間の写真がツァーページに載っています。
(StuttgartとCologneのダイアリーで、ツァーのヨーロッパ・パートは4ページ目に入りました)

May 31 - Spain

ページトップの写真が新しくなりました。毎晩僕がやっていることが写っています。つまり、ベースを弾いてなきゃいけないときにお客さんたちの写真を撮っているんです!

ポーランドのPoznanで、素晴らしい時間を過ごしました。 Peterが初めて公演する町で、野外スタジアムで演奏したんです。 でも、ページの更新をしている時間がないのでツァーページにはリヨンとニースでの写真を沢山載せましたが、ポーランドの写真はまた後ほど山ほど載せたいと思っています。

June 2 - Spain

このバルセロナ公演をもって、ヨーロッパツァーの幕を閉じ、沢山のクルーとステージにさよならを告げることになりました。 来るアメリカ公演では、違った形式で公演を行うことになり、"小屋"で演奏することになります。野外での演奏という意味ですが。

妻が家から写真を送ってきました(右のがそう)ご覧になって分かるように、飼い猫が僕を恋しがっているんです! それじゃぁ丸二日のオフがあるので西海岸のリハーサル前に帰るのがいいだろうということになりました。 願わくば、Bowie(猫の名前です)が僕を探し回るのを止めてくれればいいんですけど。

約束どおり、ポーランド公演から写真を数枚載せました。屋外だったので、写真を撮るときにフォーカスをあわせ易かったんです。 (僕のデジタルカメラに文句を言うわけじゃないんですが、毎晩動きのあるお客さんの写真を撮るとき、シャッター時間が3秒なんてことがザラで、時には6秒ということすらあったんです!後で見たら半分以上使えないなんてことが普通でした。)

このページの下のツァースケジュールからヨーロッパツァーを削り、いくつか僕も参加する7,8月のKevin Parentのケベック公演の日程を追加しました。 ケベックの町のいくつかは僕がいったことのないところなんですが、Kevinは犬ぞりは必要ないと請合ってくれました。(多分夏だからだと思うんだけど) それから、もしそのうちのいくつかが北極圏に近いようだったら、戻ったときには少しフランス語をしゃべれるようになってるかも!



(ここからは夜遅くに書きました:)今夜のバルセロナ公演では写真をあまり撮れなかったので、ヨーロッパツァーのまとめのようなページを作りました。 完全なものじゃないですが、このツァーのフィーリングは掴んでいただけると思います。

with CALIFORNIA GUITAR TRIO
7/11 - Quebec City Summer Festival
7/12 - Quebec City Summer Festival

with KEVIN PARENT
7/13 - Quebec City Summer Festival

TONY LEVIN BAND
7/13 - Quebec City Summer Festival - Plains of Abraham

with KEVIN PARENT
7/13 - Quebec City Summer Festival
7/19 - Cowansville, Quebec
7/25 - Amos, Quebec
8/2 - St-Jean, Quebec
8/9 - Lac Megantic, Quebec


June 7 - San Francisco

Peter GabrielのGrowing Up Tourの合衆国パートが、ここサンフランシスコから始動しました。

たった一日しかリハーサルの日はありません。何曲か違うセットで演奏することになっているにもかかわらず。それに、いくつか新しい、そしてびっくりするような演出効果が用意されているのを見て、嬉しくなっちゃいました。 僕が予想してたのは、シンプルな野外のステージで、ひたすら音楽を演奏するだけの夜、というものだったんです。でも、Peterはいくつかビックリのプランを用意していました。

合衆国ツァーから、新しい写真ページをスタートさせました。(ヨーロッパツァーのよりもシンプルなデザインにしました。なにしろゴチャゴチャしてましたからね)でも、しばらくは、新しい演出の部分は見せないことにします。皆さんのビックリの邪魔はしたくありませんからね!

今夜はまた、ショーの後で。

June 13 - Palm Beach, FL

Peter GabrielのGrowing Up Tourは、ダラスとヒューストンで行われたところです。 (ツァーページは更新しましたが、このページに追加している時間がありませんでした)

ある人が去年のPeterのツァーのダイアリーと写真はどこにあるのか尋ねてきました。 それで、去年のツァーのページや、このサイトの沢山のページにリンクが張られているアーカイブページについてあまりお知らせしてこなかったことを思い出しました。 これはいつもこのページの上の方にある、"site stuff"というところから行けます。 (Peterの2002年のツァーへのリンクはここに張っておきます)

これからの数週間は、僕にとって面白い要素が加わります。天候が許せば、東海岸の公演にはハーレーに乗っていこうかと思っているんです。 ボストンの近くでの公演には僕の両親が来ることになっています。ちょうど彼らの結婚記念日なんです。64周年だって!! それから、デトロイト公演の後、友人と焼きチーズコンテスト(詳しくはまた後で)で会うことになっています。これは、僕がポーランドから買ってきたウォッカの飲み比べによく合うんじゃないかと思います。すごく楽しみです!

June 14 - Palm Beach, FL

今夜のショーはすごくクールでした(おまけに、ウェブの更新もものすごくスピーディーでした。もし僕自身にそう言えるならね!) 公演の写真もよく撮れました。公演前のちょっとしたイタズラや素敵なボウイング中のショットが撮れてます。チェキダー

June 21 - Holmdel, N.J.

今夜のニュージャージー公演は、ニューヨークエリアで数回ある公演で最初のものでした。 この公演の写真はまだ載せていませんが、新しいSummer Gabrielツァーページを作りました。

二公演前にはボストンの近くで演奏しました。この公演は僕にとって特別なものでした。 というのは、両親が64回目の結婚記念日を祝いにやってきたんです!!
僕の犬のシャーロックとリリーも同席して、この夜はとても楽しいものになりました。 良い写真も撮れています。

June 26 - Milwaukeeへ向かうところ

Gabrielツァーの東海岸のパートは終了し、中西部へ移動しようとしているところです。 ニューヨーク公演の週は熱い気候に見舞われ、こういう屋外での公演で期待されているような夏の夜の体験となりました。(とはいうものの、ロング・アイランドからジョーンズ・ビーチへの悪名高き交通渋滞は、以前にもまして酷いものでした!)

しばらくダイアリーの更新から遠ざかってしまっていましたが、今は沢山の追加更新をし、最近のツァーページに写真を追加した上に、新しく最後の2回の公演のページを作りました。

PapaBearレコードから少しご案内を;Frippプリントは殆ど売り切れ、残部3部のみとなりました。それで、サイトからその案内ページへのリンクを外そうと思っています。 でも、その作品たちが最後にはオークション・サイトに出品されて、多分元々のコストよりも高く売られるんじゃないかと思うと身震いするほどですけど!
僕の意向としては、このシリーズを続けて、最終的に80年代のクリムゾンのメンバーで4種類のプリントを作ろうと思っています。でも、Bill Brufordのプリントは相変わらずオフィスのイーゼルの上に鎮座したままで、僕の目にとまるたびになじられているようです。というのも、僕が意図した感じにうまくペイントできないでいるからなんです。 (このプリントは白黒で、それに油彩で彩色していくのです)
これまでに数回Billの写真に正しく彩色しようとがんばって見たのですが、うまくいかないで、新しくプリントしなおしてやりなおしということが続いているんです。 それで今では写っている彼の微苦笑が僕に狙いをつけているように見えるんです!

それから、相変わらず僕のKing Crimsonでのロードの全てを網羅した写真集を今年中に完成させようという望みは絶っていないんです。はいはい、二年前にも同じ御託を並べてまだ完成させていませんとも。でも、じわりじわりとは古いネガフィルムからプリントを焼きつつあって、この夏のツァーが終わって、自由な時間ができるでしょうからそしたら多分・・・。勿論、もし他の大きなツァーが持ち上がりでもしたら・・・

July 2 - Indianapolis

更新しなくてごめんなさい。ページを作ることだけを楽しみすぎてました。
ミルウオーキー公演ではすごく良い写真が撮れたので、新しいツァーページ>に別個に載せました。

シカゴとデトロイト公演の写真もすぐ載せたいと思っています(でも明日はキャンプに出かけるので、インターネットへのアクセスはいつもよりずっと難しそう!)

他に、ツァーに関連したページでこれまでリンクをお知らせする時間が無かったのですが、右のJones Beachの写真をクリックすると行くことが出来ます。

July 9 - New York

はい、またツァーダイアリーを更新していませんでした。でもご心配なく、 写真は撮ってあるんですが、ページに仕立てる時間がないだけなんです。

Peter Gabrielツァーは、素晴らしいモントリオール公演で終了しました。 それで、いくらか時間は作れそうなものですが、でも、これから今週行われる公演のためにケベックに向かうところなので、そこから更新することになると思います。

先週の公演の写真とダイアリーの公開に先立って言えることは、全部最高だったということです。公演が終わってしまって本当に悲しいです。

続きはまたすぐに(本当だよ!)

July 10 - Quebec City

ここはとても美しい町で、ここで開かれるサマーフェスティバルは世界中からやってくるミュージシャンたちにとって、最高のものの一つです。古い町には音楽を愛する人たちであふれ返ります。
ところが、僕はホテルの部屋の中でHTML書きの奴隷になってるんです!
先週のPeter Gabrielツァーの様子をアップロードしようとしているうちに、うっかり写真と作ったページを壊してしまったんです。これまで同じ間違いをやらなかったことがとても幸運だったと思うくらい。
現状はといえば、シカゴでの写真が無くなってしまったにもかかわらず、ミルウォーキー公演はそれだけで一ページを費やして、今ようやくデトロイト公演とオフの日についてのページを作ったところです。これ以降はまた明日にでもと思っていますが、僕はウェブマスターじゃなくて、ベースプレイヤーでよかったと思いますよ!

更新-午前6時:インディアナポリスとトロントのページを追加しました。

更新-7月11日:ロンドンとモントリオール公演をカバーしたページを追加。
更に残っている沢山の写真をまとめて、ツァーの写真全てを載せたページを作るつもりです。

July 15 - Woodstock

ケベック・サマー・フェスティバルでの素晴らしい一週間から家に戻ってきたところ。 ここでの写真を添えて、ページを作りました。

July 23 - Montreal

沢山の面白いことが進行中です。 まず最初に、今僕はモントリオールにいて、FrancofoliesでKevin Parentと数曲演奏することになっています。このFrancofoliesというのは、モントリオールのダウンタウンで開かれる何千人もの人たちで混みあう、大きくて楽しいフェスティバルなんです。 僕はこのフェスティバルの本当の意味を知らないんですが、どうやら"僕らはフランス語を話すんだ、さぁパーティーをしようぜ!"ということらしい(勿論、細かいニュアンスは欠けてるとは思うんです。なにしろ僕のフランス語はすごくオソマツだから)
Francofoliesの写真はまた後からすぐに。

2,3日前に、ケベックにあるCowansvilleでKevinと野外公演をしました。 (右の写真はKevinと他のバンドメンバー殆ど全員がドラムで即興演奏をやってるところです。本来のドラマーは追いやられて画面の外に出ちゃっています)

タイムマシンに乗って(僕の場合、ひどく昔に戻ることが多いんですが)、僕がストラビンスキーのために演奏したときのことが最近思い返されたんです。 Eastman Music Schoolの最新のニューズレターで、ストラビンスキーがロチェスターに来て、学校のオーケストラを指揮して交響曲ホ短調、洪水とイェイ、火の鳥を演奏したときのことが特集されていました (僕達は、この曲の最後の部分の解説を聞きたくてたまらなかったんですが、目新しいことはなにもありませんでした。彼はオーケストラが正しい音で演奏しているのを聞いて、幸せなように見えました。テンポがどうであれ) それには写真も載っていましたが、でも、あぁ、ベースセクションの後ろ半分の僕がいたところは写真では切れていました。
それでも、僕達クラシック音楽ファンにとって、彼のような偉大な人と同じ部屋にいて彼が同席しているところで彼の音楽を演奏することが、どれほどスリリングなことか、思い出しました。

もうひとつ付け加えるとすれば、多分、イゴール・ストラビンスキーとアリス・クーパーの両人と演奏したことがあるミュージシャンは、すごく少ないんじゃないかということくらいです。

この後すぐに、Kevin Parentのツァーはケベックの北へ進行し、地図では見つけられなかったAmosへ行きます!今回何を荷物に詰めたらいいか分かりません。水着なのか、雪靴なのか! それはさておき、これについてはレポートを約束しますが、きっと帰ってくるまで無理でしょう(ツンドラ近くでインターネットに繋がる保証がないので!)。

先週のケベック・フェスティバルの3ページ目を追加しました。これは、友人が撮ってくれた写真で、 Tony Levin Bandがthe Plains of Abrahamで演奏しているところです。

July 25 - Montreal

ここモントリオールで、Francofoliesに出演しました。ものすごい人出。 それから、金曜にはケベックのAmosへ飛び、そこのフェスティバルに出演、公演後にまた飛んで戻ってきました。
勿論何枚か写真を撮りました!Kavin Parent 夏のツァーのページを新しく作りました。

August 9 - Lac Megantic, Quebec

今夜のKevin Parentの公演のために、ここに来ています。
僕はまたここの更新から遠ざかっていました。聞けば無理もなかろうと思われるでしょうが、Kevinの公演へはケベック中、自分で運転して回っていて、古いボルボのオドメーターはこの30日で5,000マイルを記録したんです。ウェブの更新は、運転していては出来ないことの一つですからね!

それでもホテルにいる間は、どこかへ行ってしまった7月28日のPeter Gabrielのシカゴ公演の写真の発掘作業をしていました。もしこの公演へ足を運んで、自分の写真を見るのを楽しみにしていた方がいらっしゃるとしたら、ついにそのページが出来上がりました。

このツァーの全部のページを見るのはちょっと面倒になっているので、Peterの2003年のツァーページの見出しページが出来上がりました。おまけに、どうしてもうまく撮れない公演最後のおじぎ写真のページもあります。

今夜の公演が終わったら、すぐ続きを書きます。

August 20 - Montreal

更新なしがしばらく続きましたが、また帰ってきました。

まず最初に、ささやかな告白をしなくてはなりません。 最近家にいるときは、ベースサウンドの電気エフェクトの実験をしているんです。 先週、自家製の装置(右の写真です)の電源を入れたとき、スパークが飛んで、ちょっと煙が出たんです。そのときはさほどにも思わなかったのですが、まさかその一日か二日後にあの大停電が起きるだなんて・・・でもここでそのことをお話して、もし僕のベースエフェクターがあの歴史的停電を引き起こしたとしたら、本当に申し訳なかったと思っています。

ケベックはLac MeganticでのKevin Parentの公演は楽しいもので、また、美しい場所で行われました。
ある曲のなかで、Kevinは僕にベースソロをリクエストして、それから僕のカメラを掴んでステージ上の僕の写真を撮ってくれました。それで、いつもの僕が演奏する時の様子とは全く違ってました。彼が撮ってくれた写真ほど僕のソロも素敵だったらいいんですけど!
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今週のCarleton, Edmunston それから San Saveurでの公演の様子はまたすぐに載せます。GaspeとNew Brunswickへは初めての旅になります。そして、来週は、ミルウォーキーで開かれる、大きなバイクフェスタにハーレーで行く様子をお伝えするつもりです。


Auguest 26 - Woodstock

Brr... ケベックで、更に3回のKevin Parent公演を終えました。そして、その3度目の土曜日夜の公演では、気温はすごく寒く冷えびえとしてきました。 (少なくとも、南から来ている僕にとっては。皆がそうかどうかは分からないけどね!)

この公演で、僕が参加するのは最後になりました。すごく楽しかったんですが、あと一回残っている9月5日の公演には僕は参加しません。 Kevin ツァーページに最後の公演の写真を載せました。また将来彼のツァーに参加できたらいいと思っています。

Vrooom... 明日は、ハーレーに乗ってミルウォーキーに向かいます。 パワーブックとカメラはもちろん持っていきます。いつものような音楽に関する内容にはならないでしょうけど、この週の更新はまた楽しいものになるんじゃないかな(道沿いのモーテルからインターネットに繋がれば、の話ですけどね!)

August 27 - Jamestown, NY

モーターサイクルで出発。ミルウォーキーへ向かいます。 この旅では音楽的な出来事はありません(たぶんしばらくは)、モーターサイクルがあるだけ。でも、新しいページに素敵な写真を載せました。きっと集会(10万台以上のバイクの集合が見込まれてます!)につくまでにもっと載ると思います。

August 29 - Chicago

ライディングの2日目と3日目の写真をミルウォーキー旅行のページに載せました。 晴天でスムーズなニューヨーク州を抜ける旅を過ぎ、オハイオ中部へ向かい、オハイオ、インディアナ、イリノイでは雨に降られました。でも、今はシカゴにいて、この朝、沢山のハーレーと同行してミルウォーキーへ発つところです。

Auguest 31 - Milwaukee

ついに到着、バイクの集会は巨大なものでした(僕がざっと見積もっただけで、20万から35万台ほどの出席でした)

ミルウォーキー旅行のページで写真をご覧ください。

October 2 - Woodstock

さて、長らくダイアリーの更新を怠ってましたが、ようやくネット上に復帰しました。

先日のミルウォーキー旅行の後も、休みを取ったりして音楽制作から遠ざかっていたわけではありません。でもライブ演奏の機会が無かったし、サイト更新も、ちょっとサボっちゃったってわけです。

実際は9月の始めから、相当な数のプロジェクトに関わってきました;

まずJerry Marottaのドラムと組んで、Natacha Gaileenの最新アルバムで演奏しました。それからTom RedmondのHellBoys(!)のアルバム。それからCeili Rainというグループの作品にも何曲か参加しました。その他、Carl Hupp Project、Susanna Parigi、Stick奏者のVirna Splendore、Amanda Blue Leighのそれぞれの新作アルバムでも数曲づつ演奏しています。またモントリオールではJean-Pierre Ferlandの作品を集めたトリビュートアルバムに参加したのですが、実は、僕は彼の出世作となったアルバム「Jaune」で以前・・・いや、大昔に演奏しているんです!

それからドラマーのSteve Gaddの経歴を紹介したビデオのナレーションも録音しました。これは数週間前にAmerican Drummers Achievement Award(米国ドラマー功績賞)がボストンで彼に贈られたときに上映されたものです。たぶんビデオのプロデューサーは、僕ならSteveと付き合いが長いし、共演も相当沢山してきてるんで、当然の人選だと思ったんでしょう。(彼の経歴を紹介する台本にあった、Steely Dan、Eric Clapton、Paul Simon、Chick Corea、James Taylorその他の名前に、僕らの昔のバンド名Make Holmes and the Rhythm Boysっていうのを付け加えようかとも思ったんですが・・・どうせ編集でカットされてるでしょうね。)

Rachal Z.の今度のトリオ・アルバムに向けてのリハーサルも続いています。来週から2度ほどライブも行う予定。会場の情報が入り次第、ここでお知らせします。

そんなこんなで素晴らしい一ヶ月を過ごしましたが、本当なら集中してなきゃいけない筈の自分のアルバム用の作曲に関しては殆ど進展がありません。こっちは来月かな!

October 21 - New York

ジャズのRachel Z.トリオと、ペンシルベニア州のSchenectady と Lebanonで二回の公演をやりました。お客さんは、写真を撮りたくなるほどの入りじゃありませんでしたが、そこで僕が使っていた面白い楽譜スタンドを記録に留めたいと思いました。(右の写真です)

ケープ・コッドではクランベリーの収穫の時期なので、例年のように両親を訪ねて、この色鮮やかな催しの写真を沢山撮りました。 強烈な色彩で酔ったようになっちゃうのは面白いもので、またまた必要以上に沢山写真を撮ってしまいました(毎年同じことをやっているのは言うまでもありません)でも止められないんです。二枚だけ下に載せました。

 

 


 

November 5 - Woodstock

ほとんど新しい記事が無いにも拘わらず辛抱強くこのサイトをチェックしてくださる方々に、改めて御礼を言います。
新曲の作曲活動の他は、普段よりちょっと忙しくない毎日ですが・・・でも更新ネタも今後の予定もたっぷりありますよ。

最近は:週末はRachel Zのジャズトリオに参加し、彼女の次回CD用のセッションをしました。ジャズというのは僕の一番得意なジャンルとは言えないけど、何度かのショーで勘を 取り戻したし、RachelとBobby Raeが素晴らしい演奏でグルーブを支えてくれるから、すごくいい結果が残せたと思ってます。それにしても今年の初めにPeter GabrielのツアーでRachelと僕が演奏してたのとは、全く違う種類の音楽ですね。
右にセッション中の写真をちょっと掲載しておきます。

現在: Sarah McLachlanの新作CD「Afterglow 」が最近発売されました。今年に入ってからこのアルバムでベースを弾いたんです。まだCDは聴いていませんが、曲はどれも素晴らしいものだったので、素 敵な作品に仕上がってるはずです。

それからPeter Gabrielの今年のツアーのDVD「Growing Up Live 」も発売されたところです。これもまだ聴いていません(えっ?こういう物は僕らミュージシャンには無料で送られてくると思ってたって?ただ単に演奏して いるってだけでかい?)が、素晴らしい作品という感想が届いてきています。確かに録画された公演(ミラノ)はどれも素晴らしい出来のものでしたし、また PeterはこのDVD用に彼のプラスチック球の中から追加の撮影もしてましたからね。それからDVDの中にはツアー中に僕が取った写真(そう!このサイトに掲載したものです)を集めたセクションもあるんです。

Bostonの Photographic Resource Center では11月7日に今年の募金オークションが行われ、僕のプリント「Robert Fripp / Milan 1982」も一枚、オークション出品される予定です。

近々の予定: Peter Gabrielと2回の公演・・・どちらも地球上の凄くかけ離れた場所での募金イベントです。
まず11月21日にはイギリスのChildren in Need 組織のために公演。場所はウェールズのMerthr Tydfilです。(スペル間違いじゃなきゃ良いけど、どうみても間違ってるように見えるね!)
それから次の週には南アフリカのCape Townで大きなフェスティバル、Nelson Mandelaの 46664 AIDS 募金に参加します。
来週以降これらの公演についてさらに詳しくお伝えします。もちろん公演の写真もね。

November 14 - Kingston, NY

この数週間はおもしろい出来事がありました。 まず最初は、友人のBill Brufordが、彼のバンド、Earthworksの新しいラインナップを引き連れてニューヨークへやってきたんです。この公演は本当に楽しめました。 それからちょうど今日、King Crimsonがこの界隈にやってきて、Kingstonの劇場で公演しました。このバンドを観るのはすごく楽しいものでした(これまでCrimsonの公演にお客として来たことは全くなかったんです)それから少し彼らとあたりをぶらつきました(その前には、公演にこっそりカメラを持ち込んでたんです・・・シーーッ内緒だよ!)

この後は、僕の演奏のことになりますが、この週末は英国に飛んで、Peter Gabrielの次の公演のリハーサルをします。来週からは、この写真やレポートをお届けするつもりです。
(レヴィン家のハロウィーンの写真がこのページの最後にあります。こんな恐ろしげな番犬がいるドアに、誰があえて近づこうとしますかね!)

 

 


 

November 20 - Bath, England

4日間続いたPeter Gabrielバンドのリハーサルは終了しました。 明日は最初のショーで、ウェールズで行われるBBCの特別番組の一部になっています。
すごく楽しいのは、新曲で、Burn You Upという曲でPeterは今回のセットに追加しました。

週末からの短いツァーについては、写真を撮って、日記も載せますが、とりあえずは二枚だけ、ここ RealWorldスタジオでのリハーサルのショットを載せますね(右にあります)。(そう、チューナーの上にあって、僕の帽子の下敷きになってるのはアップルのAirMacベースステーションですね。これが帽子掛けには丁度良いんですよ)

November 22 - Bath

昨夜はウェールズのMerthr Tydfilで演奏しました。 野外公演で、すごく冷え込んでいましたが(僕のカメラのフォーカスは凍ってたんじゃないかと思います)でも、楽しいものでした。
今回は、この短い一連の公演の初回で、11月公演のページを別に作りました。 あと二回英国公演があって、それから南アフリカへ出発します。

November 24 - Bath

公演があり次第、ウェブに報告しようと努めています。 金曜からは、ウェールズ公演のページを作り、昨夜のRealWorldスタジオでのパフォーマンスからのショットも載せたところです。

今夜はBrightonでフルの公演です。

追伸:今eBayでファンクフィンガーが売られているのを見つけました! 高すぎるんじゃないかと思う。だって、15ドルで売っていたものなんだから。 でも、eBayにあまり売りに出てないのにも驚きますね。 沢山の人たちから欲しいんだって聞くけれど、僕はこれまで千対ものファンクフィンガーを売ってきたし、それが全部使われているとは思えませんからね。

November 25 - Brighton

昨夜のBrighton公演は良い出来で、素敵な写真も撮れました。 相当夜遅くなってしまい(Bathへ戻るまで車での長いドライブでした)
Brighton公演のページも書き上げたうえで、僕は皆さんに、明日ケープタウンへ向かう興奮をお伝えしたいと思います。 Nelson Mandelaのエイズ募金公演に参加できることは、大きな名誉ですが、南アフリカという国で、PeterとBikoを演奏するチャンスを得られたことは、僕にとっては更に大きな意味があります。きっと僕の人生に深く刻み込まれる体験になることでしょう。

これから数日間はケープタウンへ向かう途中で、インターネットには繋がりにくくなるだろうと思います。でも、繋がり次第、この旅の沢山のレポートをお送りします。

November 28 - Cape Town, S. Africa

これまでに何年間も、沢山のコンサートと旅行の写真をここに載せてきました。 でも、土曜日に開かれる、南アフリカでのNelson Mandelaエイズ慈善コンサートほどエキサイティングなものはきっと無かったんじゃないかな。
この旅行で一番凄いものは何かって、口では言い表せません。ここへやってくるのは僕は初めてで・・・Peter GabrielがBikoを、まさにこの歌が歌っている土地、南アフリカで初めて演奏することや、これほど意味深い理由から開かれる大きなコンサートの一部として演奏することや・・・再びNelson Mandelaのために演奏すること、などがあるでしょう(Peterは随分昔にWembley Arenaで開かれた、Mandela氏が監獄から開放されたことを祝うコンサートに出演していました)

コンサートがまだ一日先だと言うのに、もう既に沢山お話しなくてはならないことがおきています。昨夜はMandela氏が全員を感謝祭のディナーに招待してくれました! 更にOprahまでその席に現れたんです!!
これまでに撮ることができた写真を別ページに急いで作りました。ケープタウン日記を見てください。

(それから、ライブ・ウェブキャストの案内のページも作りました。)

きっともっともっと書くことができるはず。またすぐに載せますね。

November 29 - Cape Town
昨夜行われた通しのリハの写真を載せた新しいページを作りました。

僕の今日の小さな危機は:a)公演前にステージ衣装が届くこと(上の写真のローブを見てください。これを家に忘れてきたんです。妻はずっと前にフェデックスで送ってくれていて、ヨハネスブルグまでの荷物のありかをトレースしているんですが、以前ここから遥か遠くにあります。でも、何とかコンサートまでには届けばいいと思ってるんですが!)
そしてb)カメラを充電して公演の写真を撮ること(ホテルでは充電できなくて、数少ない110ボルトのコンセントがある場所は他のバンドが使っています。なんとか公演の一時間前には充電器をステージ裏にしのばせたいと思っています。あぁ、これが写真家の悩みというもの!)

まだ一つ前のコンサートページをご覧になっていない方のために、演奏するアーティストのリストをチェックしたいと思っていることでしょう。 全く勢ぞろいで、ウェブキャストについても調べることができます。

ずうずうしくも写真が撮れたら、コンサートの後、今夜遅くに更新したいと思います。

November 29 - Cape Town - ショーを終えて

ワオ、素晴らしいショーでした。 まず最初に、ローブ(下でお話した件です)はジャストのタイミングで届き、ステージに向かうことができました。

もっと大事なことを言えば、コンサートは本当にスペシャルな出来で、Peterの曲も他の沢山の演奏者たちも素晴らしかったです(きっともうあなたもウェブキャストでご覧になったと思います)
精一杯急いでショーの写真を新しいページに仕立てました。このページがこの小さな、しかし旋風のようなツァーの、最後のページになると思います。

Dec 1 - London, Heathrow

旅をすること・・・それは素晴らしいことですよね。 でも、今日は旅はもう沢山って感じです。 日曜のお昼にケープタウンを発って、2時間かかってヨハネスブルグへ。2時間の乗り継ぎ待ちの後、ロンドンまで10時間のフライト。そして、今12時間の乗り継ぎ待ちの最中で、これからニューヨークまで8時間のフライトが待っています。
見てください、合計で34時間ですよ。言ったとおり、もう沢山って感じでしょ! (でも、ケープタウンの見物やそこで開かれたコンサートは、勿論それだけの価値があるものでした)

土曜日の、あの興奮に満ちたエイズ慈善コンサートの後では、しばらくは比較的静かな日が続くんじゃないかと思います(違うかな) これからいくつかレコーディングのためにロサンジェルスへ行って、1月の初めには、NASAの火星着陸の格別な眺めを見たいと思っています。 (着陸機をNASAのJPL研究所で打ち上げ前に見る機会があって、以来このプロジェクトにすごく興味を持ち続けてきたんです。その始まりは、"Pieces of the Sun"のCDを作ったときに、NASAのGenesisプロジェクトと関わりができたことからでした)
出来たら、このイベントについてはこのサイトで少し情報をお伝えしたいと思っています。勿論、世界中のテレビで放映されるでしょうけれども。
あら、今気がついたんだけど、この文章はちょうどPieces of the SunのCDの絵の右にあるじゃないですか。左のCDの絵が見えるでしょう?これは、NASAが持っている太陽の画像を使ってあるんです。彼らは親切にもそれを使わせてくれたのでした。
そして、19年間のKing Crimsonとのロードを記録した新しい写真集の仕事も続けていくつもりです。この本について皆さんと約束するのは初めてじゃありませんが、来年の夏までには完成したいと思っています。

そして、King Crimsonについて。来年以降僕がバンドに再加入するだろうと言われているようです。実際にはより良い表現で表すとすれば, 数年来「第5の男」として「予備軍」でいた人間が、「現役復帰」するということでしょう。
いずれにせよ、ご想像通り、またCrimsonと音楽を作り上げていくという挑戦に興奮しています。多分来月か再来月からスケジュールが入ってくるでしょうし、はっきりしたらここにツァーの計画をお知らせするのが楽しみです。
僕が知る限りでは、ラインナップはAdrian Belew、Robert Fripp、Pat Mastelotto、そして僕です。

上にある"最近のページ"を整理して、いくつかをアーカイブページに移しました。(ページトップに"Site Stuff"という名前でリンクを張ってあります)(訳注:Tonylevin.comのアーカイブの殆ど全てのページが翻訳されて、当サイトのアーカイブに収められています)
ねぇ、このアーカイブには沢山面白いページが沢山ありますよ。数年前に今のCrimsonと彼らのロサンゼルス公演の前に一緒に朝食を食べたとき、Robertが僕のことを「第五の男」と呼んだときの写真にも出くわしましたよ。


Dec. 14, Los Angeles

ここロサンゼルスで、まったくタイプが違う二つのアルバムの仕事をやって、本当に楽しい一週間を過ごしました。(おかげで大雪の降る自宅には帰れませんでした!)

Paula Coleは素敵な新曲を書いて、新しいアルバムの制作に入っています。またPaulaの曲に参加できてワクワクしています。今回は更にエキサイティングなことに、Don Wasのプロデュースによるものなんです。

この極めて細心な作業の世界から打って変わって、次は選ばれたプレイヤーによる即興的なインストルメンタルアルバム。アーティストは、ギタリストのAnthony Curtis、ドラムにLouis Pragasam、それからキーボードとギターのMichael Keneally。スタジオでの写真のページを作りました。

さぁ家に帰って雪かきするぞー!


Dec. 16, Woodstock

今度やってくるのは、過去からの旋風です。 大晦日にLarry Coryellとの共演を依頼されました。彼と以前に一緒したのは・・・・そう、大昔のことです!
きっと楽しいものになるでしょう。ドラムスのKenwood Dennardとでトリオが完成します。公演は(3回全て12月31日にあるんじゃないかな)ニューヨーク州SchenectadyにあるVan Dyckで行われます。 (ここは素敵な会場で、僕自身のバンドやCalifornia Guitar Trio、それからRachel Z.と演奏したことがあります)


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